モテない男性が初デートで遊園地に行ってはいけない理由

Tweet

モテない男性は初デート場所も何かと決めるのが難しいのではないかなと思いますが、とりあえず無難だろうとのことで遊園地やテーマパークに行くケースも多く見受けられます。

確かに遊園地であればつまらない訳はないだろうとの思いから、安易な気持ちで遊園地にと思うのも分からない話ではないのですが、モテない男性の初デートとしては実は遊園地は難易度が高いのです。

「？」と思った方もいるかもしれませんが、一体なぜハードルが高いのでしょうか。

待ち時間が長いのは…

やはりこれが一番でしょう。

遊園地と言っても様々ではありますが、人気遊園地ともなれば多くの人で賑わっています。

そのため、基本的にはとても混み合います。

アトラクションの待ち時間など、数十分程度であれば短いケースさえ珍しくありません。

それこそ人気アトラクションともなれば半日近く待たなければならない…そのような物もあるほど。

ではその待ち時間に何をするのかと言えば、外でずっと待っていなければならないのです。

果たしてモテない男性がそのようなシチュエーションに耐えることは出来るでしょうか？

待ち時間が長ければ相手だったイライラしてくるものです。

イライラしている女性と二人きりで待つ。

しかも何かがある訳ではありません。

映画を見ているのであれば無言でも何ら問題ないのですが、アトラクションの待ち時間は何もありません。

話題も自分で考えなければなりませんし、天候の問題もあります。春や秋であれば涼しいかもしれませんが、夏であれば熱いですし冬であれば寒いのです。

そのような状況の中で女の子と二人きりで待たなければならないのです。

果たしてこのような状況で、相手の女の子に不愉快な思いをさせずに待ち時間をやり過ごせるモテない男性はなかなかいないのではないでしょうか？

それなら回避した方が良いと考えるのが賢明です。

基本的に人が多いからこそ

アトラクションの待ち時間だけではなく、基本的にとても人が多いのが遊園地です。

そのため、何をするにしても並ぶだけではなく、人目をどうしても意識せざるを得ません。

モテない男性の場合、自分に自信を持てないタイプの男性も多いので周りのカップルを見て「楽しそうだな」「自分でいいのだろうか」といった、ネガティブな気持ちになってしまうことも考えられます。

相手の女性は別にそこまで深く考えていないものの、周囲のカップルを見渡してイケメンの男性を見つけたら「あんな男性ならきっと女の子も楽しいだろうな」とか「彼女も本当はああいった格好良いイケメンとデートしたいんだろうな」といった、僻み根性を発揮してしまうケースが高いのです。

内心に留めておくだけでも自分自身にイライラしてくるかもしれませんが、それを言葉に出してしまうケースもあります。

相手がつい他の男性を褒めるようなことがあると「じゃあそいつとデートすれば良いじゃん」と言った気持ちを顔に出してしまったり、最悪言葉に出してしまったり。

女性としては別に褒めているからと言ってその男性とデートしたいと希望を述べている訳ではないのですが、モテない男性はどうしても「比較されている」と言った気持ちになってしまうのです。

このような気持ちになるくらいであれば、そもそも遊園地には行かない方が良いでしょう。

塩梅が難しい部分があるからこそ

遊園地は楽しいのは間違いないのですが、相手のテンションと自分のテンションが合うのかという問題もあります。

いくら遊園地が楽しい場所だからとはいえ、楽しみ方は人それぞれなのです。

絶叫マシンが大好きな女の子もいれば、苦手な女の子もいます。

先の話で言えば、待ち時間が苦手な子もいれば、別にスマートフォンを弄っているから大丈夫という子もいます。

初デートの場合、まだまだ相手のことがよく分かっていない段階なので、自分の中でのベストアンサーが固まっていないのではないでしょうか？

ベストアンサーが固まっているのであれば問題ないのですが、ベストアンサーが分からない中では遊園地に行ってもどのように楽しめば良いのか、実はあんまり分からないというケースも珍しくないのです。

遊園地にはショップもありますが、そこでキャラクターグッズを見ている相手の女性を見ても、その女性が欲しがっているのか、あるいはただ見ているだけなのか分からないのではないでしょうか？

何度もデートするか、あるいは恋人としてしっかりとお付き合いをするようになれば相手のことも多少は分かるようになっているはずなので、どういった形で遊ぶのがベストなのかも見えてくるとは思いますが、まだまだ分からない段階では、どのように接して良いのか分からないのでかえって気を使います。

だからこそ、初デートで遊園地は避けた方が無難なのです。

遊園地は別世界だからこそお金も…

遊園地はまさに非日常であり、別世界を楽しめます。

だからこそ誰もが楽しめる場所でもあるのですが、現実的な問題として何かとお金がかかるものです。

一日入場券でもそれなりの値段がかかりますが、一日遊園地にいるとなれば食事代もかかりますし、そもそも交通費だってかかるのです。

何気にかなりの出費になりますが、男ならそのくらいは…と思えるのであれば良いでしょう。

ですがモテない男性の場合、どうしてもまだまだそこまで割り切れないのではないでしょうか。

むしろ「自分がこんだけお金を払っているのに全然楽しくなさそう」といった気持ちになってしまう可能性が高いです。

「これだけお金を払っているんだから楽しめよ」という気持ちが反感になってしまって、自分自身のデートへのモチベーションが低下してしまう可能性もあります。

初デートだからと張り切ってあれこれ用意したものの、自分が思っていたような反応をもらえないがために、結局の所自分の気持ちも途中で切れてしまう…そのような形になるのであれば、初めから遊園地には行かない方が良いのではないでしょうか？

遊園地は何かとお金がかかる場所です。

その点を覚悟するということは、言い換えれば「仮に女の子がつまらなそうでも無駄にしたとは思わないでいられる額なのか」をこそ、考えるとなれば、そもそもそういったことを考えなくても良いよう、遊園地には行かない方が良いのではないでしょうか？

お手洗いの問題に気付けないパターン

これもまた、何気にとても大きな問題です。

というのも、やはり遊園地はどうしても人が多いのですが、物理的な問題で女性のお手洗いの方が混むものです。

そして、モテない男性はそこまでの配慮が出来ないケースが多いです。

女性にとってお手洗いとは用を足すだけではなく、メイク直しなどいろいろな時間がありますので、どうしても時間がかかるものなのです。

その点男性は用を足すだけですし、多少鏡を見て少し髪型を整えるくらいで終わりますので、いわばお手洗いの回転率がどうしても違うのです。

モテる男性であればその点に気付いていますので、お手洗いの時間が長いのは当たり前だと考えますし、遊園地のどのお手洗いが比較的空いているのかや、どこにお手洗いがあるのかなど、予めチェックしています。

そして、お手洗いがあるポイントでしっかりと「お手洗い大丈夫？」といったように促すのですが、モテない男性はさすがにそこまでは出来ません。女性側としても慣れてくればお手洗いなど自分からでも言いだせるのですが、自分から言い出せないタイプの女性もいます。

その場合、遊園地という楽しい場所で女性は我慢しながら過ごさなければならないのです。

我慢していれば口数が減るのは当たり前のことなのですが、モテない男性としてはまさかそれがお手洗いに起因していることだとは思いませんので、自分が何かしたのではないか…とか、もっと盛り上げないとといった気持ちを持つのですが、その勘違いが更に女性をイライラさせることにもなりかねないのです。

このような問題をはらんでいるのであれば、そもそも遊園地には行かない方が良いでしょう。

ショッピングモールのように、すぐにでもお手洗いを済ませられる場所で初デートを楽しんだ方が無難です。

時間が読みにくい

遊園地はどうしても人が多いので、ある程度自分なりに予定を立てても、その通りにはなかなか行かないものです。

モテる男性であれば自分の立てた予定通りに行かないとしても柔軟にその場でどうすべきなのかを判断出来るのですが、モテない男性の場合、柔軟に応対出来ず、予定外の状況にしどろもどろになってしまうだけの可能性がとても高いのです。

何時にご飯を食べて…と思っても、食事の時間は誰もが同じような時間になりますので、待ち時間だけでもかなりのものになってしまう可能性が高いです。

アトラクションの待ち時間だけではなく、食事やお手洗いなどすべてに於いて待ち時間が発生するのが遊園地なので、なかなか予定通りに行かないものです。

結果、「想定外」になってしまってしどろもどろになってしまうくらいであれば、最初から遊園地は避けた方が無難です。

結局何もかも後手後手となってしまい、女性から「頼りない」「何もしてくれない」と思われてしまうのがオチです。

そのような形になるくらいであれば、初めから遊園地は避けた方が良いでしょう。

サプライズにしてしまいがちだからこそ

モテる、モテないにかかわらず、やはり女性にサプライズをとの気持ちは持っているものですが、モテない男性の場合、遊園地そのものをサプライズにする可能性が高いです。

「いきなり遊園地に行って驚かせよう」といった気持ちは分からないではないのですが、そもそもそのサプライズが女性にとっては嫌なものです。

遊園地が嫌いなのではなく、遊園地で楽しむのであれば遊園地に合った格好で楽しみたいのです。

どこに行くのか聞かされていない場合、そもそも女性としてはどのような格好で集合すれば良いのか分かりません。

それこそ遊園地で遊ぶのであれば歩く距離も増えるからハイヒールではなく、底の低い靴で。

そうなると、じゃあその靴に合うファッションはどういったものなのか…など、細かいことも考えているのです。

にも関わらず、モテない男性は「楽しませたい」との気持ちで何も告げずに急に遊園地に連れて行く…そして場所を知った女性が「ここならここと言ってくれ…」との気持ちになるものの、モテない男性は「良いことをした」との気持ちがあるので、きっと楽しんでくれるだろうと疑ってやまない…。

こういったすれ違いが起きる可能性も十分に考えられます。

モテる男性にとってはそのような話は大前提なのですが、モテない男性にとってはそこまで気が回らずに「自爆」してしまう可能性も高いので、初デートはもちろんですが、サプライズで遊園地に行くのも控えた方が良いでしょう。

女の子としてもまだまだ遠慮がある

遊園地であれば楽しめるという気持ちは分からないでもないのですが、女の子としても初デートの相手と遊園地に行くとなると、やはりどうしてもまだまだ遠慮がありますのでどこまで素の自分を出して良いのか分からないのです。

友達同士であれば絶叫マシンに乗って泣き叫んでも、それこそメイクが崩れるくらい涙を流すことになってしまっても「楽しい時間」ですが、男性相手に同じように楽しめるのかといえば、難しいでしょう。

既に何年も付き合っていてどんな姿を見せても信頼関係が損なわれないとの信頼関係が出来上がっているのであれば良いのですが、初デートもなればまだまだそこまでの信頼関係が出来ていません。

ですが遊園地です。

女性とすれば本当はもっともっとはっちゃけて遊びたいと思っているものの、その姿を見せられないジレンマと戦わなければならないのです。

本当はがっつり遊びたいけど、でも素の姿をどこまで見せてよいのか分からない…。

モテる男性であれば素の姿を見せてよいんだよと上手く促せるのですが、モテない男性が果たしてそこまで出来るでしょうか？

女性に我慢させるくらいであれば、初デートに遊園地は控えた方が無難なのです。

「遊園地やテーマパークなら間違いない」との気持ちになるのも分からなくはないのですが、実際には遊園地にせよテーマパークにせよ、モテない男性の初デートとしてはﾊｰﾄﾞﾙが高いのです。

なので初デートはいわゆる「無難」とされている所に足を運び、信頼関係が出来上がってから遊園地にてお互いが素の部分を見せ合えるよなデートをした方が楽しめるでしょう。

Tweet