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恋愛の温度差を埋めるには?結婚に辿り着くためのコツ4個


恋人関係における温度差は、お互いにそれでいいよね!と尊重し合えるものから、別れを決断せざるを得ない重いものまで様々です。

恋人との温度差で最も別れの原因になってしまうのは「愛情の温度差」を感じた時でしょう。温度差があるだけでは決定的な別れにはならないかもしれませんが、そこから独占欲・嫉妬心・不信感といった感情に繋がり、いつしか信頼関係が壊れてしまいます。

ここでは、恋人との温度差を埋めるのは可能なのか?そしてお互いの価値観をどう尊重していくかについてお話していきます。

恋愛の温度差を埋められないと結婚生活はうまくいかない

恋愛の温度差を埋めるってどういうことだと思いますか?
どちらかが譲ったり、意見を出し合ったり、ルールを決めたりと、2人なりの考えをまとめていく必要はありますが、一番大切にして欲しいのは相手の気持ちを尊重することです。

自分の気持ちを知って欲しいなら、相手の気持ちに寄り添うことを先にしたほうがスムーズですし、感情の衝突も少なくなります。

結婚生活においては、この気持ちのすり合わせがとにかく重要になってきます。いつかはこの人と結婚したいと考えているなら、温度差だけではなく「違っているために困ること」について話し合う習慣を作っていきましょう。

結婚生活は、些細なすれ違いが大きな溝になってしまうケースが非常に多いです。ひとつひとつは小さな問題だとしても、それらが積み重なっていくと、修復不可能な状況になってしまうのは珍しくありません。

そうならないためにも、結婚前から気持ちのすり合わせを練習していきましょう。

恋愛で温度差を感じる瞬間とは

会えない時間が増えた

特に遠距離恋愛中は、些細な出来事が大きなすれ違いに発展することは多いです。
直接会えないので、いつもと違う出来事が起こると過剰に不安になってしまったり、疑いの気持ちを持ってしまったりするものです。

日帰りで会える距離なら、誤解をとくこともできますが、遠距離であればあるほど、直接会って話し合うことが難しくなりますよね。そうなると大変です。

恋人を疑うようになると、何でも不自然に見えてきて、感情的になることも増えていきますし、本当に誤解だった場合は、疑われた側だって辛い思いをします。

お互いに信用できなくなって、ケンカが増えて、どんどん溝が深くなっていき…。このまま歯止めがきかなければ、破局は避けられません。

連絡が減ってきた

これまでは毎日のように連絡を取り合ってきたのに、だんだんと2日置きとか3日置きになってしまうのは、どのカップルでも見られるものです。

マメに連絡するような性格ではない人も、付き合い始め特有のドキドキ・ウキウキが、いつでも恋人と繋がっていたいという気持ちにさせられます。

ですが、付き合いに慣れてきて元々の性格が戻ってくると、連絡は用事だけで十分となってしまうものです。もちろん、愛情が薄れたとかそういうわけではないのですが、相手からすると連絡が減る=もう冷めたの?と思ってしまうのです。

デートの回数が減ってきた

無理してでもデートの予定を入れて2人の時間を大切にする。これも付き合い始めにあるあるなケースですよね。

ですが、この無理はずっと続くものではありません。仕事が忙しかったり、友達との時間を作ったりと、恋人と過ごす以外にもやりたいこと・やるべきことがありますから、付き合いが長くなっていくにつれてバランスを取ろうとするもの。

ですが、毎日でも会いたいと思う人からすると、温度差を感じてしまいます。次はいつ会えるのかという不安や、自分ばかりがデートに誘ってる、連絡している…と不満が募っていきます。

恋愛観・結婚観が違う

恋愛観や結婚観の違いは、付き合ってからジワジワ実感することが多いです。一人ひとりの違いももちろんありますが、男女ではっきり見られる違いもかなり多いです。

例えば・・・

・男性は恋人の前では常にリラックスしていたい、女性は記念日やイベントなど特別なことが大好き

・浮気すると、男性は彼女を責め、女性は浮気相手の女性を責める

・男性は付き合って満足すると「釣った魚に餌はやらない」状態になる、女性は少しずつ恋を育んでいく

・男性は仕事が忙しいと彼女を後回しにする、女性は仕事と恋愛は別だと考えいつも通りに接する

・男性は長年連れ添っていると愛情が強くなる、女性は年月よりも心の繋がりを求める

・男性は行動で愛情表現する、女性は言葉で愛情表現する

考え方に男女差があることも知っておくと、温度差ではないんだなと気付けますが、人はどうしても自分基準で物事を判断してしまうところがあります。

愛情表現の方法が違う

言葉でストレートに愛してると言える人もいれば、口にするのは恥かしいけど行動や態度で愛情表現をする人もいます。これは男女差というか、個人差が大きいですよね。

愛情表現は「好き」「愛している」といった直球なものもあれば、よく観察しないと分からないような変化球もありますから、誤解やスレ違いが起こりやすいです。

付き合う前から温度差があった

女性が男性のことをものすごく好きで何度も振られているけど、それでもめげずに頑張っていたら晴れて恋人になれた。だけど、男性からすると今は彼女がいないからまぁいいかくらいの軽い気持ちでOKした・・・。

こんな経緯があって付き合い始めたとしたら、女性のほうは温度差があることを初めから自覚していますから、彼に釣り合う女になりたい!と、尽くして無理して…とにかく頑張ると思います。

ですが、尽くす女性は恋愛の失敗が多いうえに、どんなに努力しても温度差はなかなか埋まらない場合も珍しくありません。

この場合はお相手との関係性だけではなく、尽くす自分、無理をする自分について客観的に見ていく必要はあるでしょう。

「実はあなたが鍵を握ってる?」温度差を乗り越えるコツ4個

①幸福は与えられるものではない

恋愛の温度差を感じている側のほとんどは、相手に対して不安や不満を抱えています。「なんで自分だけ…」と思ったり、友達の恋人を羨ましいと思ったりと、幸福感とはほど遠いところで苦しんでいます。

ですが、温度差の解消や幸福感の芽生えは、相手によってもたられるだけではなく、実はあなた自身が引き寄せることも可能なんです。

あなたの身近に、おしどりカップル・夫婦はいますか?もしいるとしたら、彼らの言動を観察してみてください。

パートナーの悪いところばかりを愚痴る人はとても少ないのではないでしょうか。仮に愚痴を言ったとしても、「だけど、○○なところは好きなんだけどね」「でも、△△だから気持ちは分かるんだけど」というように、フォローする一言を付け加えていませんか?

恋愛の温度差を埋められるカップルは、許し合うこと・相手の短所より長所に目を向けることを自然にやっています。

幸福になるための条件はない

「恋人がもっとこうしてくれたら幸せなのに」と思ってばかりでは、いつまで経っても条件は増え続けてしまいます。

幸福の形は自由に決められます。お金持ちでないといけないとか、子供を持たなくてはいけないといった条件は一切ないのです。

恋愛の温度差を感じた時、相手と話し合うことももちろん大切ですが、あなた自身の捉え方や考え方次第で、幸福感を取り戻すことは可能であると覚えておいてください。

②相手をよく観察して違いを知る

恋愛の温度差とばかり思っていたことが、後になってただ考え方が違っていただけだったのかと気づくことがあります。

愛情は数値化できないので分かりにくいもの。愛情表現が分かりやすい人と、内に秘める人とでは当然前者のほうが愛情豊かに見えます。ですが、内に秘めている人のほうが情熱的に愛している可能性だってあります。

単に愛情表現の方法が違っているだけなのに、温度差だと受け止めてしまうのは、とてももったいないことです。

分かりやすい言動や態度だけが全てだと思わず、細かく相手を観察してみてください。パートナーの新たな一面が見えてくるかもしれません。

何年一緒にいても、新たな発見はあるものですから、観察を楽しめるようになると常に新鮮な気持ちで付き合えるようになりますよ。

③嫉妬心というエネルギーの使い道を知る

温度差を感じた側は、心が乱されてしまうものですが、中でも嫉妬心の暴走は困りものです。ちょっと口を尖らせるくらいのかわいいヤキモチで済めばよいのですが、疑ったり、怒ったり、泣いたりとエスカレートしていくと、お互いに傷つくことになってしまいます。

ですが、嫉妬心は自分自身に問題を抱えていることが非常に多いです。

自分に自信が持てなかったり、愛される価値はないと思い込んでいたり、愛されているか何度も確認したくなったり…。こうした考え方は、自分の立場が脅かされるのではないかという恐怖からくるもの。つまり、恋人が何かしたから嫉妬心を抱いているわけではないのです。

とはいえ、自分に原因があると分かっても、ほとんど無意識に嫉妬するのですから、抑えることは困難です。

苦しむよりも前進するために…

嫉妬心が湧き起こるのは恋愛だけではないですよね。たとえばスタイルのいい友達や仕事ができる同僚に対しても、多かれ少なかれ嫉妬するものです。

嫉妬は確かに苦しいですが、嫉妬心があるから「今よりももっと上を目指そう!」と思える側面もあります。

今に満足せず、もっと良い関係を築いていきたい!もっと自分を磨きたい!と、前進させるためには、嫉妬心に振り回されてはいけません。このエネルギーのポジティブな使い道について考えてみましょう。

④一人の時間も充実させる

恋愛体質の人は、恋人優先に考えることが多いです。友達との約束が先だったのに、恋人からの呼び出しがあればドタキャンしたり、何でも恋人と一緒じゃないと満たされないようです。

ですが、お互いしか見えない狭い世界で生きていると、長い時間を共有しているにもかかわらず、恋愛の温度差を感じやすくなってしまいます。心のゆとりもなくなってしまうでしょう。

一人でいる時間も愛情を育てることはできますし、そばにいないからこそ大切さを実感できます。

それに、仕事や趣味、友人とのコミュニケーションは自分磨きにも繋がりますから、充実した時間を別々で過ごすことが2人の関係をより高め合うことにもなるのです。

まとめ

恋愛の温度差は、あなたの自信のなさや勘違いで起こることが多いですから、言ってみれば幻なのかもしれません。

その幻に振り回されて、恋人との関係に亀裂が入ってしまうのは本望ではありませんよね。

恋人の良い部分を見ること、恋人をよく観察して違いを知ること、嫉妬心はプラスのエネルギーに変換すること、そしてひとり時間も大切にすること・・・。

こうした積み重ねは、幻だろうが事実だろうが、あなたが感じる温度差をきっと和らげてくれるでしょう。


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