みんなの出会い系サイト体験レポート

みんなの出会い系サイトを利用した体験談を掲載しています。

【問題】これまでに“摘発された”悪質な出会い系サイトまとめ


tekihatu

安全にネット上で恋人もしくは友達を探すのであれば、優良な出会い系サイトを利用する必要があるわけですが、初心者からすると出会い系サイトってどれも同じように見えてしまいますよね。

それもそのはず。現在、ネット上に溢れている出会い系サイトのほとんどが“悪質サイト”で、優良と言えるような健全な出会い系サイトはほんのひと握りのみとなっています。そのため、優良な出会い系サイトを見つけて利用することが大前提となってきます。

しかし、今でこそ優良とされている出会い系サイトでも後に摘発されたり、大きなトラブルを抱えてしまうケースは少なくありません。すべては運営会社がどこまで確かな運営をしているか、という問題になるわけですが、なかには不祥事や悪事などを働くケースもあるんですよ。

誰だってそうだと思いますが、自分が今利用している出会い系サイトが悪質だったら嫌ですよね?

表向きには優良サイトを演じていても、中身は真っ黒だったなんて最悪です。

そこで今回は「【問題】これまでに“摘発された”悪質な出会い系サイトまとめ」と題して、過去に摘発された出会い系サイトについてまとめてみました。

66億円の荒稼ぎで摘発された出会い系「e-フレンズ」

sagiyuza

これまでに摘発された出会い系サイトは数え切れないほどあると思いますが、そのなかでも66億円を荒稼ぎして摘発された出会い系サイト「e-フレンズ」は今もなお有名だと思います。

摘発された出会い系サイト「e-フレンズ」はアルバイトとして複数の男性を雇い、女性を装って登録者とメールをするなどして利用料金をだまし取っていました。これが発覚したのは2015年6月とわりかし最近のことで、千葉県警サイバー犯罪対策課は詐欺の疑いで住所不定の出会い系サイト「e-フレンズ」運営会社社長・三浦哲雄容疑者を「商標法違反容疑」で逮捕しています。

もちろん、この摘発は絡んでいたスタッフが芋づる形式で逮捕される形となり、現在蔓延っているサクラ詐欺サイトの仕組みというものが浮き彫りになった問題と言っても過言ではありません。

ちなみに摘発された同社は「e-フレンズ」を含む3つの出会い系サイトを運営しており、会員はほぼ男性のみとなっていたことが後に明らかになっています。これは悪質サイトの典型的なやり口といっていいですよね。

この摘発問題でもっとも驚愕してしまうのは、平成16年から運営を続けて延べ270万人から計66億円を荒稼ぎしていたという事実です。単なる悪質サイトであるにもかかわらず、騙されるユーザーが多ければ多いほど稼ぐことができるというわけですね。

なお、同事件の逮捕容疑は平成26年11月、出会い系サイト「e-フレンズ」にユーザー登録した東京都内の男性会社員ら2人と、架空の女性ユーザーになりすましてメールを行い(サクラ詐欺行為)、利用料金計9万円をだまし取ったというものでした。

文章だけ読んでいると、「どうしてこんな典型的な出会えない系の悪質サイトに大金をつぎ込むのか?」と呆れてしまうことでしょう。しかし、いざ自分がその立場になったら、意外にも騙されている感覚はなくのめり込んでいってしまう可能性が高いようです。

私が思うに摘発された「e-フレンズ」に在籍していた女性を装った男性サクラスタッフは、かなり巧妙な手段で男性ユーザーの心をコントロールしていたのではないかと思いますね。

少なくとも現状はサクラ詐欺対策をとっているユーザーが溢れていますし、初心者であっても事前にその対策をチェックして利用するケースが増えているので、安易な詐欺には騙されにくくなっています。

しかし、摘発された「e-フレンズ」では多くのユーザーが騙される結果となりました。やはりここに在籍したサクラスタッフは悪さをする意味では相当優秀だったんだと思いますね。

今後、この手の悪質な出会い系サイトが急増しないことを祈るばかりです・・・。

各種SNSに扮した“偽サイト”の摘発率が急増している?!

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サクラ詐欺によって摘発される悪質サイトは後を絶ちませんが、最近は人気SNSなどに扮して偽サイトを作り費用等をだまし取る新手の詐欺が横行しているようです。

例えば、2015年5月に摘発されたこの事件。

「LINEの偽サイトに誘導した男性らを逮捕」
人気トーク型アプリ「LINE」のサービスを装った出会い系サイト運営会社の社長らが、商標法違反の容疑で逮捕された。容疑者らはLINEで女性を装い、多くのLINE利用者(男性ユーザー)に偽サイトのURLを含んだメッセージを送信(2013年11月から14年10月)。これに興味を持ってアクセスしてきた男性ユーザー約5万人を出会い系サイトに会員登録させた疑い。

最近ではネット上に「LINE ID交換掲示板」という詐欺行為が頻発すると思われるようなコンテンツが乱立していますが、このようなコンテンツがあるからこそ詐欺行為が減少しないと言っていいでしょう。かんたんにLINE IDを交換できてしまう場を設けてしまうこと時点がNGなわけです。

なお、同事件で摘発された出会い系サイト運営会社は「フライヤーズスクエア」。悪徳業者などに詳しい方であれば、ここでピンと来たことでしょう。そうです、この運営会社は以前から有名で、「ユビキタス銀河」系列と言われる大手グループ。

もちろん、有名とは言っても“悪名高い”ということで有名なわけですけどね。

このグループはネット上でさまざまな詐欺行為を働いては、多くの出会い系サイトユーザーを騙してきました。しかし、この摘発になるまでそれらグループの誰ひとりとして逮捕されることはなかったんです。

いわば、この事件はようやく詐欺グループの摘発の突破口が開かれた、といったところ。

出会い系サイトは誰もが利用するコンテンツとは言い難いですが、少なくともLINEは誰もが利用するコンテンツと言っても過言ではないはずです。だからこそ、そこに詐欺が発生する可能性があるので、身に覚えのないメッセージであったり、見知らぬユーザーからの友達申請は拒否するようにしましょう。

正直言って、今LINEは悪徳業者たちが詐欺に用いる優良なサービスとなっています。

利用には十分注意するようにしてください。

詐欺罪で摘発された悪質な出会い系サイト「JP」

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最後に紹介する事件は2015年2月に摘発されたサクラ詐欺サイトです。

サクラ詐欺サイト「JP」、サクラ行為で計33万円をだまし取る
サクラを用いた虚偽の出会い系サイトを運営し、その利用料をだまし取ったとされる事件で、大阪府警捜査2課は、サイト運営者の××被告ら3人を別のサイトにかかわる詐欺容疑で再逮捕した。なお、同グループ幹部やサクラ役の男ら9人も新たに逮捕した。××容疑者が再逮捕された容疑は昨年8~9月、出会い系サイト「JP」に登録および利用していた京都府をはじめとする30~40代の女性ユーザー3人に、男性ユーザーなどを装い「手数料を支払えば連絡先を交換できる」と嘘のメールを送っていた疑い。ちなみにこの手口で計約33万円をだまし取っていたことが明らかになった。

この摘発された事件は女性ユーザーが騙される結果となっています。

そうなんです。詐欺サイトと聞くと誰もが男性ユーザーのみがサクラ(女性)に騙されると考えてしまいますが、実はそんなことはないんですよね。女性ユーザーであってもサクラ(男性)に騙される可能性は十分にあります。そのいい例がこの事件と言っていいでしょう。

ちなみに私が知る限りで女性ユーザーがサクラに騙されるケースとしては、芸能人やタレントを装う、もしくはその知人と偽って「手数料等を払えば連絡先を教える」という詐欺行為ですかね。実はこの手口、有名な出会い系サイトでも流行したんですよ。

出会い系サイトを利用している一部の女性は、熱狂的なジャニーズファンだったり、バンドメンバーのファンだったりします。

この心理を巧みに利用して料金をだまし取ろうとというわけです・・・。

結局のところ、男性ユーザーであろうと女性ユーザーであろうと悪徳業者は弱みに付け込んでくるので、私たちユーザーはそれに騙されないよう注意することが必要になります。

とにかく出会い系サイト内で「○○(芸能人)の知り合いなんだけど連絡先知りたい?」だとか「××(芸能人)なんだけど、こっそり出会い系利用してる。よかったメールでもしない?」といったメッセージを目撃したら、それは99%業者であることを理解してください。

世の中に上手い話なんてありません。
それに芸能人が無防備に出会い系サイトを利用するわけがないです。

タレントは厳しい契約のもとで活動しているので、個人情報が漏れやすい出会い系サイトに登録するわけがないんですよ。

ということで、出会い系サイトで誘惑にも似たようなメッセージが異性ユーザーから届いた場合は、とにかく無視してください。それに応じてしまったらあなたは高確率で騙されます。というよりも、途中で後戻り出来なくなってしまうんですよね・・・。(心理的に)

少なくとも優良な出会い系サイトを利用すれば、このような悪質な業者に釣られる確率は減少するので、是非とも信頼と実績の伴った出会い系サイトを利用するようにしてください。

まとめ

以上、「【問題】これまでに“摘発された”悪質な出会い系サイトまとめ」でした。

断っておきますが、必ずしも「出会い系サイト=詐欺サイト」というわけではないです。あくまでその割合が高いということであって、出会い系サイトそのものを悪とする考え方には賛成できないですね。

とはいえ、多くのユーザーを騙そうとする悪徳業者がネット上に潜んでいるので、私たちユーザー側としては出会い系サイトを利用する前にきっちりと安全性を確認する必要があります。

そういった意味では本記事で紹介した過去に摘発されたサイト事例が役立つのではないと思っています。「過去にこんな摘発があった、もしかすると今後もそのような問題が生じるかもいれない」「今利用している出会い系サイトが本当に安全かもう一度確認してみよう」などなど。

結局のところ、出会い系サイトを安全に利用するためには、その信頼性を100%確認することからスタートしないとダメだと思います。少しでも不安な要素があったら登録するのはやめたほうがいいです。

また、出会い系サイトに登録した直後は、異性ユーザーの動向にも注目するようにしてください。特に登録してからまもなく異性ユーザーからメールが送信されまくる・・・なんて出会い系サイトは高確率で悪質サイトと言っていいでしょう。

いずれにしても警戒して登録する、この心構えを忘れないようにしてください。

それでは快適な出会い系ライフを~。