行政に通報しても無意味…悪質サイトがなくならない理由
当サイトではもはや何回も警告およびお伝えしていることなんですが、出会い系サイトにおいて優良と呼べるサイトはほんのひと握りであり、そのほとんどが悪質サイトとなっています。
悪質サイトといっても決してひとつではありませんが、どれも共通してユーザーを騙し、最終的に金銭をだまし取ることを目的としています。
基本的に悪質サイトを発見したら行政などに通報して対処することができるわけですが、通報をしても一向に悪質サイトはなくなりません・・・。それどころか年々悪質サイトは増えるばかりであり、新たな手口で私たちを騙そうとしてきます。
では、なぜ悪質サイトはなくならないのか?
ということで今回は「行政に通報しても無意味…悪質サイトがなくならない理由」と題して、悪質サイトを撲滅することができない要因についてまとめました。
優良サイトを利用したい方、悪質サイトにおける知識を身につけたい方はぜひチェックしてみてください。
目次
なぜ悪質サイトはなくならないのか?
昨今のインターネットは充実しているといっても過言ではありません。
私たちが快適に利用できるコンテンツが多々登場し、生活が便利になっていることは事実です。一方、悪質サイトを筆頭とする悪しきコンテンツが増えていることも事実であり、それに釣られてしまった人々は被害を受けているわけです。
特に出会い系サイト関連の悪質サイト被害の数はいつになってもなくなることがありません。むしろ、年々急増しているといっても過言ではないかと思います。
悪質サイトを構成しているのは悪徳な詐欺行をはたらく業者です。
すでにそれらの存在は知れ渡っているにもかかわらず、なぜ悪質サイトはなくならないのでしょうか。
行政への通報件数はおそらく相当な数になるはずです。
それでも悪質サイトは一向に減る気配がありません。
これはあくまで私の考察になりますが、悪質サイトがなくならない理由は大きく分けると2点あります。
1点目は「警察に捕まらないよう、悪徳業者がありとあらゆる対策をしていること」。2点目は「未だに悪質サイトに騙されてしまう人が多い」ためです。
それではそれぞれの理由を具体的に解説していきたいと思います。
悪徳業者は通報されても問題ないよう逃げ道を確保している
悪質サイトが通報されてもなくならない理由のひとつに「悪徳業者がありとあらゆる対策をしていること」が挙げられます。
要するにはこれは悪徳業者がはじめから行政などへ通報されることを見据えて運営しているということ。
ハッキリ言って悪徳業者はずる賢く、よく法律における知識を身につけています。そのため、法の穴を抜け道としてグレーな運営(正確にはブラックに近いギリギリの運営)をすることが多く、万が一ユーザーなどに通報されたとしてもあっさりサイトを消去して、また別のサーバーで新たな悪質サイトを作るのです。
基本的に悪徳業者はひとつの悪質サイトに固執しません。
行政などに通報されて危なくなったらすぐさまそのサイトを放棄し、新たな悪質サイトをスタートさせます。
当然、悪徳業者は複数の悪質サイトを運営しているわけですが、それはリスクマネージメントでもあり、通報されるリスクを分散することが目的とも考えられます。
まあ、早い話が「逃げ道の確保」ってことです。
だからこそ、悪質サイトおよび悪徳業者の数は一向に減らないわけです。
業者対策をしていない人があまりにも多い
悪質サイトがなくならない理由の2点目は「未だに悪質サイトに騙されてしまう人が多い」ことが挙げられます。
たとえば、被害件数がふくれあがった「オレオレ詐欺」は誰もが知る詐欺行為のひとつです。この詐欺はテレビなどメディアにおいて注意が呼びかけられていたわけですから、誰もが知っていて当然といえば当然です。
しかしながら、それでもオレオレ詐欺の被害にあう人が必ず存在します。つまり、それほど注意勧告を行政が呼びかけているとは思えない出会い系サイトにおける悪質サイトがなくなるわけがない、ってことです。
出会い系サイトがここ日本で産声をあげたのはだいたい2000年頃。その他業界と比較すればまだまだ出会い系業界はひよっこレベルといっても過言ではありません。それに昨今は「出会い系サイト規制法」によって多くの縛りが課せられたこともあり、売上が減少しています。
その影響か、ピーク時に多くのユーザーを騙すことに成功していた大手悪徳業者は業界から撤退しはじめています。ところが、それは悪質サイト業界からすれば“ライバルが減った”に過ぎないわけで、チャンスといえばチャンスなわけです。
そのため、次々と新しい悪質サイトが誕生するのです。
「悪質サイトに騙される奴はネットをわかっていない」
「騙されるほうが悪い」
きっとまだ詐欺被害にあったことのない方はこのように思うことでしょう。
しかし、悪質サイトの巧妙な手口にいつあなたも騙されるかわからないのです。
昨今のユーザーは詐欺被害対策をしていない方があまりにも多すぎます。だからこそ、悪質サイトを知り、その手口を理解し、対策を立てる必要があるわけです。
ユーザーの対策における意識が高まるほど、悪質サイトの数は減らざるを得なくなるといっていいと思います。
なにも悪質サイトは出会い系サイトだけではない
悪質サイトがなくらない理由は前述した2点になりますが、もう1点その要因となり得るものがあります。
それは悪徳業者が出会い系サイトから集客することを目的としているのではなく、比較的利用者が多いとされる「占い・診断」などの無料コンテンツを“フロントサイト”としていることです。
ユーザーがこれら占いサイトなどに登録した場合、即日もしくは1ヵ月後に出会い系サイトに誘導もしくはコンバートされ、結果として有料出会い系サイトに強引登録させて金銭をだまし取るというもの。
このような手口を採用する理由は実に単純明快で、出会い系サイトとして広告を掲載するよりも、ユーザー1人の獲得単価を抑えることができるからです。
占い、そして診断というまったく別ジャンルのユーザーを獲得すれば、出会い系サイトを限定として見ているユーザー以外のユーザーも獲得できるため、悪徳業者からすれば「カモ」が増えるわけです。
とはいえ、この手口は決して万能とは言えません。
なぜならユーザー稼働率が下がってしまうからです。
しかし、広告の費用が低いというメリットに加え、出会い系サイトに不慣れ・まったく知らないユーザーを取り込むことができるので、結果として詐欺を達成しやすい点を考慮すれば、課金率が高くする最善の手口ということになります。
このように出会い系サイトにおける悪質サイト対策だけでは不十分です。
無料コンテンツには必ずそれなりのからくりが用意されているので、運営会社が信頼に値するところなのか確認sるなど、詐欺にあわないための意識と対策をすることが必要になってきます。
いずれにしても、このような手口に釣られてしまった場合はそのままなにもせずスルーしましょう。
迷惑メールや課金要求メールが多々届くかもしれませんが、そもそも詐欺行為によるものなので支払い義務は一切ありません。
当サイトでは悪質サイト対策記事を多々アップしていますので、ぜひそちらもご確認ください。
まとめ
以上、「行政に通報しても無意味…悪質サイトがなくならない理由」でした。
結局のところ、出会い系サイトを利用したいのであれば、信頼できる優良サイトを利用しようね、ってことです。
出会い系サイトを利用したい感情のみで突っ走ってしまうと、冷静に物事を見極めることができなくなります。つまり、そこで悪質サイトに釣られてしまう可能性が高まってしまうわけです。
最初から優良サイトに登録していれば詐欺にあうことはまずありません。
当サイトのトップページでは優良出会い系サイトを厳選して紹介していますので、ぜひそれらを参考・比較していただき、安全な利用を実現してください。
それでは快適な出会い系ライフを~。