はたして童貞は恥ずかしいことなのか?
オタク系の発想は時として奥深く、言い得て妙の独特な表現があります。
たとえば魔法使い。
これ、30歳を超えて童貞、つまり女性を知らない男性は一人前の男性ではないという認識から、「何をしているのか分からない」「得体の知れない不気味な人間」という意味が込められた蔑称ですね。
魔法使いという響きはいいけれど、中世ヨーロッパにおいて「魔法使い」は「魔女」と同じく差別対象でした。オタク系の言葉では「いい歳して女性と付き合ったことがない気持ち悪い男」と差別しますが、オタク系の良い点はこれを相手に向けるのではなく自分を蔑む時に使うことです。
ちなみにオタク系の言葉によると45歳を超えて童貞のままだと、さらにステージが上がって妖精になり、童貞は卒業したけれどこっぴどい失恋を経験して、その後、女性経験がないままだと黒魔術師になり、さらに妖怪へ発展するそうです。
ゲーム臭は強いものの、なかなか一般的な発想から飛躍して興味深いものがあります。
しかし、魔法使い、と揶揄されるほど童貞は恥ずかしいものなのでしょうか?
そこで今回は「はたして童貞は恥ずかしいことなのか?」と題し、童貞における精神的、物理的な問題点を探っていきます。
目次
女性経験なしに対する考え方の変化
確かに魔法使いにステップアップすると恥ずかしい時期はありました。
とにかく女性経験さえ済ませば卒業になるわけですから相手は誰でもよく、それこそソープやタチンボ(インデペンデントの娼婦ですね)で済ませた男性が数多くいました。
周囲がそんな状況だから未卒業だと恥ずかしいと思って焦るわけです。
この状況が円環的に作用して童貞卒業を促進した時代がありました。
今はそういった反社会的行為(基本的にソープやタチンボは違法行為です)に対する道徳観が若年層に浸透している(これはソープやタチンボ、あるいは不純性行為が性病を誘発するという社会的啓蒙も役立っています)ため、逆にそういったところで卒業することこそ恥ずかしいという社会的観念が生まれています。
つまり童貞が恥ずかしいのではなく、恋愛した相手と性行為を行っていないことが恥ずかしいわけですね。
近年における童貞率アップは本当?
童貞率は2005年頃から全体的に上昇しています。
たとえば18〜19歳は2005年に60.7%が2015年には72.8%、20〜24歳は33.6%が47.1%、25〜29歳は23.2%が31.7%。増加傾向はここまでで、魔法使いは23.4%から25.6%、妖精一歩手前となる35〜39歳は24.8%から26.0%と鈍化しています。
確かに2005年からは童貞率が上昇しているものの、じつはずっと上昇傾向にあるわけではなく、2005年以前、とくにバブル経済直後の1992年に比べると2015年の状況はそれほど変わっていません。ここ20年くらいの動向だけを見れば2005年だけが低下しているといえます。
したがって現在は25歳ぐらいまで童貞の男性は2人に1人。29歳ぐらいでは3人に1人の確率なので、相対的に見れば恥ずかしいという状況ではないし、焦る必要はないでしょう。
ただし、魔法使いにランクアップした男性は2005年から調査対象に入っており、今後も女性経験なしの嵩上げになる確率が高いので、未卒業を信念としていない限りはちょっと焦った方がいいですね。
【口コミ】童貞を女性はどう思っているのか?
童貞は恥ずかしいことなのか?
女性経験のない男性がいくら考えを巡らせたところで結論は出ません。結論を出したところでそれは単なる独りよがりになるだけです。肝心なのは女性が恥ずかしいと思っているのか、という点ですね。
それでは女性の童貞に対する口コミを見てみましょう。
女性が口を揃えて言うのは童貞が恥ずかしいことではなく、童貞ゆえに女性に対する接し方が未熟、誤っているということです。これは男性が恥ずかしいと思う精神的な問題ではなく、相対にある物理的な問題ですね。
恥ずかしいのは女性経験がないことではなく男としてのマナー欠如
童貞の卒業とは、女性器に男性器を突っ込んで射精することです。
単なる生殖行為ですね。
自然界では生殖行為が雄の生命を賭けるほど切迫した問題なので恥ずかしいなどと思っているヒマがありません。おそらく女性経験がないというだけで恥ずかしいことを問題視するのは人間だけです。
この生殖行為を1度経験したからといって相対する物理的問題が解決するわけではありません。
女性の口コミでも見られるように、女性が男性に求めているのは単なる女性経験ではなく、女性に対する接し方です。
生殖行為を何度も繰り返していたところで、女性に対する接し方を学ばない男性も数多くいます。それは男性として女性経験がないよりも恥ずかしいことといえるでしょう。
逆に、生殖行為の経験がなくても女性に対して誠実であれば、恥ずかしいと思う必要もなく女性も積極的に接してくれることになります。
たとえ童貞でも胸を張って正直に生きる
上記のように童貞であることはけっして恥ずかしいことではありません。恥ずかしいのは女性に対して接し方に誠実さがないことです。とはいえ、恥ずかしいという気持ちがあるだけで男性としての自信や尊厳が十分でないことも事実。
女性経験がないと女性の好みが分からず、自信もないことから容姿も冴えなくなってしまいます。
たとえ魔法使いや妖怪になったとしても、まずは容姿を磨きましょう。
別に流行最先端のファッションやヘアスタイルを真似る必要はありません(むしろ、それをすると浮きまくりになるので避けた方が無難です)。女性が嫌うのは不潔なタイプです。見た目、爽やかな雰囲気のファッションを心がけると同時に、身体も清潔にしておくことが自然な卒業の第一歩です。
とくに女性は指先を必ず観察します。
爪は必ず短くカットしてヤスリをかけ、指先をきれいにしているだけで女性が抱く好感ポイントは高くなります。
女性経験がないからといって風俗で卒業する必要はありません。風俗はお金を払って性的欲求を満足させるところ。つまりお金の対価でサービスがあるわけですね。しかし素人女性とのセックスはお金の対価ではなく感情の通過点です。女性はサービスするのではなく受け身に回ります。
風俗通いの男性はとかく受け身に回りがちになって女性を喜ばせるという観点に欠如しています。童貞で女性経験がなくても、女性を喜ばせようという気持ちがあれば、それが相手に伝わるはずです。
正直に童貞であることをカミングアウトし、その上で2人の愛情を確認できれば初めてのセックスが一生の思い出に残ること、間違いありません。
卒業相手は出会い系サイト「YYC」で見つけよう!
童貞であることを恥ずかしいと思わず、女性に対して誠意を持った接し方をすれば卒業は遠い話のことではありません。とはいえ、相手がいなければ物語は始まりませんね。
その相手を探すなら出会い系サイトのYYCがベストです。
数ある老舗の優良出会い系サイトの中でもアダルトコンテンツがなく、初心者でも安心して利用できることから恋活や婚活のために利用している男女会員が多数在籍していると高い評判を集めています。
出会い系初心者が多いということは、それだけ男性会員にも童貞が多いということ。
ここで思い出していただきたいのが29歳までの童貞率。2〜3人に1人が女性経験なし、ということはYYCで童貞であってもさほど目立たないのです。
もちろん最初から「童貞を奪ってください」なんてアピールしたら女性会員はドン引きするので、あえて言う必要はありません。あくまで友達以上、できれば恋人を求めてYYCに登録したことをアピールしましょう。女性経験なし、はメールを交換し始めてからカミングアウトしても十分に間に合います。
まとめ
童貞という価値観は本人の絶対的な感情によって決まります。とにかく卒業したい!という男性にとっては恥ずかしいことになり、本当に愛した女性だけに捧げたいと思っている男性には恥ずかしいという価値観はないはずです。
世の中、童貞よりも男として恥ずかしいことは山のようにあります。
女性に対して誠実な接し方ができないだけでなく、社会的なマナーを守れないというだけで男性として恥ずかしい存在です。
童貞だから恥ずかしい、と辱めを受けたら「それがどーした!」と胸を張ってください。それよりも男として弱気を助け、強気をくじくことの方がよほど大事なことです。そして、そのような姿勢を持っていれば必ず最適な卒業相手が見つかるはずです。
それでは素敵な出会い系ライフを〜。