まったく出会いがない50代男女におすすめする恋愛マニュアル
生涯未婚率は国勢調査を行う毎に増え続けており、2010年は男性が20.1％で女性は初めて10.6％と二桁になり、2015年は男性が23.4％、女性は14.1％と共に急激な伸びを見せています。
ちなみに生涯未婚率とは「おおむね50歳まで未婚だった男女の割合」です。つまり50歳まで未婚の男女は生涯結婚する可能性がない（または低い）と、内閣府は言っているわけですね。
「50代未婚だからといって勝手に断定するんじゃねー！これから結婚するかもしれないだろ！」という叫び、よく分かります。何事もお上が決めることは理不尽なものですから。
とはいえ、本当に50代まで未婚の男女がこれから結婚するのはかなり難しい状況であることは確かです。
そこで今回は「まったく出会いがない50代男女におすすめする恋愛マニュアル」と題し、50代未婚の男女に出会いを実現させる方法について解説します。
目次
なぜ50代まで未婚だったのか？
まずは、50代まで未婚だった男女の状況を考えてみましょう。
今までまったく出会いがなかった。
これはちょっと考えにくいケース。今まで出会いがないというのは稀で本人がそれを自覚していなかったか、欲していなかっただけのことで、それが急に出会いを求めるというのはあり得ませんね。
過去に熱愛した異性が忘れられない。
わずかですが、こういったケースもあるでしょう。ただし、このケースの場合はかなりメンタルケアが必要となります。
これまで散々異性と遊んできたけれどそろそろ結婚もいいかなと思い始めている。
そこそこ、このような男女も存在しているはずですが、こういった輩は放っておいても問題ありません。
今まで出会いはあったけれど、自分にはぴったりだと思わなかった。
案外、このケースが一番多いのではないでしょうか？男女の仲は相性がとても大切です。しかし、自分にぴったりだと思わなかったのは相手が格上？それとも格下だから？
さて、50代未婚の男女は自分がどのケースに当てはまるのか考えてください。これから紹介する方法はおそらくマジョリティと思われる最後のケースを中心に紹介していきます。
50代になったら異性に対して寛容性を持つ
仕事が忙しくて、これまでチャンスはあったけれど夫婦になるまで発展しなかった、というケースもありますが、これは本質的に最後のケースに含まれます。
出会いがなかったワケじゃないのに結婚まで発展しなかったのは、結局のところ高望みしているから、という一点につきます。
とくに50代まで自信家の男女にはこの傾向が強く見られます。
仕事に夢中だった、という男女に関しても仕事に自信があったので異性なんて他にもいる、とか自分の仕事を理解してくれない異性だったら結婚なんかしたくない、という傲慢さがあったはずです。
また異性との交際経験が少ない男女は結婚を理想と条件で考えている傾向があります。男性視点では容姿に加えて処女性や学歴といった条件に始まり、どれだけ自分に尽くしてくれるかという自分本位な考え方が前提、女性視点では収入学歴職歴といった条件に始まり、それから容姿ときて最後に性格が吟味されます。
自分のことはさておき、相手に対する要求の高さが50代まで未婚だったことの要因のひとつであることは間違いありません。
この要因に当てはまる男女は、すぐに要求の高さを捨ててください。
50代男女は、そんなゼイタクを言っていられる身分ではないのです。
なお、50代まで独身で両親の介護や看護で忙しかった、という男女は心配いりません。そんな性格の良い男女であれば、すぐに良縁が見つかるはずです。
積極的に出会いパーティへ参加する
少し前なら生涯未婚率が50代以上の男女と定義してもさほど問題ではありませんでした。しかし現在はその年齢でも十分に結婚まで発展できるチャンスがあります。未婚同士が増えているという点も端的に言えばチャンスのひとつでしょう。
とはいえ、若年層のように偶然の出会い、つまりナンパは50代になるとさすがにできませんね。やはりある程度の演出やお膳立ては必要です。
もっとも手っ取り早く出会いを見つけるなら民間や行政が実施している出会いパーティに参加することです。生涯未婚率に該当する男女が増えていることから、今では40〜50代を対象にしたパーティやイベントが盛んに行われています。これは都市圏でも地方でも変わりありません。
パーティといっても大勢が一同に集まるタイプはあまりなく、やはり年相応に落ち着いた雰囲気や1対１の個室形式が多いので、こういったパーティの初心者でも無理なく参加できます。
そして参加する際、肝心なのは異性を条件で見るのではなく、内面で確かめてください。自分を条件の物差しで見られていると考えれば、それがいかにつまらないことであるか、50代の貴方であれば理解できるはずです。
50代男女が自力で出会いを見つける具体的な方法
50代で相手を見つけるためには、寛容性が大切です。まずは自分がどれほど寛容性があるのか、それを確かめる意味でもパーティに参加してください。
出会いパーティには「再婚応援婚活パーティ」といった内容もあります。バツイチやバツニといった離婚歴のある男女だけでなく、相手に離婚歴があっても構わないという再婚理解者であれば参加資格があります。
これまで初婚限定だった相手の条件を広げるだけでも出会いのチャンスは大きく広がるはずです。
また地元の行政主導による婚活支援事業の中にはボランティアの紹介制度による1対１のお見合いを実施しているところが多くあります。会員登録する必要はありますが、これらの制度を利用してみるのも方法のひとつです。
50代なんだから、人様にお膳立てしてもらわなくても自分で出会いを探せる！という男女はこれらの制度に頼らず、出会いの自力開発をめざしてください。
趣味サークルで相手を見つけるなら趣味に没頭すべし！
50代が自力開発する手段はかなりハードルが高いことを想定しておいてください。
たとえば誰でも思い浮かべる自力開発は高齢者専門の趣味サークルに入ること。自分の趣味に合ったサークルに入れば人生も楽しくなるし、その仲間に独身女性がいれば出会いにつながる、と安易に考えるものです。
実際、趣味のサークルでそんな出会いが見つかるとしたら、それは確かに赤い糸で結ばれていたと言っても過言ではないくらい奇跡的な確率で、ほとんどの場合は趣味のサークルに入ったとしても人間関係に疲れて脱会するのがオチです。
確かに恋活・婚活適齢期の男女であれば趣味サークルでの出会いも見つかりやすいのですが、50代にもなると回りは夫婦ばかり、あるいは既婚者ばかりとなって都合良く結婚を考えている異性がいることは滅多にありません。まして趣味サークルに入りたての頃は50代の自分よりも年下がリーダーになって仕切っているのですから、プライドも傷つくことになりかねません。
趣味サークルに入るなら、その趣旨を理解して出会いがあるなどと思わず趣味の世界を堪能してください。逆に、それくらい真摯な姿勢の方が周囲の人は好感を持ち、上手くコミュニケーションが取れれば独身者を紹介してくれることもあります。
50代男女だからこそネットで出会いを見つける
50代で出会いを自力開発するなら出会い系サイトの利用がおすすめです。
50代にもなってそんな胡散臭いところを利用できるわけないでしょ！と思った男女はその固定観念だけでチャンスを逃しているも同然です。
現在の50代男女はインターネット黎明期に社会人になり、PCを仕事で盛んに使っている世代です。インターネットやPCに関する知識はむしろ若い世代よりも豊富に持っている男女もいます。なにしろ、今の若年層はスマホで育っているため、PCのキーボードが苦手という男女もいるくらいですから。
確かにインターネット黎明期から隆盛期にかけて出会い系サイトの中には男女の恋愛どころか課金だけをサクラがむしり取るような悪質サイトが多くありました。
現在でもそういったサイトはありますが、その半面、隆盛期に開設後は着実に会員数を伸ばしてトラブルを起こさず、実際に会員同士が出会えるサイトまで成長させたところがいくつもあります。
また同時に現在の50代は今では一般的になっているネットで出会いを見つけた男女のパイオニアでもあります。
したがって、そういった老舗の優良サイトには、固定観念を持たず抵抗感なく利用している50代が多く会員登録しているのです。
50代で出会い系サイトを選ぶなら「YYC（ワイワイシー）」
出会い系サイトの良い点は多くの会員の中から自分の好みに合った相手を探すことができ、メールのやりとりから始まるのでじっくりと相手のことを知ることができる点です。
たとえば老舗の優良サイトとして定評のあるYYCは会員数1000万人以上（YYC調べ）で、ミドルエイジの検索機能もついています。YYCは日本最大のSNS、mixiグループの運営なので信頼性が高く、出会い系サイト初心者でも安心して利用できるメリットがあります。
50代男女であれば、学生の頃に交換日記とか文通、なんて習慣があった世代ですね。
現在の出会い系サイトは、その再現ととらえれば利用しやすくなり、また相手へのリスペクトも思い出せるはず。50代で出会いを求める男女こそ、出会い系サイトを利用すべきなのです。
ちなみに女性会員はコンテンツ使用料無料、男性会員でもメール1通50円という安心の料金設定です。
まとめ
以上、「まったく出会いがない50代男女におすすめする恋愛マニュアル」でした。
最後に、過去の恋愛相手が忘れられなくて出会いを見つけることができないという50代男女へのアドバイスです。
つい、過去の恋愛相手と今、向き合っている異性を比べてしまうのは誰にでもあること。
別に忘れる必要もないし、その恋愛相手を上回るような相手を見つける必要もないのです。
過去に熱烈な恋愛相手がいて出会いができないというのであれば、それを今、向き合っている異性に正直に告げてください。もし、それを受け入れてなお、付き合いたいという異性であれば、それは間違いなく恋愛相手として相応しい異性です。
大切なのは記憶に留まることではなく、新しい記憶を作ろうという積極的な姿勢です。人間の記憶はじつに曖昧で、新しい記憶が作られると過去の記憶を上書きするようにできているのです。新しい恋に向かって一歩、踏み出してください。
それでは素敵な出会い系ライフを〜。
