恋愛に向いていない人の特徴
本来、男性も女性も恋愛するような仕組みになっています。
恋愛は種を存続・繁栄させるための必要不可欠な感情・行為で、これはヒトに限らずほとんどの生物の本能に備わっています。
ヒトも当然、遺伝子には恋愛DNAが組み込まれているのですが、成長過程や恋愛適齢期において人間関係や異性との大きなトラブルを抱えた経験を持つと、そのトラブルを再び味わいたくないために恋愛を避ける傾向があります。
これが、恋愛に向いていない人を作り出すわけですね。
最近は恋愛を演出するパーティや恋活のアプリなどが増える一方で、実際の恋愛をしなくても疑似恋愛できる環境がありますし、また人とのコミュニケーションもメールやメッセージで済ませることができ、自然な恋愛ができる機会が少なくなったことも恋愛に向いていない人を増やす結果につながっています。
そこで今回は「恋愛に向いていない人の特徴」と題し、さまざまな理由から恋愛に向かなくなってしまった人の分類とその特徴について説明します。
目次
恋愛に向いていない人が“当てはまる条件”
恋愛に向いていない人だからといって、恋愛ができない人ではありません。
じつは男性、女性の多くは自分が「恋愛に向いていない」と考えており、恋愛に向いていないということはけっして特殊な例ではないのです。
また恋愛に向いていない人でも、今は恋愛が不必要だけれど機会があれば、気に入った相手がいれば恋愛したいという気持ちを潜在的に抱いています。
つまり何かのきっかけがあれば恋愛に発展するけれど、その機会を自分から求めようとはしない、これが恋愛に向いていない人が持つ1つの共通の特徴です。
もう1つの特徴は恋愛相手に対するハードルが高いこと。
過去、人間関係や恋愛においてトラブルを経験したことから、過去を払拭するような相手でなければならず、また自分の社会的立場からそれに相応しい恋人でなければならない、と考えていることがハードルを高くしている理由です。
では、以下に恋愛に向いていない人がどのようなタイプなのか解説しますね。
過去の恋愛で大きな痛手を被った人
大恋愛であったかはともかく、これまでの人生で最大級の恋愛をしたけれど、なんらかの理由で別れなければならなかった人です。
その理由はさまざまですが、恋人が浮気をしたとか他の人を好きになったとか、あるいは遠距離恋愛や進路の違いで自然消滅したなどの軽傷であれば、また恋愛経験の豊富な人であれば今は恋愛に向いていない状況でも、比較的簡単に恋愛志向へ転換することができます。
恋愛志向へ転換するのが難しいのは恋人が死別した、親の意向で別れなければならなかった、などかつての恋人に対して今でも恋心を抱いている場合です。この状況下にある人は、自分の気持ちを理解でき、かつ元の恋人よりも素敵であるというハードルをクリアできる人でなければ恋愛に発展しません。
人間関係が苦手な人
人間関係を上手に立ち回れる人もいますが、それと同じくらい人との付き合いが苦手な人もいます。
とくに学生時代、人間関係でイヤな思いをした人の中にはその印象が強く残っていて人と付き合うのが怖くなっている人もいるはず。
また学業だけでなく趣味の世界でも1人でコツコツと積み重ね、人のペースに巻き込まれるのを嫌がる人も人間関係を苦手としますね。
確かに人間関係が苦手になると、周囲に人が少なくなっていくので当然、出会いの場がなくなることから恋愛が成立する可能性は低くなりますが、このカテゴリーに属する人は恋人候補に対するハードルが下がるので恋愛に向いていない人の中ではそれほど難しくなく恋人を作ることができます。
人間関係が苦手な人は前述したように多くいるので、苦手同士であれば恋人の気持ちが分かり、干渉が少なくなることから意外と恋人同士として上手くいくのです。
問題は、人間関係が苦手な人とどうやって知り合うのか、という点だけですね。
特殊な世界に入り込んでしまった人
恋愛を空想の中で成就させている人です。
具体的に言うとアニメなどの二次元世界やアキバ系地下アイドルの追っかけ、また今は少なくなりましたが異常なほどの韓流ファンも含まれます。
恋愛に向かない人で意外に厄介なのがこのカテゴリー。
なにしろ本人は恋愛をしていないわけではなく、疑似恋愛とはいえ幸福な時間を過ごしているのです。恋愛対象は(たとえ二次元であっても)実存しているし、空想の中では相思相愛なのでわざわざ手間がかかって、しかも思い通りに行かない実際の恋愛を求める必要がないわけですね。
特殊な世界に入り込んでしまった人たちが仮に、実際の恋愛で恋人に求めるハードルは限りなく高くなります。
なにしろ空想の世界で恋愛成就している相手よりも優れていることが条件になるのでスーパーマン(あるいはレディ)クラスの能力を備えていなければ無理です。
ただし、特殊な世界に入り込んだ人でも温度差があり、比較的早く熱が冷める人もいます。そういった人であれば今は恋愛に向いていなくても現実復帰はそれほど難しくないといえます。
恋愛ができない環境を自分から作っている人
このカテゴリーで代表的なのが仕事人間。
以前は男性特有の行動パターンでしたが最近は女性の割合も増えています。
仕事人間の特徴は与えられた仕事をこなすのが忙しいわけでなく、自分から仕事を作り出し、その仕事の面白さに没頭してしまうため、恋愛に当てる時間を惜しむことです。
それだけ仕事を作り出せるわけですから理知的な面も備えており、恋愛や結婚が人生に取って必要なことと理解していますが、その対処法として恋愛あるいは結婚を自分以外に依存する傾向があります。
誰かが勝手に自分を好きになってくれればいいとか、婚活パーティや結婚相談所で相手を見つければいい、あるいは取引先や上司から紹介された見合いをすればいい、など。
恋人に求めるハードルが高いのも恋愛に向いていない要因ですね。
仕事に口出しせず、自分の年収や地位に相応しく、それでいて容姿端麗、自分のすることを見守ってくれる人と理想をすべて満足させる相手でなければ納得しません。
これでは恋人候補や結婚相手が見つかったとしても恋愛感情が育つのは難しくなります。
恋愛は仕事のように成果が出るものではない、ということに気がつかないうちは恋愛することは無理です。
ただし、好きな人ができた時は仕事で培った能力を活かせば、他のカテゴリーよりも比較的簡単に恋愛関係を結ぶことができます。
恋愛依存症の人
次々と恋人を変え、恋愛経験豊富な人と聞けば、誰でも恋愛に向いていない人どころか、恋愛にもっとも向いている人と思うはず。
でも、それは恋愛経験が豊富に見えるだけのこと。
実際は恋愛の深さを知らず、イヤになったら別の人を探すという恋愛未経験者で、しかも本人がそのことを自覚していないため、じつは恋愛に向いていない人なのです。
このカテゴリーの特徴は初期段階では相手に求めるハードルが低い割に、気に入らないことがあるとすぐに別れようとする自己中心的な考え方。
容姿は男女ともに及第点以上なので、恋人候補が簡単に現れてしまうことも自己中心的な考え方を助長しています。
最初からこのような付き合い方をすると、つねに恋人がいないと不安な気分になる恋愛依存症を抱えているだけに、この依存症を解消できるほど魅力な恋人が登場しない限り、恋愛に向かない人から脱出することはできません。
ただし、自分自身で恋愛依存症であることに気がつけば改善方法があります。
一度、恋愛のベクトルを趣味や仕事に向け、恋愛を忘れるようにしてください。恋愛に対する考え方をフラットにすることで全うな恋愛を経験できるようになります。
完成形の恋愛を望むのではなく完成形の恋愛を作り上げていく姿勢が重要!
恋愛に向いていない人ほど恋愛願望が強いといっても過言ではありません。
恋愛に対して過度な期待を抱いているからですね。
しかし恋愛は自然発生するものなので完成された恋愛という形が先行している限り、望むような恋愛が成就することはありません。
「望む形の恋愛がなければいらない」という気持ちは恋愛に向いていない人の悪い癖です。
恋愛を成就している人の多くは最初から完成形があったわけではなく、恋愛をしているうちに少しずつ2人で完成形を作り上げていったことを理解してください。
恋愛は自分1人でするものではなく相手がいて初めて育まれるものです。理想の恋愛型があるのなら、それを理解してくれる人を見つけ、一緒に作り上げていくことは面倒でもあるけれど、その分、1人でいる時よりも人生を豊かにしてくれます。
恋愛が向いていない人でも自分を理解してくれる人を探せる「出会い系サイト」
自分のことを理解してくれる人なんていない、と考えるのは早計。
確かに何もアクションを起こさず自分のことを理解してくれる人が現れるのを待つというのは甘すぎるし、周囲から探すのも難しいでしょう。
しかし今は周囲の人だけでなく広くコミュニケーションが取れるインターネットがあります。
たとえば出会い系サイト。
日本最大級のSNS、mixiを運営するDiverseが母体となっているYYCは登録している会員数が1,000万人を突破しています。もちろんすべての会員が活動しているわけではなく、休眠している会員もいますが、それでも1,000万人という数は大都市圏の人口並ですから、必ず自分のことに興味を持ち、親密になれば理解してくれる人が現れるはずです。
PCMAXやワクワクメールなど大手で安心できる出会い系サイトも同様に会員数が多いので、これらを利用すれば、恋愛に向いていない人も最適なパートナーを見つけ出すことができます。
まとめ
以上、「恋愛に向いていない人の特徴」でした。
恋愛に向いていない人だからといって魅力がないとは限りません。
恋愛に対する免疫力が少ないだけに、むしろ恋愛感情が芽生えれば純情な面があり、恋人に対して一途になる場合もあります。
恋愛に向いていない人は消極的なため、そういった相手を恋人にしようと積極的行動に出るだけでチャンスが生まれます。
ただし、恋愛には消極的だけれど閉じこもっている殻はかなり固いと想定してください。
やみくもに殻を強引に破ろうとしても殻は割れません。 恋愛に向かない人はそれまでの過程で殻を強くしたくなった理由があるからです。強引に破るのではなく、殻が固くなった過程と現状を理解する姿勢が、相手を殻から引っ張りだす手段となります。
恋愛に向いていない、ということは恋愛に対して無垢な部分を持っていることでもあります。恋愛に向いていなかった人を恋人にすることは誠実な態度を取る限り、信頼を与え合うことができます。
なかなか素敵な恋人が見つからない、と思っている人は恋愛向きな人よりも、恋愛に向いていない人にターゲットを向けるのもひとつの方法ですね。
それでは素敵な出会い系ライフを〜。