モテない男性たちに共通している喋り方があるってご存知ですか?
モテない男性には様々な共通点があるのですが、喋り方に於いてもまた、どこか似た部分があるのをご存じでしょうか。
無意識の部分ではあっても、その点が女性からあまり好まれていないのも事実です。
では具体的に、モテない男性はどのような喋り方をしているのでしょうか。
いくつか挙げてみますので、自分に当てはまっていないのかを確認してみて下さい。
そして当てはまっているのであれば改善するよう努力してみましょう。
目次
急かされていないのに…「早口」
このタイプの男性はとても多いです。
急かされている訳でもないのに、なぜかやたらと早口で喋るタイプの男性。
モテない男性に多く見られるのですが早口の根底にあるのは自己主張です。
それは「早口で凄いだろ」ということではなく、とにかく少しでも自分のことを多く分かってもらいたい。
そのような意識から、短時間で「より多くのことを」と思って早口になってしまうパターン。
そして、ただ単に女性を前にして緊張しているパターンです。
いずれにせよ、早口ということは喋っている本人は良いかもしれませんが、聞き取る側としては面倒ですし、何を喋っているのか分からないと感じたり、次第に「もういいや」となってきてしまうでしょう。
そこで「ゆっくり話してください」と言うのも失礼だとの思いもあるでしょう。
仲良しであれば冗談めかしながら「何言ってるか分からないよ(笑)」と軽く指摘してくれるかもしれませんが、まだまだ距離が縮まっていない相手に対して早口で喋ったところで、「もうこの人はいいや」と思われるだけでしかありません。
自分のことを分かってもらいたいのであれば、「相手に伝わるように」喋ることが大切です。
どれだけ素晴らしいことを喋っているとしても、早口で相手に伝わらなければ意味がありません。
むしろ早口の場合、内容云々ではなく、早口であることに対して「なんだろうこの人は」といった気持ちを抱かれてしまうだけでしかありませんので、そのようなことにならないためにも、相手に対してしっかりと「伝わるように」との意識を持って喋ることが大切です。
緊張しているのであれば深呼吸してみるのも良いですし、自分自身で「早口にならないように」という点を心掛けながら相手との会話を楽しんでみると良いでしょう。
ゆっくりと相手に伝わるように喋れば、それだけで周囲からの印象も変わってくるかもしれません。
人が喋っているのに遮るのも「モテないあるある」
他の人が喋っているのに遮って自分の話をするのもまた、モテない男性によくみられるものです。おそらく本人は遮っているという意識は内でしょう。
たまたま相手の話の中で自分でも知っていることが出てきたので、「自分も知っている」といった軽い気持ちでの発言であることは良く分かるのですが、残念ながらそれは相手とすれば「話の腰を折られた」にしかなりません。
残念ながら相手にとっては「不愉快な行為」に映りますので、こちらも控えた方が無難です。
会話はキャッチボールだと表現されるように、お互いが言葉を投げ合うものです。
しかし、相手がボールを投げようとしているのに、自分が別のボールを投げるようでは相手からすれば「え?今?」という気持ちになるのは当然です。
むしろ「何でこのタイミングなの?」と思うことでしょう。
モテない男性としてはただ単に「投げられるから投げた」だけではあっても相手にとっては「迷惑行為」です。
そして、そのようなことが続けば相手は「あの人とは会話が成立しない」になってしまいます。
一度そのように思われてしまうと挽回するのは簡単ではありません。
そのためにも、「句読点」を意識してみると良いでしょう。
相手にも喋るリズムがあります。「、」ではなく「。」の部分が自分が喋る番です。
「、」は相槌、「。」で会話の主導権を持つバトンの交代。
このように考えると、自分がいつ喋ればよいのか分かってくるのではないでしょうか。
モテない男性が、結果的に相手の話の腰を折ってしまう形になるかのように話をさえぎってしまうのも、どこで相槌を打てばよいのか分からないからなのではないでしょうか。
そのため「自分も喋れなくては」との思いが結果的に求められていない形となってしまうのです。
相手の会話を聞く時には中身はもちろんですが、言葉の中で句読点を意識することで、自分がどのような立ち回りをすべきかや、いつ自分の話をすべきなのかも見えてくるはずです。
競争している訳じゃないんです
モテない男性は、相手との会話に於いて競争しているかのような言動が目立ちます。
分かりやすく説明すると、例えば相手が「このご飯美味しいね」と感想を述べた際「おれはもっと美味しいお店を知っている」といったように、なぜか「自分はもっと凄い所を知っている」という、相手から全く求められていないことを口走ってしまいます。
この根底にあるのも自己主張であり、自己顕示欲です。
「自分は凄いんだ」「自分のことをもっと分かってもらいたい」といった気持ちが、会話から余裕をなくし、どのような会話に於いても「自己主張を」となってしまうのです。
相手とすれば、先の例で言えば「美味しいお店を知っている選手権」をしているのではなく、美味しいから美味しいと口走っただけです。
この答えに対する最適解は普通に相槌を打てば良いだけです。
話を広げるためには「味付けもいいよね」「この値段でこの味は文句なしだね」といった形でも良いでしょう。
モテる男性であれば「可愛い女の子と食べているから美味しく感じるのかも」などと、上手く言えることでしょう。
女の子とすれば、あくまでも「目の前の料理」の話をしているのであって、他のお店の話をしている訳ではありません。
もちろんこれは料理の話だけではありません。
歩いている時に「あの車格好良いね!」と女の子が告げた時に「もっと格好いい車を知っている」とか「あれは安物だよ」と言ったように、相手の女の子の言葉をまったく理解していないような言葉を返すモテない男性はとても多いです。
女の子との会話は勝負ではありません。コミュニケーションです。
如何に女の子からマウントを取るのかではなく、如何に女の子と楽しむのかです。
自分が「美味しいね」と口走った料理のことを否定されるかのような言動を返されて、「この人格好良い」と思う女の子などいません。
「もっと美味しいお店を知っている」と発言した時、女の子はどのような気持ちになるのか想像してみましょう。
間違っても「え!?もっと美味しいお店知っているの!?素敵!」にはなりません。
間違いを認めないから相手は嫌な気持ちになる
人間誰しも間違いくらいはあるものです。
しかし、モテない男性は自分の間違いをなかなか認めようとしません。
明らかに男性側が間違っていることであってもです。
「いやそうじゃなくて」と言ったように言い訳をしたり「いや、大切なのはそこじゃなくて」と言ったように微妙に論点をずらすなど、あくまでも自分の非を認めようとしません。
これでは相手とすれば話していても「なんで間違いを認めないんだろう」との思いが強まり、次第に話をすることそのものが嫌な気持ちになるでしょう。
人間誰もが間違えをしてしまうものです。
大切なのは間違えないことではなく、間違えを認めて謝ることです。
間違えを認めたところで何のデメリットもありません。
愛嬌良く「ごめんね」とでも言えばすぐに終わる問題を、素直に間違えを認めないからこそ相手も「そこは間違えてる部分でしょ」という気持ちになってしまうのです。
これでは会話を楽しむことなどできません。また、その時の会話だけではなく、人間性を疑われることにもなります。
なかなか間違いを認められない人は、相手の女性も「会話でこれだから、後々もっと面倒が待っている」と思うことでしょう。
つまり、謝れないモテない男性の態度・言動が「次はもうないな」という気持ちにさせてしまうのです。
会話しているだけでそれなのです。
一緒にどこかに行って何かトラブルに巻き込まれたら自分は間違えていない、相手が悪いと言わんばかりの態度を取るのは見え見えです。
そもそも、間違いを認めないということは本人は無自覚でも「こっちじゃなくて、そっちが間違えている」と言っているとも取れます。
つまりは責任をとれない無責任な男とも思われるので、ミスや間違いがあったら意固地にならず、素直にごめんなさいと告げておきましょう。
なぜか「上から目線」な喋り方
これもモテない男性にとても多いです。
「自分は知っている」と言わんばかりの上から目線な言動は、相手にとってはまったく面白くないものでしょう。
女性との会話は楽しむための物であって、女性に自分の凄い部分をアピールする場ではありません。
しかしモテない男性はなかなかチャンスがないことや、自己顕示欲からどうしても女性と一緒にいると「自分の凄い所」をアピールしようとしてしまいます。
結果、知っていることに対しては「そのくらい知っている」と言わんばかりの上から目線で、まるで知らない相手をバカにしているかのような話し方をしてしまいがちです。
会話をアピールの場と勘違いしてしまっているからこそ起きる問題なので、会話は楽しむものだと覚えれば、そのような話し方もなくなるはずです。
会話とは相手と優劣を競い合うものではありません。
ましてやプライベートで女性と楽しんでいる時間は優劣を競い合う時間ではなく、お互いが楽しむための時間のはずです。
また、そこで「上から目線」を披露したところで、そんな男性を見て「素敵!」「格好良い!」と思う女性は漫画やアニメの中にしか居ません。
現実の女性は「何でそうなるんだろう」「いちいち上から目線でウザい」にしかなりません。冷静に考えれば、「上から」ということは相手を見下しているのです。
見下された相手が良い気持ちになる訳がありません。
モテない男性は自分の行動で相手がどう思うのかを考えるのが苦手な傾向が強いので、その点をしっかりと考えてみましょう。
男女を問わず、上から目線の言動が目立つ相手と一緒に居て楽しいのかという話です。
呂律が回っていないのも…
呂律が回っていないモテない男性の姿も珍しいものではありません。
これにはいろいろなパターンが考えられるのですが、早口同様、とにかく自分の喋りたいことがたくさんあるので、自分が喋る番になったら「この機を逃してなるものか」を言わんばかりに話そうとするものの、舌がついてこないので呂律が回らないのです。
また、頭の中でいろいろなことを考えているからこそ、考えがまとまらずにとにかく「自分の番」と言わんばかりに喋り始めるので結局呂律が回らず、相手から「もっと落ち着いて」と思われてしまうのです。
緊張しているというよりも、とにかくいろいろなことを考えているから呂律が回らないので、女性と喋る時にはあまり考えすぎず、まずは落ち着いて喋ることを心掛けると良いでしょう。
大切なのは自分が喋ることよりも、相手に伝えることです。
呂律が回っていない状態でどれだけ長時間喋ったとしても、相手が理解できなければ意味はありません。
女性との会話とは自分をアピールする場所ではなく、楽しむ場所ですが、そのためには最低限落ち着いて喋り、自分が何を喋っているのか相手に理解してもらわなければなりません。
呂律が回っていないのに、果敢に喋ろうとしても相手の女性とすれば「もういいよ」となるでしょう。そして、女性はとてもシビアです。
一度そのような印象を抱かれてしまった場合、残念ながら二度目の可能性は低いです。
「失敗は許されない」のは事実ですが、大切なのは面白いことを言ってアピールするのではなく、しっかりとお互いの意思疎通をすること。
これが大前提です。
落ち着いて会話のキャッチボールをすることこそ大前提です。
変なアピールなど必要ありません。
まとめ
モテない男性のよくある喋り方の癖をいくつか挙げてみました。
自分には関係ないと思った男性もいるかもしれませんが、客観的に自分に当てはまっていないか今一度確認してみましょう。
女性との会話で大切なことは、アピールして楽しませようとすることではなく、無難に会話のキャッチボールを成立させることです。
そのためには、今回挙げたことに注意しながら、女性との時間を楽しんでみると良いでしょう。
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