35歳を過ぎても結婚の気配ゼロ・・・「結婚できない男性」の特徴とは
こんなアンケート結果があります。
Q 生涯未婚率が過去最高となった現状をどう思うか?
アンケートの回答者:20~40代の男女
実施機関:明治安田生命生活福祉研究所
【回答】
・結婚はあくまで選択肢のひとつであり、結婚を望まない人の割合も増えてきた
・年収が少ない、労働環境が悪い
・女性が結婚・出産しても働き続けることができる環境が整っていない
・異性との付き合いが苦手な人が増えてきた
・出会いの機会が少ない
上記アンケートで「結婚は選択肢のひとつに過ぎない」と答えたのは、男性が約80%、女性においては90%にも上っています。
結婚できるような状況ではないと答えた人も多かったのですが、結婚しないという選択をするなら、そういう生き方も受け入れられる時代になってきたのも、未婚率の上昇に大きく影響しています。
でも、結婚したいのにできないとしたら?
このページでは、結婚できないのは何故?の男性編です。
自分は違う!という反論もあるかと思いますが、人間は図星の時ほど怒りが湧いてくるもの。
まずは客観的に自分のことを振り返ってみてください。
35歳以上で結婚したいのに未だ独身の男性には、特に読んで欲しい内容になっています。
目次
当てはまるほど独身から抜け出せない…結婚できない男性の代表的な特徴5個
①そんな所で婚活しているなんて…非効率タイプ
・自分の性格、短所や長所をスラスラと答えることができない
・結婚できない理由はあまり考えてみたことがない
・努力はしているはずなのに、全くご縁がない
結婚しないという選択をする男女が増えてきているとは言え、やはり結婚したい男女もたくさんいますよね。
今は婚活サービスが充実していますので、結婚したいと思えば、明日にでもそれらしい活動はできます。そういう意味では恵まれている時代と言えます。
ですが、色々なサービスがあるからこそ、自分に合った婚活の場を見つけられず、効率の悪い闘いを続けている人がいます。
例)消極的な性格だけど、婚活パーティーに参加する
婚活パーティーは低料金ですし、パーティーに参加する毎に支払うので、月会費なども一切かからないので、その気軽さが人気の婚活サービスです。
ですが、参加しやすいことと、婚活しやすいこととは全くの別ものと捉えなくてはいけません。
婚活パーティーは二度と同じメンバーで集まることができませんし、時間もない中でも交流となることから、実際はかなりサバイバルな闘いになるのです。
他の男性参加者と比較されるのは当たり前ですし、第一印象で相手の記憶に残ることができなければ、収穫ゼロでパーティー終了…なんてことも普通の世界なんです。
積極的な性格でオマケに容姿端麗な人であれば、あっという間に女性が集まってきて有意義な婚活にもなりますが、消極的で容姿が特別良いわけでもない人にとっては、時間をやり過ごすしかありません。
【改善策】費用や気軽さよりも、相性を大切に
同じ婚活サービスでも、その活動内容は全く違いますから、頑張っているのに全くご縁がやってこないと悩んでいるのであれば、非効率な活動をしている可能性大です。
婚活をする上で、大切なことのひとつに「どんな婚活をするのか」があります。
上の例みたいに、自分に合わない場所で頑張ったとしても、結婚するより自信喪失してしまう日のほうが早く訪れてしまうでしょう。
婚活サービスを利用するなら、それなりの費用がかかりますし、時間も投資することになりますよね。
だからこそ、婚活パーティーのように気軽に利用できるものが人気な訳ですが、自分らしい活動をしていくためには、婚活サービスとの相性を重視しなくてはいけないのです。
参考:婚活の種類がいくつあるか知ってる?あなたと相性の良い婚活の場を探す方法
②過去の栄光・自慢話のオンパレード…上から目線タイプ
・自分は価値ある人間だと、いつでも感じていたい
・どちらかと言えば、ナルシストだと思うorナルシストだと言われたことがある
・誰にも言えないが、本当はいつも不安で仕方がない
自分の良い所をアピールしようとするあまり、自慢話ばかりをしてしまうのは考えもの。
あなたと親しい人や、あなたの事が好きな人であれば自慢話も聞いてくれるかもしれませんが、親しくない人、ましてや初対面の人に対して自慢話をするのは、ハッキリ言ってウザいだけ。
その上、どうしても上から目線になってしまうので人を不快にさせてしまうのが得意という不名誉なレッテルを貼られてしまいます。
会話をしていて不快になる男性は?という質問を女性に投げかけると、必ずというほど出てくるのが、自慢話をする男性でした。
自分を良く見せたい・すごい人だと思わせたいという気持ちは、自己アピールにも繋がりますが、自慢話以外で表現する必要があります。
【改善策】結果的に自慢話になっている・上から目線になっていることを自覚する
まず、自慢話を辞めるためには自覚して初めて一歩目を踏み出せます。
自慢癖を持っている人というのは、意外に自覚がない事が多く、普通に話をしているつもりなのに、いつの間にか武勇伝を語っている事が多いんです。
上の【特徴】に当てはまっている、または、あなたが話している内容に対して、相手が「へ~」とか「すごいんですね」というような返答ばかり返ってくるのなら、あなたが自慢話をしている可能性大です。
俺は自慢癖があるかもしれないな…と自覚が出てきた人は、次のステップへ進みましょう。
ステップその2は「何故、自慢したくなるのか?」という点について考えること…です。
自慢話をしたくなる理由は人それぞれです。
劣等感が強い、見下されたくない、過去の栄光が忘れられない、自分の居場所がなくて不安で仕方ない…等、その人がどういう人生を歩んで、どういう性格なのかに大きく左右されますから。
ですが、共通点がひとつあります。それは「人に認められたい」という願望があるということ。
そして見方を変えれば、自分で自分のことを認めてあげられないから、その役割を自分以外の誰かに求めているとも言えるんです。
自慢話を嫌う女性は多いということを知り、自慢している自覚を持てるようになれば、とりあえず自慢話を控えることはできます。自覚さえすれば、すぐに婚活が良い方向へ動き出すでしょう。ひとまず解決ということになりますね。
ただ、長い目で考えると、自慢話を控えているだけでは根本的な改善にはなっていませんから、常に不安や孤独感、怒りといったマイナスの感情を抱えてしまうことになります。
→自分で自分認めてあげよう
自分自身を受け入れるための考え方というのは、いくつもあります。どれがあなたにとってピンときたでしょうか。
・欠けている部分があっても、それで全てがダメになる訳ではない→人間は欠点があって当たり前
・自分に出来ること、よく褒められることを数える→減点方式はNG
・自分自身を客観的に見守る→親が子を見守るように…
・良いか悪いかの二択で自分を評価しない→そのままの自分を受け入れる
・時に反省は必要だが、自分を責めてはいけない→自分の味方は自分だけ
・無理に自分を好きになろうとしなくても良い→それも自分の性格・個性だと受け止める 等
キレイ事に聞こえる人もいるでしょうが、自分を受け入れる努力を一カ月も続ける頃には、心が穏やかになり、生きやすさを実感できるようになります。
自己否定の考えが浮かんだ時は「そんなことない。それなりに頑張った」と自分で自分に言ってあげることから始めてみましょう。
③気づけば自己否定ばかり…下から目線タイプ
・こんなおじさん、誰も相手にしてくれないと思っている
・こんな自分でも受け止めてくれる女性を探している
・気持ち悪いと言われたことがある
例えば、40歳を過ぎた男性が若い女性とお話すると、下から目線現象が起こりやすいです。
「こんなおっさんでごめんね」とか「僕と一緒に歩くと恥ずかしいですよね…」といった内容の発言ばかりしてしまうなら、このタイプだと疑って。
オタク気質の人や、容姿に自信がない人もこの状態に陥りやすいです。
いい歳した男性が、何をした・された訳でもないのに腫れものにさわるように接してくるというのは、女性からすると結婚相手としては真っ先に除外したい存在になってしまうのです。
女性がどんな男性と結婚したいかは、もちろんそれぞれの好みがありますが、大多数の女性が「包容力のある男性」を求めているのを肌で感じませんか?
包容力を求められているのに、「自分を受け止めてほしい」と女性に迫ってしまっては、婚活が上手くいかないのも当然です。
下から目線になっているかどうか見極める方法はとても簡単です。
人と会話していて「そんなことないよ」と言われることが多い人は、謙遜しすぎの可能性大。
相手に気を遣わせ、疲れさせてしまっているので、今すぐ軌道修正が必要です。
【改善策】謙遜「し過ぎ」を封印する
【謙遜】控え目な態度を取ること goo辞書(http://dictionary.goo.ne.jp/)
謙遜は、日本人の美徳として捉えられてきた歴史がありますが、上の辞書にもあるように控え目な姿勢を表現しています。
ですが、謙遜し過ぎてしまうと、自己否定にしかなりません。
表向きは自己否定にあたる発言をしていても、本当は「自分なんかダメ人間だ」と言いたいのではありません。内なるメッセージは「誰か違うと言って」です。
謙遜し過ぎな下から目線タイプは、自己否定ばかりするのに、他者に認めてもらいたい気持ちが非常に強いのです。
・あなたはダメなんかじゃないよ
・とても素晴らしい人だよ
・あなたは周りから愛されている人だよ
・あなたは社会に貢献しているよ
自分を認めることができないから、他者に肯定的なことを言ってもらうために、謙遜の度が過ぎてしまいます。
これって根っこは「上から目線タイプ」と同じですよね。自分で自分を認められないから、その役割を他者に求めています。
実は上から目線タイプは、下から目線タイプも持ち合わせている場合が多いんですよ。
改善策は上から目線と同じで、自分を認めてあげなくてはいけません。
そして、物事を悪い方に考えてしまう癖を修正していく必要があります。
→謙遜し過ぎを改善するための考え方
・自己否定タイムをあえて作る
自己否定感でいっぱいになった時に「あと○分後には回復する」と決める方法です。
今すぐやめる!というのは、無理やり抑え込む行為にあたるので長続きしません。
そこで、時間制限を設け、その時間内は、敢えてじっくり向き合うのです。
向き合うイメージとしては、自己否定の感情を赤ちゃんに置き換えて、自己否定で苦しんでいる=赤ちゃんが泣いていると考えてみてください。
普通、赤ちゃんが目の前で泣いていたら、抱っこしてあやしてあげますよね。
それと同じで、自己否定が発動した時も、そんな自分をあやしてあげるつもりで、向き合うことが大切なんです。
そして時間がきたら、フーッと深呼吸して、一区切りつけましょう。ストップウォッチで測るとより終わりの時間が明確なのでおすすめです。
・ネガティブとポジティブで分類しない
ネガティブな事を考えてはいけない!と思えば思うほど、苦しくなりますし、無理にポジティブに変換しようとしても自分の本当の気持ちを押し殺してしまう形になりますので、結局自分を苦しめる事になります。
ネガティブだからダメという分類はせずに、湧き上がってくる感情をただ客観的に見守るだけ…という練習をしましょう。
④第一印象が台無し…ファッションで損するタイプ
・ファッションには全く興味がない
・自分は個性的なファッションをしていると思う
・実年齢よりも上に見られることが多い
あなたにとってファッションとは何ですか?
生きがいになるくらい楽しい・裸じゃなければ何でも良い・ダサくなければ良い…等、色々な考え方があると思いますが、絶対に忘れてはいけないことがあります。
・TPOに合わせること
・自分に合わせること
・清潔感を大切にすること
婚活においてファッションセンスは、全く関係ありません。個性的すぎる服装でお見合いに登場しても、浮いてしまうだけ。
似合っていて、その場にふさわしい格好であれば十分なんです。
これまでファッションを意識せずに婚活をしてきたなら、それが原因で第一印象が悪くなっていた可能性がありますから、最低限やってはいけないことだけは知っておきましょう。
【改善策】これだけはやってはいけない!7つのNG
・サイズが小さすぎるor大きすぎる
わざとサイズを大きくしたり、小さくする事でオシャレに着こなす人もいますが、ファッション初心者の人がそんなこなれた技を披露しても失敗率がものすごく高いです。
サイズは上下共にジャストサイズの物を選ぶようにしてください。
・シャツをIN
シャツをズボンにINしてしまうのは、合わせ方を間違えてしまうとおじさんにしか見えません。
シャツをズボンに入れるのは、上級者にのみ許されたテクニックと心得て避けるべきです。
・ズボンの丈が短い
色んな丈のズボンがあるので、ちょっと短めの丈を試してみたくなる気持ちは分かります。
ですが、ファッションセンスに自信がない人が短いズボンを履くと、裾直しに失敗したのかな…と思われてしまう可能性大です。
ファッション雑誌では微妙に短いズボンを着こなしていたりしますが、モデルだからこそ似合っているのです。
・安いジーンズ
今はユニクロやGU等、とても安くで衣類が購入できる時代になりましたが、安いジーパンはやっぱりすぐに分かるもの。
普段使いになら構いませんが、婚活中の男性にはマイナスポイントになってしまいます。
ジーパンの相場としては1万円弱くらいの物を選ぶとそれなりに良いヤツが買えます。
また、あなたの体型と合わせて選ぶとよりキレイなシルエットになりますので、店員さんへの相談は必至です。
・靴下が白
白は清潔感のあるカラーですが、靴下に白を持ってくるのは失敗しやすいです。
靴下の色は、洋服の色と同系色のものが無難です。
・安いor古い皮靴
5,000円もしない皮靴を購入するよりも、8,000円くらいのスポーツブランドのスニーカーを購入したほうが良いです。
また、古着屋に売っているようなヴィンテージ感があるスニーカーよりも、新品のほうがキレイに見せられます。
・数年前に流行った服
数年前に流行ったデザインの洋服を持っていて、もったいないから今年も着ようと思っているあなた!それは大きな間違いです。流行はどんどん変わっていきますので、例え去年のものでもNGと心得ましょう。
流行は繰り返すと言われていますが、数年単位の短い周期で同じデザインが流行る事はまずありません。毎年微妙に変わっているんです。
⑤取り調べしてるの?刑事タイプ
・女性とのコミュニケーションは非常に苦手
・会話が途切れないように話題を出来るだけ多く用意している
・男である自分がリードしないといけないと思っている
会話が途切れないように、たくさんの話題を用意しておくのは悪いことではありません。
真面目に婚活している人なら、みんなやっていることでしょう。
ですが、この用意した話題が間違った方向に使われてしまう場合があります。
好きな俳優さんは?→向井理さんです
お仕事は何を?→経理をやっています
休日は何を?→映画へ行くことが多いですね
こんな質問の仕方は、まるで刑事の取り調べみたいだと思いませんか?
質問が続けば続くほど、女性の不快度指数は上昇していくでしょう。
話が弾まない上に、女性側からすると根掘り葉掘り探られているような気持ちになってしまいます。
最悪、ストーカーだと思われてしまう可能性すらあります…。
ところが、男性はとんでもない勘違いをしてしまうので、二重に厄介なのです。
例えば、お見合いの場で上のような取り調べトークをしたとして、お見合い終了後、男女はそれぞれ次のように感じます。
女性:なんで初対面であんなに詮索されないといけないワケ?もう二度と会いたくない!
このような初対面の温度差は、男女あるあるなので珍しくはありませんが、この事を知らないと痛い目に遭ってしまいます。
【改善策】取り調べではなく、キャッチボールをしよう
会話というのは、一人で成り立つものではありませんが、責任感が強い人ほど自分がリードしなくては!と感じてしまいます。
それが裏目に出てしまうと取り調べをする刑事のようになってしまうのです。
人を惹きつけ、楽しませる会話というのは、自分が何を話そう…ではなく、相手の話をよく聞くことから始まります。
例えば、趣味がジョギングだと聞いたなら、おすすめのシューズや、コース、何キロくらい走れるのか、大会に出場することはあるのか…など、ジョギングから話を膨らませていくのです。
もっと言えば、自身の経験も絡めて膨らませていけると◎。
たくさんの情報を仕入れようとしたり、会話を途切れさせないことに集中するのではなく、女性が話した内容に共感できる部分を見つけて話題のキャッチボールを成立させることが大切です。
結婚できない男性の代表的な特徴について、解説してきました。
あなたに当てはまる部分はありましたか?
もしあったのなら、今までかなり不利な婚活をしてきたのではないかと思います。
婚活は、1回目の印象が大きく左右します。あなたがあなたらしく振る舞える環境を作っていきましょう。
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