ハッキリ言うべき?それともやんわり伝える?婚活で誰も傷つかない断り方
婚活をスタートさせると、たくさんの異性と出会うことになりますが、その中から結婚相手となるのはたった一人だけ…。
その”たった一人”と巡り合うまでに、私たちは何度もお断りされる・お断りするという経験を積み重ねていきます。
どちらの経験も気持ちの良いものではありませんが、避けては通れない道ですから、上手く気持ちを切り替えて前向きに頑張っていきたいですよね。
このページでは、交流してみたもののやっぱり何か違うなと思った時の断り方について解説。
メール、もしくは電話で断ってもいいの?理由は何て伝えるべき?断り方のマナーって?例文を教えて!などなど、様々なシチュエーションを想定しつつ、よくある疑問に答えていきます。
目次
本当にお断りしていいの?後悔のない婚活をしよう
最高の人が何番目に現れるのか分かっていれば…なんて、考えたことはありませんか?
10人とお見合いしてみたけど、やっぱり3人目が良かった…なんて後悔しても、よっぽどのご縁がない限り、もう一度会える機会は作れません。
特に婚活歴が長い人ほど効率重視になり、早々に判断してしまいがちですから、焦らずひとつひとつの出会いを大切にしてください。
後悔のない判断をするためには、お断りするまでにいくつか段階を設けることをおすすめします。
例えば…
・最低2回は会ってみる
1回会ってみただけで判断するのは、早すぎます。
情報が少ないと判断ミスをする確率が上がってしまうので、最低でも2回は直接お話する機会を作りましょう。
1回目の印象がいまいちだったとしても、緊張し過ぎて表情が固まってしまったとか、たまたま体調が悪かった、前日接待で飲み過ぎてしまった…といった事情があって、調子が出なかっただけかもしれません。
・スペックではなく、まずはお相手の人柄を見る
第一印象は、あなたの理想像から離れていたとしても、まずはその人の内面を見るよう努めてください。
あなたの理想的なスペックを持っていなくても、それをカバーするくらいの魅力を秘めている人かもしれません。
・その場を楽しむ
どんな場面でも当てはまりますが、やっぱり楽しんでこそ見えてくるものがあります。
第一印象が悪かったとか、価値観が合わないかも…という人とのデートは苦痛になってしまう気持ちは分かります。
ですが、こんな考え方もあります。
第一印象が悪かった分、期待しすぎないから気楽にお話できる
価値観の相違は、その違いを正そうとしなければ面白い
楽しもうと思うと、自然と楽しめるポイントを探そうとします。
楽しくないと思うと、つまらないポイントばかりが目についてしまいます。
こうした段階を設けて、お断りするか否かの判断ができるようになると、一時的な感情に左右されない…つまり後悔のない婚活ができるようになります。
→お断りしたあの人にもう一度会いたいと思ったら…
あなたからお断りした場合は特に、もう一度連絡を取るのは勇気が必要です。
ですが、躊躇している時間はありません。
思い切って連絡してみたら、お相手もあなたと同じ気持ちだった…なんてドラマチックな展開があれば良いですが、現実はそうでない場合が多いです。
お相手はとっくに前へ進んでいると考えたほうが良いですから、早く連絡を取らないと既に別の人と…という可能性も十分にあるのです。
覚悟が出来たなら、早々にその気持ちを素直に伝えましょう。
覚悟…というのは、次は簡単には断れないけど、それでも連絡を取りたいのか?と問いかける事です。
想像してみてください。
もう一度会ってみて、お相手から結婚を前提にしたお付き合いを申し込まれたとしたら、それを承諾することはできますか?
もう一度会ってみて、やっぱり違うなと思ったからサヨナラ…ではすごく相手を傷つけてしまいます。
もう一度連絡するのはアリですが、それ相応の覚悟が必要だということを忘れないでください。
【あなたがストレスを溜めない考え方】断る=悪い事ではありません
<お断りのメール文例を知りたい人は、ここは読み飛ばして更に下へ進んでください。>
断り方うんぬんの前に、断ること自体にストレスが半端ないという人は、断る=悪い事だという認識から変えていく必要があります。
婚活するなら、絶対に断る・断られるという場面が訪れます。
ここでは、あなたがストレスを溜め込まずに済む考え方についてお話します。
①違うと思ったら先送りせず早めに伝える
後悔のない婚活をするためには、早々に結論を出すのは考えもの…とお話しましたが、既に結論が出ているのにお相手にいつまでも伝えないというのもまた考えものです。
婚活に励んでいる人の中には、年齢や人生設計、または周囲の圧力で早く結婚したいと焦っている人もいますよね。
もしかしたら、あなたもその一人かもしれません。
焦っている人からすると、お相手がどう考えているのか早く知りたいと思うものですし、もしダメなら早く次へ進まなくてはと考えています。
結論が出たならすぐに伝えてあげることは、お相手に対する思いやりでもあるんです。
②お相手を否定しない
今後のお付き合いを断る場合、その理由も併せて伝えなくてはいけません。
お断りする理由については、正直に伝えるよりも相手を立てることのほうがずっと大切です。
個人の好みの問題なのですから、あなたには受け付けられなかったとしても、別の人からすると魅力的に映る部分だったりもします。
「容姿が…」とか「話が合わない」「結婚の条件に当てはまらない」といった本当の理由を伝えてしまうと、お相手を傷つけてしまうだけです。
お断りする時は、お相手を否定する内容は一切入れないように心掛けてください。時には、正直でいるよりも大切なことがあります。
③「いい人」になる必要はない
いい人に思われたいという気持ちは誰にでもあると思いますが、そこに縛られてしまうと、断る時に大きなストレスを抱えてしまいます。
ですから、いい人でいることは早々に諦めてください。
代わりに「誠実な人」を目指しましょう。
誠実な人は、自分の欲や利益ではなく、思いやりを持って他人と関わることができます。
お断りするのも見方を変えれば思いやりのひとつです。
お相手の幸せを心から願っているからこそ、前に進んで欲しいと思うからこそ、お断りするという選択肢も必要なのです。
お断りする時はメールがおすすめ。その理由とは
今後のお付き合いをお断りする場合、連絡方法を選ばなくてはいけません。
メールor手紙or電話or直接会う…。どれにしようか迷うところです。
気持ち的に楽なのはメールですが、メールで断るとマナーに反するのではないかと心配になります。かと言ってわざわざ断るために直接会うのも何だかな…という感じですよね。
ですが、ここではあえてメールでお断るすることを推奨します。
その理由は3つあります。
・自分の気持ちをじっくり考えて言葉に出来るから
・電話や直接会うと、はっきりと伝えられない人もいるから
中には、メールで重要な用件を済ませるなんて…と不快に感じる人もいるかもしれません。
ですが、お断りすると心が決まっているのなら、まずははっきりとあなたの気持ちを伝えることが一番大切で、それが最も達成できそうな手段がメールです。
それに、うっかり相手を傷つけたり、失礼なことを言ったりするリスクも避けられるので、結果的に優しい断り方と言えるのです。
ただ、メールは失礼だという考え方の人に納得してもらえるような工夫は必要です。
おすすめなのは、メールの冒頭に次のような文面を入れておくことです。
例1)メールで大切なお話をする失礼をお許しください。
例2)わざわざ会っていただくのも申し訳ないですし、電話で伝えたいことをまとめられる自信がありません。メールでこのようなお話をするのは大変心苦しいのですが、どうかお許しください。
例3)本当ならお会いした時に話す内容でしたが、傷つけてしまうかもしれないと思うとどうしても口に出せませんでした。本当に申し訳ありません。
結婚を前提にお付き合いをしているという場合は、メールだとマナー違反です。
既にお相手と深い関係になっていますから、お互いが納得した上で結論が出せるように、話し合いを重ねてください。
【お相手をなるべく傷つけない断り方】お互いが気持ちよく次へ進めるような言葉を選ぼう
ここでは、メールでお断りする場合の文例を紹介していきます。
①会う前に断る場合
忙しい人や気軽に婚活を始めてみたい人にとって、ネット婚活は正にピッタリの活動方法ですよね。
婚活サイトに登録して、メールのやり取りをして交流を深めていく…というのが基本ですから、会わなくても出会いのきっかけを作ることができます。
もちろん当初は会う前提でメールをしていると思いますが、いつしか『この人とは合わないな…』という気持ちが強くなることもあります。
そんな時に会おうと誘われたら…という場合の断り方です。
ポイント:まだ会う前の段階なので、メール文は簡潔でOK
【メール文例】
お誘いのメールありがとうございます。
メールのやり取りを始めてそろそろ1カ月になるかと思いますが、これまで楽しい時間を過ごすことができました。
○○さんはとても魅力的な方なのですが、結婚や人生設計に関するお話を伺っていると、私では○○さんの希望を叶えてあげられないという気持ちが強くなりました。
せっかくお誘いいただいたのに、本当に申し訳ありません。
お忙しい中、時間を作っていただき、感謝しています。
○○さんが素敵な人と出会える事を心から願っています。
②一度は会ってみた上でお断りする場合
お相手の方にわざわざ遠くから来てもらったとか、すごく高いレストランでご馳走になったとか、早速結婚後の話をされた等…。
メールのやり取りだけの関係とは違って、一度会ってみるともてなしを受けたり、お相手の表情や声のトーン、雰囲気までビシバシ伝わってくるので、そんな中で断るのはやっぱり勇気が必要。
そんな時に2回目のデートに誘われたら…という場合の断り方です。
ポイント:会えたことへの感謝の気持ちを伝えつつも、きっぱり断る
【メール文例】
本日は、わざわざ時間を割いて会っていただき、ありがとうございました。
メールや電話の時とはまた違ったお話が聞けて、とても楽しい時間を過ごせました。
ただ、こうして実際にお話してみると、私の結婚観や考え方が○○さんの人生の邪魔になるのではないか…という想いが大きくなってしまいました。
私が至らないばかりに、申し訳ありません。
今回はご縁がなかったということで、どうかお許しください。
○○さんとお話させていただいた時間は、私自身のダメな部分に気づかされたり、結婚とは何だろう?と改めて考える良いきっかけにもなりました。本当にありがとうございます。
○○さんが良いご縁と巡りあえることを心から願っています。
③何度か会ってみた結果、お断りする場合
何度も会っているのに、お断りするのはより気持ちが沈んでしまうものですが…。
何度も会っている場合、お相手は結婚を意識している可能性はとても高いので、今後発展することはないという結論が出たら、出来るだけ早く連絡してあげるのがマナーです。
そして、かけがえないの時間をくれたことに対する感謝の気持ちも添えてください。
ポイント:これまでの思い出やお相手の魅力を伝えてあげよう
【メール文例】
いつもデートのお誘いありがとうございます。
これまで何度か○○さんとお会いして、私が経験したことがない世界のお話をたくさん聞けて、とても楽しい時間を過ごせたと思っています。
ただ、お互いの価値観や考え方を語り合っていく中で、少しずつズレを感じるようになりました。
お友達であれば、こうしたズレも刺激となってより良い関係を築けますが、結婚となると○○さんの足を引っ張ってしまうのではないかという想いが強くなっていきました。
私が至らないばかりに本当に申し訳ないのですが、今回はご縁がなかったということで、どうかお許しください。
お仕事が忙しいはずなのに、デートの時は疲れた顔ひとつ見せなかった○○さんに甘えて、スケジュールみっちりなデートプランをこなしたことがありましたね。
○○さんがいつもさり気なく私を気遣ってくれたこと、新しい世界を見せてくれたことは、私にとってかけがえないのない思い出になりました。
本当にありがとうございます。
今後は別々の道を進むことになりますが、○○さんに素敵な出会いがあるようにと心から願っています。
今後のお付き合いを断る時の注意点をまとめるとこんな感じです。
・お相手に対して否定的な言葉を使わない。断る理由は「自分自身が至らなかった」というニュアンスにしよう
・お相手を気遣いつつもキッパリと断る。期待を持たせてはいけない
気遣いつつも、キッパリ断る…というのは難しく感じると思いますが、上のメール文例で言うと「ご縁がなかったということで、どうかお許しください」「○○さんに素敵な出会いがあることを願っています」という文面は、勘違いする余地がないくらい明確に伝えています。
ただ、メール文全てにきっぱり感を出してしまうと、冷たい内容になってしまいますし、結局傷つけてしまうことになりますので、優しい言葉もかけてあげてくださいね。
要は、キッパリ断りつつも、楽しい時間を過ごせたことに感謝するメリハリが大事だということ。
婚活は結婚相手と出会うことだけが全てではありません。
婚活を通して出会った全ての人が、あなたを成長させ、かけがえのない出会いになるのです。
いくら気まずいからって何の連絡もせず音信不通…なんてことは、絶っっ対にダメですよ。
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