メモしとこ！出会い系サイトでお金を騙し取られた時の返金手順

優良な出会い系サイトは多々あるものの、なかには悪質な出会い系サイトも存在します。

このサイトでは何度も言ってることなんですが、出会い系サイトは悪質なサイトの方が圧倒的に多いです。

優良サイトと認定されているのはごく僅かで、ネット上などのランキングに掲載されていない無名のサイトのほとんどは悪質なサイトばかりです。

事実、出会い系サイトにおける被害は毎年報告されていますし、悪質業者に大金をだまし取られるなんてケースも珍しいことではありません。

また、出会い系サイト関連の架空請求も流行しているため、出会い系サイトやそれら悪質業者の手口における知識が乏しいときっちりと対応することが難しいと思います。

そこで今回は出会い系サイトでお金を騙し取られてしまったことを想定して、返金するための手順や方法を詳しく解説します。

現在、悪質業者にお金を騙し取られている状態の方、返金における知識を身につけたいという方は是非チェックしてください。

1 出会い系サイトでお金を騙し取られたら・・・？
2 国民生活センターに連絡するときに“必要な情報”
3 ぶっちゃけ警察は対応が遅い

出会い系サイトでお金を騙し取られたら・・・？

sagisaito
出会い系サイトには悪質業者が潜んでいます。
普通に出会い系サイト歴が長い方ならお分かりですよね。

極力、怪しいメールやユーザーに注意している方であれば特に問題はないと思うんですが、これから出会い系サイトを始めるという方や、まだ始めたばかりという方は注意が必要です。

いずれにしても出会い系サイトをただ利用するのであれば、万が一に備えて対策を立てておくことが必要です。

特にお金を騙し取られたときこそ、正しい知識を身につけておかないと悲惨な目にあいます。

では、お金を騙し取られるなどの被害にあったとき、どのような対応を取ればいいのか？

これは特に難しい手順を踏む必要はありません。
「国民生活センター（消費生活センター）」に相談するだけでOK。

この「国民生活センター」は独立行政法人で、出会い系サイトの被害をはじめ、さまざまな詐欺被害の総合窓口のような存在となっています。

そのため、初心者の方でも被害にあった内容を相談するだけで、適切な対応をレクチャーしてくれます。

なお、国民生活センター窓口は各都道府県に用意されているので、まずはネット上でお近くの窓口を検索し、電話番号をメモするようにしてください。

そのまま足を運んでもいいのですが、まずは消費者ホットライン「188（局番なし）」に電話をすることをおすすめします。

たったこれだけのアクションで担当の方に相談することができるので、誰でも安心して利用することが可能。

なかには「出会い系サイトを利用して詐欺被害にあったことを打ち明けたくないな・・・」と思われる方もいるでしょう。しかし、出会い系サイト関連の被害にあって相談する人の数は非常に多いです。

もちろん、国民生活センターの方もそれは十分承知していることなので、何の心配もいりません。

いずれにしてもお金を騙し取られてしまったら、すぐさまお近くの国民生活センター窓口に電話するようにしてください。

国民生活センター

kok

URL： http://www.kokusen.go.jp/map/

詐欺被害にあったとき、どういった手順を踏めばいいのかわからない、もしくは何か特別で難しい方法を用いるのではないか？と思っていた方がほとんどだと思います。

しかし、国民生活センターに相談するだけで今後すべき行動というものが見えてきます。

そのため、どれだけそれ専門の知識を身につけていない方であっても、適切な対応を取ることができるわけです。

とはいえ、この国民生活センターに連絡するといった手段を把握しておかないと、対策することができなくなるのでご注意を。

断言しますが、出会い系サイトを利用している方は「何かあったら国民生活センターに連絡する」ということを覚えておいたほうがいいです。

結局のところ、出会い系サイトの利用はすべて自己責任になるので、何らかのトラブルがあった場合、サイト側は大して味方してくれません。だからこそ、その多くをあなたが対応する必要があります。

ということで、国民生活センターへの連絡を頭に叩き込んでおいてくださいね。

国民生活センターに連絡するときに“必要な情報”

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すぐさま国民生活センターに相談することはとても重要なことなんですが、被害にあった経緯や内容を事細かく説明する必要もあります。

ということで、まずは落ち着いて“証拠”を少しでも多く準備してください。

では、どのような証拠を説明すればいいのか？
それは以下のとおりです。

証拠１：「サイトに登録した日時と詐欺メールが届いた日時」
早い話がいつサイトに登録し、お金をだまし取られるキッカケとなったメールが届いた日時のことですね。これらをメモして、国民生活センターに証拠を説明しましょう。
証拠２：「あなたの登録IDおよびパスワード」
あなたが詐欺にあった出会い系サイトのIDとパスワードも念のためメモしておきましょう。
証拠３：「登録メールアドレス」
あなたが出会い系サイトに登録したメールアドレスも念のため。
証拠４：「出会い系サイトのURL」
円滑に話を進めるためにも、被害にあった出会い系サイトのURLをメモしておいてください。もちろん、サイト名もお忘れなく。
証拠５：「お金をだまし取った業者のプロフィール」
あなたがお金を騙し取られた業者のプロフィールをキャプチャーしたり、これまでのメールもバックアップしておきましょう。基本的に悪質業者は詐欺を働くと、すぐさまサイトを退会する可能性があるので、キャプチャーして画像として保存しておくことも重要になります。
証拠６：「悪質業者とのメールでのやり取り」
あなたと悪質業者のメールでのやりとりをすべて保存しておいてください。前述したようにキャプチャーしておくと簡単です。
証拠７：「決済内容（各種明細）」
相手からの請求内容も保存しておきましょう。同じくキャプチャーが便利です。
証拠８：「サイトの利用規約」
出会い系サイトそのものに悪意がなくとも、念のためサイトの利用規約もキャプチャーしておきましょう。
証拠９：「サイトの特定商取引法に基づく表記（会社概要）」
同上。
証拠１０：「サイトのプライバシーポリシー」
同上。

これらの情報をメモしておけば、円滑に相談することができます。

上記で何度も説明していますが、お金を騙し取られた業者のプロフィール、メールでのやり取り、利用規約などの長い情報をメモすることは非常に面倒な行為です。

しかし、スクリーンショットやキャプチャを可能とするツールを利用すれば、かんたんに保存することができるので便利。

PCだったら専用のソフトを使えばいいですし、スマホならスクリーンショットのやり方を参照して、それぞれ証拠を画像として保存しておきましょう。

わからない方は、「あなたが利用している機種名 + スクリーンショット」でネット検索してください。

また、できることなら国民生活センターの窓口に足を運び、証拠の数々を提出したほうがいいので、キャプチャーした画像をプリントアウトして持参したほうがいいと思います。

また、上記であげた証拠以外にも、何か重要な情報があるのならそれも保存して、窓口に提出してください。

これらの情報は返金手続きをスムーズにするために重要なものなので、面倒ではありますが一つずつ確認して保存＆提出するようにしてください。

いずれにしても返金を実現するためには“確固たる決め手”が必要になります。
そのためには数々の揺るがない証拠が必要なわけです。

返金を実現するためにも多少の苦労を惜しまないようにしてくださいね。