モテない男性が結婚するために必要な条件を挙げてみる
モテないと自覚しているとはいえ、それでもやはり結婚したいと考えている男性も多いのではないでしょうか。
若い時は一人でも特に不便を感じることはないでしょう。
しかし年齢と共に寂しさが堪えるようになったり、あるいは遊んでいた友達が結婚して子供を生んで…ともなれば焦りが出てくるのも当然です。
しかし、モテないからと諦めている男性もいるようです。
確かに結婚は一人ではできません。相手となる女性がいなければどうすることもできませんが、そのおかげで「モテないし無理」だと諦めている男性も多いことでしょう。
そこで、モテない男性が結婚するためには何が必要なのか、より具体的に考えてみるとしましょう。
目次
まずは出会いのきっかけを作ること
モテないと嘆いている男性の多くは、本当にモテないのではなく単純に出会いのきっかけがないケースの方が多いです。
年齢と共に生活の中心はどうしても仕事へと移行していくことになります。
さらには仕事でも責任感が出てくると、休日でもある程度仕事のことを考えなければならなかったりなど、仕事ばかりの生活になってしまうのではないでしょうか。
社会人としては充実した日々かもしれませんが、社会人として仕事に没頭すればするほど、出会いが遠ざかります。
日常的に出会いがあるような仕事であれば、仕事をこなせばいずれは出会いが訪れるかもしれませんが、そうではない仕事の場合、仕事に没頭すればするほど出会いが遠ざかります。
結果、年齢だけが増えていくこととなり、「モテないから仕方ない」と自分に言い聞かせるかのように女性とのコミュニケーションそのものを諦めてしまう男性も珍しくありません。
しかし、これでは残念ながらまさに「悪循環」です。日常生活の中で出会いがない以上、日常生活を飛び越えなければなりません。
婚活パーティーに出席することも大切ですが、いきなりそこまで大胆に行動せずともスポーツクラブに入ったり、あるいは懐かしい友人とご飯やお酒を共にしたり。
徐々にで良いのでまずは「仕事漬け」の生活から、ある程度プライベートを優先させることも大切です。
些細なことでも良いので仕事だらけの生活を抜けることで、仕事以外のことを考えることもできるはずです。
いきなり結婚相手を見つけようと努力するのではなく、まずは自分自身のライフスタイルを見直して、出会いのきっかけそのものを作れるよう考えてみると良いでしょう。
結婚ありきにならないように
結婚したいという気持ちはよく分かるのですが、結婚相談所を利用している場合ではない限り、あまり焦らずにまずは「人として」女性と仲良くなることを心掛けると良いでしょう。
結婚している世の中のカップルも、初めから結婚を意識していたわけではなく、まずは知り合い、そこから仲良くなって友達、恋人、そして結婚と流れています。
出会ったその瞬間から結婚を意識していたというカップルもいるかもしれませんが、内心はどうであれまずは友人関係からです。
モテないで、さらには結婚を焦っている男性はどうしても結婚に至るまでのプロセスを軽視しがちで、いきなり結婚相手を…と力んでしまうケースも珍しくありません。
それでは女性としてもYESかNOかで答えるしかありませんので、初対面で余程気が合ったというケースではない限り「ごめんなさい」になるのは当然です。
結婚相手探しとは、まずは知り合い、友人を増やすことが大切です。
これらが面倒だと感じるのであれば、結婚相談所や婚活パーティーに出席し、お互いが結婚を意識した上での出会いを求めると良いでしょう。
結婚したいという気持ちは女性にだってあるからこそ
結婚したいという気持ちは焦りを生むものですが、結婚願望は女性にもあります。
つまり、独り相撲をする必要はありません。
結婚する気のない人間を結婚するよう説得するとなれば大変ですが、独身で、さらにはそれなりの年齢に差し掛かった女性は男性同様、結婚を意識するようになるものです。
しかし女性はシチュエーションを大切にしますので、いきなりガツガツされると引いてしまいます。
結婚したいという気持ちがあるとしても、いきなり結婚に向けてまっしぐら…ではなく、まずはどのような相手なのかということから始めたいものなのです。
裏を返せば、意気投合すれば一気に結婚まで行く可能性もあるのです。
しかし、いきなり結婚のためだけにガツガツされると、相手の女性は「誰でも良いから結婚したいんだな」と解釈してしまうでしょう。
女性は「結婚ありき」ではなく、人柄を評価された結果として結婚を望んています。
このような女性心理は、男性であればしっかりと理解しておきましょう。
結婚はゴールではない
「結婚はゴールではなくスタート」だとは誰もが頭では理解していることでしょう。
しかし実際に本当の意味で理解している男性は少数派です。
ましてや結婚を焦っている男性の場合、結婚をゴールに捉えてしまっている節があります。
「結婚したい」という気持ちばかりが強くなってしまうがために、結婚ありきな言動や態度が目立つようになります。
婚活パーティーのみならず、異性との出会いもどうしても「結婚」を意識したものに終始してしまい、少し意気投合しただけで「もしかしたら好かれているのではないか」といった勘違いから「この人となら結婚できるんじゃないか」と、妄想をヒートアップさせてしまうケースも。
結婚して終わりではなく、結婚してから新しい生活が待っていることくらいは誰もが理解しているはずなのですが、あまりにもハードルが高いため、次第に「結婚できれば誰でも良い」「とにかく結婚したい」といった気持ちばかりが前面に出るようになると、女性とすれば「まずは人として判断したい」と思うのも当然です。
むしろそのような男性と結婚したところで、結婚生活がうまく行くわけがないと判断する女性の方が圧倒的に多いことでしょう。
ステータスに自信がないモテない男性は?
結婚となれば恋愛感情だけではなく、収入などステータスが大切になることは多くの方がご存知でしょう。
むしろその点を意識しすぎているからこそ、「自分の経済力では結婚は無理」だと考えてしまう男性も多いのではないでしょうか。
確かに結婚は「理想と現実」が待っています。
理想だけではなく、現実的なことを考えるとやはり収入は多いに越したことはありませんし、あれこれ計算すればするほど、「子供どころじゃない」「自分の生活だけで精一杯」だと考えるのも分からない話ではありません。
しかし、近年は共働きが一般的となっていますし、子供ができれば行政からの支援もあれば、税金の控除額も拡大します。
確かに「何とかなる」は楽観的過ぎるかもしれませんが、そもそも現在結婚しているカップルとて、結婚前から自信満々だった訳ではありません。
それでも家族として歩んでいるのは、結果論ではありますが「何とかなっている」からです。
あまりにもシビアに数字だけで判断して自信を無くしてしまう気持ちはよく分かるのですが、結婚が新しいモチベーションになったり、あるいは社会的責任感を得るなど計算外の項状況も十分に考えられますので、頭の中だけであれこれ考えて諦めるのは早計です。
結婚によって減るものもあれば増えるものもある
経済的な面からばかり結婚を考えていると、結局「無理」という結論になる男性も多いことでしょう。
もはや年齢を重ねれば給料が増える時代は終わっていますので、かつてのように「とりあえず結婚して、いずれ給料が増えるのを待つ」などと悠長なことを言っていられない事情もよく分かります。
しかし、結婚することによって例えば外食が減ったり、あるいは女性との共同生活と言うことで食費が浮きますし、自分自身のお金で生活を送り、女性側のお給料で貯蓄に…など、決して出費が増えるだけではなく、削れるものも見えてくれば、お給料が二人分になるのでその中でやりくりできることも増えてくるものです。
真面目な男性の場合、「自分で何とかしなければ」との気持ちが強いのでどうしても上手く女性を頼れないため、自分一人で何とかしなければ…との思いから「結婚は無理」だと考えてしまうケースも多々見受けられるのですが、結婚とは決して女性が男性におんぶにだっこになるものではありません。
特に今の時代は共働きも珍しくありませんし、女性とてその点は「現実」を見ています。
自分の収入だけで考えて「無理」だと絶望するのではなく、ポジティブに考えてみることも大切です。
結婚はマニュアルなどないからこそ
男性が結婚に対してネガティブなイメージを持っている理由の一つに、「結婚したら自由がなくなる」という点もあるのではないでしょうか。
だからこそ、独身の方が気楽だと思っていたものの、年齢的にそろそろ…との気持ちから急に焦り始めるというケースも見られます。
ここで大切なのは、結婚は決してマニュアルがある訳ではないという点です。
結婚の形はカップルの数だけあります。
昨今では結婚式を挙げないカップルさえも珍しくありません。
どのような結婚生活が待っているのかもまた、全てはカップル次第です。
かつてであれば結婚=子供といった図式がありました。
しかし、そもそも結婚したら必ず子供を作らなければならない訳ではありません。
子供も含め、結婚後にどのような生活を送るのかは当人同士の合意さえあれば良いのです。
決して他の既婚者をまねる必要はありません。
しかし、男性の多くはどうしても「他の夫婦はどうしているのか」を考えてしまいますので、「ああいった生活は自分には無理だから結婚も無理」と考えてしまうのです。
しかし結婚はマニュアルなどありません。
周囲が「おかしい」と思っても、当人同士が良ければそれこそが「結婚生活」です。
周囲の何んとなしなイメージを見て「それは自分には無理だ」と感じて結婚を諦めてしまう男性も多いのですが、どのような結婚生活が待っているかは相手によって全く違うものになります。
勝手に理想を膨らませて「無理だ」と考えるのではなく、自分がどのような理想を描いているのか。
そしてその理想に近い生活を送れる相手はいないのか。
そういった点を考えることこそ、本当の意味での「婚活」です。
周囲と同じことをして、杓子定規な「婚活」を行っても、それは本当の意味での婚活ではありません。
妥協することも大切
理想を持つことはとても大切です。
しかし、その一方で現実的な視点を持って妥協することも大切です。
結婚するなら若い女性が良いと思っている男性は多いことでしょう。
しかし、若い女性は当然人気があります。
若い女性を狙うということは、自分が選ぶ側ではなく選ばれる側になるという現実が待っています。
もちろんこれだけではありません。
若さ云々を抜きに、結婚や婚活は理想通りに行くものではありません。
むしろ妥協の連続になります。
つまり、どれだけ妥協できるのかもまた、結婚のためには大切です。
理想ばかりを振りかざしていては、なかなか結婚には至りません。
むしろ、理想通りの結婚を果たしたカップルの方が珍しいことでしょう。
どのようなカップルであれ、理想と現実を考えて、妥協すべき部分は妥協しています。
これから結婚したいと思っているモテない男性にとっては、妥協の連続かもしれませんが、結婚という現実を考えるのであればそれもまた、致し方ないものです。
妥協ばかりですと「やっぱり自分なんか結婚しない方が良いんじゃないか」「結婚したいと考えたのが間違いだったのかもしれない」と思うかもしれませんが、どのカップルも理想と現実を踏まえ、妥協すべきところでは妥協をしています。
「妥協」という言葉にはどうしてもネガティブな意味が見え隠れしてしまいがちなのですが、妥協とは「自分がダメだから」ではなく、「現実的な選択」であって、決して悪いことではありません。
まとめ
モテない男性が結婚するためには、今回挙げたことを考え、実践することが大切です。
モテない男性にとって、結婚はとてつもなく高いハードルのように感じるかもしれませんが、現実的に結婚に至っているカップルはとても多いのです。
決して「不可能なこと」ではありませんので、まずは自分のできることを考えてみましょう。
そして、妥協すべきところは妥協する。これさえ心掛ければ、結婚は決してハードルの高いものではありません。
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