「恋愛に寂しいはつきもの?」我慢ができなくなったときの対処法6個
誰でも寂しいという感情は持っていますが、寂しいに支配されてしまうと日常生活がままならないくらいの混乱がやってきます。しかも自分だけではなく恋人も巻き込んでしまいますから、場合によっては別れを選択するくらい深い溝ができることも…。
彼があまり連絡してくれなくて寂しい、遠距離恋愛で寂しい、デートをドタキャンされて寂しい。こうした恋愛における寂しさと向き合うにはどうしたらよいのでしょうか。
ここでは、上手に自分の感情と付き合うようになるために、やってみて欲しいことをまとめました。
目次
「どうしてこんなに寂しくなるんだろう?」考えられる原因
これから、寂しいと思ったときの対処法をお話していきますが、中には「なぜ寂しいと思うのか?」の原因を把握するだけで解決策が見え、気持ちが楽になる人もいます。
あなたはどうでしょうか。
恋愛観が合わないから
たとえば連絡の頻度が1週間に1回でも多いくらいだという考えの人もいれば、毎日連絡を取りたいという人もいます。その他にもデートの頻度や内容、愛情表現、恋愛の優先順位など、お付き合いするようになると好きという気持ちだけでは解決できない違いに直面することになります。
恋愛観の違いを受け入れらない場合は、譲る部分とどうしても譲れない部分を話し合っていく必要がありますが、この話し合いが上手くいっていないと寂しさ・悲しみ・怒りといった感情に振り回されることになってしまいます。
恋愛に依存的だから
恋愛に依存している人は、彼氏の存在が人生の全てだと思ってしまいます。彼氏が側にいてくれないと寂しさや不安が募り、常に恋をしていたい・彼のために生きていきたい、自分を幸せにして欲しいといった気持ちを強く出してきます。
依存体質は、深い関係を築きたいと思っていてもそれが非常に苦手で、お付き合いが長続きしないという特徴もあります。
常に満たされない思いを抱えているので、恋人の負担も大きくなってしまいます。
自分に自信がないから
彼氏のことが好きで仕方ないけど、愛されている自信はないという人は愛情を受け取るのが下手です。そのため、寂しいと感じてしまうことがあります。
愛されているという自信は、彼氏から与えられるものではなく、日々の積み重ねであなた自身が感じるもの。それに気付けないでいると、彼氏の愛情を受け取り拒否しているのに、寂しいと訴えてくるとても厄介な彼女になってしまいます。
自分の考えを押しつけてしまうから
「私のことを好きならどんなに疲れていても会いにきてくれるはず!」なんて思っていませんか。
お付き合いの仕方は人それぞれですし、男女差という壁もありますから、自分の考えを押しつけてそれが通らないと寂しいと感じるのはワガママ以外の何者でもありません。
寂しさを隠そうとするから
恋愛に振り舞わされたくない・これ以上好きになるのが怖い・寂しいと言うのが情けないと思っている人は、寂しさを必死に隠そうとするでしょう。
ですが自分の感情を見ないフリしてしまうと、怒りや拒絶といった別の形になって現れます。
最近怒りっぽいな、喧嘩が多いかもと思い当たる節があるなら本当の感情から逃げているのかもしれません。
寂しさを我慢できなくなった時の対処法6つ
①心の距離を縮める愛情表現を心掛ける
寂しさを我慢するのもそろそろ限界…と思ったとき、多くの人はマイナスの感情をぶつけてしまいケンカになってしまうでしょう。そうなると余計に寂しい思いをするという悪循環に陥ってしまいます。
ですが、こうして我慢するための努力をしている時ってそれにばかり気を取られて、大切なことを見落としがちです。
大切なこととは愛情表現の積み重ねです。
「好き」と最後に伝えたのはいつですか?感謝の気持ちの伝えたのは?彼氏の名前を優しく読んだのは?褒めたのは?
こうした小さな愛情表現を怠らないカップルは、長いお付き合いができますし、寂しさもいい意味でスルーできます。
愛情表現をキャッチすることも大事!
日本男児は直接的な愛情表現は苦手ですが、よくよく観察してみると小さなアクションを起こしていることが多いです。
たとえば、スキンシップは好きという気持ちが現れているからこそですし、自分から電話を切らないとか、デートのために必死に仕事を終わらせたり、あなたの話をずっと聞いてくれたり…。そういったことは直接的ではないかもしれませんが、どれも愛情表現に他なりません。
中にはあなたの寝顔をいつまでも見つめているといった絶対に気付けない愛情表現をしているかもしれません。
『もしかしたら知らないだけでいっぱい愛されているんだろうな!』とちょっとおめでたいくらいのポジティブ思考があなたをより魅力的に見せてくれます。
「寂しい」と正直に伝える
寂しい気持ちを正直に伝えるというのは案外難しいです。寂しさが怒りや悲しみが湧いてきたり、わがままを言ったりでなかなか素直な気持ちになれません。
ですが、それを乗り越えてシンプルに「寂しい」と言えたとき、その気持ちはきっと彼氏に届くでしょう。
ただし、寂しいと言って困らせたいわけではありませんよね。彼氏の都合や考え方も大切ですし、ワガママを言いたいのでもありません。
そこで寂しいとセットで伝えて欲しいのは、次のようなポジティブな言葉です。
・話ができて楽しかった
・話を聞いてくれてありがとう
・幸せすぎてあっという間にデートの時間が過ぎてしまう
・○○の声を聞くと安心する
たとえば「最近デートが少なくて寂しいなって思ってたんだけど、電話で声を聞けたら嬉しくなったよ」という感じです。
一緒にいて楽しいから、幸せだからこそ寂しい。でも頑張るね!
そういうメッセージを伝えられたら、押しつけがましいどころか、あなたの寂しい気持ちを一緒に抱えたいと思ってくれるでしょう。
②あなたの気持ちを共有してもらうために話し合う
話し合いはスムーズに進まないことも多いです。感情が先走ってしまうとケンカ腰になってしまいますし、冷静すぎると伝わらないし…。とても難しいですが1回で伝わるとは考えず、根気強く何度か話し合う機会を持つようにしてください。
お付き合いをしている以上、あなたが抱えている問題は2人の問題にもなるのですから粘る気持ちが大切なのです。面倒ではありますが、やる価値は十分になります。
話し合いのポイントとしては、間違いや不満を指摘するのではなく、彼を頼るような方向性にしてください。男性は女性から頼られるとそれに応えようとする本能が備わっていますので上手くいきやすいです。
それから、具体的にどうして欲しいのか伝えることも大切です。
朝起きたら「おはよう」のひと言が欲しいとか、友達と飲みに出かけるときは事前に教えて欲しいという感じです。
男性は話をするなら結論が欲しいと思いますし、結論の見えない話がそもそも苦手ですから具体的なお願い事があると負担が少ないでしょう。
最後に最も大切なことですが、気持ちの共有をしなくてはいけないのですから、彼氏の考えにもしっかり耳を傾けてください。
自分の気持ちを伝えたら次は相手の番というように、キャッチボールのような会話が理想です。
③ケンカの質を上げる
寂しさから解放されたくて話し合ったのに、そこからケンカに発展してしまうというのはよくあります。
ケンカは寂しさを加速させてしまうので極力避けたいですが、多少のぶつかり合いは覚悟しなくてはいけません。
ですが、ケンカが長引かないように、規模が小さくて済むような工夫は可能です。2人の間で「ケンカのルール」を決めておくことをおすすめします。
たとえば…
・大きな声を出さない
・相手の話をさえぎらない
・暴力を振るわない
・物を投げたり壁を蹴ったりしない
・その日のうちに仲直りする など
ケンカの質が上がると、傷つけ合うのではなく伝え合うことが自然と出来るようになります。あとはルールとは違いますが、ケンカをしたら意地を張らずに自分から謝るようにするといった心掛けも大切です。
ただし、ルールの強要はNG!
男性は上から目線で言われることにストレスや抵抗を強く感じますから、提案という形でルールを決めていきましょう。「私はこう思ったけどあなたはどう思う?」といつでも、相手の意見を聞く姿勢を持つようにしてください。
④気の済むまで泣いてスッキリする
涙を流すことはストレス発散になります。直接的な解決方法ではありませんが、ストレスを溜め込むのはよくありませんので、定期的に発散するようにしましょう。
遠距離恋愛など寂しくてもどうにもならない時は、一人で寂しい感情に浸るのも意外にスッキリできておすすめです。
⑤自分時間をエンジョイするよい機会だと受け止める
あなたの人生は彼氏だけではありません。家族や友達がいて仕事が合って、一人の時間もあって成り立っています。
自分自身の成長に繋がるよい機会だと受け止めて、何か新しいことを始めてみてはいかがでしょうか。
習い事でもいいですし、ガーデニングやDIYなどもおすすめですし、音楽鑑賞もいいですね。面倒くさがりな人なら漫画を大人買いして読みふけるといった方法もあります。
彼氏といる時間以外は暇つぶしなんてもったいないです。視野を広げて色んな世界を覗いてみると、ちっぽけな悩みだなと思えるようになるかもしれません。
⑥体を動かしてみる
寂しさから悩みがどんどん深くなっているという人は、暇だからずっと考え込んでしまうんです。それなら体を動かして悪い思考の流れをストップさせましょう。
ジョギングやマラソンといった軽い運動や、部屋のお掃除、一人旅などで体を動かしていると、自然とポジティブな気持ちになってきます。
まとめ
寂しいと感じるのはもちろん悪いことではありません。問題になってしまうとしたら、この感情を恋人に押し付けようとしたときです。
寂しさはまずあなたが背負っていかなくてはいけない感情であり、彼氏と共有するのはその後です。
彼氏のせいで寂しい思いをしていると解釈してしまうと、上手くいくものも失敗してしまいますからくれぐれもご注意ください。
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