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なぜ現代男性の童貞率は増加傾向にあるのか?


厚生労働省が発表している出生動向基本調査によると、未婚男性の童貞比率が増加傾向にあります。

18〜19歳は2005年に60.7%が2015年には72.8%、20〜24歳は33.6%が47.1%、25〜29歳は23.2%が31.7%。増加傾向はここまでで、30〜34歳は23.4%から25.6%、35〜39歳は24.8%から26.0%と鈍化しています。

確かに2005年に比べると上昇していますが、じつはここ20年の間で童貞比率がもっとも低かったのが2005年、比率調査が始まった1992年に比べると、18〜19歳は70.9%、以下42.5%、24.8%、22.7%、26.4%となり、現在とさほど変わっていないことが分かります。

ただし、「なんだ、以外と童貞って多いじゃん!」と安心する童貞諸君はかなり早計。

1992年当時と現在では、童貞を取り巻く状況が決定的に違っていることが大きな問題なのです。

そこで今回は「なぜ現代男性の童貞率は増加傾向にあるのか?」と題し、女性経験のない男性を取り巻く現在の状況とその問題点を指摘します。

PCや端末デバイスで性欲を解消できる時代

今の童貞諸君にとってインターネットは当たり前の時代。

1995年にWINDOWS95が発売されてからインターネットは超加速、2005年はまさに地球のカンブリア大爆発を思わせるほど今の時代につながるインターネットサービスが生まれた時代でもありました。

現在の日本では相変わらずインターネットを含めたマスメディアが性器を表現すると公然わいせつ罪に問われますが、外国にサーバを置いたサイトであれば見放題。

性欲が盛んな世代でもクリックひとつで(もちろんもうちょっと複雑だとしても比喩として)性器が見られるのが今の時代です。

あまり古い時代と比較しても意味がありませんが、ではインターネットがない時代、性欲盛んな世代はどうやって女性の性器を見ようとしていたのでしょうか?もちろんビニ本(これもすっかり過去の遺物となってしまいましたが)には性器が映っていません。

ぜひ、男同士の会話として父親とか祖父に聞いてみてください。

かつての童貞は性欲の塊だった!

外為規制の緩和措置が取られたのは1964年のこと。この年は海外渡航自由化の始まりとも言われており、70年代までは主に20〜40代男性が海外旅行の主なユーザーでした。現在の60〜70代の男性ですね。

そういった男性が外国に行けば当然、それまでの性欲を満たすために海外で悪評を立てていましたが、それほど悪評の行いをしない男性でも海外の無修正本を日本に持ち帰ろうとする行為は頻繁に見られたものです。

残念ながら、日本の税関は昔も今と変わらないくらい厳しかったので、無修正本の性器は無残にもマジックインキで塗りつぶされていました。男女の絡みさえないプレイボーイでも毛が写っているだけでマジックインキの餌食です。

で、そういったマジックインキ塗りのエロ本を子供が見つけると、親父に怒られることを承知の上で、決死の覚悟で拝借しては友達と夜に集まり、マジックインキ部分をなんとか消そうと画策しました。

当時、仲間内ではマジックに効果があるのはバターと信じ込んでおり、バターは高い食材だったので代わりにマーガリンでもいいんじゃないか、ということでマーガリンを一生懸命塗り込んだといいます。

もちろんマーガリンなどで落ちるはずもなく、グラビアは無残に穴が開くだけです。友達はその瞬間に散り散りになり、マジックインキ修正本を持ち出した子供は親から烈火のごとく怒られるという始末。今、考えられないほど性欲に対して正直な、そして好奇心に対して社会は厳しい状況でした。

増加する要因は性衝動を簡単に解決できること

懐古趣味ではなく、なぜこのような昔話をしたのかというと、現在の50〜70代の男性はそれくらい性衝動が強かったということを伝えるためです。

性器ひとつでもそれくらいの行動をしたわけですから、当然、性欲の行き場は実際の女性に向けられます。エッチしたいために女性をなんとか口説こうとアルバイトして金を貯め、女性をデートに誘うアイテムとしてとりあえず走るだけの中古車を購入しました。

今のように情報が溢れているわけではないのでセックスの方法も知りません。

それでも性的欲求に従い、なんとか女性をホテルに連れ込んで四苦八苦しながらもセックスして童貞を卒業しました。だから現在の50〜70代の男性にはチョイ悪オヤジが多いわけですね。今だに性欲旺盛な男性もいるほどです。

したがって、この頃の男性は童貞であるから恥ずかしいというよりも、とにかく性衝動を満たしたいという欲求が何より強かったのです。それこそ、食欲よりも。

さて、現代。

インターネットが世界を近づけてくれたおかげで性衝動がもっとも強い世代でも簡単に女性器どころか無修正動画をクリックひとつで見られる時代になりました。

ほかにも男性向けアダルトグッズの進化がありますね。

簡単に性衝動を解消できるということは、それだけ性衝動がリアルな女性に向かなくなる、つまり童貞率が増加するということにつながっていきます。

たとえ女性経験がなくても性衝動が収まれば、女性に対する関心が薄くなることはあっても増加することはありません。これが、1992年と2015年の童貞率の違いなのです。

アダルトグッズが童貞の増加率を促進させる!?

現在の童貞率は1992年当時と同じですが、18〜19歳の72.8%がリアルな女性に対する関心が薄く、しかも性衝動を簡単に解消できるとなれば、割合はそのままスライドしていくので増加傾向が強まることになります。

SF映画やコミックを見ていると、近未来ではヘッドセットと知覚センサーにより擬似セックスが可能になっていますが、これ、もう始まっているのです。

アダルト向けVRとアダルトグッズがシンクロするタイプはすでに販売されており、完成度はSF映画やコミックほど高くないものの、ほんの少し前のアダルトグッズ事情から見れば格段の進歩といえますし、さらに数年後はSFの世界が実現する可能性は十分にあるのです。

これも女性経験を持たない男性を増加させる要因のひとつ。

そして増加させる要因は他にもあるのです。

リアルでも女性はなんでもしてくれると思ってる?

童貞を増加させる要因は他ならぬ女性。

もちろん女性に原因があるわけではないのですが、増加する童貞諸君が女性に対するイメージを変えてしまっていることが増加を加速させているのです。

増加する童貞の性衝動を解消するアイテムは数多くあり、それらにはいろいろなタイプ、それこそ少女から熟女まで擬似的な相手として登場します。

それらの女性は例外なく男性の性衝動を男性の望む形で受け入れてくれます。望む形は慈悲的であっても甘々の恋愛的であっても、また辱めを受けたい形であっても変幻自在に対処してくれます。

でも実際の女性はどうでしょう?

ここが増加する童貞の理解が足りないところで、リアルな女性には感情と嗜好性があり、必ずしも増加する女性経験がない男性の思い通りに動いてくれるわけではないのです。

セックスは受け身が当たり前、前戯に手コキをしてくれるわけでもなければ蕩けるようなフェラチオをしてくれることもありません。男が前戯をしっかりしなければ濡れないし、AVのように挿入後にガンガン突くだけでは痛くてセックスを続けるのが不可能になります。

増加する童貞は「自分の思っていたセックスと違う…」と内心、思うはず。

女性を喜ばせるためにするセックスだったら、性衝動を擬似体験に任せた方がマシ、と思う増加傾向の女性経験がない男性も出てくるでしょう。これがさらに増加させる要因なのです。

本当のセックスを知らなくて男としてのアイデンティティを保てるの?

自分が増加させる要因になっていると童貞は自覚することが大切です。

増加傾向の童貞は恥ではありませんが、本当のセックスの快感を知らず、また女性との楽しい時間の過ごし方も知らないというのはじつにもったいない話。なんのために男性として生まれてきたのか、アイデンティティが疑われるといっても過言ではありません。

増加するアダルトグッズの世界は今後、さらに進化してリアルな体験と変わらぬVRを完成させるでしょう。

しかし現段階ではそれも叶わぬ話で、実際に女性の身体を触った時の柔らかさ、指に伝わる濡れ具合、膣を擦るペニスの快感を再現する方法はありません。

もちろん、自分のテクニックや愛情によって本当に絶頂に達する彼女の表情や声も。

それらの価値は、デートにお金をかけたり彼女をドライブに誘うために免許を取ったり車を買ったりしても十分な対価が得られるものであることを増加する女性経験のない男性は知っておいた方がいいですね。

童貞は出会い系サイト「YYC」でリアル女性との経験値を高める

増加の要因を担っている童貞諸君はゲームやAVの二次元から離れ、三次元の世界でリアルな女性体験をしてみることです。とくに女性の甘い匂いやしっとりとして汗の混じり合うセックスは二次元で味わうことができません。

とはいっても相手がいないから増加する一途をたどっているとも言えます。

しかし増加する童貞の悪いクセは自分から行動せずに女性からのアプローチを待っていること。これではいつまで経っても童貞のままだし、増加が止まることはありません。

たとえば出会い系サイト。

中でもYYCは初心者でも使いやすいと定評があります。出会いを求めている男女が集まっているので体験までもっとも近道を示すアイテムといえます。もちろん、すぐにセックスできるわけではありませんが、少なくともリアルな女性と交流できる場所であることは間違いありません。

YYCでリアルな交流を果たして、童貞の増加現象に歯止めをかけてください。

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まとめ

以上、「なぜ現代男性の童貞率は増加傾向にあるのか?」でした。

上記で分かるように、童貞だからといって性欲がないわけではありません。その意味において社会が騒ぐ草食男性の増加は当てはまらないといえます。

社会的には肉食女性が増加しているといいますが、これも婚活に血眼になっている女性のことで、じつは処女率も増加しているのです。男性の女性経験なしの増加が処女の増加を促進させているわけですね。

これ、童貞諸君には大きなチャンスです。

なぜなら処女は男性経験がない=童貞のテクニックでもとりあえずセックスできる、という方程式が成り立つからです。

ただし、処女の中にも童貞と同じように恥ずかしいから早く捨てちゃいたい、というタイプもいます。そしてそんなタイプに限って経験豊富なチャラ男やチェイ悪オヤジに食われちゃうのです。

内心、好意を抱いている彼女が他の男に拐われる前に、童貞君は頑張ってみてはいかがでしょう?

それでは素敵な出会い系ライフを〜。