「援デリ業者逮捕」で変わりつつある出会い系サイトの現在
出会い系サイトの宿敵とも言える悪徳業者の存在。そのなかでも特に“援デリ業者”はもっとも注意すべき存在と言っても過言ではありません。
どれだけセキュリティが整っていて人気の出会い系サイトでも、この援デリ業者は潜んでいるんです・・・。
なお、援デリ業者の標的になるのはいつの時代も男性ユーザー。
むしろ女性ユーザーは無縁の存在と言ってもいいかもしれません。
出会い系サイトを運営する企業としても、このような悪しき存在の撲滅に向けてベストを尽くしているようですが、それでもその数は減る気配を見せないんですよね・・・。
ところがですよ、いろいろと出会い系サイトに関連する情報を検索してみたところ、男性ユーザーに宿敵とも言える「援デリ業者」が摘発されるニュースを発見しました。
そうです、援デリ業者が逮捕されたんですよ。
ということで今回は、「援デリ業者逮捕」で変わりつつある出会い系サイトの現在と題して、援デリ業者が逮捕されたニュースとそれによって出会い系サイトにどのような影響があったのか、くわしく解説していきたいと思います。
援デリ業者に悩まされ続けているユーザーはもちろんのこと、出会い系サイトにおける不満を抱えている方は是非とも本記事をチェックしてみてください。
ついに援デリ業者逮捕!今後出会い系サイトは変わるのか
それでは出会い系サイトで詐欺をはたらいた援デリ業者が摘発されたニュースを紹介しましょう。
「出会い系サイトで売春をあっせん、35歳男性ら4名を逮捕」
ネット上で男女の出会いをマッチングすることを目的としたコンテンツ「出会い系サイト」で、男性ユーザーを募って売春をあっせんしていたとして、35歳男性ら4人が逮捕された。
逮捕された無職・井田浩容疑者ら4名は、出会い系サイトに登録する男性ユーザーから1万6000円を受け取る約束をし、売春をあっせんしていたことがわかった。警視庁によると、井田容疑者らは出会い系サイトに「ホテル代別」などと女性ユーザーになりすまして掲示板に投稿。それに反応した男性ユーザーとJR新宿駅近くの路上で待ち合わせ、24歳の女性を車に乗せて男性ユーザーのもとに送っていたとのこと。井田容疑者らは店舗を持たず、男性ユーザーとはすべてネット上でやり取りしていた。なお、井田容疑者らは1年半で約5300万円を売り上げていたという。
このような手口は当サイトでも解説してきましたが、今回の逮捕によってその全貌がより明らかになった気がしますね。
出会い系サイトにはセフレや不倫相手を求める男女が溢れているわけですが、今回の業者逮捕で特に注意すべきは男性ユーザーであることがわかったかと思います。
「ホテル代別」などの女性ユーザーによる書き込みは出会い系サイトではお馴染みですし、大人の出会いのみを求めて出会い系サイトを利用している男性ユーザーにとってはそういった書き込みこそが重要になっていると思います。
しかし、蓋を開けてみればそういった書き込みを行っているのは悪徳業者。
単純に騙されて金銭を奪い取られただけならまだしも、あなたが自身が犯罪に巻き込まれてしまう可能性もあります。
例えば、20代女性と関係をもったはずが、後にその女性が未成年であることが発覚し、業者からゆすられる・・・なんてケースも表沙汰になっていないだけで相当な件数があるはずです。
仮にこのようなケースに遭遇した場合、男性はなかなか冷静な判断ができないはずです。
だからこそ、怪しい書き込みには反応しない心構えをもつことが重要になると思いますね。安易にそのような書き込みにレスしてしまうと、取り返しがつかないことになるかもしれないわけですから・・・。
ただ、悪徳業者が逮捕されたというニュースは、出会い系サイトを利用するユーザーには朗報です。
今後、出会い系サイトはより安全に利用できるネットコンテンツに変貌していくものと見られます。
悪徳業者の存在を見て見ぬフリをしてきた出会い系サイトも摘発された
援デリ業者が逮捕されたニュースは間違いなく出会い系サイトを利用するユーザーにとってはプラスです。
しかし、援デリ業者を監視する出会い系サイトが増えないことには現状は変わらないんですよね・・・。 汗
どれだけ業者が摘発されようとも、そのような業者の存在を許してしまう出会い系サイトがいたら何の意味もないわけです。まさにそのような業者の存在を放置していたことで有名なのは「ハッピーメール」ではないでしょうか。
悪徳業者による不正な書き込みを放置していたとして、大手出会い系サイト「ハッピーメール」を運営する会社社長が逮捕された事件は記憶に新しいです。
しかし、援デリ業者の放置によって出会い系サイトが摘発されるまでになりました。
これは大きな進歩だと思ってます。
そもそも援デリと呼ばれる手口は管理売春にあたる違法行為にほかなりません。
仮にその手口を出会い系サイト側が放置していたなら、摘発されるのは当たり前のことなんですよね。
事実、その放置によってハッピーメール社長は逮捕されたわけですが、それに懲りたのか現在のハッピーメールはより健全な出会い系サイトとして生まれ変わった印象を受けます。きっとこのニュースは出会い系コンテンツ業界に知れ渡ったと思うので、ライバル企業も細心の注意を払っているに違いありません。
ちなみに現在、警察当局は出会い系サイトに蔓延っている援デリの根絶に必死です。
つまり、これは出会い系サイトでそのような業者を見つけた場合、警察に直接通報すればすぐに動いてくれるということを意味します。そうです、あなた自身が出会い系サイトを変えることができるわけです。
これまで以上に出会い系サイトがより健全な出会いのコンテンツとなるよう、ユーザーそれぞれも尽力することが求められるかと思います。
悪しき存在である業者だけに集中せず、それを許している出会い系サイトがあるなら迷うことなく警察に通報しましょう。
たとえその出会い系サイトがあなたにとって貴重なコンテンツであっても、犯罪を許すような行為はNG。ワンランク上の出会い系サイトに育てるためにはあなたの正義が必要になります。
以上、「援デリ業者逮捕」で変わりつつある出会い系サイトの現在 でした。
援デリ業者が逮捕され、それを許していた出会い系サイトが摘発されたことも我々出会い系サイトを利用するユーザーにとっては朗報と言っていいでしょう。
しかし、悪徳業者は時代の波に順応しては新たな手口でユーザーを騙そうとしてきます。
以前はフィッシング詐欺などが横行しましたが、その対策が世間に広まると悪徳業者は次なる手口で人々を騙そうとしました。最近、出会い系サイトで横行している詐欺は“なりすまし”ですかね。
いわゆる、人気芸能人などになりすましてユーザーと連絡をとり、最終的に金銭をだまし取るというもの。
そんな子供騙しに引っかかるわけがない・・・と思われる方が大半かと思いますが、これが心理をうまくついてくる影響か、いざ自分の立場になったらまんまと騙されてしまうんですよ。
言うまでもなく出会い系サイトにおいて悪徳業者は、もはや“セット”として考えて利用したほうがいいと思います。
最近では業者やサクラゼロの出会い系サイトが増えつつあるので、とにかく安全重視で利用したい方はそういった出会い系サイトを利用するといいでしょう。
それでは快適な出会い系ライフを~。