宮崎で出会いを掴むためのテクニック
「ヤレ もろたもろたよ いもがらぼくと 日向かぼちゃのよか嫁女」
これ、宮崎県で広く愛されている新民謡の歌詞の一部です。ネイティブな言葉の意味が分からないのは宮崎県に限ったことではありませんが、それでも他県ではまったく意味が分かりません。
解説すると「いもがらぼくと」は日向(ひゅうが:現在の宮崎県のこと)の男性ことで、里芋の茎(いもがら)で作った木刀(ぼくと)という意味があり、見かけは頼もしくても中は空洞なので叩かれても痛くない、つまりお人好しの性格を表わしています。
一方、日向かぼちゃは女性の形容詞で、見た目は小さく色も黒いけれど芯がしっかりしていておいしい、つまり働き者でよくできた女性の性格を表わしています。
宮崎県の男性はちょっと頼りないけれど、女性はしっかり者。そんなイメージが込められた新民謡ですね。
そのせいか、宮崎でも出会いが少ないと嘆く男女はけっして少なくありません。
そこで今回は「宮崎で出会いを掴むためのテクニック」と題し、宮崎で男女が出会いを実現させるための方法を紹介します。
目次
宮崎県が主導する婚活支援事業は2本立て
宮崎の気質を表すネイティブな言葉、もう少し続けましょう。
「てげてげ」と「よだきぃ」。
てげてげ、は県央や県南で使われる言葉で、「そこそこ、適当に」、よだきぃは「面倒くさくてだるい」という意味。病的な状態で使うのではなく気分的な使い方で関東では「かったるい」的な使い方ですね。
鹿児島や熊本といった、いかにも九州男児のイメージはまったく感じられません。
しかしこのユルさ、心地よさを感じます。
そのせいか、宮崎の男性は20代で結婚するケースが多く、都道府県ランキングでは第1位(女性は第3位)、結婚幸福度では全国第1位、夫婦による幸福度でも第2位にランクインしています。宮崎の男女が結ばれると高い確率で幸福になるというわけですね。他県から見るとまったく羨ましい限りです。
しかし男性の20代で結婚している平均年齢を見ると29.9歳、女性は28.7歳で他県の傾向と同じく晩婚化が進んでいます。行政側も全国平均を下回っているとはいえ、晩婚化は少子化につながり、やがて地域の不活性化を招くことから県内の婚活支援事業を推進しています。
宮崎で出会いを見つけられない男女は、最初に婚活支援事業への参加をおすすめします。
民間の結婚相談所よりずっと安い婚活支援事業のお見合い制度
宮崎で実施されている婚活支援事業は1対1のお見合いをお膳立てする「みやざき結婚サポートセンター」と県内で認可されたNPO法人や民間企業が開催するパーティを紹介するポータルサイト「えんむすびみやざき」の2本立てです。
まずは「みやざき結婚サポートセンター」から紹介しましょう。
1対1のお見合いを希望する男女は最初にPCやスマホなどWEB環境から仮申込みをします。その後、センターへの来所予約を行い、必要書類を持参の上で約束の日時にセンターへ訪れます。センターで自分のプロフィール等を入力すれば会員登録が終了するので、センターの端末から異性会員を検索することができます。
会費は2年間有効で1万円。
民間の結婚相談所よりもずっと安上がりですね。
お相手検索は1回につき3名まで申し込みができます。もちろん相手が出会いを望んでいなければ実現しませんが、うまく出会いまでの段取りが進めば縁結びサポーターと呼ばれるセンター側のボランティアが段取りまで行ってくれるので、出会いまで手間いらずというのが嬉しいポイント。ただし、相手の異性との出会いを恋愛まで発展させるのは自分の実力次第だということをお忘れなきように。
会員数はすでに1460名を超え、カップル数は604組、成婚まで25組がたどり着いています。
姉コンもある出会いパーティー
「えんむすびみやざき」は県内で開催されるパーティーのポータルサイトです。パーティーはとくに会員登録をする必要がなく、開催パーティーに直接申し込む方式です。
「みやざき結婚サポートセンター」もそうですが、とくに宮崎県内の独身男女と限っておらず、将来、宮崎県に移住したい県外の独身男女でも出会いパーティーに参加することができます。
出会いパーティーは県内各地で毎日のように開催されており、その内容も多種多彩。たとえば「姉コン」は参加者の対象年齢を男性が20〜30代、女性を30〜40代に絞っています。つまり「いもがらぼくと」と「日向かぼちゃ」の典型的なカップル構成ですね。参加費も出会いパーティーでは珍しく男女同額で4000円となっています。
また「えんむすびみやざき」では企業や仕事仲間の独身グループを対象にした恋活・婚活兼異業種交流会の「Bizcom」も実施しています。仕事単位でのグループ交際なので、安心して参加できる点が魅力のひとつです。
ちなみに「えんむすびみやざき」で多くの出会いイベントを開催しているのが民間の「縁活みやざき」です。行政との協働だけでなく単独でも数多くの出会いイベントを手がけているので、「えんむすびみやざき」で自分の好みの出会いイベントがない時は「縁活みやざき」の公式サイトをチェックすることをおすすめします。
自力で出会いを見つけるなら男女の集まる場所へ出向く
たとえ「いもがらぼくと」と呼ばれようと、やっぱり「日向かぼちゃ」との出会いは行政主導ではなく自分で見つけたい、という男性は女性からのアプローチを待たず、「てげてげ」とか「よだきぃ」な気分を捨てて積極的に行動を起こしてください。
仕事場と自宅の往復で1日が終わり、休みの日は家でゴロゴロといった生活態度ではけっして出会いを見つけることができません。
男女が集まる場所に出向いてこそ、出会いのチャンスをつかむことができるのです。
幸い、宮崎には適度にユルいクラブやグループで遊べるアミューズメント施設、さらに県外から多くの男女が訪れる観光名所があります。これらを上手に利用することで「日向かぼちゃ」や恋愛対象に相応しい県外女性と出会うことが可能になります。
宮崎のクラブはナンパに最適!
宮崎県でもっとも活気あるクラブといえばJR宮崎駅から徒歩10分のアゲインビル地下1階にある「LIVE HOUSE WEATHER KING」ですね。20代の男女を中心に平日や週末を問わず深夜まで盛り上がっています。
クラブというと、常連が多くて新参者に出会いのチャンスはないのでは?と考えるのは早計。「LIVE HOUSE WEATHER KING」は500名を収容できるハコなので毎夜、新しい男女がやってきます。いわゆるナンパハコですから、気にせず声かけを積極的に行ってください。
ただし、有名DJに近い最前列には常連が多くいて、クラブ慣れしているのでこういった女性を相手にすると後から怖いお兄さんが出てくる可能性が高くなります。ナンパするのであれば壁際で場馴れしていない女性をターゲットにする方が無難です。
クラブの雰囲気が苦手という人におすすめなのが日向市駅から徒歩4分のサンプラザⅡ2階にあるバ「バー・ピーカーブー」です。バーといっても店内はアメリカンテイストでまとめられているので活気があり、ダーツやカラオケといった小物も用意されています。
また店側が主催するイベントが定期的に行われているので、ある程度常連になればイベントで出会いを実現できる可能性があります。なお、ピーカーブーとは子供をあやす時の擬音で、日本語では「いないいないばあ!」的な意味です。
もう少し若い世代で出会いを求めるなら「ラウンドワンスタジアム宮崎店」が絶好のスポットです。
宮崎を訪れる観光客を誘って吊り橋効果に期待する
宮崎県には観光名所が数多くあり、県外から独身男女のグループが大挙してやってきます。出会いは「日向かぼちゃ」がベストではあるものの、限定すると出会いのチャンスを狭めることになってしまうので、県外の異性でも積極的に出会いを求めましょう。
観光グループと仲良くなれたら、地元とっておきの宮崎観光スポットに連れていくと喜ばれます。
とくに、宮崎では橋。
ちょっと遠距離になりますが、綾の照葉大吊橋なんていいですね。
恋愛の基本は吊橋効果。一緒に怖い目に遭うと連帯感と依存心が生まれ、恋心を抱いていなかった相手でも不思議なことに恋愛に発展してしまうという現象です。高千穂町へ行けば神都高千穂大橋や天翔大橋などがあるので、出会いを発展させる絶好のスポットといえます。
ただし、男性が高いところでビビっていたら恋愛も始まりません。高所恐怖症の男性は無理してまでこの方法を使わないようにしてください。
男女の集まるスポットが地元になければ出会い系サイト「ハッピーメール」がおすすめ
宮崎県でも宮崎市や日向市、高千穂町のように結婚適齢期の男女が多く集まる場所がない地域もあります。かといって遠方まで出かけたからといって必ず出会いがあるわけではありません。そうなると非効率的ですね。
そんな宮崎の男女に最適なのが「出会い系サイト」です。
わざわざ男女が集まる場所に出かけなくても自宅で近隣の異性を見つけることができ、相性が良ければ恋愛も期待できます。
ただし、どのようなサイトでも相手が見つかるというわけではありません。また安全に利用するためにも信頼性の高いところを選ぶ必要があります。
その点、ハッピーメールは開設から10年以上経過しているので信頼性は抜群、会員数は述べ600万人(ハッピーメール調べ)を超しているので、宮崎県内だけでなく宮崎近隣県の異性も探し出せます。
初対面の相手といきなり会話するのは苦手、という男女でも最初はメッセージの交換から始まるのでゆっくりとしたペースで出会いを実現できます。
出会い系サイト「ハッピーメール」を攻略するコツ
出会い系サイト「ハッピーメール」を攻略するコツはいくつかありますが、そのなかでももっともオススメの方法は「プロフィールを充実させること」です。
出会い系サイトでもっとも異性ユーザーと出会う確率を高めてくれるアクションは、「プロフィールの充実」なんですよ。
というのも出会い系サイト内のプロフィールは、各ユーザーがどういった性格の持ち主で、どういった趣味、どういった顔をしているかを唯一知れる役割を果たしているからです。
もはや説明不要かと思いますが、プロフィールがいい加減なユーザーは間違いなく出会うことができません。
たとえば、あなたが気になった異性ユーザーにアプローチしようと思ったとき、必ずといっていいほど相手のプロフィールを確認するはずです。そのとき、相手がまったくもってプロフィールを書いていない状態だったらその後アプローチする気が失せますよね?
そうなんです、出会い系サイトにおいてプロフィールをいい加減にすることは数ある出会いのチャンスを台無しにする行為になります。
ということで、ハッピーメールを利用するときは絶対にプロフィールを充実させるようにしてください。
なお、プロフィールはあなたという人間がわかりやすく説明されているよう仕上げてください。
いわゆる自己紹介はわかりやすく簡潔に、そしてあなたの顔がよくわかるプロフィール写真を設定しましょう。
まとめ
以上、「宮崎で出会いを掴むためのテクニック」でした。
南国ムードいっぱいの宮崎で男女が出会うのにもっとも相応しい場所、それはやっぱり夏の海岸でしょう。白浜海水浴場や須美江海水浴場、青島海水浴場など結婚適齢期の男女が集まる海岸が数多くあるので、夏は出会いに励んでください。
夏の海岸の出会い、昼間は開放的で夕日の沈む時間から夜にかけてはロマンチック。これほど舞台演出が整った場所はありません。
宮崎男性の「いもがらぼくと」のユルーい気質は夏の気だるい雰囲気にピッタリと合います。宮崎の「日向かぼちゃ」でもいいですし、県外から訪れた女性グループでもOK。最初から出会いが上手く行くとは思わず、何度でもチャレンジする気持ちを持っていれば、やがて一緒に海岸を歩いてくれる女性が表れてくるはずです。
それでは素敵な出会い系ライフを〜。