【同棲の準備】必要な家具がすぐに分かる3つのポイント
同棲を始めるにあたって準備しなくてはいけないことがたくさんあります。物件探しに住所変更やライフラインの確保、引越しなどなど、やるべきことを挙げていくと面倒くさいなと感じるかもしれません。
とはいえ中には「楽しい準備」もありますよね。たとえば家具選び。恋人と一緒に家具さん巡りをしていると、同棲生活が楽しみになってきます。
ただし家具選びは慎重にしないと、後悔することになるかもしれません。
家具選びを失敗してしまうと、ストレスを感じながらも壊れるまで使い続ける人は多いです。特にそれなりの金額をかけて購入していると、簡単に買い替えの決断はできないものです。
ここでは、同棲生活をスタートするにふさわしい家具選びのポイントを紹介。お気に入りのデザイン・素材で、使い勝手もよい家具をしっかり吟味していきましょう!
ポイント1.必須の家具を決める
ベッドにチェスト、食器棚、本棚・・・と、家具は何かと大きなサイズになります。同棲生活となると間取りはそう広くはないでしょうから、家具の配置をきちんと考えないと後々悩むことになってしまいます。
そこでまず決めなくてはいけないのが必須の家具は何か?ということです。
家具を買うのは引越しが落ち着いてから
同棲が決まった時点でアレコレ買い物したくなるものですが、まだ引越しが終わっていない段階で家具を買うのはやめておいたほうがよいです。
お店でひとつひとつ見ていると使いやすそうでカワイイと感じるものですが、実際に部屋に並べてみるとイマイチだった・・・というのは結構多いですから。
引越し後、ある程度荷物の整理が終わってから、家具の置き場所として使えるスペースを計算してください。
お互いが既に持っている家具を確認する
生活していくにはお金がかかりますから、欲しい物を全て買い揃えられるわけではありません。まずはお互いが持ち寄れる家具をリストアップしていきましょう。
持ち寄り家具だと100%満足できる物ではないかもしれませんが、後で少しずつ気に入った物を揃えていけばよいのですから、出費が重なる引越し時期に無理をする必要はありません。
必要な家具をリストアップする
引越しの荷解きをある程度終え、今買う必要のある家具が分かったら、次はリストアップしていきましょう。ざっと挙げるとこんな感じになります。
買う優先順位を決める
同棲するための資金をしっかり貯金しているカップルさんは一気に買い物ができますが、そうでない場合は必要な家具の中でも優先順位を決めなくてはいけません。
本当は欲しい物順でいきたいところですが、生活になくてはならない物から優先順位をつけていきましょう。
たとえば、食器棚はまだ数が少ないから手持ちの棚で代用できるな・・・とか、革張りのソファをいずれ置きたいけど今はクッションでいいかな・・・という感じで代用できるものは優先順位を下にします。そして寝具といった必須家具の優先順位を上げていくという感じです。
予算を決める
行き当たりばったりの無計画で買い物していたらお金がいくらあっても足りません。どの家具はいくらまで・・・と、ある程度予算を決めておいてください。
もし予算オーバーしてしまう場合は、他の家具の予算を削るといった調整も大切です。
また、誰がどれくらい家具の費用を負担するのかも後で揉めないように話し合ってください。
こんなことは考えたくないと思いますが、同棲解消することになった場合を想定するならひとつの家具を折半して購入するよりも、家具毎に誰が買うと決めておいたほうがよいでしょう。
ポイント2.素材やデザインの方向性を決める
お互いに好きな家具が似ているなら問題ありませんが、一方がこだわりが強くてもう一方がそうでもないとか、お互いにこだわりが強いという場合は、ここで揉めることが多くなってしまうでしょう。
たとえば、インテリアにこだわりがない人からすると、こだわる人が見つける家具はどれも高いと感じてしまいます。
わざわざチェスト買わなくても衣装ケースなら遥かに安いのに・・・とか、新品でこんな古臭い物を買うの?デザイン重視で使い勝手が悪そう・・・というように、こだわる人の考えはさっぱり分かりません。
こだわっている部分やインテリアに対する温度差に違いがある場合は、譲れる部分と絶対に譲れない部分を話し合っておきましょう。
インテリアのwebサイトや雑誌は、自分の好きなテイストを説明するのに便利ですし、家具屋さんへ行って直接触れてみて分かることもあります。
家具は色・素材・大きさ・デザインなど見るべきポイントはいくつもありますから、相手の考えに共感できる部分を見つけて、自分の考えを伝えていくというやりとりを大切にしてください。
2人ともこだわりが強いなら部屋毎に担当を決める!
たとえば、あなたは白を基調とした生活感のない空間を作りたいのに、恋人は趣味のフィギュアを所狭しと飾って楽しみたいといった場合。やりたいことが違いすぎてお互いにストレスが溜まってしまいます。
このように、好みの違いが大きい場合は、部屋毎に担当を決めるとスムーズだと思います。
部屋の担当を決めるときには誰が主に使うのかを基準にしてください。共有する部屋はお互いの好みを上手く取り入れて居心地のよい空間をつくっていきましょう。
インテリアに疎いならとりあえずモノトーンで揃える!
オシャレな部屋にしたいけれど、知識がないという人も多いですよね。そんな時はとりあえず色味を揃えておくと統一感が出るのでおすすめです。
同棲するなら男性にも女性にもしっくりくる色がよいと思いますので、サイズが大きい家具はとりあえず白か黒を選ぶようにすると失敗は少ないでしょう。
あとは素材や形も統一できるとよりキレイに見えます。
モノトーン以外だと茶系の物もおすすめですよ。
ポイント3.自分たちに合った家具を選ぶ
購入する優先順位を決め予算を決めテイストを決めたら、いよいよ家具の調達開始です。ここでは、同棲カップルにおすすめしたい物を家具別にご紹介します。
ベッドは快適さを重視する
ベッドを買うならダブルかセミダブルを考える人は多いと思いますが、シングルベッドを2台並べるという方法もありますし、2台のベッドを連結できる商品もあります(ジョイントベッド)。
同じベッドで一緒に眠る幸せもありますが、毎日のことなら快適に眠れるかどうかも重視すべき。
同じマットレスで眠ると、相手が寝返りをうったりモソモソ動いたりすると、その振動が伝わって熟睡できない人もいます。
またはイビキや歯軋り、寝言がうるさいとか、寝るタイミングがバラバラの場合も、同じマットレスで眠るのはプチストレスになってしまうでしょう。
あとはマットレスの固さにも好みがありますから、お店にあるベッドに実際横になってみて2人が安眠できるベッドを見つけてください。
ベッドはサイズが大きく、予算もそれなりに必要です。結婚を前提ならそれなりに良い物を、先行きが不安な中で同棲生活をはじめるなら出来るだけリーズナブルな物を選ぶのも大切です。
お布団にするという選択肢もGOOD
ベッドを置くと部屋がかなり狭くなってしまうという場合は、お布団にする選択肢もあります。布団は毎日押し入れに片付けるのでその分のスペースを広々使えます。寝相が悪い人は落っこちる心配もありませんし、気軽に干すこともできます。
敷きっぱなしにする人はカビの心配が出てくるのでおすすめしませんが、部屋を広く使う工夫のひとつとして布団も検討してみてください。
ソファは使い用途を考える
どんな時にソファに座るかをシミュレーションしてみましょう。2人暮らしならコンパクトさを重視したいところですが、それだけだとせっかく買ったのにソファを使わないなんてことになってしまいます。
たとえば、テレビを長時間観るならハイバックソファのほうが首が楽なのでおすすめです。よく2人で座るだろうなという場合は2.5人掛け以上のソファを選んだほうが快適に使えます。
ネットショッピングだとリーズナブルで理想的なデザインのソファはたくさんありますが、座り心地は実際に座ってみないと分からないので直接お店で確認することも大切です。
汚れたときのお手入れ方法も調べる
ソファは使い続けていると少しずつ汚れが目立ってくるものですから、お手入れ方法も予めチェックしておきましょう。一番いいのはカバーを取り外して丸洗いできるタイプです。これなら清潔な状態を維持しやすくなります。
カバーがないタイプは、汚れを落とすアイテムが別売りであると思いますので定期的にメンテナンスしてあげることでキレイに長く使えます。
狭いお部屋にソファを置くときの注意点
ソファは置きたいけど部屋が狭くなってしまうことが心配なら、部屋をできるだけ広く使えるソファを選ぶようにしましょう。
・ロータイプのソファは圧迫感を軽減する
・ソファの近くに鏡を置くと広い空間に見える
・収納もできて座れるソファこまごました物が多い人にぴったり
ダイニングテーブルは食器がちゃんと置けるサイズを選ぶ
コンパクトさだけを見てしまうと、食事のときに食器がギチギチになってしまいますので、使い勝手のよいサイズ選びは重要です。部屋をできるだけ広く使いたいなら伸縮するタイプのテーブルを選べば場所をとりません。
ロータイプのテーブルにするなら、折りたたみできる物を選ぶと部屋を広く使えるのでおすすめです。もしくは折りたたみでなくても収納できるローテーブルになら物が片付けられるので、すっきり見せることができるでしょう。
棚・ラックは調整できる物がベスト
棚やラックを購入する際は、棚板の数やサイズを自由に調整できるタイプがおすすめです。棚板のサイズを合わせることができると無駄なく小物を収納できます。
また、棚は見せる収納になるので物をキレイに並べたり、生活感が出ている物は収納ボックスを使ってかわいく目隠しすると、スッキリした見た目になるのでおすすめです。
家具選びでよくある失敗
念入りに家具を選んだはずなのに、いざ運び込んでみるとこんなはずでは・・・という失敗って以外に多いです。あなたは気をつけてください!
サイズは合っているのに入り口で引っかかってしまった・・・
ベッドのサイズを念入りに測って部屋にぴったりな物を見つけたのに、玄関でひっかかって搬入できないというのはよくある話。大型家具は目的の部屋まで運び込めるかの計測も忘れないでください。
部屋に合わない家具を選んでしまった・・・
家具は統一感がないと全てを配置してみたときに、まとまりのない部屋になってしまいます。
たとえば、家具屋さんで見たときにはとても素敵なソファだったのに部屋に置いてみるとイメージに合わず浮いてしまうことはよくあります。
色味が揃っていないと、ごちゃごちゃした感じになってしまいますし、大は小を兼ねる精神で大きな収納棚を買ってしまうと圧迫感がすごい部屋になってしまいます。
お店で素敵だなと思った家具でも、部屋に合うかどうかをイメージできないと活かすことができないので注意しましょう。
ネットショップで購入したらイマイチだった・・・
実物を見るのと写真で見るのとではまるで印象が違います。ネットショップは安くてサイズも豊富で、自宅にいながらショッピングができるのは便利ですが、商品ページの写真のみで決めるのはおすすめできません。
ネットショップで家具を購入すると後悔する人は結構多いですから、口コミ評価も参考にしたり、実店舗もあるなら出来るだけ直接足を運ぶようにして、失敗のリスクを減らしていきましょう。
安さを重視するあまり、耐久性に問題があった・・・
安ければ安いほどいいと思う気持ちは分かりますが、すぐに壊れてしまっては意味がありません。物の値段には相場というものがありますから、それよりも遥かに安い場合は注意したほうが良さそうです。
デザインに飽きてしまった・・・
デザインには流行りがありますし、癖のあるデザインだと、最初は新鮮でもだんだん飽きてくるものです。大型家具や長く使う予定の家具についてはデザイン性よりもベーシックな物を選ぶようにしたほうが長いお付き合いができるでしょう。
流行を取り入れたいなら、時計や小物など存在感が小さくて値段もお手ごろな物にするとよいでしょう。
DIYを始めてみる?
家具選びをしていると、素敵な物が見つかっても予算オーバーしていたり、ぴったりサイズの物が見つからなかったりとなかなかベストな家具が見つからない場合もあります。
そんな時にチャレンジしてみて欲しいのがDIYです。DIYといってもものすごく難しい物を作るのではなく、既製品をちょっとアレンジするだけでも立派なDIYです。
カラーボックスでDIY
カラーボックスはひとつ1000円するかしないかくらいの安さで人気はありますが、どうしても安っぽく見えてしまうのが難点です。ですが、簡単なDIYでこれって本当にカラーボックスなの!?というくらいリメイクできてしまうんです。
カラーボックスを並べてキッチンカウンターを作ったり、キャスター付きのキチンワゴン、かわいい扉をつけたり、収納兼ベンチにしたりなどなど・・・。可能性は無限大です!
思いきって挑戦できる安さも魅力です。
すのこでDIY
すのこを使ったDIYも安くてかわいい家具ができると大人気です。
レンガにすのこを乗せるだけで棚になりますし、壁に取り付ければ小物をひっかけることができます。
その他にも本棚や靴箱、すきま収納だって簡単に作れます。ペンキやブライワックスを使えば、ガラッと雰囲気も変わるので色んなテイストのお部屋にマッチします。
100円ショップでDIY
DIY初心者さんが最も気軽に挑戦できるのは100円ショップにある物を使ったDIYです。最近は本当に100円?と疑いたくなるくらい高見えするアイテムが増えてきたので、100均にあまり足を運ばない人はきっとびっくりすると思います。
サイズが小さいディスプレイや収納棚、ちょっとした雑貨などを作るならまずは100円ショップを覗いてみましょう。
リサイクルショップでの調達もおすすめ
リサイクルショップは、傷や汚れなど以前の使用者さんが使った痕跡が残っているので、そのまま使うには抵抗がある家具も多いです。
ですが、DIYすることが前提なら、多少難アリでもお気に入り家具に大変身するポテンシャルを秘めています。
新品で買ったら数万円する物が1万円しない金額で買えたり、程よい使用感で味の出ている家具が見つかるかもしれません。
DIYが共通の趣味になるかも♪
お気に入りの家具を安く調達するために始めたDIYが、2人の共通の趣味になることもあります。共通の趣味があると恋愛感情以外にも繋がりができて、絆も深まるというデータもあります。
DIYは形として部屋に残りますから、より2人らしい空間が作れるでしょう。
まとめ
2人にとって居心地のよい部屋をつくっていくには、存在感が大きくなる家具選びはしっかり考えなくてはいけません。
実際に暮らし始めてみないと分からないことも多いですから、購入を焦るよりも家具やインテリアをちょっと勉強してみたり、1年計画・3年計画でお気に入りの物に囲まれた部屋をつくっていこうという考え方もあります。
まずは、すぐに購入しなくてはいけない必須の家具からしっかり吟味していきましょう!
関連記事
-
マンネリ化してない?二人の関係から選ぶ彼氏へのプレゼント
好きな人とのお付き合いが始まると、誕生日やクリスマス、記念日など何かとお祝いする機会が多くなりますよ...
-
初めての婚活でも緊張しないParty Party
まいまいさん(33歳女性)の口コミ 評価:★★★★★ [pc] 利用した婚活サービス名 評価 Par...
-
エクシオはあまり全体的によくないです。
桜さん(26歳女性)の口コミ 評価:★★☆☆☆ [pc] 利用した婚活サービス名 評価 エクシオ ★...
-
プロポーズするなら貯金400万は欲しい!?結婚費用のリアル
晴れて結婚を迎え、夫婦となる男女。幸せを誓い合う二人を、次に待ち受けるハードルは「お金」の問題です。...
-
パーティーパーティーのお見合い個室プチパーティーの感想
wakoさん(43歳男性)の口コミ 評価:★★★★★ [pc] 利用した婚活サービス名 評価 パーテ...