みんなの出会い系サイト体験レポート

みんなの出会い系サイトを利用した体験談を掲載しています。

【徹底解剖】悪徳業者が利用している“サクラ・システム”の全貌


出会いのチャンスを妨げる悪しき存在「サクラ」。

故意にサクラを起用している出会い系サイトは数知れませんが、実は大手出会い系サイトでもサクラを潜ませていたりします。

最近はサクラゼロ宣言をしている出会い系サイトが増えてきたこともあり、サクラを見かけなくなったものの、まだ知名度のない出会い系サイトではサクラを確認することができます。

では、このサクラはどのように管理され、どのようなアクションをするようにマニュアル化されているのでしょう?

名前は明かすことができませんが、ライター繋がりで以前に出会い系サイトのスタッフだった人物から「サクラの全貌」を聞き出すことに成功しました。

現在もアナログ、すなわちサクラになりきったスタッフを起用しているところもあれば、プログラムを組んでコンピューターにサクラをやらせるなんてところもあるようです。

そこで今回は出会い系サイトに見られる「サクラ」の全貌を徹底解説したいと思います。

本記事はあくまでサクラの全貌について解説するのであって、特に対策について説明しているわけではないので、サクラの正体や中身などが気になっている方のみご覧頂ければ幸いです。

これが「サクラシステム」の全貌だ!!

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前置きはナシにして、早速出会い系サイトのスタッフをやっていた人物と飲み、色々とサクラにおける情報を聞き出してみました。

なお、以降紹介するサクラの全貌はすべて悪徳業者が行っているものです。
つまり、優良な出会い系サイトが同じプログラムを組んでいるとは限らないのであしからず。

悪徳業者が組んでいるサクラシステムは、まずサクラとなるプログラムを一斉に生成します。

数え切れないほどのサクラを生成したら、次は出会い系サイトにサクラを登録するわけです。なお、サクラにはそれぞれキャラクターが用意されており、実際のユーザーが希望条件に掲げている異性ユーザーに近いサクラをマッチングさせようとします。

また、サクラに接触されやすいユーザーは以下のとおりです。

  • 新規ユーザー
  • まだサービスポイントを消費していないユーザー
  • サービスポイントを少しだけ消費したユーザー
  • サービスポイントを使い果たしたユーザー
  • 課金したことのあるユーザー

まあ、ほとんどのユーザーが以上に該当するわけですけど、早い話が“カモ”になりそうなユーザーがもっとも狙われるというわけです。

なお、サクラシステムはかなり細かく設定されているようで、送信したことのないユーザーと送信したことのあるユーザーを判別できるようです。

これにより、以前にサクラを送り込んだユーザーであれば、その時に送信したメールを確認し、別のキャラクターで再度送信するとのこと。

また、サクラシステムはユーザー検索機能も搭載されており、いとも簡単に一斉送信できるようです。

そして、サクラに釣られたユーザーが返信すると、リストが点滅する仕組みとなっており、一目で返信を確認できるんだとか。

おまけに各ユーザーのポイント確認をリアルタイムに行えるようですし、自動的にユーザーのプロフィールから給料算出までできちゃうというから驚き・・・。

メールの定型文も何通りも生成済みなんだそうで、さまざまなパターンを相手に送信することができるようです。

私はこれまでにサクラはスタッフ、つまり人間が手動でやっていると思い込んでいましたが、ネット社会になった今、サクラはプログラムで生成されていることに驚きました。

それにここまで細かなプログラムが組まれているともなると、今後は見分けのつかないサクラがうようよ登場するんじゃないかと内心怯えています。

いずれにしても、悪徳業者の徹底ぶりはある意味すごいと思いました。

きっと優秀なプログラマーなんかが悪徳業者の一員か、もしくは優秀なプログラマーを買収したりしてるんでしょうね。

そうでないとさすがにここまでのプログラムは組めないと思います。

自動受信&返信ができる「サクラシステム」のフロー

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それでは実際にサクラシステムがどのように動いているか解説したいと思います。

1:サクラが送信したメールに一般ユーザーから返信が来る


2:「サクラシステム」がそのメールを自動受信し、自動的に最初のメールにふさわしい定型文を選んで返信する


3:さらにユーザーがそのメールに返信


4:「サクラシステム」が2回目の返信である事をチェックすると、2回目に送信するにふさわしい定型文を返信する


5:さらにユーザーがメールに返信


6:「サクラシステム」が3回目の返信である事をチェックすると、3回目に送信するにふさわしい定型文を返信する


7:さらにユーザーがメールに返信


8:「サクラシステム」が4回目の返信である事をチェックすると、4回目に送信するにふさわしい定型文を返信する


9:さらにユーザーがメールに返信


10:「サクラシステム」が5回目の返信である事をチェックすると、5回目に送信するにふさわしい定型文を返信する


11: 6回目以上返信しているユーザーはアドレスを記録。そしてさらにふさわしい定型文を返信する

いずれにしても、定型文が大量に用意されており、ユーザーの返信内容に応じて適切なものが選ばれて送信される仕組みになっているようです。

もはや完全にコンピューター管理ですよね。
人手がかからずに最良の返信ができるともなれば、低コストでウハウハと言ったところでしょうか。

もちろん、これらのプログラムを組むには相当な資金が必要になるでしょうけど、大金がかかるのは最初だけといったところでしょう。

あとは勝手にプログラムが稼ぎ出してくれますし、悪徳業者ならではの架空請求などで釣り出せるわけですから、相当なお金を仕入れることが可能だと思います。

また、6回目以降も返信するユーザーは“カモ認定”されるため、自動的にアドレスやプロフィール情報が登録される仕組みになっているようですね。

つまり、ユーザーとしてはサクラと知らずに永遠と返信をしていると、悪徳業者から格好の餌食にされてしまう・・・というわけです。

やはり、たかがサクラだと見くびらずにできるだけ早めに見抜いて、サイトそのものから退会することが望ましいですね。

いくら高度なシステムとは言え、やはり不自然な部分はある

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悪徳業者が利用しているサクラシステムは確かに高度です。
しかし、人間のような受け答えができるレベルには達していません。

サクラシステムを暴露してくれたスタッフの方も語っていましたが、やはりプログラムかつ定型文を送信している以上、会話が成り立たないケースが多々あるそうです。


しかし、出会い系サイトをはじめたばかりの初心者であったり、あまりネットに詳しくないユーザーは、サクラそのものを知らないがために、多少の違和感があっても気にすることなくメールでのやりとりを続けてしまうといいます。

だからこそ、初心者が自ら数ある出会い系サイトを比較して利用することは難しいんですよね・・・。

ある程度、出会い系サイトを利用したことのあるユーザーであれば、優良・悪質の区別ができることと思いますが、経験が浅いもしくはゼロのユーザーにはそれができないわけです。

とにかくサクラシステムは我々ユーザーにとっては驚異であるものの、返信内容が不自然であったり、会話がかみ合わないので、それをよくチェックして対策を取るようにしてください。

なお、サクラを見破る方法は多々ありますが、最新の安易なサクラは数通のメールを交わすと、最終的に別サイトに誘導するパターンが多いです。もちろん、これは悪質サイトに限った話ですが・・・。

優良サイトで数通のメールを交わした後、別サイトに誘導してくるユーザーはサクラではなく、業者になります。

つまり、悪質サイトはサクラで埋め尽くされており、優良サイトには一般ユーザーを装った業者が溢れているということになります。

いずれにしても、これらの悪しき存在を対策するためには、ローカルネタを降ってみたり、逆にコアな質問をして返答を待ってみるのがいいですね。その質問に対して支離滅裂な返答、まったく答えになっていない返答があった場合は、高確率でサクラもしくは業者。

サクラおよび業者対策においては別記事で解説しているので、是非チェックしてみてください。

特徴さえ把握してしまえば、サクラを見抜くことは難しいことではありません。

しかし、前述したようにプログラムが人工知能を採用してより高度なものになった場合は、もはや対策することが困難になるかも・・・。

そこまでサクラシステムがレベルアップしないことを願うばかりですね。

 

以上、「【徹底解剖】悪徳業者が利用している“サクラ・システム”の全貌」でした。

少なくとも健全と言えるような出会い系サイトはプログラムを組んでまでサクラを潜ませてはいないようです。

あくまでサクラをプログラム化しているのは悪徳業者、すなわち悪質な出会い系サイトといっていいでしょう。

もちろん、これは断言できることではありません。
健全なサイトでもサクラをプログラム化して運営している可能性もあります。

優良な出会い系サイトまでサクラを起用している理由、それはサクラを起用することでポイントを消費させて課金を促すことと、あまりアクティブでないユーザーを積極的にさせることの2点があげられます。

こんなこと言ってはダメなんですけど、あくまで優良な出会い系サイトにおけるサクラは“必要悪”なんですよね。

もちろんサクラがいない出会い系サイトこそ至高なわけですが、出会い系サイトも商売なわけですからその点は仕方ないのかもしれません。

いずれにしても、出会い系サイトを利用する以上はサクラゼロ宣言をしているサイトを選ぶか、サクラがいそうな出会い系サイトであってもサクラの特徴を把握して対策することが重要になってくると思います。

それでは快適な出会い系ライフを~。