みんなの婚活レポート

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結婚できないのは男性の経済力がないから?


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最近の若者の結婚観
・未婚者の多くは将来、結婚することを希望している
・男性の約65%は、31歳までの結婚を望んでいる
・結婚資金が足りないから結婚できない
・結婚後の生活資金が十分ではないから結婚できない
・男性→女性に家事能力を求める、女性→男性に経済力を重視する
・非正規雇用労働者の増加は、若い年齢層の非婚化・晩婚化をより加速させている
平成27年版 厚生労働白書 ―人口減少社会を考える―

今回、特に取り上げたいのは、男性の経済力についてです。

結婚相談所や婚活サイトには、プロフィール欄に年収額を載せなくてはいけないので、直接対面するよりも前に知られてしまいます。

また、婚活パーティーだと、「年収○○○万円以上の男性限定」といったパーティーが催されていたりもします。

そういった状況を目の当たりにすると、自分の稼ぎに不安がある人は婚活をすること自体躊躇してしまうかもしれません。

そこで、このページは経済力について次のような疑問や不安を持つ男性のために作りました。

今回のポイント
・ひとり暮らしなら問題なくやっていけるけど、結婚となると足りている?
・収入が低い人は結婚できない?
・安定した収入って具体的にいくら?
・男に経済力を求め過ぎでは?
・共働きを提案するのはだめ?

「収入面が不安…」結婚に積極的にはなれない男性

danseinohuan0626
共働きは珍しくない時代とは言え、はじめから「結婚したら共働きで…」と伝えるのはためらってしまいます。

収入面に不安のある男性は結婚願望を持ちながらも、具体的に行動を起こすことはなかなかできません。

正社員であれば安泰というわけではありませんが、やはり収入が安定していないと感じているのは非正社員のほうです。

例えば20、30代男性の既婚率は、こんなに大きな差があります。

「20~30代男性の既婚率」
・正社員…27.5%
・非正社員…4.7%

そして恋人の有無についても既婚率ほどではありませんが、非正社員であることが影響していると考えられます。

「20~30代男性で恋人がいる」
・正社員…27.2%
・非正社員…15.3%

男性は自分の収入で結婚後の生活を送っていけるだろうか…という不安を抱えています。
この不安は正社員、非正社員いずれも一番の悩みです。

「30代前半の独身男性で結婚後の生活に不安がある」
・正社員…49.2%
・非正社員…63.1%

(参考:平成27年版 厚生労働白書

ちなみに、雇用形態ではなく年収額で現すなら、300万円を超えることが結婚するためのひとつのハードルとなっています。

よくある結婚後のお金の問題
結婚後、稼ぎで揉めることもあるでしょうが、お金の問題はそれだけではありません。
・使い方の違い
お金の使い方は、その人の性格や価値観が色濃く反映されます。
生活費やお小遣いの使い道くらいならどうにか収拾がつくでしょうが、車や家といった大きな買い物やボーナスの使い道等、大きな金額になると衝突が増えてしまったという夫婦はとても多いです。
冷静に話し合い、お互いの考えを尊重した上で、ルールを決めなくてはいけません。
・貯金に対する考え方の違い
貯金は、夫婦で協力して取り組んでいくべきことですが、独身時代の浪費癖が抜けない人はストレスになってしまいます。
ですが、家庭を築いていくなら貯金は必須。お金の使い方を結婚用にシフトしていく必要があります。
5年先、10年先、そして老後…と豊かな生活を送るには、そのステージに合ったまとまったお金を用意しなくてはいけません。

収入に自信はない。だけど婚活は自信を持って挑める5つの考え方

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1.経済力が全てではありません

女性が経済力のある男性を求めているのは事実ですが、それだけが結婚の条件ではありません。

まず前提として恋愛感情があることが大切ですよね。あとは性格や考え方が合う、趣味が合う、健康である、職種、学歴…といくつもあります。

その中でも女性が強く求めていることベスト3を挙げるなら、1位性格、2位経済力、3位恋愛感情という順番になります。(厚生労働白書より

確かに経済力は重要ですが、やっぱりお金だけで一生の決断はできないということです。

2.卑屈な感情から解放されましょう

若い頃は給与額に関係なく一生懸命働いてきても、年を重ねていく内に、周りと比べたり、理想と現実の差が大きすぎることで、卑屈な気持ちになってしまうことがあります。

仕事に対する愚痴は増え、働く意欲がなくなり、「金さえあれば…」が口癖に…。いつしか上手くいかないことがあると全てお金のせいにしてしまうでしょう。

誰かに「そんなことないよ」「もっと自信を持っていいんだよ」と優しい言葉をかけてもらいたいから、苦しい気持ちを吐露しているのかもしれません。

ですが、優しい言葉に対しての返答は、卑屈さが更に増したような内容になるので、相手を困らせてしまいますし、最終的には人が離れていってしまいます。

現在の収入に満足いかないのなら、今この瞬間からできることを少しずつ探し、行動することが大切です。

スキルアップのために資格を取る/副業を始める/節約して支出を減らす/投資をする/転職を検討する/出世を目指す

収入アップを短期的に達成するのはとても難しいですが、目標に向けて行動を起こした時から、卑屈な感情は徐々に薄れていくでしょう。

3.低所得でも、生活レベルが下がるとは限りません

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年収300万円未満の既婚率は1割以下なのにし対し、300万円以上400万円未満になると2.5倍以上も増えています(平成25年版 厚生労働白書)。

このことから、結婚は300万円を超えることがひとつのハードルになっています。

ですが、300万円以上あるからお金に困らない結婚生活を送れるわけではありませんよね。

そして、300万円以下でも満ち足りた結婚生活を送っている家族はたくさんいます。

低予算でも遊ぶことはできますし、自炊中心であれば食費も抑えられます。住まいに関しても安い物件はたくさんありますよね。

日本は豊かな国ですから物が溢れています。欲しい物もたくさんあってお金がいくらあっても足りないと感じることもあります。

ですが、豊かだからこそお金をかけずに生きていくことも可能なんです。

生活する上で最も重要なのは、年収額ではなく毎月安定した収入があるか?ということです。

→結婚すると豊かな生活が送れる?
共働きをすることが前提となりますが、あなたが仮に年収300万円だったとして、結婚相手の女性が年収200万円だとすると、2人合わせて500万円の収入を得ることになります。

住居費や水道光熱費はひとり暮らしをしている頃より負担が軽くなりますから、収入は増えて支出は抑えられるんです。

昔はお金に困っている人こそ、結婚をするものだという考え方もあったようです。
収入が増えるだけではなく、親戚が増えて助け合いの輪が広がっていくという点も大きな魅力です。

4.やりくり上手であることも大切です

節約やお得なことが大好きという人は、少ない予算の中でも家計を上手く回していけるでしょう。

もちろん、度を越してしまうとストレスになってしまいますが、夫婦で協力し合ってやりくり上手を目指せば、我慢だけではなく楽しみも見出せます。

稼いだ金額ばかりではなく、お金の使い方についても意識してみましょう。

5.なぜ女性が経済力を重視するのか、改めて考えてみましょう

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婚活女性が求める男性の年収額は、高すぎるよ…!と感じることもしばしば。

「最低でも600万円以上」なんて言われてしまうと、いつの時代の話だよ…と呆れてしまうやら、プレッシャーが大きくなるやら…で困ってしまいます。

高収入な男性を求めるのは、単純に楽に生活していきたいからという気持ちもあるでしょう。

確かに女性は、年収や職種、学歴を重要視するところがあります。時に冷たいと感じるほど現実的な考えを持っています。

ですが、女性が本当の意味で求めているのは”高収入な男性”ではありませんし、ただ男性に厳しい目を向けているのではありません。

将来も見据えて家庭を守っていきたいという本能があるから、お金に対しての考え方が非常にシビアなのです。


 

婚活歴が長い女性は、効率を重視します。

一人ひとりを見極めるまでの時間をできるだけ短縮してたくさんの相手を見たいと思っているので、プロフィールだけでどんどん振り分けていく人が多いです(それが良いか悪いかは置いておくとして、結婚できないのではないかという不安や、年齢的な焦りと闘っているからこその考え方だと言えます)

そうなると、年収額が引っ掛かってしまう可能性はありますよね。

年収に自信がない人が充実した婚活をしていくコツとしては、婚活歴の浅い女性との交流を大事にすることです。

婚活初心者さんだと、経歴ではなく人間性を重視する人がとても多いです。つまり、プロフィールだけで判断するのではなく、まずは会ってみてから…と考えるんです。

会うことができれば、それだけチャンスもたくさん巡ってきます!


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