良い悪いどっち?恋人を愛しすぎるとどうなるか
愛する恋人がいるのは男性にとって幸せなことです。
恋人は男性に貞淑を誓い、男性は女性に忠誠を誓えば理想的な恋人関係を築くことができます。
男性は恋人を独占しているという自覚を持ち、女性は独占されていることが愛の証と信じ、そのままのバランスを保つことができれば男女とも望む形のプロセス、結婚を迎えられるわけですね。
しかし、この感覚バランスはマン・オン・ザ・タイトロープ、つまり高い所に張ったロープの上を歩くためのバランスよりも危うい均衡といえます。
どちらかの愛が強まると独占欲のバランスが崩れ、相手は束縛と感じて温度差が生じ、その亀裂はさらにバランスを傾けるという悪循環に陥ります。
そしてこの悪循環、愛しすぎているという自覚がないことが最大の問題となります。
そこで今回は「良い悪いどっち?愛しすぎるとどうなる?」と題し、愛の独占欲バランスと愛しすぎた時の結末について解説します。
目次
恋愛を悪循環に陥れる“嫉妬”というスパイス
愛しすぎるとどうなるか?そのベクトルが女性に向かっているのではなく自分に向けられている限りにおいては良い結果を招くことがあります。
素敵な恋人を独占してるといる自覚は精神に漲るパワーを与え、恋人を喜ばせたい一心で仕事にも精が出て、人生まさにバラ色の時という幸福感を覚えるはず。
しかし恋愛経験が少ない男性の場合、愛しすぎるとどうなるでしょうか?
本来は自分に向ける愛のベクトルを持て余し、そのベクトルを女性に向けてしまうことが少なくありません。そのベクトルが女性を喜ばせるためのものであっても過剰であれば女性は戸惑いを覚え、やがては重荷になることはよくあるケースです。
貞淑を誓った女性であれば重荷のうちは回復の兆しもありますが、女性を喜ばせるための過剰な愛が過剰な嫉妬に変わった時は、そこに待ち受けているのは悲劇しかありません。
愛しすぎるとどうなるか?最初は愛の裏返し的感情である嫉妬から考察します。
許容される量であれば嫉妬も愛を深める結果につながる
嫉妬は恋愛関係におけるスパイスです。
女性は嫉妬されることを全否定しているわけではありません。
たとえばパーティなどで恋人が他の男性と楽しそうに談笑している時、彼氏の立場としては面白いわけがなく、当然、不機嫌となります。そんな時、女性は男性の嫉妬を可愛いと感じ、普段以上に彼氏の精神的ケアを行います。
女性は嫉妬されることで自分への愛情を感じ取るわけですね。
嫉妬を上手に扱える女性は男性を惹きつけ、戦略に取り入れる男性は女性を虜にします。
まさに料理の味をほんの少量で引き立てることができるスパイスと同じですね。
しかしスパイスの量は多すぎると料理の味を損なわせるだけでなく、身体への害にもなります。嫉妬も過剰になれば恋愛関係を崩すこと必至ですが、過剰になっていくほど自覚を失なわせるという厄介な感情なのです。
嫉妬は表面に出ている部分だけを見ると可愛いものですが、その奥底、根源には人が持つダークサイドが潜んでいるといえるでしょう。
自分と恋人が精神的にも肉体的にも疲弊する悪循環
愛しすぎるとどうなるか?それが独占欲に向かうと嫉妬が生まれます。
嫉妬とは所有物の喪失を恐れる気持ちで、同時に怒りや恨み、疑いといったネガティブな感情まで含みます。
こうなればスパイスどころではなく毒のような存在ですね。
女性が貞淑を誓っていながら女性が自分の見えないところ、いないところでは男性と会っているのではないかという疑惑を持ち、女性を根拠なく精神的に追い詰め、怒りを露わにし、そして自ら恋愛を断ち切る状況まで行き着くことさえあります。
貞淑を守っている女性からしてみれば、一旦芽生えた嫉妬の炎をどのように鎮火させればいいのか分からず、ただ精神的肉体的に疲弊していくだけ。
また嫉妬する本人も、根拠がないのに彼女が他の男と会っていると妄想することで精神的に不安定な状態に陥り、仕事がはかどらないばかりか時には集中力を失って危険な目に遭う場合もあります。
嫉妬はいわば自信のなさの表れ。
独占欲のバランスを崩すのは嫉妬ですが、それを生み出しているのは愛しすぎた結果ではなく、本来、自分が抱いているコンプレックスなのです。
自制心を持てば愛しすぎるとどうなるか?という結末が見えてくる
愛しすぎるとどうなるか、それを予測できない時は暴走モードに突入しています。
まさに自制できない状態ですね。
しかし愛しすぎるとどうなるか、嫉妬の心が芽生えれば自分がどのような行動を起こすのか、冷静に判断ができれば良い結果へ結びつけることができます。
良い結果へ結びつけるのは自制心しかありません。
嫉妬の奥底に潜んでいるコンプレックスを自覚し、そのコンプレックスを少しでも喪失させる行動を起こせるようになれば恋愛の独占欲バランスは強固に保つことが可能になり、自分を高めて恋人に相応しい男性になれるでしょう。
愛しすぎて悲劇を招くことを恐れるなら、自制心を高めるための努力をすることです。
次は恋愛における距離感を保つための自制心について考察します。
感情の起伏が激しい男性は要注意
嫉妬を露わにし、恋人を束縛しようとする男性の特徴は感情の起伏が激しいことです。
嫉妬の原因が根拠のないことだと分かった瞬間、恋人に対してこれも過剰な謝罪を行い、激しい自己嫌悪に陥った後は恋人に甘える、という一定のパターンを持っていますが、これを繰り返すほど、それぞれの感情深度は深くなっていきます。
まるで子供。
つまり自制がまったく効いていない証拠ですね。
恋愛は確かに自制心を低下させます。この低下は報酬系ホルモン、ドーパミンによるもので、欲しいものを手に入れることができるという期待感を持った時に分泌されます。
愛しすぎていても互いの独占欲バランスが均衡であれば所有している満足感を得られますが、一旦嫉妬が生まれると欲しいものが失われる恐怖を回避するために、さらにドーパミンを分泌させてしまい、その結果、自制心が激しく失われていきます。
したがって、愛しすぎてもどうなるか?と自分自身に問うのではなく、愛しすぎても大丈夫、という自制心を保つようにすれば、愛しすぎても良い結果に導くことができるわけです。
あふれる愛情のベクトルを違う対象に向けることで自制心が発達する
恋愛で互いの距離を保つための自制心は、愛しすぎるというベクトルを他へ向けることでつくり上げることが可能です。
愛しすぎる部分には性欲も含まれているので、たとえばスポーツや仕事など動的行動に熱中して性欲を含めた肉体的なパワーを消費させるのもいいですし、たぎる性欲を冷やす意味で読書や絵画の鑑賞など静的行動も自制心を育てるのに役立ちます。
また恋人と一緒ではなく、自分1人で時間の余裕がある時に旅をするのも効果的ですね。それもできれば外国へ。
外国の1人旅は楽しい面ばかりでなく危険な事も多いので、冷静な判断と自制心が短期間で発達します。恋人と遠隔地の状況下では嫉妬よりも恋慕が強くなり、恋愛に大切なことが何か見えてくることも期待できます。
最初は愛しすぎるパワーをできるだけ恋人と関連性のないところへ向ける行動を繰り返すことにより、恋人との距離感を保てるようになりますが、動的行動または静的行動を継続させれば自然と興味の対象が移り、活動していることに対する自信も湧いてくるはず。
つまり嫉妬の根源にあるコンプレックスも解消できるのです。
自制心を失った嫉妬は恋愛の悪循環を招きますが、嫉妬を自制することができれば恋愛だけでなく自分自身の成長を促すことにもつながる正循環を発生させます。
出会い系サイトでは女性に関心のある話題として振ると効果的
愛するとどうなるか?この問題提起は出会い系で使うにはいささかヘビーですが、こういった話題を好む女性は少なくありません。
その理由は、女性には少なからず「男性破壊願望」があるからです。
これは愛しすぎた男性をメチャメチャにしたい、という欲求ですね。独占欲の究極と言っても過言ではありません。所有しているものがいつか自分の手から離れる(それが死であっても)のであれば、離れる前に壊してしまえば永遠に自分のものになる、という意識です。
この願望は男性にも多少ありますが、男性は女性に比べると所有欲が1つに固執するのではなく数に固執するため、破壊願望が弱まります。
もちろんこれは潜在的な意識であり、表面化すると社会的地位の喪失につながるので、「男性破壊願望」が強そうな女性は出会い系で避けた方が賢明です。
しかし出会い系サイトを利用している女性は愛されていないからこそ登録しているわけですね。
したがってメールの交換あるいは実際に出会って親密な状態になった時、この話題を振るとお互いの恋愛観が見えてくるはず。
とくに恋愛系が強いYYCや大人の女性が多いPCMAXで出会った女性には話題として効果的です。
まとめ
愛しすぎるとどうなるか?という問いはいささか依存的な部分があります。
愛しすぎているのは当の本人であり、自分が愛した恋人なのですから「どうなるか?」ではなく「どうするか?」が適切ですね。
愛しすぎた時どうするか?
次の行動に対して自制心を持つだけで良くなる方へ向かい、嫉妬心に駆られて恋人を束縛するようになれば悪しき方へ向かいます。
恋愛経験が少ない場合は悪しき方に向かい、恋人と別れる結末を迎えることもあるでしょう。
そこで独占欲バランスを自分が崩したと気がつかないで別れの原因を恋人に押し付けているようであれば、新しい恋が芽生えたとしても同じ結末を迎えます。
自制心を失うほどの恋は確かに情熱的ですが、それは来るべき破滅というリスクを覚悟してのこと。
独占欲バランスを保ち、自制心を持って恋人と付き合えば、愛しすぎるとどうなる?という疑問にワクワクするような明るく楽しい答えが得られるはずです。
それでは快適な出会い系ライフを〜。