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「結婚はしたいけど・・・」価値観の違いってどう乗り越えるの?



”価値観が合わない”は、常に上位にランクインする定番の離婚原因であり、恋人が別れる原因にもなります。

付き合った当初は、この違いが刺激的で恋愛も盛り上がったでしょう。

ですが、結婚に向けて歩みを進めていく中で、次第に冷静になってくると、価値観の違いは2人に重くのしかかってきます。

価値観の問題は、長年一緒にいれば解消できるものではありません。
30年夫婦をやっている人たちでも、すれ違ったまま生活しているケースも珍しくないのですから。

ここでは、価値観の違いをどう乗り越えていくのか・・・についてお話します。恋人と合わずに困っている人、結婚を控えている人は目を通してみてください。

【ちょっと待って!】価値観の違いで別れるのはまだ早い


価値観は性差や年齢、育った環境、職歴など、あらゆる面が違っていますから、全く同じになるという事はあり得ませんよね。

そもそも、同じになる事を望んでいるわけでもないと思います。

自分と同じ部分を持っているから惹かれる恋愛もありますが、全く違うから魅力的という場合もありますよね。

つまり、違っているか・そうでないか・・・が問題ではなくて、お互いの価値観を理解し合う方法を知らないから、溝ができてしまうのです。

恋人として付き合っている内は大して気にならなかったのに、結婚生活を想定しつつ相手を見ていくと、価値観の違いは大きな壁のように2人の前に立ちはだかります。

それは、”結婚生活””一生添い遂げる”といった未経験の事に対して、神経が細やかになっているからでしょう。

または、普段から既に感じていた小さいモヤモヤ・小さい苛々が一生続くのか・・・と考えると、2人の関係に自信が持てなくなってしまったという可能性もあります。

ですが、この問題は程度の差こそあれ、どのカップルも通る道。
価値観の違いが原因で別れていては、いつまで経っても生涯のパートナーは見つかりません。

「これで結婚生活も安心!」価値観の違いを楽しむコツ5個

①理解して欲しいなら、理解する側になる


価値観は違っているだけならさほど大きな問題にはなりません。

違いを否定したり、自分の価値観を押し付けたりするために、互いにストレスを感じてしまうようになります。

否定や押し付けをしている側は、相手が悪いと主張したいのではなく、自分を分かって欲しいという気持ちが強いです。

あなたも思い当たるのではないでしょうか。

自分を理解して欲しいと思うなら、その気持ちの分だけ、相手を理解するよう努めるのが、円満な関係を築く鉄則です。

自分と違う部分が明らかになった時は、相手の育った環境や置かれている立場などの情報をできるだけ集めつつ、「なぜ、相手はそう考えるのだろう?」と想像してみてください。

たとえば、裕福な家庭環境で育った人は、そうでない人からすると浪費家に映るものですが、客観的に見れば金銭感覚が違うだけ。

”裕福な家庭で育った”という情報は、相手を理解するための大切な手がかりになります。

恋人関係になると、友達や家族に言えないような深い部分まで分かち合うようになりますから、恋人として得た情報をここで活かさない手はありません。

②些細な事の積み重ねほど怖いものはないと心得る


否定や押し付けによるストレスは、ほとんどの場合、付き合った当初からあったはず。それが表立った問題にならなかったのは、その都度ケンカをしてストレス発散していた、もしくは上手くやり過ごせていたのでしょう。

ケンカには良い面もある

価値観の違いでケンカに発展すると、傷つく言葉を発せられる事もありますし、怒りをぶつけられたりもしますが、気持ちをぶつけ合えるので、ある意味、ストレス発散にもなるでしょう。

ケンカが多いカップルが意外に長く続くのは、ケンカという方法で気持ちをぶつけ合っているという要素はとても大きいです。

上手くやり過ごしているつもり・・・が危険

次に当てはまる人は、恐らく派手にケンカをしているカップルよりも危険です。

・ケンカするほどでもない小さなモヤモヤ・イライラが多い
・目くじらを立てるほどでもないが、不快な態度や言葉を言われてしまう
・自分の気持ちを伝えるのが苦手

恋人である内は、一人の時間を持ったり、友達と遊んだり、趣味を楽しむなどして上手く消化できていた事も、結婚生活に突入するとそれが難しくなっていきます。


 

結婚生活は、小さなモヤモヤ・イライラを感じる数が増え、日常化してしまうので、それが爆発する頃には何が原因でこうなったのか分からないくらい深刻な問題になってしまいます。

恋人や夫婦関係は、たまに特別な事をするよりも、日々の小さな気遣いを大切にしていくほうが上手くいきます。

③小さな事でも確認する・相談する・話し合う

  💡 例
妻が10万円するソファを夫に何の相談もせず購入しました。
定価の半額以下だったし、一生モノのつもりで買った物なので、むしろ安いくらいだと妻は思っていましたが、夫はものすごく怒ってしまいました。

・・・と、こんな状況を客観的に見ると、どんな解決策があったと思いますか?
恐らく、事前に相談していれば良かったのにという意見は多いでしょう。

ですが、自分が当事者になってみると、相談や話し合いをする過程をすっ飛ばして、疑う余地もなく自分が正しいと思って行動する事は非常に多いです。

上の例は「10万円のソファは安い」という妻の価値観を、勝手に購入する事で夫に押し付けているという図式になっていますよね。

仮にこうだったら、状況は全く違っていたでしょう。

妻「ソファの事で相談があるんだけど」
夫「何?」
妻「金額としては10万円って安くはないんだけど、元々は25万円だからこれを逃したらこんなに良い物は買えないかなって思うの。このソファなんだけど・・・」
夫「確かに長く使えそうだし、デザインもカッコイイね」
妻「今買ったほうが良いと思う?」
夫「長い目で見たら安い買い物だし、いいかもね」

こんな流れで話を進めていけば、妻の価値観を押し付けてはいないので、夫は嫌な気持ちになりませんし、お互い同意の上でソファを購入できる可能性は高くなります。

このように、ひとつの変化(ここではソファの購入)に対して、話し合う事はとても大切なんです。

面倒くさいと感じるかもしれませんが、長い付き合いでお互いの価値観を理解するようになると「これ買ってもいい?」「うん、いいんじゃない?」くらいの簡単な確認で済むようになるもの。そんな関係を目指して頑張りましょう!

④2人のルールを決める


社会で生きていくためには、ある程度のマナーは知っておかなくてはいけませんし、法律違反に該当するような行為を避けなくてはいけません。

更に、友人関係には友人関係の、会社には会社の暗黙のルールもたくさん設けられていますから、時に息苦しさを感じる事もあるでしょう。

ですが、ルールがあるからこそ、互いの考えや権利を尊重できるのですから、無視はできませんよね。

そして恋人関係・夫婦関係においても、ルールは作っておいたほうが良いです。世の中のマナーや法律も参考にして、2人だけのルールを決めていくのです。

あまりにも細かくしてしまうと、拘束感が強くなってしまうのでおすすめできませんが、お互いの価値観が明らかに違っている部分に関しては、対処法を考えておかなくてはいけません。

例えば・・・

【金銭感覚】○万円以上の買い物は相談する
【休日】2人の休みが重なる日は朝ご飯を一緒に食べる
【お互いの誕生日】近場でもいいので、デートする
【その他のイベント】5,000円以内でプレゼントを贈り合う
【飲み会】朝帰りはしない 等

どこまで譲ってあげられるか、譲ってもらいたいかを2人で話し合って、ゆるく決めていくのがポイントです。

⑤コミュニケーションを大切にする


これは男性の皆さんに特に言いたい事ですが、パートナーと会話のある生活はとにかく大切です。

分かってくれているはずだからいいだろう、疲れているから休んでいいだろうと考え、会話がなくなってしまったら、価値観の違いを理解し合う機会を失ってしまいます。

一緒に過ごしていると、相手に価値観に感化されたり、そのまた逆もあったりしますが、お互い別々の価値観のまま・・・という部分もたくさんあります。

別々のままであっても、理解し合えていれば問題にはなりませんが、理解に努めるという心がけは結婚するなら一生続くものです。

理解に努めようにも、コミュニケーション不足であれば無理な話。だから、大切にして欲しいのです。

上手く聞き流す&挨拶でコミュニケーション不足を解消しよう

女性は一から十までその日の出来事を話したいものですが、男性は仕事から帰宅したら、テレビをぼんやり見つつビールでも飲んでゆっくりしたいというのが本音でしょう。

重要でもない、今聞かないといけない話でもない、そしてオチのない話を聞くのも、退屈だったりするのかもしれません。

ですが、普段のコミュニケーションを大切にしないと、やがて大きな爆発がやってくる・・・と思えば、少しは危機感も湧いてくると思います。

自分の心と体を休ませつつ、女性の話は半分聞いて半分は聞き流すくらいの適当さで対処してく事が大切です(もちろん聞き流している事はうまく隠してくださいね)。

あとは、おはよう、いってきます、ありがとう、ごめんねといったちょっとした声かけもコミュニケーション不足の解消に役立ちます。

実際、夫婦円満に暮らしている人たちは、挨拶や感謝、謝罪の言葉を重要視しているそうです。

どんなに激しくケンカをしても、翌日には「いってきます」「いってらっしゃい」の挨拶が出来れば、それだけで十分なコミュニケーションになるのです。

 


 

価値観が違う事への対処法は、理解しようと努める。それが第一歩です。

理解しようとするから、相手も同じ気持ちになります。理解したいと思った上で、自分の考えを話せるようになると、とてもスムーズに事が進んでいくものです。

今、価値観の違いが原因で別れるようかどうしようか迷っているとしたら、少しだけ先延ばしにしてみませんか。

一ヶ月だけでも良いです。価値観の違いを2人で乗り越えていくための努力を始めてみましょう!


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