デートに誘ったら…3つの出会い系トラブル“代表例”

出会い系サイトを健全に利用するためには、信頼と実績が伴っているサイトを選ぶ必要があります。

超がつく優良出会い系サイトであれば、ほぼ間違いなく安心した上での利用ができることでしょう。しかし、そういった優良出会い系サイトであってもトラブルに巻き込まれることがあります。

利用している最中は特に問題がなくとも、デートに誘ってからトラブルが発生してしまうケースが。

実際に私はそのようなトラブルに巻き込まれたことはありませんが、とんでもないことになった友人がいます。

また、ネット上にはデート中にトラブルに巻き込まれたという声が多く投稿されており、出会い系サイトの恐怖がデート中にも起こりうることを証明しています。

そこで今回はデートに誘った後に起きた、代表的な出会い系サイトのトラブルを３つご紹介しましょう。

1 アダルト募集は要注意！“美人局”は他人事じゃない
2 出会った女性が高額な○○を購入させる業者だった・・・
3 今もまだ健在だった？！「ねずみ講」の勧誘

アダルト募集は要注意！“美人局”は他人事じゃない

bizinkyoku

出会い系サイトのトラブルでもっとも多いのは、やはり“アダルト関連の募集”といっていいかもしれません。

特にセフレを求めている男性ユーザーにとって出会い系サイトは、手軽にその相手を探すことができる有効かつ素晴らしいツールと言えるでしょう。

しかしながら、そういったアダルト関連の募集には沢山の危険が潜んでいるんです・・・。

それでは実際に私の友人が遭遇した出会い系サイトにおけるトラブルを1件紹介します。

「友人Aが恐怖した“美人局”」

友人Aはいつものように出会い系サイトを利用し、セフレ探しに没頭していました。くまなく募集を検索したところ、めぼしい女性2名をリストアップすることができ、その後アプローチして1名の女性をゲットしたといいます。

ことは順調に進み、LINEで出会う日を約束。
そして、日付は女性と出会う当日になりました。

現れた女性はまさに上玉にふさわしいほどの美人で、友人Aは興奮していたようです。

その後二人はいきなりホテルには向かわずに、ワンクッション置くという意味で喫茶店へ。できるだけ女性を喜ばせるトークに花を咲かせていると、女性が「トイレに行ってくるね」と席を立ったと言います。

これが悲劇のはじまりでした。

トイレから戻ってきた女性は「ホテルへ行こう」と切り出すと、友人Aは待ってましたと言わんばかりにOKサイン。そして二人は喫茶店を後にし、近くにあるラブホテルへ向かいました。

まあ、ここからは友人のあれこれな話のオンパレードなので割愛します。
（要するに行為の一部始終です・・・）

行為が終わってしばらくすると、ホテルのドアが何者かによって叩かれはじめたそうです。

恐る恐るドアを開けると、そこに待っていたのは今セックスをした女性の旦那と名乗る人物でした。

そうです、友人Aもここで気づいたと言いますが、要するにその相手は“美人局”だったわけです。

このあとの話もやや長くなるので割愛しましたが、友人Aは彼女たちと裁判沙汰となり、いろんなものを失ったと言えますね。

このように出会い系サイトにおけるアダルト関連の募集には要注意。

特に美人局は何かとヤバイことになるので注意したほうがいいと思います。その場ですぐに回避できることではないので、大きなトラブルに発展すること間違いなし。

私は“美人局”なんて所詮、ドラマや漫画の世界におけるお話と思っていましたが、実際に友人がそれに引っかかったことで恐怖を感じました。

決して他人事ではないので出会い系サイトでセフレを探している方は気をつけてください。

なお、美人局における対処法としては以下の3点が挙げられます。

「美人局の対処法」

１：危険な投稿は無視する
これを言ってしまうと出会い系サイトを利用するなって話になってしまうんですが、美人局に引っかからないためには危険な投稿を無視することが一番。仮にセフレ探しをしている方は、セフレ募集をしているユーザーを引っ掛けるのではなく、恋人として落として肉体関係にするのが無難でしょう。

２：待ち合わせ時間に要注意
たとえば、デートの待ち合わせ時に知らない人（女性）から声をかけられても相手にしないでください。そこでホテルに誘ってくるような女性は美人局の可能性大。そういった女性は美人であることも多いので注意しましょう。

３：引っ掛っても冷静に対応する
美人局に引っ掛ってしまった場合、被害届や告訴状を出すことができません。しかし、「民事訴訟」という形で加害者に賠償金を請求することができます。だからこそ、仮に美人局に引っ掛かってしまったとしても、絶対に泣き寝入りしてはいけません。むしろ、毅然とした態度で対応する必要があります。

まあ、いずれにしても美人局とは無縁の生活を送ることが重要になりますね。

出会った女性が高額な○○を購入させる業者だった・・・

kawaseru

実際にインターネット上で見られる出会い系サイト被害はひとつではありません。

その中でもっとも多いのは出会いった異性ユーザーが“高額なものを売りつける業者”だったというケース。これもテレビドラマや映画、漫画の世界ではお決まりのパターンといっていいかもしれません。

しかし、このケースは実際問題として被害者の多いトラブルとなっているんです。

では、どのような業者が多いのか？
ちょっと調べてみると、以下のような結果になりました。

1位：「水関連」
いわゆる高額な水と称して売りつける手口ですね。実際はなんてことないミネラルウォーターなわけですが、霊的なパワーが込められているので開運に効果的だとか、これを買ってくれたらあなたに幸運が訪れるだとか・・・まあ、口説き文句はさまざまなものがあるはずです。水の購入を拒否しようとすると、やばめなスタッフを増員させて無言の圧力をかけてくるのも典型的なパターンのようです。2位：「骨董品関連」
高価な壺などを代表とする骨董品を売りつける手口です。まあ、これも1位の水関連と同様、不思議な力が込められているだとか、この壺を持っているだけで幸運が訪れるなどとそそのかしてくるようです。骨董品ということもあって値段がかなり高額になるようです。また、売りつける手口は水と一緒のようですね。結局は安い品物を高額で売りつけることが目的なのでしょう。

3位：「化粧品」
これは主に女性が被害者となるケースが多いです。とはいえ、最近は美容にこだわるメンズが増えてきていることもあって、そのターゲットは男性にも向けられているんだとか・・・。まあ、ニキビなどに悩んでいたとして、それが一瞬にして消えるだとか言い寄られたら買ってしまうかもしれませんね。とはいえ、化粧品とはいっても高額で売りつけてくるので手口はそのほかのものと同様です。

まあ、これらの勧誘などによる高額で物品を購入させる行為は、主に街中を歩いている人間がターゲットにされるものです。

しかし、巧みな業者は出会い系サイトを利用して確実に“カモ”をおびき寄せることに成功したわけですね。

確かに出会い系サイトであれば、異性は出会うことを楽しみにしているわけなのでカモとして呼び込みやすい。そして、指定する場所に呼び込んでしまえば、逃げ場を失わせることができます。

このように出会い系サイトには何かものを買わせようとする業者も潜んでいます。

しかもその手口は色々とあるようで、何度かデートを重ねて付き合うかどうかの手前になった状況で話を切り出してくる業者もいるんだとか。

「ちょっとお金に困ってる」だとか「この○○買ってくれたら付き合う」だとか。

いずれにしても人の心理を上手についた手口で迫ってくると思うので、自然な形で騙されてしまう人が多いようです。

実際にこういった被害者の話を聞いていると、「本当にバカだな」とか「自分はこういうのは引っかからないから大丈夫」と思ってしまいますが、それはまだご自身が被害に遭遇していないだけの話。

被害者もはじめは皆そう思っていたわけですからね。

そのため、このケースも他人事と思ってはいけません。

いずれにしても、出会い系サイトで出会うことになった異性は注意深く観察することが必要だと思います。ある程度デートを重ねて問題がないようであれば、距離を縮めていくことをおすすめします。