ちょっと待った…渋谷での恋人探しがハイリスク過ぎる理由
若者が集う街「渋谷」。
手っ取り早く恋人や遊び相手などを探そうと思っているなら、渋谷に繰り出してナンパをするのがベストかもしれません。
もちろん、出会い系サイトを利用して渋谷の若者をゲットするのもいい手段。
しかし、渋谷の若者をセフレにしようと思っているのであれば注意して欲しい“部分”があります。その部分とは「渋谷の若者の17人に1人は性病感染者」だということ。
これは可能性の問題になるわけですが、数打ちゃ当たる作戦をしている方は性病感染者に遭遇する確率が高くなります。
そこで今回は渋谷での恋人探しがハイリスク過ぎる理由について解説しましょう。
目次
渋谷の若者の17人に1人は“性病感染者”
出会い系サイトは恋愛やセフレを探す男女にとっては欠かせないツールです。特に渋谷という街に限っては、その他地域と比較しても出会いに貪欲な若者で溢れています。
そのため、ちょっとでも容姿がよければ簡単に異性をゲットできたりするもの。私のイケメンの友人は容姿がいいことからたった30分程度で4人のギャルと連絡を取り合い、うち2人と出会い最後まで行きました。
それほどまでに渋谷は男女の出会いが盛んな街です。
しかしながら、冒頭でも説明したように渋谷での恋人あるいはセフレ探しはハイリスク。
性感染症啓発団体「STOP!STDを考える会」が渋谷で遊ぶ10代後半の若者にアンケートを行ったところ、17人に1人が性感染症にかかった経験があると回答しています。
まあ、これを聞いたとき不思議とびっくりはしませんでした。なぜなら、日本は全世界においてコンドーム使用率ワースト3だからです。特に若者ともなれば、そりゃあもうコンドームなんて「面倒くさい」の一言で使用しないんじゃないかって思ったわけですよ。
実際に若者のコンドーム離れが進んでいるようなので、出会いが盛んな渋谷にかぎってはコンドームという選択肢などないのかもしれません。出会った若者の男女がお互いにその気になれば、すぐにでもセックスに至ってしまうというわけです。そりゃあもう性感染症にかかる可能性はきわめて高いですよね。
これは都市伝説の類だとは思うんですが、実際に出会い系サイトで知り合った男性から性病をうつされた女性が、怒り狂って出会い系サイトでセフレを募集し感染させるといった情報も・・・。
実際に性病であることを隠して性行為に及ぶ男女は多いと思いますし、それを打ち明けられない限りはわかりません。だからこそ、出会い系サイトを利用して安易にセフレ探しをするのは危険なんです。特に渋谷という街をターゲットにしているならなおさらと言っていいでしょう。
裏を返せば、渋谷で恋人やセフレ探しをすることで簡単に相手をゲットすることが可能。しかし、それだけのリスクを背負うことになるというわけです。
もちろん、体の関係をまったく求めない方からすれば問題ないかもしれません。しかし、ある程度親密になった男女がすることはひとつ。その時に相手が性病を持っていたとして打ち明けられたらまだいいですが、隠しとおされたらあなたも性感染者のひとりになる可能性があります。
悪いことは言いません。仮に渋谷でセフレ探しをするのであれば、絶対にコンドームを着用して行為に及んだほうがいいです。少しでも危険を回避できるよう、最善の努力はするべきだと思いますね。
高校生の1クラスに2人は性病感染者という現実・・・
前述したように渋谷の若者の17人に1人は性病感染者です。つまりは、高校3年生の1クラスに2人は性感染症にかかった経験があるということに。だいたい高校生の1クラスの平均生徒数は40名ですから、40人に2人は性病にかかった生徒がいるという計算です。もう考えただけで恐ろしい現実ですよね・・・。
なお、この調査は一週間にわたったようです。具体的な内容としては渋谷の路上などで10代後半の男女466人にアンケートを行い、性体験があると答えたのは68%。そのうち5.8%が性感染症にかかった経験があるとのこと。
性体験があると答えた男女の平均体験人数は5人だったことから、その相手にも性感染症を移している可能性は非常に高いと言っていいかもしれません。つまり、性が入り乱れている渋谷だからこそより多くの異性とのセックスが盛んになり、次々と性病に感染していくわけです。
もう、ここまでくるとまるで“ゾンビ”ですよね・・・。
それにもっとも恐ろしい事実があります。それは性感染症にかかった多くの若者は性病の危険性をまったく理解しておらず、エイズが若者に広まっていることも知らなかったということ。早い話、渋谷の若者たちは性病にかかろうがどうでもよく、無関心ということです。そもそも自分が性病にかかっているということすらわかっていない若者も多いんでしょうね。
いずれにしても、上記のアンケートは10代後半男女を対象としたもの。さらに性体験が活発になる20代では性感染症にかかったことのある人数はもっと増えるとみていいかもしれません。むしろ、20代の方が悲惨な結果となるはずです。
ということで、渋谷の若者の中からセフレ探しをすることは危険そのもの。
こんな言い方をすると差別のように捉えられるかもしれませんが、語弊を恐れずに何度でも言わせてもらいます。
「渋谷でのセフレ探しだけは絶対にやめたほうがいい」と。
純粋な恋人探しならまだリスクは少ないかもしれませんが、セフレ探しはあまりにも危険です。特に出会い系サイトでセフレ募集を毎度のようにしているユーザーには注意したほうがいいです。毎日セックスをしている可能性が高いですし、性病であることを隠している可能性、もしくは性病であることに気づいていない可能性があります。
また、お金が欲しい女子高生などは自身の体を売る傾向にあります。いわゆる“援助交際”というやつですね。女子高生に目がないという男性は少なくないかもしれませんが、犯罪行為にあたるようなことは絶対にやめましょう。
まあ、援助交際などの背景もあるからこそ、渋谷の若者に性病感染者が多いと言えるでしょうね。
出会い系でのセフレ探し全般に言えることですけど、体の関係をメインとした相手探しには少なからずリスクが伴います。不倫ならまた別のリスクですが、それ以前に共通して言えることは“性病”の恐れがあるということ。これだけは絶対に注意しなければなりません。
出会い系サイトを利用するときは常にその意識を持ち、安全第一で行動できるようにしてください。
なぜ日本人のコンドーム使用率が激減しているのか?
実は日本のコンドームもまた世界に誇れる技術を持っているんです。
0.02ミリという世界一の薄さを実現し、各国から「日本のコンドームは素晴らしい」と賞賛されているわけですが、前述したように日本のコンドーム使用率は激減しています。ここまで誇れるものがあるのになぜ日本人はコンドームを使用しないのでしょう。
2008年の統計によると、日本人のコンドーム使用率は42%で世界の使用率でもワースト3位という結果が・・・。ちなみにワースト1位はスウェーデン、2位はデンマークでした。どちらもヨーロッパなのに3位はいきなりアジアの日本というのはちょっと不思議に見えてしまいますよね。
専門家によれば、若者たちを中心にコンドームを使用しない人が増えており、「コンドームをつけると快感が弱まると考える若者が増えているから」なんだとか。
世界一薄いコンドームを作ったここ日本の若者たちが、快感が弱まるとそれを使用しないとは何とも皮肉なものですね。まあ、こういった背景があるからか若者たちの間でできちゃった結婚が増えているのはもちろんのこと、HIVへの感染率も増え続けているわけです。
また、HIV感染者やエイズ患者は増え続けているにもかかわらず、HIV検査を受ける人の数は年々減っているそうです。これも何とも恐ろしい事実と言っていいかもしれませんね。それだけ若者が性病に対して無関心となっているわけですから。
むしろ、コンドームをつけるのは大人としてのマナーなのですがそれをつけないで性病に感染する人が増えているわけです。これでは本末転倒であり、日本はそのうち“性病大国”と呼ばれるようになるでしょう。
コンドーム使用率低下の理由が快楽を求めてという短絡的な理由だなんて、もうすべてが話にならないですね。
コンドーム着用厳守!今後出会う異性とのセックスを安全に
さて、若者の性感染症が蔓延していること、さらに日本人のコンドーム使用率がワースト3位であることを解説しました。
とはいえ、本文は出会い系サイトにおいて「セフレ探しをやめよう」と言っているわけではありません。そもそもセフレ探しのできない出会い系なんて出会い系と言えませんからね。
何が言いたいのかというと、「セックスに及ぶときはしっかりと避妊対策をしよう」ということ。そして、性感染症を防ぐためにもコンドームを着用する意識をもつことです。巷では「生のほうが気持ちいい」だの言われていますが、正直なところコンドームをつけてもつけなくても感覚は一緒です。
まあ、それだけ日本のコンドームの技術力が高いと言えるのかもしれませんが。
たかがひと時の快楽のために性感染症および妊娠の可能性を高めて己を苦しめるのか、それともそうなっても責任を取って現実を認めることができるのか。
すべてはあなた次第です。
何事も安全対策と予測をしながら行動しなければなりません。それは恋愛も一緒ですよね。そういった大人な人物ほど異性からモテるものですよ。
大人として恥ずかしくない行動をする、これって基礎的なことなのにできなくなるものなんです。これをいつ何時でも自然にできる人物こそが本物だと思います。まあ、自分もそういった人物には程遠く勉強する部分が多々ありますが、せめても大人のマナーが守れる人間として行動はしています。
今、セフレ探しで頭がいっぱいな方は、一度その考えを見直してみてください。