【彼氏の上から目線を許さない!】尊敬し合える関係になるための対処法5個
彼氏の”上から目線”にうんざりする女性は少なくありません。
自慢話くらいならまだかわいいほうで、馬鹿にしたような態度や発言、激しい自己主張、何を言っても返ってくるのは否定的な言葉ばかり・・・。そんな彼氏と一緒にいると、少しずつイライラは募っていき、たくさん傷つけられてしまうでしょう。
この先、彼氏の上から目線をひたすら我慢するなんて、耐えられないですよね。
彼氏の上から目線は、あなたをとても嫌な気持ちにさせますが、恐らく彼自身は嫌な気持ちにさせたいと思っているわけでもなければ、そういう自覚もないと思います。
上から目線な態度や言動は、単純にそういう性格だという可能性もありますが、実は男性ならではの事情がある場合も多いのです。
ここでは、そんな困った彼氏と上手に付き合っていくコツや対処法についてご紹介します。あなたの彼氏はどんな事情があるのか探ってみましょう。
目次
【タイプ別】あなたの彼氏はどんな上から目線?
弱さを隠すために、上から目線の言動や態度をしてしまう彼。力になってあげたいな、理解してあげたいなとは思いますが、我慢するのはやっぱりストレスが溜まりますから、いつか限界がきてしまいます。
上から目線の人は、自分のことばかり見ています。一番になりたい、認めてもらいたい、コンプレックスを隠したい・・・。こうして自分のことで頭がいっぱいな内は、不安や恐怖心、いつも満たされない感覚を持っています。つまり、あなたが彼の弱さを受け止めようと上から目線の攻撃に耐えても、彼の苦しみが和らぐことはないのです。
それならば、上から目線に隠れている部分を上手く引き出すことに力を注いだほうがお互いのため!上から目線といっても、色んな形となってきますので、タイプ別の特徴を紹介します。
タイプ1:やたら怒りっぽいのは認めて欲しいから
意見が違った時、相手の言っていることは耳に入らず、自分が正しいと信じて疑わない彼氏を持つと、理不尽としか思えない怒りをぶつけられてしんどい思いをします。
「あいつは全然分かってない!」「なんで理解してもらえないんだ!」と、認めて欲しい気持ちは強いですが、相手のことは認めてあげる過程をすっかり忘れてしまっています。
思い通りにならない状況になったら怒りに変わってしまうので、傍から見ると、ものすごく沸点が低い人に映るでしょう。
中でも、一度怒り出したら長いこと興奮したままの人は、そう遠くない内に、お菓子を買ってもらえずに暴れる小さな子どものようになってしまうでしょう。
自分の思う通りの展開にならないと、暴言や浴びせたり、暴力を振るったり、暴れたりと、行き過ぎた自己主張をしてしまう危険があり、子どものそれとは比較にならないくらいタチが悪いです・・・。
タイプ2:何でも競おうとするのは男性ホルモンが影響しているから
競争心が強いと、雑談ですら戦おうとします。
仮にあなたが「最近オープンした駅前のカフェがすごく雰囲気良かったよ♪」という話題を振ったら、「いや、俺がこの前行ったカフェのほうが断然いいね」と張り合ってくるタイプです。
女性のあなたからしたら競争する気なんてこれぽっちもなくて、ただ報告しただけだったのに・・・と、微妙な気持ちになってしまいます。
彼氏はただの報告とは受け取らず、あなたの”駅前のカフェが良かった”という情報と、自分が持っている情報を戦わせようとしたのです。
こうした競争心は、男性ホルモンが影響していると言われています。
男性はお腹の中にいる段階で早くも男性ホルモンシャワーを浴びていることが影響して、競争をしたがったり、攻撃的になったりといった性質を持つようになります。
些細な雑談でも一番になりたがったり、集団においては誰がリーダーか決めたがったりするのはこのためです。
一方、女性は純粋におしゃべりを楽しみますし、リーダーを決めるよりも皆で決めていく感じを好む傾向がありますから全然違いますよね。
タイプ3:忙しさを主張してくるのは劣等感を隠したいから
「次いつデートしようか?」と聞いてみると「この忙しさじゃどうなるか分からないなぁ」「眠る時間もなくてさ」「ゆっくり休めるのはいつになるから分からない」というように、いつでも忙しいことをアピールしてくる彼は、劣等感を抱えている可能性があります。
表向きは「俺って出来る人間でしょ」と主張しているように見えますが、本心は真逆であることが多いです。
自分の能力に限界を感じている・自信がないために、”忙し過ぎて仕事が終わらなかったんだから、仕方ない”と、周囲だけでなく自分自身にも言い訳しているのです。しかも、本当は自信がないことを本人が気付いていないケースも多く、その辺も厄介なところ。
忙しい=人に認めてもらえるという考え方を本人が改めないと、状況はなかなか変わりません。
タイプ4:ダメ出しをしたがるのは自分のことで頭がいっぱいだから
ダメ出しばかりされると、駄目人間だと言われているような気持ちになり、自信が持てなくなってしまいますが、ダメ出しをしている彼は、あなたのことが実は目に入っていません。
彼自身がコンプレックスだらけだから、あなたの粗探しをしようとしますし、自信がないからあなたの欠点を指摘することで落ち着けようとしているのです。もしくはあなたの才能や能力に嫉妬している可能性もあります。
上から目線な彼を素直にさせる5個の対処法
上から目線の人って自信に満ち溢れているように見えますが、本当に自信のある人は上から目線で相手を押さえ込もうとはしないでしょう。自分の弱さやコンプレックスがあって、それらを隠すために自分を守ろうとした結果が上から目線なのです。
話し合おうにも、男性はプライドが高いので、たとえ彼女という身近な存在でも自分の弱さを必死に隠そうとします。しかも、男性は言い当てられることに抵抗感を覚えるので、ややこしくなってしまいますから、男性のデリケートな部分を刺激せずに、話し合うことが大切。
【私には弱い部分をさらけ出していいんだよ】というメッセージを伝えるには、5個の対処法があります。
1.占い師・アドバイザーにはならない
女性は誰かに本心を言い当てられることに抵抗はありません。むしろ言い当てられた=理解者だと認識して、嬉しい気持ちになるでしょう。
ですが男性は、言い当てられると女性とは全く違った反応で「上から物を言われた」「ダメ出しされた」と、解釈してしまいます。それが図星だと思えば、彼の不快感はより大きくなるでしょう。
そんな中で、彼の上から目線について指摘しないといけないのですから、ちょっと大変かもしれません。彼の抵抗感を小さくするコツとしては、分析+褒める(フォローする)を実践することをおすすめします。たとえば「すぐに怒ってくるのはびっくりするし、悲しいけど、一生懸命なところは好き」という感じ。あなたの愛情のほうが印象に残り、指摘した部分は柔らかくなるので、伝わりやすくなるでしょう。
2.十分に時間をあげる
男性は女性と比べて、自分の感情を整理することが苦手ですし、女性のように全てをさらけ出したいとは思わないことが多いです。
例えば、仕事で大きなミスをやらかしてしまった時。女性なら辛い気持ちを彼氏に聞いてもらいたい、なぐさめてもらいたいと思うものですが、触れられたくない、一人で考えたいと思うのが男性です。感情や考えがある程度整理できれば、話してくれるはずですから、待ってあげる姿勢が大切です。
何かを指摘した時、話し合いをした時は、すぐに話をまとめようとはせず、しばらく時間を置いてあげてください。
”だんまり”は攻撃ではない
女性から色んなことを言われると、黙り込む男性は多いです。その時の態度や様子は無視しているようにしか見えませんが、実は何を話したらいいのか分からなくなっている状態かもしれません。
女性は考えながら話すことを無意識にできますが、男性からするととても難しいのです。これは脳の仕組みとしてそうなっているのです。
女性は複数のことを同時進行できますが、あちこちに気が向く分、集中力に欠けるところがあります。男性は同時進行で物事を考えるのは苦手だけど、ひとつのことに取り組む集中力に長けています。だんまりされてしまうとイラッとしてしまいますが、こうした違いは正そうとするよりも、理解したほうが話し合いはスムーズですよね。
彼が黙り始めたら、考えがまとまっていないんだな、思考が止まっているんだなと受け止めてあげましょう。
3.話はできるだけ簡潔にまとめる
「つまり、何が言いたいわけ?」
彼と冷静に話し合おうと思っていたのに、いつのまにかヒートアップしてこんな台詞を言われたことはありませんか?女性は過去の出来事を細かく記憶できるので、喧嘩に発展してしまうと、「この前だって~」と過去の辛かったことを主張してしまうところがあります。
女性からすると関連性があると思っていますが、男性からすると論点がズレていると感じますし、何より話が長くなってしまうので、頭の中がこんがらがってしまいます。
混乱させてしまったら、あなたがいくら一生懸命気持ちを伝えても馬の耳に念仏状態になってしまい冒頭のような台詞が飛び出してしまうので、できれば過去の話題を持ち出すのはぐっと堪えるのが賢明です。
話し合いをする時は、その前に「今日話したいことは2つあって、一つ目は~」という感じで概要を伝えておくと、混乱を避けられるでしょう。
4.仕事が忙しくない時に話し合う
「仕事と私、どっちが大切なんだろう・・・」ドラマやマンガでも今は使われなくなった(?)ベタな台詞ですが、そう思ったことのある女性はとても多いでしょう。
仕事とプライベートの両立が得意なのは女性のほうです。先にお話したように、複数のことを同時進行できますから仕事をしながら『今日の夕ご飯は・・・』と考えることができます。
男性は目の前のものを最優先に取り組みますから、仕事が忙しい時に彼女からデリケートな話し合いを持ちかけられてしまうと困ってしまうのです。
最優先事項を彼女であるあなたにしてもらうために、話し合いをするタイミングは忙しくない時をおすすめします。仕事が大変な時は言葉よりもただ隣にいてあげることが何より嬉しいものですから。上から目線攻撃を受け続けているのに、そんなに優しくなれない!と思うかもしれませんが、なぜ上から目線になってしまうのか改めて考えてみてください。
弱さを見せられないために、そうなっている可能性が高いのですから、彼女であるあなたは弱さを見せる存在を目指したほうが上から目線攻撃が軽くなると思いませんか?
急がば回れ!の精神で、少しずつ彼の心をほぐしていきましょう。
5.話を途中で遮らない
感情的になっている時は特に、相手の話しを遮ってしまうものです。男性にも女性にもそういうところがあると思います。話を遮られてしまうと、無視された!聞いてくれない!という気持ちが強くなってしまいますが、上から目線中の彼はよりその気持ちが加速してしまいます。
言いたいことがあっても、彼の話が終わるまで我慢・・・と心の中で唱えて、冷静になることを心がけてください。
まとめ
上から目線の彼が嫌ならば、上から~にならないような関係を築いていくことが大切になってきます。今回紹介した対処法は、”男性が素直になれる女性の特徴”と一致しますから、ぜひ試してみてください。
男性は、愛する女性に弱みを見せることが情けないと感じているものですから、そんなことないよというメッセージを態度や言葉で伝え続けてください。そして彼には弱さを見せる練習を積み重ねてもらいましょう!
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