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「元カレに会いたい心理とは?」何が欲しいのか、何を期待しているのか分からなくなった時の対処法とは


自分で自分の気持ちが分からなくなってしまうことがあります。

『あれ、なんで元カレのことばかり思い出すんだろう…』『今、どうしても連絡したい』『会って話したい』

恋愛感情があるのかも分からないし、復縁したいかも分からないのに、会いたい気持ちが抑えられなくなってしまうことがあります。

ですが、会ってみたところでどうにもならないご縁もあります。なぜなら、会いたいという気持ちは恋愛感情と結びついているとは限らないからです。

元カレに会いたいと思うのはなぜなのでしょうか。ここでは、女性心理と男性心理も踏まえて、対処法を紹介。元カレへの気持ちの整理をつけたい人に読んでもらいたい内容になっています。

目次

ケース1)【別れた直後の人】失恋から立ち直ることを最優先に考えよう

別れて数カ月も経っていないというあなたは、失恋から立ち直っていない可能性大。元カレに会うタイミングとしては早すぎます。

最近まで付き合っていたのですから、会いたいと思うのは自然な気持ちです。ですがそれは、恋愛感情ではない別のものがそうさせているかもしれません。

次の3つのどれかに当てはまる人は、失恋から立ち直っていない可能性が高いです。

①元カレを否定することで失恋から立ち直ろうをした

・元カレのことを必死で考えないようにしている
・元カレを見返してやろうという復讐心に近い気持ちがある
・元カレと付き合っていた事実をなかったことにしようと関係する物を処分した
・友達に元カレの最低なところを暴露した

このように元カレを否定したり、拒絶したりすることは、失恋からの回復を遅らせてしまいます。また、あなた自身も大きなストレスを抱えることになるでしょう。感情に飲み込まれてしまったり、冷静な判断ができなくなってしまいます。

②いつか復縁したいと考えている

・メールや電話でヨリを戻そうと働きかけている
・毎日、元カレの写真は思い出の品を眺めては付き合っていた頃に戻りたいと思っている
・共通の友達と飲み会を開いたり、元カレの行きつけの店に行くなどして何とかして会おうと試みている

失恋したら未練が残るのは分かります。ですが、付き合っていた過去を振り返る毎日では、いつまで経っても立ち直ることができません。

この場合も①と同じく、失恋からの回復が遅くなり、大きなストレスを感じてしまいます。

③自分が振られる側だった

・ずっと付き合っていくものだと思っていたのにある日突然振られた
・話し合おうにも音信不通で諦めるしかなかった
・別れ方に納得できなかった

一般的に、振った側と振られる側とでは、振られる側のほうが失恋からの立ち直りは遅いとされています。

振った側は、じっくり自分の気持ちと向き合ったり、誰かに相談することができます。ですが、振られた側はそうした心の準備ができません。

別れを告げられて初めて色んなことを考えることになりますが、相手はすでに気持ちが離れていますから、パニックになってしまうでしょう。

一番早い失恋回復法は「元カレとの思い出をバネに次へ進む」こと

・気乗りしなくても新しい出会いがある場所へ足を運んでみる
・男友達や職場の同僚など、男性と遊びに行く機会を作る
・恋愛以外の道…仕事や趣味などを充実させる
・失恋を取返しのつかない失敗ではなく、次に生かすための学び・自分磨きだと受け止める

復縁を考えているにしても、まだ新しい出会いを求める気にならなくても、行動だけは次のステップを進んでみる。それが失恋を早く癒す方法です。

元カレを拒絶したり、復縁を求めたりといった方法でも、いつかは失恋の傷は癒えます。ですが、これらは時間がかかりますし、何よりストレスが大きいですからおすすめはできません。

次へ進むというのは、気持ちがついてきていなくても構いません。友達に誘われるまま飲み会に参加してみたり、男性とデートっぽいことをしてみたりといった行動が、失恋の傷を癒す薬になってくれますから。

もし、行動に移す気にはなれないという心境であれば、新しい出会いを想像してみるのも同様の癒し効果が期待できます。

「次はすぐに結婚を考えてくれそうな年上の恋人が欲しいなぁ」とか「十代の頃みたいに、情熱的に愛し合ってみたい!」など、漠然としたものでOK。

元カレのことを考えないようにしようとしても、その反動から余計に思い出してしまいます。新しい出会いの妄想をすることによって、元カレを思い出す時間を減らしていきしょう。

結論:今は冷却期間が必要な時期。だから会わない

復縁するにしても、冷却期間をおいていることが最低条件です。混乱している状態で元カレと顔を合わせても何も満たされません。

別れて間もない、失恋のショックから立ち直れていない人は、会いたいと思っても今は胸の中に留めておきましょう。失恋から立ち直っていつも通りの自分に戻った時に、改めてどうしたらいいか考えてみてください。

ケース2)【今カレと上手くいっていない人】今カレとの問題に元カレを入れてはいけない

元カレへの気持ちに区切りをつけて、新しく彼氏ができたはいいものの、元カレに会いたい衝動で苦しんでいる…。そんな悩みを抱えているなら、どんな時に会いたくなるのかきっかけを思い出してみましょう。

・今カレとケンカした時
・今カレの仕事が忙しくて寂しいと思った時
・今カレよりも元カレのほうが良かったと感じた時
・今カレに愛されていないと感じた時

このように、今カレとの関係性によって、元カレの存在が入り込んでくることがあります。そんな時は、正しい判断ができない精神状態だと考えてください。怒りや寂しさ、未練、そして愛されたい願望は、どれも私たちの判断を鈍らせてしまいます。

今カレとの関係性に、元カレが入ってきたことで「元カレのほうが魅力的だった」「元カレとヨリを戻すべきではないか」という錯覚が生まれてしまいます。今が満たされていないとこういう錯覚は度々出てきますから、騙されてはいけません。

元カレがどんどん美化されていく心理

今カレには悪いところ・直して欲しいところもあるでしょうが、良いところ・魅力的なところもあるから、お付き合いを決めたのだと思います。

長所と短所を持ち合わせているのは、お互い様ですから、付き合っていく中で、今カレを嫌だなと思う日も当然あります。

ですが、不思議なことに元カレは魅力的になっていく一方なんですよね。元カレの短所は忘れていき、楽しかった思い出ばかりがより素晴らしい思い出に修正されていきます。

その心理は、今カレと元カレの比較で「やっぱり元カレのほうが良かった」という錯覚に繋がってしまうのです。

どうせ比較するなら「今カレの良いところ」と「元カレの悪いところ」

元カレと別れたこと自体には納得しているのであれば、恐らくあなたとは合わない部分、もしくはお付き合いを続けていく上で致命的ともいえる短所があったのだと思います。

元カレの短所を思い出してみてください。いくら思い出が美化されているといっても、元カレの短所を意識的に思い出そうとしたら、きっと色々出てくると思います。そして、今カレの長所を心の中で挙げてみましょう。

今カレが素敵な人であっても、どんどん美化されている元カレとの思い出に立ち向かうのは困難です。だって、この美化は現実ではない夢の世界なのですから。

ですから、比較をするなら「今カレの長所」と「元カレの短所」です。

本当は比較をしないのが一番ですが、どうしても比べてしまうのが人間の心理。幸せな比較をすることで、今カレとの関係に悪影響を与えないよう工夫していきましょう。

恋愛の思い出がどんどん美化されていくのはなぜ?前に進むための考え方

結論:今カレとの問題は今カレと解決を目指す

今カレとの関係に問題起こっているのであれば、それを解決するのは元カレに会うことではありません。そんなことをしてしまったら、余計にこじれてしまいます。

大切なのは、今カレとの問題は今カレと一緒に解決することです。

誰かに相談することで突破口が開けたり、リフレッシュできたりする可能性もありますが、結局、今カレと話し合わないことには状況は変わりませんから。

ただし、話し合う時には感情的になったり、一方的に話すのではなく、お互いの気持ちを伝え合うことに重点を置きましょう。

そのためには、女性と男性は考え方や物事の捉え方が違うことを理解する必要があります。つまり、普通に話していては分かり合えないことを前提にすべきなのです。

いくつか例を挙げてみます。

女性は気付いてほしいと思うけど、男性は言葉にしてほしいと思っている

女性は彼氏の様子を観察して、今どんな言葉や気遣いが必要なのかをあれやこれやと考えると思います。

それが結果的にありがた迷惑になってしまうこともありますが、相手の気持ちを察してあげようとする努力は女性に強く現れるものです。

対して男性は、自分の直観や感覚をあまり重視していません。そのため、察するというよりも何かあるなら説明して欲しいと思うのです。

女性がいきなりヘソを曲げて男性を困らせることが多いのはこのためです。

もしあなたが説明せずとも察してくれ!と思っているのなら、それが溝を作った原因かもしれません。

女性は思いついた順に話したいけど、男性はゴールに向かって話したい

女性の話にはオチがないとはよく言われるように、思いついた順に感情の赴くままに話すのが女性です。話も長くなりがち。

そのため、話し合おうにもそのゴールを示すことができず、男性をイラつかせたり、結局何が言いたいの?と混乱させてしまうことがあります。

男性に何か言いたいことがあるなら、何のために話し合いたいのか、そして言いたいことがいくつあるのかを予め伝えた上で、話を進めていきましょう。

女性は感情的になると泣くけど、男性は黙る

女性がヒステリーに泣き叫んで、男性はうんざりしたように黙り込む。それを見た女性はさらにヒステリーレベルが上がり…。そんな風に気持ちがすれ違うカップルはたくさんいます。

感情的になっている側からすると、相手がだんまりしていたら「無視してる!」「聞いてない!」と思うでしょう。

ですが、男性は一度に色んなことを考えられないので、思ったことを言葉にするまでに時間がかかってしまいます。だから、黙るのです。

無視していると決めつけてはいけません。

あなたが感情的になって泣いているのなら、泣き止んでからしか話はできません。彼が押し黙るのなら、それもまた口を開くまで待ってあげなくてはいけないのです。


 

あなたならでは、彼ならではの思考もありますし、男性ならでは、女性ならではの心理もあります。お互いを尊重した話し合いを心がけてください。

ケース3)【寂しい人】寂しさは後悔をつくる元になる

誰でも「寂しい」と感じる瞬間はありますが、この寂しさをどう扱うかには個人差があります。

これ以上余計なことを考えても仕方がないとサッサと眠りにつく人もいるでしょう。友達と夜通し遊ぶ人、趣味や仕事に没頭する人、お酒を飲んで忘れようとする人…と、対処法はいくらでもあります。

これらの対処法は、どれも根本的な解決策ではありませんが、それでいいのだと思います。寂しさに飲み込まれても良いことはありませんから。

なぜなら、寂しいという感情は、人の思考を鈍らせてしまうからです。

「寂しいから元カレに会う」は思考が鈍っているから?

寂しさは、私たちから考える力を奪おうとします。たとえば元カレとの記念日が近づいてきたとします。幸せだった頃を思い出して寂しくなるでしょう。

「今、元カレに会いたい」と思ったら、きっとよく考えもせずに元カレと連絡を取ると思います。

それでもし元カレがあなたの気持ちに応えたとしたら…?今すぐに会おうとなり、会うと寂しさが消滅したように感じ、体の関係を持ち、我に返る。

この時はじめて、あーやってしまった…となる訳です。

寂しさから衝動的に行動してしまうと、こうした後悔をしがちです。

だから、寂しいから元カレに会うというのは絶対にやってはいけないことなのです。

結論:寂しくなっても元カレには会いに行くな

寂しいと思った時、自分の鈍った思考を信じてはいけません。それよりも、友達と遊んで寂しさを紛らわせるほうがずっといいです。

そして、寂しさを紛らわせるよりももっと良い方法もあります。それは自分との対話をすることです。

私たちは、自分の気持ちを知る、整理することを怠る人が本当に多いです。というか、自分の気持ちを知っているつもり、整理しているつもりだと言ったほうが正しいのかもしれません。

寂しいと感じた時に元カレの顔がパッと思い浮かんだのであれば、なんでだろう?と問いかけてみてください。人の脳は問いかけると、答えを出すように出来ていますから、色んな質問をしてみましょう。

・なんで元カレを思い出すの?
・元カレのどこが良かったの?
・元カレと別れる決め手は何だったっけ?

こうして問いかけをしている内に、気持ちは落ち着いていきますし、自分の本心に近づくことができます。元カレに対する気持ちの整理もできるようになるでしょう。

寂しさはいつまでも続くものではありませんから、しばらくするとケロッとしていることも多いものです。

自分の感覚が正常に戻った時にも元カレに会いたいと思うのであれば、また改めて元カレへの気持ちを考えてみてください。

もし、寂しさに負けてしまいそうであれば、いっそのこと、今は元カレの連絡先を消してしまったほうがいいかもしれません。

ケース4)【未練がある・復縁したい人】本気で復縁したいのかを確認しよう

これまで挙げてきた元カレに会いたい理由は、どれも本意ではなく、現実の何から逃げる手段として元カレの存在を思い出したに過ぎません。

それらと比べると、元カレへ未練がある・復縁したい、だから会いたい…というのは、最も正当な理由に思います。

ですが、実はそれさえも元カレとは関係のないところで悩んでいるかもしれません。

復縁したいと思う人が陥る錯覚とは

元カレへの恋愛感情があると認識したから復縁したいと思ったのではなく、別の理由があって復縁を望んでいる可能性があります。

たとえば…

・一人の生活が寂しかった
・振られたことがショック。プライドが許さないから復縁したい
・新しく彼氏を作るのは面倒だから元カレでいいと思った
・良い思い出ばかりが浮かんできて(思い出の美化)、元カレへの気持ちが再燃した

どれもこれも、元カレへ恋愛感情があるという根拠に欠けるもの…むしろ、そんな理由で復縁しても、どうせ上手くいかないだろうと思わせるものばかりです。

復縁は奇跡が起きないと無理?復縁する前にチェックしたい心理状況

ですが、本人は恋愛感情だと錯覚しているため、会いたい願望を叶えようとして、よく考えることなく連絡を取ってしまいます。

この錯覚に気づけないと自分や周りの人を傷つけ、遠回りしてしまうことになります。

”男性心理”の壁が立ちはだかるかも

男性は追いかけると逃げたくなる生き物だって聞いたことありますよね。

狩猟本能が残っていて追いかけたいと思うものだという男性心理のひとつです。

過去の片思いを振り返ってみると、こういうタイプの男性が紛れていませんでしたか?こちらがアタックするとつれなくて、しばらく放っておいたら連絡がくるなんてこと、あったと思います。

復縁を求める時、自分の思うまま純粋にアプローチしていては、逃げられてしまうかもしれません。

押してダメなら引いてみたり、今までと違う自分を見せたり、元カレにとって絶対必要な存在を目指したり。男性心理に寄り添いつつ距離を縮めていくしかありません。

復縁しても問題が山積みなワケ

元カレへの気持ちは本物だと確信。復縁を望み、それが叶ったとしても問題は山積みです。

ここから恋愛関係が上手くいく可能性は低いです。復縁するよりもずっと難しいことなのです。

どんな問題が起こるかというと…

・別れる原因となった問題が、再び起こる
・一度別れているので、耐性がなくなってしまい、また簡単に別れてしまう
・元カレを信じることができない
・お互いの価値観や考えが衝突してしまう
・すぐに不満が膨らんでしまう

別れたことで一旦気持ちがリセットされたような感覚になりますが、実際はお互いに何も変わっていない状態からやり直すと思ってください。だって、問題が解決できなくて別れたのですから。

元カレに浮気癖があるなら、また浮気をするでしょう。元カレがあなたより友達を優先する人なら、また同じことになるはず。

こうした問題を乗り越えるのは、別れて気持ちをリセットしたくらいでは解決できないのです。

結論:2人で復縁後の環境を作っていく

お互いに復縁の意思があると確認できたからといって、すぐに行動には移さないでください。ヨリを戻すよりもまず先にやるべきことは、復縁に向けての話し合いです。

別れた原因を話し合い、2人で乗り越えていくための道を作っていきましょう。

お互いの価値観を否定せずに認め合うこと、不満よりも満足できる部分を数えること、そして分かり合うための努力は一生続くものだと心得ること。

同じ失敗をしないためにも、あなたも元カレも一人の人間として成長しなければ、復縁しても上手くいきません。

「復縁は上手くいかない?」結婚を引き寄せる法則5個

まとめ

元カレに会いたいと思ったら要注意です。自分の本心は簡単には分かりませんし、考えなしに行動してしまったら後悔することになるでしょう。

おすすめしたのは、やはり新しい出会いのために一歩踏み出すことです。

元カレは過去の人。思い出を振り返ってあの頃に戻ろうとしてはいけません。思い出をバネに前へ進んでいきましょう。


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