「尽くす女は結婚できない?」尽くさずに恋人に愛される6個の方法
好きな人ができたら振り向いてもらえるように頑張りたい。恋人にもっとすきになってもらえるように頑張りたい。結婚できるように頑張りたい。
この「頑張りたい」という気持ちはとても大切ですが、時々空回りしてしまう事があります。あなたが尽くすタイプの女性であれば、時々・・・どころか、度々空回りしているかもしれません。
尽くすという行為は、当人からすれば努力の形だと思いますが、周りからは・・・
等など、ひどい予想ばかりされてしまうのです。ただ、この予想はあながち的外れでもないから無視はできないのですが・・・。
この記事は、相手を満たしてあげようと努力してきたものの、上手くいかなくて悩んでいる人に向けてお話します。
尽くす以外の愛情表現を知って、今よりもっと幸せな恋愛をしましょう!
・自分のことはそっちのけで相手の要望に応じる
・甘えるのはとても苦手
・面倒くさい女にならないように・・・と完璧な彼女を目指す
・率先して彼の身の回りの世話をする
・彼の言っている事は一切否定しない
・自分は悪くないのにすぐに謝る
・浮気されても自分のせいだから・・・と許してしまう
あなたはいくつ当てはまりましたか?
目次
まず考えて欲しいのは「誰のために尽くしているのか」
尽くす女性が幸せを掴むのは、なかなか険しい道のりであると言わざるを得ません。
そんなあなたを理解し、真っ直ぐな愛情を注げる男性と結ばれるのなら話は別ですが、相手ありきでは問題が解決したとは言えないですよね。
尽くす女性は、真っ直ぐな愛情を注ぐ事ができません。
「真っ直ぐな愛情」は、あなた自身が心から楽しい・幸せだと思えて、その温かい気持ちが意中の相手や、時には周囲にも伝わるくらいの強いエネルギーを持っています。
真っ直ぐな愛情を注げるようになると、素晴らしい恋愛関係を築いていけます。結果として恋人にはなれなかったとしても、お互いの心に温かい気持ちがいつまでも残る恋愛ができるでしょう。
ギブ&テイクが当てはまらない尽くす女性
対して、尽くす女性の愛情表現には、至るところにこんなメッセージが込められています。
「あなたを満たしてあげたのだから、私を愛してください」
つまり、“愛をもらいたいから、愛を与えている“という循環をいつのまにか作ってしまうのが、尽くす女性の特徴です。
一見すると間違っているようには感じません。ギブ&テイクは人間関係の基本。尽くす女性もギブから始めているわけですから、この基本に則っているように見えます。
ですが、尽くす女性と付き合った男性は、付き合い始めがピークで時間の経過と共に気持ちが冷めていきます。
これはどうしてなのでしょうか。
誰のために尽くしているの?
相手に尽くすというのは、恋愛に限らず全ての人間関係において大切な心構えです。度が過ぎてさえいなければ・・・というのが前提になりますが。
尽くしすぎる状態の女性は共通して「愛されている気がしない」「どうして私ばかりがこんなに好きなんだろう」という不安を抱えています。
ですが、この不安がどこからくるのかは考えようとせず、愛されるためにもっと頑張るべきだ!と更に尽くそうとします。
言い換えれば、自分の不安を解消したいから、解決策だと信じている“尽くす”という行為に走ります。
彼のためではなく、自分のために尽くす。
本当は純粋に愛している事を表現したかったはずなのに、不安感情に押しつぶされそうになってしまい、いつの間にか道を外れてしまったのです。
自分の利益(愛して欲しい・求めて欲しい)しか考えられない状態になっているとも知らず、彼へ惜しみない愛情を与えていると思い込んでしまいます。
尽くすよりも大切な事6個
①嫌いなこと、苦手なことを伝える
ひと言も会話をせず、お互いを全く知らないままでお付き合いに発展する事は、今の時代では滅多にありません。
職場や友人関係、婚活といった場所で、気になる男性と出会い、関わっていく内に好きという感情に変化していくのが普通ですよね。
つまり、あなたと男性との関係は出会った時点でスタートしています。
尽くす女性は、スタートした時点から無理と嘘を重ねている事が多いです。付き合うまでは何とかごまかせても、後々苦しい思いをするのは目に見えていますよね。
特に、自分の嫌いな事が、相手の好きな事だった場合、「私も好きだよ」と答えてしまうのは絶対に避けるべきです。
晴れて恋人関係になれたとしても、この嘘はなかなか撤回できません。
例えば、趣味が一緒だと嘘をついたとして、彼に「趣味が一緒だったのが付き合う決め手だったかな」なんて言われてしまえば、彼とお付き合いしている限り、嘘をつき続けなくては・・・と追い詰められてしまうのです。
自分の考えや意見を持って良い
尽くす女性はこのように、相手に合わせようとする傾向があります。それが正しい事だと思っているんですね。
確かに、恋愛関係を築いていく上で、自分の考えや意見の全てを押し通すわけにはいきません。時には譲ってあげる柔軟さもないと、衝突ばかりになってしまうでしょう。
ですが、だからと言って相手に何もかも従うというのは、極端すぎます。
考えや意見が違っていても、相手を頭ごなしに否定しなければ、多くの場合は大した問題にはなりません。
恋愛とは、相手のために生きる事ではなく、相手と肩を並べて歩いていく事なのです。
②彼の母親にならない
尽くす女性の多くは、まるで母親のように彼の世話をしたがります。
無償の愛を注ぎ、温かく包んであげるような存在は、理想的な女性像のように思えますが、母親は一人だけ。本物の母親と勝負するのは無意味ですし、そもそも勝てません。
いつでも受け入れてくれる、世話をしてくれると思われてしまったら、男性はあなたに興味を持たなくなってしまいます。
いつも世話を焼いて、先回りして何かを与えなくてはと考えてばかりいると、目指しているわけではなくても隙のない女になってしまうのです。
男性は、隙のない女性を前にすると、入り込む余地はないと感じ、本能である闘争心が失われていきます。だから興味が薄れていきます。
何かを与えたい、役に立ちたいと思うのは、あなただけではありません。男性だって同じす。というか、むしろ男性のほうが役に立つ事に大きな価値を見出していると考えてください。
男性が女性に向ける愛情は、役に立ったと感じた時に強く発揮されます。そのため、女性が何でもやってしまうと『俺の居場所はない』と思ってしまいます。
つまり、あなたが全てを包み込んであげる事は、男性からすると「そんな事は求めてない」となるのです。
未熟な部分はあってもいい
人間として完璧だったとしたら、恋愛や結婚は不要です。人がパートナーを求めるのは、未熟な部分があるからこそ、支え合って生きていきたいと思うからです。
あなたの弱みは何ですか?隠そうとしないで、さらけ出してみましょう。さらけ出すと衝突する事もありますが、それを避けては深い関係を築いていけません。
③「私はこういう人間なんです」と伝える
尽くす女性は、自分が愛されたいと強く思うあまり、相手を理解しようとする心のゆとりを持てません。
例えば、連絡が取れなくなった時、寂しくなった時に、ついしつこく電話してしまう事はありませんか?彼には彼の都合がありますから、着信履歴がいっぱいになるくらいしつこくしたら、迷惑がられてしまうでしょう。
尽くす女性は、感情的になってしまうと自分を抑える事ができません。「私の気持ちを分かって!」と一方的に押し付けようとします。
ですが、考え方には男女差もある上に、性格や育った環境も違うのですから、理解してもらうのは相当高いハードルになってしまいます。
自分の面倒くさい部分をさらけ出す
理解してもらおうとすればするほど、男性の心は離れていってしまいますが、不安な気持ち、寂しい気持ちを一人で抱え込めと言っているのではありません。
理解してもらう方向性を少し変えてみるのです。
仮に「こんなに心配しているのに、電話取ってくれないなんてヒドイよ!」と言ってしまったら、男性からの理解はまず得られないでしょう。
ですが「よかった!電話取ってくれて・・・心配しちゃった」と伝える事ができたらどうでしょうか。印象は全く変わります。
②と似ていますが、誰にでも面倒くさい部分はあります。「こんな私だけど、よろしくね」というニュアンスを込めて話ができるようになれば、あなたを愛おしいと思ってくれるでしょう。
④彼のプライドを傷つけない接し方を考える
尽くす女性は、男性に失敗させてはいけないと、つい口を出しすぎてしまうところがあります。
「もっとこんな風にしたほうが良い」「これでは上手くいかないわ」なんてお説教するような話し方をしてしまうと、彼のプライドは間違いなく傷つきます。
ですが、だからと言って無理やり褒めるポイントを探しても、伝わりません。「今のままでもOKだけど~」と言い訳っぽくなっても、彼は不信感を募らせてしまうでしょう。
お説教にならない話し方をマスターしよう
せっかくアドバイスしようと思っても、相手が受け入れてくれなければ意味がありません。おまけに余計なお世話だと言われてしまいます。
男性のプライドを傷つけては、どんなに素晴らしいアドバイスも無効になってしまう・・・それならば、男性の心にすっと入っていく話し方をマスターしましょう。
方法は意外に簡単です。
・否定も肯定もしない
・曖昧な言い方をする「~だったらいいかもね」
・感想を伝える「~だったらもっと楽になるのかなぁと思った」
・他人の考えを伝える「そういえば、うちの上司がこんな時は~すると上手くいくって言ってたなぁ」
ポイントは、「~するべきだ」という断定的な言い方をしないという事です。あなたはヒントを与えたに過ぎず、どうするか決めるのは彼自身なのですから。
中立な立場で、そっかそっかとまずは話をじっくり聞く。その後でアドバイスしたい事があれば、上手にぼかして男性へのアドバイスを伝えていくのです。
⑤彼の「愛してる」サインをたくさん見つける
尽くす女性は、愛されていないという思い込みが強いとお話しました。だからこそ、際限なく尽くそうとしてしまいます。
ですが、いくら尽くしても愛に飢えていくばかりです。それよりも、既に存在している愛情を見つけられる人になってください。
求めてばかりだと、既に存在している愛情を見逃してしまいますし、常に求め続けられても男性は心を消耗していくだけです。
共通の友達に協力してもらおう
もっと愛されたいと思っていると、どうしても既にある愛情を見つける事ができないので、共通の友達に協力してもらう事をおすすめします。
友達に「彼に愛されてるか不安になる事があるんだ」と相談してみてください。友達は客観的にあなたたちカップルを見ているわけですから、そんなことないよ!と、彼の愛情表現について説明してくれるでしょう。
男性は、女性と違って自分の気持ちを表現する事がもともと苦手ですが、態度や仕草には必ず現れます。
例えば・・・
・あなたのおっちょこちょいな部分を笑って見ている
・道を歩いているとさり気なく守ってくれる
情熱的であればあるほど、愛が大きくなるというものではありません。日常的な愛情表現は静かで小さいものだけど、それを感じる事ができればあなたの心はきっと満たされます。
⑥相手よりもまずは自分の心を満たす
「愛してもらったら私の心は満たされる。だからたくさん尽くして愛してもらおう」こう考えてしまうと上手くいきません。
何故なら満足感は、他人によって与えられるものではないからです。それに、自分が満たされていないのにどうやって相手を満たせるのでしょうか。
そうなると、あなたの尽くしてきた努力は、一体何のためだったのかと思ってしまいますよね。
あなたは何を持っている?
自分を満たす方法はとても簡単です。それは既に持っているものを思い出す事です。彼と初めて出会った時、デートに誘われた時、二人で大笑いした時・・・。これらの出来事は全てあなたのものです。
好きだよ、愛してる・・・の言葉だけが愛情表現ではありません。二人の思い出の中にもたくさんの愛情が詰まっている事に気付けば、あなたの心は必ず満たされます。
そして、心が満たされている人は、このハッピーな気持ちを他人におすそ分けする事ができます。彼との関係だけではなく、周囲の人間関係も円滑になるでしょう。
まとめ:無償の愛を与えているという思い込みを捨てよう
尽くす女性は、無償の愛を注いでいるという感覚を持っていますが、この考えは改めるべきです。無償の愛とはつまり、見返りは求めないものですから、尽くしてあげるから愛して欲しいという考えは当てはまらないですよね。
無償の愛だと思い込んでしまうと、自分の気持ちを一方的に押し付けている事に気付けませんし、何をされても愛情を与え続けるべきなんだ・・・と、追い詰められてしまいます。
恋愛関係は、無償の愛でなくても良いのです。あなたには愛される価値があるのですから、愛されたいと思う事は自然な気持ちです。
ただ、尽くすという方法だと、伝わりにくいという事。それだけです。
恋愛は、相手と向き合っているようで、実は自分自身とも向き合っています。
自分の嫌な部分もたくさん見えて、苦しいかもしれませんが、未熟な部分もあなたの大切な一部。もっと頑張ろう、改善させようと思う気持ちは大切ですが、否定はしないでください。
そして、パートナーに求めるのではなく、パートナーと一緒に人生を歩いていくという感覚を育てていきましょう。
そうすると、愛に飢えるどころか、愛を無限に与えられる人間になれます。
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