「あの人の事は好きになってはいけない」その想いが恋の始まり？禁断の恋から逃げ切る方法

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世の中には、さまざまな恋の形があります。

幸せで、健全な恋ができれば一番いいのですが、“好きになってはいけない人”を好きになってしまう可能性は誰にでも考えられることです。

例えば、彼女がいる相手、妻子がいる相手、社内恋愛禁止の会社での上司、学校の先生など……。

気付いたらその人のことばかりを考えていて、「あの人の事は好きになってはいけない」と自分の心をセーブしようとしていませんか？

そもそも、「あの人の事は好きになってはいけない」と考えてしまっている時点で、あなたはもうその人に恋をしてしまっているのです。

禁断の恋からうまく逃げるためには、どうしたらいいのでしょうか？

“好きになってはいけない人”を好きになってしまった事がある人は約25％

「マイナビウーマン」が行った『好きになってはいけない人を好きになったことがあるか』というアンケートでは、なんと23.9％の人が“好きになってはいけない人”を好きになってしまった経験があると答えたそうです。

10人中2人以上は、“好きになってはいけない人”を好きになってしまった経験があるというのですから、割合はかなり多いですね。

「私はそんな人を好きになるはずがない」と考えていても、いつか“好きになってはいけない人”を好きになってしまう可能性はあるということです。

禁断の恋の経験者が多いからと言って安心してはいけません。
実際の経験談や対処法などを紹介していくので、禁断の恋からうまく逃げて、自分の幸せは自分で掴みましょう。

なぜ“好きになってはいけない人”に恋をしてしまうのか？人間の心理とは

そもそも、人と言うのはなぜ“好きになってはいけない人”に恋をしてしまうのでしょうか？
そこには決定的な“人間の心理”がありました。

①“人のもの”だと思うと燃えてしまうから

人間には、どうしても“人のもの”を欲しがってしまう心理があります。

ようは、『ないものねだり』です。

例えば妻子持ちの人を好きになって関係を持ってしまった場合、「この人は妻ではなく私を選んだ」ことに強い優越感を抱きます。

このような気持ちから、“好き”が強くなりさらに深い恋に落ちていってしまうのです。

②“障害”が発生することによって恋心が強まってしまうから

既婚者、彼女持ち、妻子持ち、先生、家族など。本来“好きになってはいけない人”を好きになる理由は、そこに“障害”があるからです。

「好きになってはいけない」という決定的な障害が、あろうことか、さらに恋心を強めてしまいます。

「私は今いけないことをしている」「私は好きになってはいけない人に恋をしてしまった」頭の中でそう考えれば考えるほど、その恋にのめり込んでしまうのです。

どんな人を好きになってしまったの？実際の経験談

では実際に“好きになってはいけない人”に恋をしてしまった経験がある方は、どんな人を好きになってしまったのでしょうか？

実際の経験談をまとめてみました。

①職場の上司(既婚者)を好きになってしまった

去年の忘年会をキッカケに、別の課の部長の好きになってしまいました。
別の課なので直接関わることはあまりありませんが、たまに飲みに行く関係になり、好きな気持ちが抑えられずに困っています。

相手は既婚者なのでこれ以上の関係になってはいけないことは分かっているのですが……。
体に触れたい、どうしてもそう思ってしまいます。

(28歳/IT)

②学校の先生を好きになってしまった

女子大に通う21歳です。おととし、心理学の先生と関係を持った経験があります。
もともと若くてイケメン風な先生だったので、周りの子からもとても人気があり、私は本気で先生に恋をしてしまいました。

将来、心理学の方に進みたかったので、相談したいという口実で連絡先を聞き、年齢が近いということもあり意気投合。その後関係が深くなっていくのに時間はそんなにかかりませんでした。

交際を初めて3か月後に、外食をしている私たちを見かけた生徒がいたようで学校に通報が。
その後、先生は県外の他の学校に飛ばされ、私の恋はそこで終了しました。

今でも先生の事が好きなので、すごく悔しい思い出です。

(21歳/女子大生)

③友達の彼氏を好きになってしまった

中学生のときから仲の良かった友達には、交際して2年になる彼氏がいました。
もともとグループ内でよく遊んでいたメンバーだったので、3人で遊んだり食事に行ったりすることも多かったんです。

友達の彼氏の方から彼女に対しての恋愛相談を受けることが多々あり、相談を乗っているうちに、好きになってしまったんです。

「絶対に好きになっちゃダメだ」って考えるたびに辛くて……。
友達のこともとても大切だし、今の3人の関係を絶対に崩したくありません。

でも、この思いをどこに留めればいいのか……とても辛いです。

(19歳/アパレル)

④社内恋愛禁止なのに上司を好きになってしまった

社内恋愛禁止の会社に勤めているのですが、直属の上司を好きになってしまいました。

幸い結婚をしている方ではないのでアタックすれば交際できる可能性もあるのでしょうが、8年続けている会社なので今後どうしようか悩みどころです。

気持ちを伝えたいけど、上司にも迷惑をかけてしまうし……。

会社を辞めたけど結果的に振られた……なんてことになるのも怖いし、なかなか前に進めません。

(31歳/プログラマー)

禁断の恋の結末はどうなるの？

“好きになってはいけない人”を好きになる。
そこまではいいのですが、もし関係を持ち禁断の恋に足を踏み入れてしまったら……。

どんな結末が待っているのでしょうか？

①急に別れを告げられる

「妻とは離婚するから一緒になろう」そんな甘い言葉を信じて恋を続けていても、最終的に急に別れを告げられる可能性だってあり得ます。

そんな軽い気持ちで口約束をしても、本当に離婚まで踏み込める方はなかなかいません。

相手との関係性にもよりますが、もし一方的に別れを告げられたとしても、あなたは何を言える立場でもないのです。

②社会があなたたちを切り裂く

例えば、社内恋愛禁止の会社で恋愛をしてしまった場合。
バレればどちらかがクビになったり、他の支店へ飛ばされてしまったりする可能性があります。

また、学校の先生と恋愛をしてしまった場合。
上記で紹介した体験談にもありましたが、バレたら罰せられるのは確実に相手です。

決して既婚者ではなくても、社会的に“好きになってはいけない人”を好きになった場合は、このように社会があなたたちを切り裂くでしょう。

③相手の家族から高額の慰謝料を請求される

既婚者や妻子持ちの相手と恋愛をしてしまった場合で一番怖いのが、相手の家族にバレて慰謝料を請求されることです。

不倫は犯罪ではありませんが、立派な違法行為です。
実際に不倫や浮気がバレて訴えられ、高額な慰謝料を払った経験がある人だって世の中にはたくさんいます。

大切な人も自分の財産も無くなってしまう……。良いことはありません。

“好きになってはいけない人”を好きになってしまったときの対処法9つ

「好きになってはいけない」と思っていても、好きになってしまうのは仕方がないことです。

でも、「好きになってはいけない」と少しでも考えるような相手を好きになってしまった場合は、絶対にそこから先に進んではいけません。絶対に関係を持ってはいけません。

これはあなたの幸せのためです。
下記に“好きになってはいけない人”を好きになってしまったときの対処法を9つ紹介していくので、禁断の恋からどうかうまく逃げ切ってください。

①交際をしたとして将来のことを冷静に考える

交際に至っているケースでも、まだ交際まで発展していないケースでも、一度冷静になってこの恋の将来のことを考えてみましょう。

その人と付き合って、結果的に将来あなたがどうなるのか……それを冷静に考えるのです。

その人と結婚をして幸せな家庭を築いていくビジョンが見えましたか？
おそらく、“好きになってはいけない人”との将来にそんな幸せなイメージは想像できないと思います。

自分自身で幸せな将来が描けないのですから、この恋を続けていたっていいことはありません。

この恋を通じて、あなたには何も残らないのです。

②傷付くのは自分だけではないということを考える

“好きになってはいけない人”に恋をして、最終的に傷つくのは自分だけ……だと思い込んでいませんか？

関係によっては、あなたの“身勝手な好き”という気持ちが周りの多くの人を傷付ける結果になります。

例えば、既婚者なら相手の奥さんが、妻子持ちの相手なら奥さんと子供が、彼女持ちの男性なら彼女が……。

特にパートナーのいる相手へ恋をしてしまった場合、あなただけではなく、そのパートナーが傷つくのです。場合によってはあなた以上に傷付くでしょう。

冷静になって、相手の気持ちを考えてみてください。あなたのパートナーが不倫や浮気をしたら、傷付きますよね。傷付かない人なんていないはずです。

この恋で傷付くのは自分だけではない……そのことを肝に銘じておきましょう。

③その恋に価値があるのかを考える

恋をすると、心も体も成長することができます。恋をすることは、根本的に良いことです。
ただし、その恋の価値は相手によって変わります。

“好きになってはいけない人”を好きになってしまったら、まずはその恋に価値があるかどうかを冷静に考えてみましょう。

人生は一度しかありません。そのたった一度の人生の中で、この恋はあなたにとって必要なものですか？
あなたの貴重な1分1秒を使うべき相手ですか？

反対に、相手もあなたに貴重な1分1秒を与えてくれますか？

“好きになってはいけない人”との恋は、間違いなくあなたにとって価値のあるものではないはずです。

世の中にはたくさんの人がいるのですから、“好きになってはいけない人”ではなく、“好きになるべき人”に恋をして価値のある時間を過ごしましょう。

④その恋が実ったとして失うものがあるのかを考える

“好きになってはいけない人”に恋をしてしまい、まだ関係が発展しないのであれば、冷静に『その恋が実ったとしてどんなものを失うのか』を考えてみましょう。

普通の恋であれば、周りの人に祝福してもらえるはずです。でもあなたの恋はどうでしょうか？周りの人から祝福される恋ですか？

祝福はおろか、失うものの方が大きいのではないでしょうか？

あなたと相手の関係が発覚したときに、どんなものを失うのか……考えてみましょう。

例えば、相手が社内恋愛禁止の会社での上司だった場合、相手かあなたが失業。
学校の先生なら、相手が失業、またはあなたが退学という結果になる可能性も考えられます。

友達の彼氏なら友達との友情が失われ、既婚者なら相手の家族から多額の慰謝料を請求されて財産を失ってしまうかもしれません。

このように、冷静になってこの恋で失うものを考えてみると一歩踏み出すキッカケになると思います。

⑤新しく別の好きな人を作ってみる

恋愛において、『男性は別名保存、女性は上書き保存』という言葉を聞いたことがあるでしょうか？

この心理はあながち合っており、相手を忘れる方法として“新しく別の好きな人を作る”のは、女性にとって非常に効果的な方法です。

少しでも気になる人がいたら、積極的にデートに誘ってみましょう。

もちろん、“好きになってはいけない人”を好きになってはいけませんよ。ちゃんとした形で次の恋を探しましょう。

⑥相手とはできるだけ関わらないようにする

“好きになってはいけない人”とは言え、一度好きになってしまうと気持ちを抑えるのは非常に困難です。

でも、“好きになってはいけない人”と恋をしたって、幸せにはなれません。

そのことをしっかり頭に置いて、相手の方とはなるべく関わらないようにしましょう。

相手から言い寄られても、無視が理想的です。無理かもしれませんが、連絡もできるだけ避けた方が吉です。

⑦他に集中できる趣味を見つける

上記では、『できるだけ関わらないようにする』という対処法を紹介しましたが、どうしても相手のことを考えてしまって我慢できなくなってしまう……というときは、他に集中できる趣味を見つけましょう。

相手のことを考える時間を無くすのです。

料理教室や陶芸教室などに習い事を初めて見るのも良いですし、映画やゲームなど家でできることでもかまいません。とにかく没頭できる趣味を見つけて下さい。

没頭できる趣味や習い事を見つければ、誘われたときに断る口実にもなります。

⑧色々な人と出会える場所に出向く

「新しく別の好きな人を作ってみる」という対処法を紹介しましたが、なかなか好きな人が見つからない……という方は、色々な人と出会える場所に進んで出向きましょう。

友人にいい人を紹介してもらったり、合コンや街コンなどに思い切って参加してみたりするのも良いですね。

現代では本当に色々な出会いがあります。もし見つからないのであれば、出会い系サイトやマッチングアプリを使ってみても良いかもしれません。

⑨妥協して友達として付き合うようにする

好きな人と会えなくなるのはどうしても辛い……そんな方は、あえて妥協をして、異性の友達として付き合うようにしてみるのはいかがでしょうか？

別の好きな人を見つけながらも、“なんでも相談できる異性の友達”としてのポジションを狙うのです。

ただし、妥協できる方限定です。妥協できずに結局関係をもってしまった……となれば元も子もないので、白黒はっきりできない方は、思い切って縁を切った方が良いでしょう。

禁断の恋から逃げ切ることがあなたの幸せに繋がる

大切なのは、冷静になって考えなおしてみること。

人のことを好きになりすぎてしまうとつい周りが見えなくなり、“好き”という気持ちだけが大きくなってしまいがちですが、一歩冷静さを取り戻して、この恋が本当に正しいのかを考えてみましょう。

あなたがちゃんとした心を持っているのならば、しっかりとした考えと結論を取り戻すことができるはずです。

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