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「幸せな結婚生活は伝え方が100%?」カップルに役立つ心理学集めてみた


どうしたら幸せな結婚生活を送れるのか。その答えが分からないまま、私たちは婚活を頑張るしかありません。答えなんてあってないようなものですから。

世の中にはたくさんのテクニックや情報はあるものの、努力してもダメな時はダメだし、何も考えてなくても上手くいく時は上手くいく…。結婚して幸せになれるかはギャンブルだと思っている人もいるでしょう。

実際、結婚はしてみないと分からない部分がたくさんあります。予想しなかったことが起こりますし、パートナーへの気持ちも年月とともに形が変わっていきますから、確かに幸せな結婚の絶対的な法則はなさそうです。

たとえば、経済的な安定を幸せな結婚だと定義している女性が、高年収の男性と結婚したら幸福感を得られると思います。でも、彼がリストラされたらどうなるでしょうか。大幅に減給になったら?事故に巻き込まれたら?病気になっってしまったら…?

お金=幸せだと思えば思うほど、結婚生活は崩れていってしまうでしょう。

女性は、結婚相手への条件に年収の高さを挙げている人は多いと聞きますが、こうした条件は本人の努力や意思にかかわらず失ってしまうリスクがあるわけです。

ですが、幸せな結婚生活を送る条件として、ひとつだけいつまでも経っても変わらないものがあります。

それは「伝え方と受け取り方を知ること」です。

今、婚活を頑張っている女性には予習してもらいたいのです。幸せな夫婦・カップルのコミュニケーションを。そして、彼氏ができたらすぐに練習をスタートさせましょう。

あなたと彼との違いは2人が深い関わりをしていく中で理解していくしかありませんが、男女の違いであれば、心理学的には色々なことが分かっています。

ここでは、幸せな結婚生活を送るための心理学を紹介。お互いを知るための潤滑油としてぜひ活用してください。

【伝え方編】男のプライドを大事にし、感情の爆発は避けよう

①大事な話ほどスマホとテレビから離れる

雑談だったら適当な相槌を打たれても、何なら相手が聞いてなかったとしても、そこまで不満に思うことはありません。ですが、大事な話であれば事情が変わりますよね。大事な話は大事に聞いてもらいたいのが人間の心理です。

ですが、家ではくつろぐことを最優先に考えている男性は、女性の話を片手間で聞こうとするところがあります。それを不満に思って「今テレビ観るのはやめてよ!」と怒っても、彼も不機嫌そうにテレビを消して「なんだよ急に」となるはず。

ムッとしている彼はすでに話をしっかり聞いてあげる心境ではなくなっているでしょう。

大切なのは、スマホやテレビ、ゲーム機など、話の邪魔になりそうなものはあらかじめ排除しておくことです。

「大切な話があるから、この番組が終わったら声かけてね」と伝えておけば、彼も今の娯楽を邪魔されたわけではありませんから、素直に応じてくれる可能性は高いです。

伝え方の前に、伝える環境作りが大切ということですね。

②あいさつ、お礼、謝罪の言葉はいつもあなたから

朝起きたら「おはよう」、彼が率先して食器を洗ってくれたら「ありがとう」、言い合いをしてつい感情的になってしまったと思ったら「ごめんね」。

こんな風に、あえて口に出して伝えたほうがいい言葉は、あなたから率先して言うようにしてください。そうすることで、相手も自然と口癖になります。

あいさつ・お礼・謝罪の言葉を伝え合うのは、長続きするカップルの特徴だといわれています。心が温かくなりますし、もしケンカをしても仲直りのきっかけをつかみやすいです。

③頼み事は具体的に伝える

不機嫌にしていることを察して欲しい、「どうしたの?」って聞いて欲しい。言葉にせず態度で表現しようとする女性はとても多いです。ですが、察して欲しいと言われても…男性にとっては難しいことです。

たとえば、あなたばかり家事をしてイライラしている時、彼はきっとそれがどれだけの負担なのか気付いていません。それなのに察してくれなんて念を送っても、イライラが募るだけ。

ですから、頼みたいことがあれば、彼が察するのを待つのではなく、自分から頼んでください。もし家事をあんまりやらない彼だとしたら、何をどうやってやるのかまで細かい指示を出したほうがいいです。

キレイに掃除して欲しいなら「掃除機をかけて欲しいんだけど、その前に床に散らかっている服や物は片づけてね」という頼み方であれば、あなたの求める結果に近づくでしょう。

④話し合いをする前に、ゴールがどこか宣言する

女性は井戸端会議が好きですよね。立ち話で1時間以上は平気でおしゃべりできますが、男性がそういう場に放り込まれたら「この話、いつ終わるの?」と一瞬でストレスレベルが上がってしまうでしょう。

男性はゴールがない中で会話をすることがとても苦手です。というか、話をすることとゴールに向かうことは1セット。「話があるの」と始まって延々あなたの気持ちを伝えようとしても、男性は話の内容に集中できないのです。

ですから、彼に話がある時は、「5分くらい時間もらってもいい?」とか「この話には3つポイントがあるんだけど」というように、冒頭でいつ終わるのかをはっきりと伝えておく必要があります。

⑤褒める時は「初めて」を強調する

うっかり元カレとのエピソードを口にして、彼が不機嫌になった経験ってありませんか。女性だって元カノの話をされたらヤキモチを焼いてしまいますが、男性にはヤキモチ以外も関係しています。

それは、元カレと比べられている感じが不愉快だからです。男性は処女が好きとか、経験のない女性を好むって話を聞いたことはあると思います。中には、処女としか付き合わないというこだわりを持っている男性もいるんだとか。

ですから、彼を褒める時には「はじめてであること」をアピールしてください。男性は自分の色に染められている感じを嬉しく思うものです。

⑥不満や言いたいことは「現在」に限定する

あなたの誕生日を忘れてしまった彼。そのことに気付いたあなたは当然怒るでしょう。怒るまでいかなくとも、やっぱり何も思わないという訳ではないと思います。

そんな時、女性は過去の同じようなエピソードを持ち出して彼を責めてしまいます。

「去年だって、私が言うまで忘れてたよね!そういえば、今年の記念日だって仕事ばかりでさ…」というように、芋づる式に似たような不満を引き出してしまうのが女性です。

気持ちは分かりますが、そうやって立て続けに責められる材料を並べられた彼は、きっと素直に謝ることができません。過去の失敗は話し合いで決着がついていると思いますので、終わったことは持ち出さないようにしましょう。

不満や言いたいことは、現在のことに限定して伝えるようにしてください。もっといえば、小分けにするのが望ましいです。不満げな顔で「言っておきたいことが10個あるんだけどさ…」なんて切り出されたら、彼は話をする前に逃げる準備をしてしまいます。

【受け取り方編】男性ならではの考え方に否定せず、ポジティブに解釈しよう

①彼が家でダラダラするのは安心している証拠だと受け止めよう

せっかく会いにきたっていうのに、いつまでも部屋でダラダラ過ごす彼。その様子はまるであなたのことなんかどうでもいいかのように映っているかもしれません。

ですが、男性がボーッとするのは、あなたの傍で安らいでいるからです。決してどうでもいいと思っているわけではありません。ぼんやり度が高いほどに、仕事が多忙であったり、嫌なことがあったりして、心と体が疲れている可能性は高いです。

男性は悩み事を積極的に打ち明けないというか、気持ちの整理ができていないと話せない人は多いですから、「どうしたの?」と聞いても「なんでもない」と答えるかもしれません。

あなたとしては、何でもない訳ないじゃん!と思うでしょうが、彼がそう言うなら、ぼんやり具合には突っ込まず、いつも通りに過ごして様子を見てください。

②メール・LINEの返信がないことは気にせずにいよう

あなたにとってメールやLINEは大切なコミュニケーションツールなのに、彼はいつも返信をしてくれない、してくれたとしても遅くモヤモヤしている女性は多いです。もちろん男性もこの手の悩みを抱えていますが、数でいえば女性のほうが多いでしょう。

というのも、男性にとってスマホは、暇つぶしであり、用事を済ませるための手段だという認識が強いのです。今日の出来事など他愛もないメールを送った場合の返信率は、特に低いでしょう。

ですから、返信がない・遅いことを深読みしてはいけません。だって男性にとってはさほど意味がないことですから。返信がないことで愛されていないと感じる女性もいますが、そんな受け取り方をしていては疲れる一方です。もちろん理解し合うこともできません。

③男の夢を受け入れよう

「格闘家になりたい」とか「起業して大儲けしたい」など、男性には何歳になっても夢を持っているものです。年齢や状況に見合っているかはどうでもよくて、いつまでも少年のような心を持っています。

この男の夢にはほとんどの場合、現実味がありません。もし彼が「格闘家になりたい」と言ってきたら彼を論破せずに気持ちよく話をさせてあげてください。

男性は現実にもちゃんと目を向けています。ちょっと寄り道を楽しんでいるだけなのです。

そしてその夢が実現可能なものであれば、ぜひ叶えてあげてください。たとえば、ゲームソフトとフィギュアで埋め尽くされた部屋が欲しいという願いならどうでしょうか。ひと部屋充てるのは難しくても、部屋の一角にそういうコーナーを作ってあげるくらいなら可能だと思います。

④男性の沈黙を受け入れよう

言い合いになった時、男性が黙り込むことがあります。その沈黙に耐えられず…というか、無視している様子に腹を立てて「何とか言いなさい!」と余計に怒りを爆発させてしまうことがあります。

ですが、男性がケンカ中にだんまりを決め込むのは、無視をするためではありません。怒りや戸惑い、悔しさなど様々な感情が交差して、気持ちの整理が上手くできないから黙っている可能性が高いです。

女性は話しながら気持ちの整理をしていくという器用さを持ち合わせています。ですが、男性はこの同時進行は難しいです。話をするに集中するか、気持ちの整理に集中するか、どちらかなのです。

ですから、こんな時は問い詰めたりせずに、しばらく放っておいてください。そして彼から口を開くのを待ってみて。場合によっては、日を改めたほうがいいでしょう。

⑤アドバイスを受け入れよう

女性の相談は「大変だったね」とねぎらってもらいたいとか「ひどい奴!」と一緒に怒ってもらいたいといった共感を求めていることが多いです。ですが、男性にとって相談とは、アドバイスをするもの。

このすれ違いでぎくしゃくしてしまうカップルは多いです。男性は良かれと思ってアドバイスするのに、女性は共感が欲しくて相談をするのですから、お互い目的が違います。

共感して欲しいのなら、はじめから相談ではなく「愚痴を言いたいの」と話し始めてください。相談という名目ならアドバイスが返ってくるのは自然の流れですから、そのことに感謝はしても怒ってはいけません。

⑥価値観の違いを埋めたいなら、まず彼の気持ちを受け止めよう

価値観の違いを埋めるのは大変です。あなたに合わせるのか、相手に合わせるのか、それとも真ん中あたりを目指すのか。話し合いで決めていくことになりますが、この時真っ先にやってしまうのが、彼に分かってもらおうとすることです。

確かに、違いを埋めるならあなたの気持ちを分かってもらわなくてはいけません。ですが、それは彼だって同じですよね。となると、どちらも自分の主張ばかりになってしまって、話が平行線になってしまいます。

価値観の違いを埋めていきたいのなら、まずは彼の気持ちをしっかりと受け止めましょう。その中で、共感できる・賛成できる部分を見つけて理解に務めてください。

それだけで話し合いはグンとスムーズになります。彼もあなたの気持ちを知りたくなりますし、共感・賛成ポイントを探そうとしてくれるようになりますよ。

⑦彼の愛情表現を受け入れよう

愛情表現の方法は、分かりやすく伝えてくるほうが愛情が強いと思われがちですが、そんなことはありません。あなたとしてはもっと「愛してるよ」なんて直接的な言葉も欲しいのに、彼がなかなか言ってくれないと不安になってしまいます。

ですが、不安になった時に愛を語らせるという難題を突きつけてはいけません。その代わり、彼ならではの愛情表現を探してみてください。アクションは小さくても必ずあるはずです。

眠っていてふと目を開けたら、彼が優しい眼差しでこっちを見ていたなんてことありませんか?あなたの体調不良に誰よりも早く気付いてくれたり、街を歩いている時に人混みや車からさりげなくあなたを守ってくれたことは?

言葉にしてくれなくても、彼の愛はきっとあちこちにあると思いますよ。

番外編:幸せな結婚生活の条件を集めてみた

結婚前の恋愛経験が少ない

元カレ・元カノとの比較が生まれないほうが結婚への満足度は高くなるからというのが理由です。今カレに欠点が見つかった時、『元カレのほうが良かったなー』なんて思った経験は誰しもあるのでは。

比較材料がなければ比べようがないから、今の目の前にいる人との関係構築に集中できるというのは確かにありそうです。

スキンシップが多い

オキシトシンは幸せホルモンのひとつです。オキシトシンはパートナーと手をつないだり、触れ合ったり、キスをしたりといったスキンシップで分泌されるのですが、こんな効果が期待できます。

・幸福感で満たされる
・癒される
・パートナーへの信頼感が増す
・不安な気持ちが和らぐ など

オキシトシンが分泌されることを意識すると、2人でいる時間がより大切に思えるのではないでしょうか。

特別な日は特別に過ごす

誕生日や記念日といった特別な日を、普通に過ごす人とささやかながらもいつもと違う時間を過ごす人とでは、後者のほうが離婚率は低くなるといわれています。

夫婦の基本は日常生活を送ることです。ですが、恋人関係に戻ったかのように特別な時間を過ごすことも、時には必要だということですね。行動するまでが大変なんだよな…という人は、どこかに出かけるのではなく、家でちょっとだけ特別を演出するのもおすすめです。

たとえばキャンドルを灯してみるだけでも、ムードは高まるものです。

自分時間を大切にする

結婚すると自由に使える時間とお金は、独身生活時代よりも減るでしょう。ただ、減るだけでなくなってしまうわけではありませんし、減ったことが即マイナスに転じるわけではありません。

大切なのは、夫婦であってもそれぞれの人生があって、お互いの好きなことや楽しいことは別々であると認識することです。

たとえば、あなたはせっせとハンドメイドの作品を作っていて、彼はその隣でゲームに没頭する。こんな風に、一緒にいながらも別々の趣味を楽しむことだってできますよね。

彼が友達付き合いを大切にする人なら、あなたも同じ日に出かける予定を入れておくと、寂しいなんて思いません。

まとめ:「幸せとは?」改めて考えてみよう

幸せな結婚生活は、相手選びから始まっているという考えがあります。確かに結婚に不向きな男と付き合っても結婚への道は険しいですし、ゴールインできたとしてもその先の生活が心配です。

ですが、結婚に向いている男性を付き合う前から見抜くのは、なかなかハードルが高いと思います。

ですから、難しいことは考えても仕方がないと諦めて、自分自身の感覚に頼って進んでみるのもありです。「あ、この人と話していると楽しいな」「もっと一緒にいたい」「もっと相手を知りたい」と思ったら、家族になれるかは一旦横に置いておいて、とりあえず人間関係を深めてみるのです。

幸せな結婚生活が送れるかどうかは、結婚してからではないと分からないことも多々あります。ですが、恋愛時代でも幸せな結婚生活に向けての修行は可能です。

元々結婚できる素質を持っている男性を探すのではなく、一緒に結婚向きの考え方を学んでいけばいいのです。

今回挙げた伝え方・受け取り方は、相手ができたらすぐにでも実践できるものばかりです。

話し合う習慣、相手を知ろうとする習慣を身に着けておくと、結婚してから起こる様々なトラブルへの対処方法を見つけることができます。

幸せな結婚というと、収入の高さや夫婦仲の良さ、子どもに恵まれるといった誰もが見て分かる幸せを思い浮かべるでしょう。でも、トラブルに対処できる力が強い夫婦もまた、幸せな家庭を築くことができます。

環境をプラスしていくことだけではなく、マイナスをプラスに変える方法を知ることも、幸せな結婚生活なのです。


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