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最高の結婚相手は条件で選ぶべき?それともやっぱり愛が一番?


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結婚相手への条件は、男女共通している部分で言えば、価値観の一致や思いやりがあることが重視されますよね。

男女別にするなら…

男性は→年齢・容姿・家事能力を見る
女性は→職業・年収を見る

という感じになるでしょう。そして愛情について。

ドキドキしたり熱い感情が込み上げてくるような情熱的なものもあれば、静かで穏やかなものもあります。愛情表現も本当に人それぞれですよね。

結婚について悩んだ時に”結婚相手は、条件で選ぶべきなのか、それとも愛情を優先したほうが良いのか?”…という迷いが出てきたら、どちらかを選べば解決するという単純なものではありません。

その裏には、結婚について『本当にこれでいいのかな』とか『これからどうしたらいいんだろう』というモヤモヤがあると思います。

やっぱり自信を持って生涯のパートナーを選びたいですから、色んな葛藤があるんですよね。このページは、結婚は条件か愛なのか…の選択肢の前で立ち止まっている人に向けて作りました。

本当はどちらも手に入れたい…が本音

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たとえば、こんな悩みを抱えている人がいたとします。

・恋愛結婚を目指しているけど、上手くいかない
・恋人がいて恋愛感情もあるのに、結婚となると踏ん切りがつかない
・婚活中だけど、誰と会っても恋愛感情が湧いてこない

人が悩みを抱えた時は当然、解消したい、解放されたいという気持ちが強くなります。

その結果、叶えられそうもないものは捨ててもいいのでは…と考えるのは、自然なことだと思います。

・恋愛結婚したいけどできる気がしない
 →ある程度の条件が整えば結婚してもいいんじゃないか?
・恋人はいるけど結婚には踏み切れない
 →愛情だけでやっていけるほど結婚は甘くないのでは?
・婚活しても相手が見つからない
 →結婚しなくてもいいんじゃないかな?

愛し合っていて、お相手は年収・容姿・性格…何もかもが理想的。

結婚するなら本当は、条件と愛情の2つあるほうが良いに決まっているけど、それが叶わないという想いがあるから、どちらかを選ぶしかないと思うのではないでしょうか。

ですが、条件と愛情は、考え方次第でどちらも手に入れることができます。もしくは既に持っていて気付かないだけ…なんてことも考えられます。

もしもあなたが、結婚は条件か愛か…と、どちらかひとつを選ぼうとしているとしたら、大きな決断をしようとしている前触れかもしれません。

条件か愛か…で迷った時に思い出して欲しいこと6個

①愛情は形が変わります

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愛情の形は人それぞれですし、誰に向けた愛情なのかでも表現の仕方が変わってきます。

恋人への愛情、夫(妻)への愛情、親から子への向ける愛情、ペットへの愛情、腐れ縁の幼馴染への愛情…。本当に色々ですよね。あなたにとって、結婚生活における愛情とは、どういったものが理想でしょうか。

常にドキドキしていたい、恋人のような夫婦になりたい、まめに連絡を取り合いたい、いっぱいデートしたい、トキメキが欲しい等など…。

もしも周りに羨ましがられるような結婚生活を理想としているとしたら、間違っているとまでは言いませんが、別の形もありますよということを伝えたいです。

結婚は特に何もない平穏な一日の積み重ねです。

時々ドラマチックな出来事もあるでしょうが、その”時々”だけを求めていたら退屈でしかないでしょう。結婚生活における愛情は、目で見て分からないくらい穏やかなものばかりです。

隣にいるパートナーの体温にホッとしたり、一緒にテレビを観ていて同じシーンで笑った時の一体感、あうんの呼吸で家事をこなしていったり、何も言っていないのに相手が欲しい物が分かったり。

大きく感情が揺さぶられることだけが愛情ではありません。ちょっと微笑むくらいの出来事もまた同じ愛情です。

あなたの周りに、居心地の良い異性はいませんか?

参考:「結婚に繋がるご縁とは?」結婚と恋愛の違い6個

②結婚する意味は、結婚してからじゃないと分からない

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結婚で失敗したくない!

誰でもそう思いますが、20代の若い層よりも、ある程度年齢を重ねた人たちのほうが、よりその気持ちは強くなります。ですが、慎重になれば失敗しないなんてことはありませんよね。

慎重すぎる人に多いのは、決断するタイミングを逃してしまう失敗というものがあります。結婚は、勢いやムードも大切ですから、冷静に状況を判断しようとすると、それができません。

それから、現時点では分からないこと、壮大すぎて混乱するテーマについて深く悩んで前に進めない…なんてこともあります。

たとえば『結婚する意味って何だろう』

そんな疑問が浮かんだら、要注意です。答えを出せないまま時間だけが過ぎていく可能性がとても高くなってしまいます。結婚する意味は人それぞれ。

きっと答えはいくらでもありますが、結婚を経験していない内にそれを理解するのは、非常に難しいことなのです。

ただ、結婚生活を長く続けている人たちが共通して言っていることがあります。それは、人間的な成長ができる…というもの。

結婚すると、他人との共同生活の中から深い関係を築いていくものですよね。

その過程の中で軌道修正を繰り返し、問題を解決し、自分の命は自分だけのものではないと実感する…。

こうした繰り返しが、人としての成長を自然と促していくと考えられています。

経験してみないと分からないことに対して、悩む時間はもったいないです。慎重になればなるほど、未知の世界へ踏み出す勇気がなくなってしまうのが、人間の性ですから。

結婚生活をスタートさせてみないと分からないことは、思い切って飛び込んでみる勢いも大切にしてください。

参考:結婚する意味って何だろう…?

③結婚相手の条件について改めて考える

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あなたが考える結婚相手への条件。それはもちろん無視できない大切なものです。ですが、その条件はどういう基準で決めましたか?

たとえば、ネットの情報を拾って「年収は600万円の人を希望しよう」と決めたとしたら、それはあなたの考えではなく、誰かの意見をそのまま反映させたことになります。

決めたのは確かに自分自身であっても、何となくで決めたのなら、もっと柔軟に考えることもできるはず。

600万じゃないと生活できないというわけでもないのは分かっていますし、上を望めばキリがないことも分かっています。

そもそも男性の年収が600万円以上の人を探すこと自体が大変ですよね。結婚相手の条件を考える上で重要なのは、最低ラインを決めるということ。

年収であれば300万円以上あればいいかな…とか、年齢であれば37歳くらいまでならOKかな…という感じで決めていくのです。

600万円を希望することは問題ありませんが、幅を持たせることが大切なんです。異性とのコミュニケーションはより楽しくなりますし、何よりあなた自身が楽になります。

結婚するなら『ピンときた』『今だと思った』という論理的には説明できない直感も大切です。条件にこだわり過ぎると、直感が働かなくなってしまいますから。

④恋愛感情が湧かなことで悩まなくてもいい

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婚活中の人は特に…ですが、条件に合う人が見つかっても好きという気持ちが芽生えなくて、思い悩むことが多いです。

自然にお互いを意識するようになって、付き合い始めて、その延長線上に結婚が見えてくる…という流れであればお互いの愛情は分かりやすいですよね。

ですが、婚活は気持ちからではなく、面接のような雰囲気で初対面を迎えることが普通です。

それに、相手のことを何も知らない内から結婚を意識して会話をするという、普段の生活にはないちょっと特殊な空間でもあります。

そのため、条件を通してしか相手を見れないことに、それでいいのか…と悩んでしまう人が多いようです。

ですが、感情が湧かないのは当たり前のことです。相手のことを何も知らない内からドキドキする一目ぼれなんて、そう経験できるものではありませんから。

相手がいれば好きという気持ちが先にやってきて、あとから条件を当てはめていきます。
相手がいないなら条件が先に立つ。ただそれだけの話です。

相手がいる中で考える結婚と、いない中で考える結婚は、考え方や気持ちの順番が変わってくるのですから、不安にならなくて大丈夫です。

条件が整っている人に出会って、相手も同じ気持ちであれば、とりあえず何度か会ってみてください。

この”とりあえず”というのが大事で、恋愛感情が湧いてこなくても、もちろんOKです。

会話を重ねていくことで、条件以外の部分に魅力を感じるようになってきたら、また次も会ってみる。興味深い部分を見つけたら、またその次も会ってみる。

こういう時間を積み重ねていくことで、ご縁があれば愛情は自然と育っていくものです。

⑤愛情は土台になる

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恋人同士だった頃はラブラブだったのに、結婚したらそんな気持ちは跡形もなくなっているような夫婦っていますよね。

当人たちも「あの頃は良かったのに…」なんて嘆いているかもしれませんが、上でお話したように愛情の形は変わっていくので、目に見えてラブラブな関係はずっと続くわけではありません。

そして、愛情は土台として結婚生活を支えてくれます。

結婚生活に愛情は不可欠ですが、それは、全てにおいての土台となるのが愛情だからです。

きついけど仕事を頑張れるのは、家族を守りたいから。

幾度となくケンカを繰り返しながらも話し合うことを諦めないのは、ずっと一緒にいたいから。

毎日栄養バランスを考えた食事を作るのは、パートナーの体を労わっているから。

どれもこれも愛情という土台なくしては、続けていくのは難しいことばかりですよね。

大恋愛の末に結ばれたにもかかわらず、育った環境の違いがボディブローのように徐々に利いてきて、最後に爆発してしまった例は枚挙に暇がありません。

(引用:大塚寿『ビジネスパーソンのための結婚を後悔しない50のリスト』ダイヤモンド社、2012年)

どんなに愛し合っていたとしても、愛情だけに頼り切った結婚生活を送ってしまっては、いつかお別れする日がやってきます。

愛情を土台にして、何を築いていこうかを考えて行動していくことが、理想的な結婚生活だと思いませんか?

⑥結婚相手の条件にぜひ加えて欲しい項目

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アドラー心理学では、幸せになれる結婚相手の条件をこのように掲げています。

知的な適合性がある
大切にしているものや価値観、感覚、笑いのツボが似ている
身体的な魅力がある容姿や体型が好みのタイプである
友情を作り、維持する能力がある友達とのコミュニケーション能力に長けている人は、夫婦としての長く付き合える
自分より相手に大きな関心がある”大きな関心”は言葉ではなく、行動を指標にする。言葉なら何とでもごまかせるから
職場で上手くやっている職場内の関係よりも、愛を育むための対人関係のほうが難しいが、ひとつの基準になる
協力しあう姿勢がある当人同士の付き合いだけではなく、互いの家族にも協力的な姿勢を見せる

アドラー心理学:
人間は、過去の経験が原因となって問題が起こるとする原因論(フロイト)ではなく、現在の目的に沿って過去を持ち出す目的論で生きているという考え方。

例:
原因論)幼少期に虐待を受けたから、人付き合いが上手くいかない
目的論)人付き合いをしたくないから、虐待の記憶を持ち出している

参照:ダイヤモンド社・嫌われる勇気official web site

特に真新しい項目はないですが、対人関係を重視している点に注目してください。

結婚生活は、パートナーとの関係だけではなく、お互いの家族や親せき、近所の人たち…と、独身時代とは違う対人関係を築いていくことになります。

確かに、コミュニケーション能力が高い人と結婚すると、あらゆる面で円滑に物事が進んでいきそうです。


 

こんな人と結婚すると、幸せな結婚に繋がります。

・人に興味がある
・人間関係を築いていくことが上手
・人と接するのは苦手だけど、努力していく気持ちがある

結婚相手への条件と愛情。どっちが大事なのかを考える必要はありませんし、どちらかを捨てることもありません。

まず既に持っていないか考えてみること。

特に愛情は、身近に最高の相手がいるのに、穏やかな愛情であるために気付かないケースはとても多いですから、注意深く周りを見渡してみましょう。

それから、条件と愛情の視点を変えてみることも大切です。

条件であれば、理想よりもどこからが許容範囲なのかを見極めるほうが重要ですし、愛情には色んな形があることを知る必要があります。

最後に、順番について。

結婚するにあたって、条件と愛情、どちらが先に芽生えるのかは問題ではありません。

既に相手がいるなら愛情が先になって当たり前ですし、いないなら条件ばかりが目につくのもまた自然なことなのですから。


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