男性が結婚を意識する瞬間とは？｜２人で結婚観を育てていくコツ

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私たちの人生には、ある日突然チャンスが舞い降りてくることがあります。

しっかりモノにできれば、トントン拍子に物事が進んでいきますが、うっかり見逃してしまうと障害だらけで苦労してしまうかもしれません。

結婚に関しても、このチャンスに気付ける力が必要になります。

彼が結婚したい！と思っている時は一気に話を進めていけますが、結婚が頭にない時にこの話を持ち込むと、強いプレッシャーを感じてしまい、反射的にどう逃げようかと考えてしまうでしょう。

さらに、結婚を諦めるか、別れるか･･･という辛い選択肢が並んでしまうリスクすらあるから怖いですよね。

だからこそ、そろそろ結婚を･･･と考えているのなら、彼氏が結婚を意識した瞬間を見逃してはいけません。

頭の中だけではなく、結婚を現実のものとして考えてもらいましょう！

男性が結婚を怖がる気持ちを察してあげよう

あなたのことは大好きで別れる気はもちろんない。だからと言って今は結婚する時期ではない。そう考えている男性は多いです。

男性にとっての結婚とは、大きな大きな責任を一生背負っていけますか？と問いかけられているのと同じ。

もちろん、結婚するにおいて女性には女性の責任はありますが、男性が抱えるプレッシャーを完璧に理解するのは難しいでしょう。

お金に対する不安

最近では男性が進んで家事をやったり、女性のほうが稼いでいるという夫婦も珍しくありません。

昔ほど男性だけに収入を求められるという風潮はなくなり、共働きと専業主婦の割合は半々になるほど、女性も家計を支えるために働く時代になりました。

ですが、そんな時代の流れは関係なく、男性は一生働いていく重圧を背負っているものです。

女性に手伝って欲しい気持ちはあっても、土台は自分で築いていきたい・そうあるべきだという考え方なのです。

子どもの頃、家族のために必死に働く父親の背中を見てきたとか、こんな男でありたいという理想があるとか、その背景には『男らしくいたい』という心理があるのでしょう。

お金の不安を抱えているために、結婚を重く受け止める傾向があり、この気持ちは女性の立場では理解できないかもしれないという事を覚えていてください。

そんなのくだらない・性別に囚われる必要はないという考えの人もいますが、男性は男性らしく、女性は女性らしくいたほうがしっくりくるという側面もやはりあります。

自由でいられなくなる不安

お金や時間を自由に使えない不安についても、女性の想像を超えているかもしれません。
男性は自分の時間をこよなく愛します。

同棲経験があるとか、家デートが多い人なら、思い当たるかもしれませんが、男性って家でぼんやりしてることが多くありませんか？

これも男性にとっては大切な自分時間のひとつです。

女性はストレスが溜まるとパーッとショッピングをしたり、友達に愚痴ったりすることである程度解消できると思います。

男性にも同じ部分はありますが、ひとり殻の中に閉じこもってぼんやりすることで、心の疲れを癒すという解消法も大切なのです。

加えて、趣味や遊びに没頭したい欲求も強いですから、独身のような気ままな自分時間がなくなるのかと思うと、結婚が怖くなってしまいます。

男性の結婚願望が高まる瞬間とは

何らかの欲求が芽生えた時、その気持ちがずっと続くなんてことは滅多にありません。結婚したいなら、相手の結婚願望が高まった瞬間を見つけて寄り添ってあげてください。

ところで男性は、どんな時に結婚したいという気持ちが湧いてくるのでしょうか。

看病された時

風邪をひいた時につきっきりで看病されると、男性の結婚したい気持ちは一気に高まります。

個人的な経験としては、パートナーが食あたりで嘔吐に苦しんでいた時、嘔吐物をただ片付けただけで、何年経っても度々感謝の言葉を言われた･･･なんて事がありました。

女性からするとたったこれだけで？という気遣いが、結婚への道に繋がることって案外多いものです。

料理が苦手な人でも、美味しいお粥の作り方だけは、とりあえずマスターしていてください。
凝った料理よりも、弱った時のお粥のほうが男性にとっては非常に大きな意味を持つようです。

→クックパッドでお粥の作り方をチェック

堅実だなぁと思った時

ブランドで身を固めた派手な女性は付き合う相手としてはありですが、結婚相手としてはなかなか選ばれません。

家計簿をつけて浪費しない、真面目に働いている、基本的なマナーができている等･･･やはり結婚するなら堅実さは大切です。

女性だけではなく、男性にも求められることですよね。

家庭的だなぁと思った時

年代を問わず大人気。家庭的な女性は、やっぱり最強です。
家のことをやってくれそう、子育てをしっかりしてくれそう･･･とまさに結婚向きですから。

とはいえ、家事スキルが高い女性が求められているのではなく、家事が好き・やりたいという気持ちがあれば十分ですし、そもそも”家事ができる女”のイメージには男女差があります。

例えば、凝った料理を作るよりも時短料理が得意でパパッとご飯が作れるほうが、男性には喜ばれるでしょう。

得意・オシャレ・カッコイイ家事ができる女を目指すのではなく、嫌い・苦手と言わずに何でもやってみるという姿勢を大切にしてください。

また、家庭的な面をアピールするあまり、世話を焼きすぎてしまうと、母親のようになってしまうのでその辺は気をつけましょう。

落ち込んだ時

落ち込んだ時は一人でいたくなる男性も多いですが、黙ってただ側にいてくれる女性がいたらこんなに心強いことはないでしょう。

励まそうとしたり、理由を聞いたり、アドバイスをしたり･･･といったことは、恐らく求めていません。

大切なのは、男性のひとり時間を尊重してあげること、そして助けが必要な時にすぐに手を差し伸べられるくらい近くで寄り添ってあげることです。

友達から刺激を受けた時

友達に結婚をすすめられた、友達が結婚することになった、結婚式に出席した等、身近な友達から結婚への刺激を受けると、自然に自分はどうだろう･･･と考えるものです。

特に同世代の友達が結婚することになったという話には、大きな刺激を受けるでしょう。

仕事の環境が変わる時

転勤することになった、転職を決めた、大きな仕事を任されるようになった･･･といった仕事環境の変化で、そろそろ結婚を決めようかなと考える男性は多いです。

収入が増えた時は、より強く結婚を意識するでしょう。

突然訪れた結婚のチャンスをつかむ方法４個

今は結婚に対して消極的な彼でも、過去に結婚願望がチラッと芽生えたことが全くないとは言い切れません。もしかしてあなたが彼の結婚願望に気付けなかった、気付けたとしてもちゃんとモノにできなかったのかも･･･？

「お、これはもしや･･･」と思った時、どうやったらチャンスを掴めるのでしょうか。

①日々の小さなチャンスを逃さない

何気なく過ごしている日々の中でも、小さなチャンスならいくらでも転がっています。

友人の結婚式、テレビから流れてくる結婚式場のＣＭ、スーパーで楽しそうに走り回っている子供の姿を見た時、こうした小さなチャンスに対して反応していく事が大切です。

とはいえ、チャンスには鮮度があります。速攻でつかまえておかないと鮮度がどんどん落ちてしまうんです。

例えば･･･

ポイントは軽めに反応して、彼が乗ってきたら話を膨らませる事。小さなチャンスにがっついてしまうと、男性は逃げ腰になってしまいます。

②自分の結婚願望と上手に付き合う

結婚までの道のりは長くなるか、トントン拍子で進むかは誰にもわかりません。ただ長くなると思っていたほうが心の平穏は保てます。速攻で決めようとすると焦って上手くいかないものですから。

結婚できた女とできない女の明確な違いを導き出した。
その違いとはー
結婚できた女は、結婚に執着していた。

引用：水野敬也（2014年）スパルタ婚活　文響社

結婚に執着すると、結婚に向かうためのエネルギーになりますし、難しい問題も乗り越えていけるタフさも手に入れることができます。

ですが、執着が暴走してしまうと、脅しのように結婚を迫ったり、自分を責めて悲観的になったり･･･と大変な面もあります。

結婚したいなら、執着心とそれをコントロールする心の余裕･･･の両方を持たなくてはいけません。

心の中では結婚を固く決意し、彼氏の前では焦りを絶対に見せない。だけど、チャンスは絶対に逃さない。

それが自分の結婚願望と上手に付き合うコツです。

あまりにも思いつめてしまうと「結婚しないなら別れるから」といった、脅しのような試すかのようなことを言いたくなります。

きっと多くの女性が共感するでしょうが、逆の立場になって考えてみてください。

あなたには結婚願望がない中で、ある日突然、「結婚してくれ！してくれないなら～」と迫られたらどうでしょうか。相手が必死であればあるほどに逃げ出したい衝動に駆られてしまうでしょう。

③彼氏の居場所を用意する

女性にも自分の居場所が必要ですが、それと同じ、もしくはそれ以上に男性にも自分の居場所を作ってあげてください。

自分の時間や趣味を大切にする男性だからこそ、それを大切だと分かってくれる女性に惹かれる傾向があります。

もしもあなたの部屋が女の子らしい雰囲気で溢れているとしたら、狭くても構わないので男性がいて違和感のないスペースを設けてください。

また、これから同棲する予定なら、男女関係なく居心地よく過ごせる部屋作りを重視していきましょう。

彼にとって居心地の良い場所を作り、彼が好きな事をする為の時間を確保してくれていたなら、結婚後も自分の事を考えてくれる女性として安心できるものです。

④彼がピンチの時は近くで待機する

上でも触れたように、体調が崩れている時や精神的に辛い時に支えてもらえたら、男性は「この人と結婚したらこんな風に助けてもらえるのかな」という安心感を持ちます。

ただ、精神的に辛い時に対応を間違えると、逆効果になってしまう事もありますので、注意が必要です。

例えば「最近失敗ばっかりでさぁ…」という台詞。これに対してどう答えますか？

１のように、興味をなさそうにするのもダメなのですが、２のようにアドバイスをするのも男性のプライドを傷つけることになってしまうのもNG。

男性は女性からのアドバイスを受けても、真面目に聞き入れてくれなかったり、最悪の場合「お前に何がわかる」と逆上されてしまうでしょう。

それから、３のように根拠がない”大丈夫”に対しても、「どんな状況か分からないくせに」となってしまいます。

理想は４です。

男性は自分が悪くないと思う事で自信を取り戻し、新たな一歩を踏み出せるようになります。

もし、実際は男性に悪い部分があった場合は「私はあなたの味方だよ」と伝える事で、男性は嬉しく思うものです。

または、話を聞いているだけでも男性の心は楽になれます。これに関しては女性も共感できるでしょう。

仕事でのミスという部分だけを切り取ると、原因や改善点を教えてあげたくなるかもしれませんが、あなたの立場は恋人です。

彼が悪いかどうかは関係なく、そばにいるからね・いつでも味方だからねというエールを送って、彼が明日も仕事に行けるように寄り添ってあげてください。

アドバイスをするのは他の誰かでもできますが、支えて寄り添うのは恋人であるあなたの特権であり、あなたにしかできない事です。

まとめ：結婚観は２人で育てていこう

結婚生活を想像すると、親戚付き合いとか子どものこととか、不安要素はいくらでも出てくるものです。経験したことがないものに対しては、どうしても不安でいっぱいになりますよね。

ですが、結婚観は２人で育てていくことができます。
まずは、お互いが感じている不安や期待の共有を始めてみましょう。

あなたのほうが先に結婚願望を持つようになったということであれば、彼氏のゆっくりした歩みを見守ってあげてください。

そして小さなチャンス（彼氏が結婚を意識する瞬間）が訪れたら、その都度しっかり掴んでいく･･･という繰り返しが、２人の結婚観を育てていくコツです。

間違っても、結婚しないなら別れる！なんて脅しめいたことを言ってはいけません。結婚どころか別れの危機に直面してしまいますから･･。

結婚は、一人で焦るものではなく、相手に求めるものでもない。２人で足並みを揃えていく感覚が大切なのです。

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