「男女の違いはあるの?」恋愛に熱しやすくて冷めやすい理由を徹底検証
恋愛において「熱しやすくて冷めやすい」性格は結構問題が多いです。熱しやすければ失敗が多くなりますし、冷めやすければ長く付き合うとかその先の結婚をリアルに考えられません。
まだ本気になれる相手が見つかっていないから熱しやすく冷めやすいのかもしれませんが、直したい・この性格のせいで困っているということであれば、出来ることはあると思います。
ここでは、なぜ熱しやすく冷めやすいのか、男女差はあるのか、そして一人の異性と長くお付き合いしていくコツについてお話しします。問題解決の糸口になれば幸いです。
熱しやすく冷めやすい理由・心理を探ってみよう
熱しやすく冷めやすい性格の人は、恋愛以外にも趣味や仕事に関しても同じような傾向が見られます。どうしてそういう心境になるのか、その理由や人間の心理を調べてみました。あなたに当てはまるものはあるでしょうか。
別れの原因を相手のせいにしていませんか?
恋人ができてもすぐに別れてしまうという人は、一度別れた原因について思い返してみてください。
歴代の元カレ(元カノ)と別れた原因を並べてみたとき、その原因の方向性は誰に向いていますか?もし「相手が私の気持ちに応えてくれなかったから」「あまり会えなかったから」「せっかく作った料理をいつも残されたから」というように、自分以外の何がか原因だと受け止めているなら、それが長続きしない恋愛の原因になっているからもしれません。
本来、別れに至るまでの経緯を振り返ってみると、相手に全ての原因があるケースというのはなかなかありません。
さきほど挙げた例でいうと
・遠距離だったから→我慢している時間の過ごし方に問題はありませんでしたか?
・料理をいつも残された→相手の好みを知り、料理の腕を磨く努力をしましたか?
どんな原因でも、お互いが歩み寄れる要素はあるはずです。自分以外に別れた原因があると思いこんでしまうと反省できませんし、次の恋愛にも活かせないために、同じパターンで別れることを何度も繰り返してしまいます。
自分以外のせいにする傾向が強い人は、プライドを傷つけられたくないという思いが強いのだと考えられます。また、良い出来事に関しては自分のおかげだと考える側面もありますから、なかなか自分の問題点について振り返る機会が作れません
関係を深める前に性行為に走っていませんか?
これは男性に多いとケースだと思います。
セックスをするまでは情熱的・積極的に女性へアプローチしていたのに、行為のあとは嘘みたいに気持ちが冷めて会話すら億劫だと感じます。
本人からすると騙すつもりもありませんし、アプローチしているときは嘘をついているわけでもありません。ですが、結果として一時的な感情で女性を振り回します。
ある心理学者の調査によると、性行為の後は今までの情熱がすぐに薄れてしまうと答えた男性が多くいたのだとか。心の関係を深める前に性行為に走ってしまうと、熱しやすく冷めやすい状況が起こりやすくなってしまいます。
常に完璧を目指していませんか?
熱しやすく冷めやすい人は完璧主義者であることが多いです。完璧主義というのはお付き合いから結婚、結婚後の生活を人生設計するという意味合いでの完璧もありますが、ここで示しているのは「完璧にはならないと思った瞬間に諦めるタイプ」です。
たとえば、お付き合いをしていく中で、完璧な自分でいられないと思った瞬間にやる気を失ってしまうという感じ。プライドが高い・他人の評価に振り回されるといった傾向もあります。
過去の恋愛を引きずっていませんか?
過去の失敗が思い出される状況に直面すると怖くて逃げてしまう癖がついている、大好きだった元カレ(元カノ)の面影を追いかけているなど。過去の恋愛を引きずっている人は、新しく出会った人と深い関係を築くのに苦労しますし、問題が起こると諦めるのが早くなってしまいます。
何をするにも形から入るタイプではありませんか?
スポーツジムに通おうとなったとき、スポーツウェアやシューズなどの準備は積極的に楽しんで進めていきますが、いざジムに申し込もうとなった段階で面倒くさくなって「やっぱりやーめた」となってしまうパターンです。
形から入るタイプの人は飽きっぽい人が多いです。
終わったことは気にしないタイプではありませんか?
過去は全く振り返らないというのはポジティブな面もありますが、反省や自己分析ができないために同じ失敗を繰り返してしまいがちです。確かに過去は過去。後悔するよりも楽観的で切り替え上手なのは生きやすさにも繋がって長所ではありますが、短所も頭に入れておきましょう。
気を使いすぎて疲れることが多いのではありませんか?
熱しやすく冷めやすい性格は、無理な気遣いが原因になっている場合もあります。好きな人のために・恋人のために先回りして気遣いをし続けた結果、心の疲労が蓄積してしまい、ある時プツッと糸が切れてしまったかのように冷めてしまいます。
一目ぼれが多いのではありませんか?
一目ぼれに近い形で恋愛をすることが多い、知り合ってから付き合うまでの期間が短い場合、自分の気持ちを確認する前に形だけは結ばれてしまうので、問題が起こったときの耐性がありません。
一目ぼれは情熱的に人を愛することができて幸福感を得やすい恋愛パターンですが、お付き合いを長く続けるのは非常に難しいです。
熱しやすく冷めやすい自分との付き合い方10個
1.付き合うことをゴールにしない
片思いのときは付き合うことをゴールにする、お付き合いが始まると結婚をゴールにする人は非常に多いですが、ドラマのように結ばれてハッピーエンドではなく、この先もずっと続いています。
お付き合いが始まれば楽しいことだけではありません。むしろ辛いこと・大変なことのほうが数でいえば多いくらいです。
付き合った=ゴールだと思ってしまうと、関係性が深まる前に悪い習慣や癖、手抜き、だらしのない部分が出てきてしまいます。関係がしっかりとできてからなら許せることでも、付き合い始めに露になってしまうと受け付けられないものです。
小さな目標をつくってコミュニケーションを楽しむのは◎
付き合った途端に一気に気持ちが緩んでしまうのは、その後の関係構築に悪い影響を及ぼす可能性があります。ですが、関係を深めていくために共通の小さい目標を設定するのはおすすめです。
たとえば・・・
・-5キロ目指して2人でジム通いを始める
・結婚資金を貯めるために交代制で自炊をする など
こうしたプチ目標を2人で立てて一緒に頑張っていくこと自体がコミュニケーションになりますし、達成できたときの喜びも共有できます。
2.気持ちが高ぶったらあえて冷静になる問いかけをしてみる
「やばい、この人がすごく好き!」と気分が最高潮に盛り上がったときは勇気を出して告白する、友達と恋愛トークではしゃぐものです。ですが、その前にあえて水を差すかのような現実をつきつけてみてください。
「経済的な安定は難しいかもしれない」
「趣味が合わないから付き合っても上手くいかないかも」
「一人の人に決めるのはまだ早いんじゃないかな」
こうした現実を並べていくと、盛り上がった気持ちが落ち着いてくると思います。
この落ち着いた気持ちのままでもう一度、相手への気持ちを確認してみましょう。
恋は盲目ともいいますし、情熱的な恋愛ができるのも素晴らしいです。ですが、冷静なときに恋愛感情があるかの確認もしてください。
盲目的な状態や情熱的な気持ちはずっと続くものではありませんから、冷静なときの判断も大切なんです。
3.人を好きになったら友達に話さず静かにあたためる
「好きかもしれない」という段階であっても、友達にそのことを話してしまうと、ちょっと好き→世界一好き!と一気にランクアップしていくものです。
ですが、熱しやすく冷めやすい人は気持ちの先走りが起こりやすい友達との恋愛トークはできるだけ後回しにしてください。
自分の気持ちをじっくり確認せずに突っ走っていくところがありますから、友達に恋愛相談するよりも自問自答が先だと心得ましょう。
どんなことを自問したらいいの?
相手を恋愛対象として好きなのかを確認したいなら、次のことについて一人でじっくり考えてみましょう。
・無意識に目で追ってしまう?
・他の異性と楽しそうに話している姿を見ると心がザワザワする?
・相手がいなくなった世界を想像したら何を思う?
・相手の欠点とも付き合っていけると思う?
・嬉しいとき、悲しいとき、一番に報告したい人は誰?
・自分の素をさらけだせる?
・相手が体調を崩したら何をしてあげたい?
・別に用事がないときでも連絡を取りたい?
・相手の問題を自分の問題として一緒に乗り越えていきたいと思う?
・性的な意味も含めて相手に触れたいと思う?
4.他人に幸せにしてもらおうという考えを捨てる
育った環境も違えば、趣味も考え方も価値観も何もかも違う男女が人生を共にするのは、簡単な道のりではありません。
大ゲンカになってしまったり、言葉で傷つけ合ったり、感情的になってしまうこともありますし、どうしても上手くいかなくなったときには失恋の傷みも味わうことになります。
そういう大変な思いをしても私たちが新しい恋愛へ進めていけるのは、2人で一緒に人生を歩んでいく幸せを覚えているからです。
幸せにしてもらいたい願望が強い人は、「2人で一緒に」という感覚が持てないために、自分にとって都合の悪いことが起こると一気に冷めてしまいます。
恋愛は幸せにしてもらうためにするものではありません。一緒に幸せになるためにお互いがお互いを選ぶのです。
そのことを忘れないでください。
5.周りの意見やアドバイスにも耳を傾ける
気持ちが盛り上がっているときはこのまま突っ走りたくなるものですが、周りの意見やアドバイスに耳を傾ける心のゆとりを持つようにしましょう。
たとえそれが反対の意見・否定的な意見であっても、反発せずに一旦受け入れてみてください。周りの意見と自分の気持ちをぶつけあうことによって、本心が見えてくるようになります。
最終的な決断は自分で
重大な決断を自分でできずに友達に頼ってしまう人はいつまで経っても自分の本心が分からないままでしょう。
友達のアドバイスは参考程度にしかなりません。最終的な決断はあなた自身が責任を持ってください。
6.過去の恋愛のパターンを振り返る
過去にとらわれない生き方は素晴らしいですが、自分の失敗や反省を活かすには時々過去を振り返る必要があります。
自分で経験した時間は、たとえ失敗したことであってもかけがえのない財産です。むしろ失敗例のほうが今後のあなたの人生に活きてくる場合も多いでから、過去の恋愛パターンは分析しておいて損はありません。
過去なら冷静に向き合える
熱しやすく冷めやすいタイプはプライドが高い人が多く、失恋した直後に何が問題だったのかを考えるのは難しいです。
ですが、笑って話せるようになった過去の恋愛であれば、冷静に向き合えるはず。「別れた原因がもしも自分にあったとしたら・・・?」と仮説を立てて、候補を挙げていきましょう。
こうして考えていくことによって、今まで見えなかったもの・見ようとしなかったものが浮かび上がってきます。
もし元カレ・元カノと普通に話せる仲ならば、当時の心境を語り合うのも自分の恋愛傾向を知るよい機会になると思います。
7.ひとつのことを長く続ける経験を積み重ねる
熱しやすく冷めやすいと、何をやっても続かない・割とすぐに飽きてしまうところがあります。
そこでやってみて欲しいのが「ひとつのことを長く続けること」です。
これは恋愛に限ったことではなく、趣味や習い事、運動、自炊、掃除・・・と何でもいいので、一日一日を積み重ねていく感覚を持つようにしましょう。
継続することのメリット
継続する期間が長くなっていくと、初心者→中級者→上級者とステップアップできますし、成果が出るようになります。たとえば毎日筋トレを続けていれば、体脂肪の減少やスタイルアップが期待できますよね。
ひとつ何かに継続して打ち込むことができれば、他のことに対しても続けていれば何か変わるかも・・・と諦めない気持ちを持てるようになりますし、問題が起こっても逃げ出さない強さも備わっていくでしょう。
8.等身大の自分で接する努力をする
あれやこれやと気になって気疲れしてしまう人は、等身大の自分でいる努力をしてください。
気遣いをすることは人と関わっていくうえで大切ですが、無理をしてまでやることではありませんし、それが熱しやすく冷めやすい状況を作り出しているのなら避けなくてはいけません。
「○○しないと自分は愛されない」という気持ちが強い人は、本当の意味で誰かに愛されることはないのだ・・・と絶望感・無力感を背負って生きています。
平凡な自分でいてはいけない、弱い自分ではいけないと追い詰めてしまい、それが限界までくると突然どうでもよくなるというループにはまってしまうのです。
等身大の自分ってなに?
等身大の自分というのは、たとえばこういうことです。
・見栄を張らない
・弱い自分・平凡な自分も受け入れる
・自慢や地位、名誉は必要ない
・他人と比べない
合コンや婚活に力を入れていると、初対面の人と出会う機会が多くなりますが、初対面の人に対しては最低でも嘘はつかない・見栄を張らない・・・この2つは心がけてください。
人に好かれるかどうかにこだわるのではなく、人とのコミュニケーションをどう楽しむかを大切にできるようになると、等身大の自分に幸せを感じるようになるでしょう。
9.好きになってから告白までの期間を長くする
熱しやすく冷めやすい人は、好きかもと思ってから行動に移すまでが早いです。自分の気持ちをじっくり考える前に先に告白するので、振られるか付き合うかの道があっという間に決まってしまうんです。
そこでやって欲しいのが、好きになってから告白までの期間をこれまでよりも長くするということです。
燃え上がっているときの自分とスーッと冷めたときの自分の両方を感じてみてから告白を考えても遅くはありません。
10.安定・安心も幸せのひとつだと知る
熱しやすく冷めやすい人は、刺激を幸せだと認識することが多いです。確かに刺激のある恋愛はドキドキして幸福感も得やすいですが、それがずっと・・・となると疲れてしまいます。
一緒にいると理由は分からないけど安心するんだよね・・・というタイプの人を恋愛対象として見たことがないなら、これからはぜひ積極的に考えてみてください。
長く付き合っていくには、安定感・安心感も欠かせません。
まとめ
熱しやすく冷めやすい性格のせいで、辛いこと・悩んだこともあったかもしれませんが、悪いことばかりではありません。
熱しにくいと、周りが見えなくなるくらい誰かを夢中になる経験はなかなかできません。集中力があるともいえます。
そして、冷めやすいという点も別の見方をしたら「好奇心旺盛」「フットワークが軽い」ともいえるのです。
その他にも社交的な人が多いですし、実は繊細で気遣い上手といった魅力もあります。
この性格だからこそなのかなぁと思える貴重な経験も、振り返ってみればたくさんあったでしょう。良い部分は極力残して、欠点である忍耐力のなさを鍛えていけたらベストですよね。
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