「失恋って辛いよ…助けて…」何もかも投げ出したいと思ったのにあっという間に落ち着く方法

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「失恋が辛い」と友達に打ち明けられたら、あなたはどう答えるでしょうか。「大丈夫だよ！時間が解決してくれるものだよ！」とかですか？もしくは、出会いの場をセッティングしてあげるかもしれませんね。

では、あなた自身が失恋したら、かつて友達に送ったアドバイス通りに過ごせるでしょうか。

恐らく自分に降りかかる失恋は別格で、絶望感でいっぱいだと思います。助けて！と叫びたくなるし、死にたいとすら考えてしまう人も中にはいます。

結局、時間の経過や新しい出会いで失恋の傷は癒えていくものなのですが…。失恋というのは何度も経験しても慣れないものです。

いつかは楽になると頭では分かっていても、辛いのは今だからそんなの慰めにもなりません。

時間が経ったら…ではなくて今。今をどうしたらいいか分からないから、死ぬほど辛いのです。寝耳に水の別れだったとか、結婚まで考えていた人との別れなら、生きる気力も失ってしまう気持ち…よく分かります。

ここでは、失恋したばかりで辛くて、寂しくて悲しくて仕方ない。そんな人に向けてお話します。失恋でドン底を味わっているあなたを助けるための対処法を集めました。

【辛い気持ちと向き合いたい！】孤独に負けずじっくり失恋に浸る方法、教えます

部屋を暗くして一人ぼっちになって、失恋ソングでも流して浸っていたい。思い切り浸るのは失恋の正しい対処法のひとつです。ですが、孤独に耐性がない人は、辛さや悲しみと向き合いたくてもそれができずに、心に空いた穴を何でもいいから埋めようとしてしまうことがあります。体だけの関係を求めたり、体に悪いお酒の飲み方をしたり…。

そうなってしまう全ての原因は、孤独を自分の中から排除しようとするからです。

孤独を楽しめるようになると、次の恋愛が上手くいく

孤独と聞いて思い浮かべるのは、独身で一生やっていけるくらい強い人、もしくは人間嫌いな人…ではないでしょうか。ですが、実際には恋人が欲しい、いつかは結婚もしたいと願っている人にこそ、身につけてもらいたいスキルなんです。

孤独を楽しめるようになると生きやすさを真っ先に感じるでしょう。他人への不満は薄れていき、良い自分だけではなく、悪い自分も受け入れられるようになります。無理して周りに合わせて愛想笑いをする必要もなくなりますし、世間の目も気になりません。孤独スキルを上げると、本当に良いことづくしなのです。

孤独の耐性をつけていくための修行は色々ありますが、その中のひとつに「辛い気持ちをそのまま受け止める」というものがあります。

辛い感情を忘れようとするでもなく、逃げるでもなく、第三者目線で見守ることに徹するのです。「私はこんなに好きだったんだな」とか「仕事をサボリたいくらい辛いんだな」と感じるだけ。とてもシンプルですよね。

この修行には、否定も肯定も必要ありません。

頭の中に浮かんでくる感情や思い出、言葉をただただ「私はこんなことを思っているんだな」と感じるのみです。

恋人を思い出すなら、あえて幸せな思い出を

失恋したら辛い気持ちを忘れたくなるあまり、結果的に別れて良かったんだと言い聞かせようとするものです。もっと他にいい人がいるとか、あんな人と付き合っても傷つくだけだから…と。

これは一見ポジティブに見えるものの、実は辛い感情とは向き合えていないので、精神的な負担は返って大きくなってしまいます。

無理に忘れようとせずに、あえて思い出を振り返ってみてください。しかもウンと幸せだった頃の記憶を選んだほうがより効果的です。

きっと涙が止まらなくなると思います。どうにかしてヨリを戻せないかと苦しくもなるでしょう。

ですが、気のすむまで元恋人との思い出を振り返って、泣き明かした先にあるのは心の平穏を取り戻した自分です。これは、失恋の孤独をしっかりと受け止めた人にしかたどり着けない穏やかな世界です。

体をよじって泣いている間に、実は不思議なことですが、なにか体の中にあった固いしこりみたいなものが発散してケロッと失恋の虫が落ちてしまうのです。

失恋体操のあとは、「あれ？私なにを騒いでいたのかしら」ってくらい、からっとした気持ちになるようです。

（引用：３秒でもっとハッピーになる名言セラピー＋／ひすいこたろう／２００６年／ディスカバートゥエンティワン）

筆者は学生時代、彼氏に振られた時にこの失恋体操というものをやってみたことがあります。家族が誰もいない時間帯に、部屋中を転がりまくったことがあります。静かに泣くのもいいですが、辛さを体で表現したほうが確かにスッキリ感があったことをよく覚えています。理由はよく分かりませんが、涙がピタッと止まり、無性にドライブへ行きたくなりました。

やってみれば「失恋の虫が落ちる」という表現も、腑に落ちると思います。

自分と相手は、別々の人生を歩んでいくんだな。悲しいけどそういう運命だったんだな…と強がりではなく、心から感じられるようになるでしょう。

孤独耐性をつける方法とは

しばらくは恋愛はいいやと考えているなら、ぜひこの機会に孤独耐性を身につけておいてください。女性（男性）として、そして人間としての魅力がUPしますし、次の出会いを引き寄せる力もまでUPしますよ。

辛すぎて耐えられない、助けて…そんな時の最善策は「逃げること」です

失恋による辛い感情から逃げるでもなく、否定するでもなく、ただただ受け止めるという向き合い方について上でお話しました。

あの方法を素直にやってみようと思えた人は、失恋を客観的に受け止めている人、もしくは精神的な自立まであともう少しという人ではないかと思います。

辛い感情が大暴れしている時に、ただ受け止めるなんて正気ではいられない…。実際には、そう思う人のほうが多いでしょう。

孤独も寂しさもただ受け止めるというのは、失恋の辛さを乗り越えるには最もおすすめできる方法ではありますが、耐えられない人の気持ちもよく分かります。

これからお話する方法は失恋の辛さから逃げる方法です。「一度逃げたら一生逃げ続けることになる」とはよく言われていますが、場合によっては一旦逃げたほうが良い場合もあります。死んでしまいたいくらい思い詰めているのであれば、尚更です。

失恋の傷を癒すためにおすすめできない行動・考え方

本題に入る前に、失恋が辛くてどうしようもない時のNG行為について挙げておきます。中には、「これって失恋の傷を癒すことになるのでは？」と思うものもあります。確かに傷を癒す可能性はゼロではないでしょう。

ですが、本当に辛くてどうしようもないという人に一番大切なのは、出来る限りストレスをかけないことです。ですから、ここでは失恋の痛手から全力で逃げる方法のみを紹介したいのです。

これらはどれも、相手を拒絶する、もしくは未練を捨てられない人の考え方です。そうした考え方でも失恋から立ち直ることは可能ではあるのですが、心の回復までに時間がかかるという研究結果がありますから、おすすめはできません。

失恋の辛さから逃げるには、次の４つを試してみてください。

①新しい出会いは妄想でOK

「失恋したら新しい恋！」というのはよく聞きますが、実際に行動に移すとなると大変です。失恋の悲しみも癒えていないし、気力も湧いてこないのに、それなりにオシャレをして新しい出会いを求めに行くなんて…どう考えてもハードルが高いです。

ですが、出会いの場へ行かなくとも、それと同じような癒しを得られる方法があります。それが「新しい出会いを妄想すること」なんです。

この対処法は、元カレ・元カノのことを気づいたら考えてしまう未練でいっぱいの人には、特に試してもらいたいです。

気づいたら元恋人のことばかり考えてしまうのに、それを打ち消そうとするなんてことはまず無理。ですから、その考えるパワーを別のことに使うために、新しい出会いを妄想するのです。

妄想の世界ですから、どんなドラマチックな展開でも、どんなにあなた中心に世界を回しても構いません。むしろこの際、コテコテのベタベタな恋愛ドラマを妄想してみてはどうでしょうか。

元カレ・元カノのことを繰り返し思い出してしまう人は、新しい出会いを妄想する能力に長けているとも言われていますから、きっと上手くいきます。

失恋したことを考えないようにするのは無理でも、妄想に置き換えることは割と簡単にできますよ。

②異性と２人だけで会う（デートする）

恋活や婚活目的で新しい出会いを求める気にはなれない。そもそも初対面の人と会う気にもなれない。そんな時は、異性の友達と遊んでみてください。２人で会ったほうが深い話ができるのでおすすめです。

思っていることを言えますし、男目線（女目線）なアドバイスももらえる可能性があります。何より、異性と過ごすというのは失恋にはとてもいい薬になるのです。世の中にはいくらでも異性がいます。たまたま今回は上手くいかなかっただけ。そこまで思えたら、完全復活は近いです。

失恋後に異性の友達と遊びに行く人の中には、そのまま付き合えたらいいのになぁなんてドキドキを楽しんでいる人もいます。これも前向きで楽しい妄想ですよね。

③別のことに打ち込む（仕事・趣味・勉強）

別のことに集中するというのは、逃避の方法としておすすめです。これまで恋愛に充てていた時間を全て他のことに使えるとしたら、その時間はかなりのものになるはず。

恋愛中はご無沙汰だった趣味のひとつやふたつありませんか？恋人と会う時間が減るのが嫌だからと見送っていた資格試験の勉強を始めてみるのはどうでしょうか。一人で旅行するのもおすすめですよ。

④失恋によって成長できたことを書き出す

失恋はその言葉の通り、失ってしまったことばかりを数えてしまいがち。きっと気分は最悪だと思います。ですが、この恋愛であなたが得たものもあったはずです。

そこで、それらを書き出してみてはどうでしょうか。失恋で何もかも失ってしまったのではなく、あなたの心にはたくさんの幸せな思い出があるはずです。そうした幸せな記憶があるから、人は失恋で深く傷ついても、また人を好きになりたいという勇気が湧いてくるのです。

まとめ

深い関係になるほど別れは辛いものですし、別れを切り出された側がより辛い思いをするのが失恋です。自分にはどうにも出来ないから、誰かに助けて欲しいとすがりたくなる気持ちも分かります。

ですが失恋は、あなたの行動や考え方によって、「辛い」の意味が変わってきます。排除したいものなら長くこの感情と衝突することになるでしょう。ですが、上手く取り込むことができれば、和解も早いです。

排除するでもなく、無理に自分を励まそうとするでもなく、ただその感情を受け止めてみたり、きつい時は逃げたりして、ちょうどいい距離で付き合っていきましょう。

失恋は３カ月という期間を乗り越えれば、失恋から立ち直り元気になると言われています。３カ月前にあった辛い出来事を思い出してみてと言われても思い浮かびませんよね。失恋なんて本当はその程度のものなんですよ。

この辛さがずっと続くものではないと分かるだけでも、少し楽になるのではないでしょうか。

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