みんなの婚活レポート

みんなの婚活体験談を掲載しています。あなたの婚活サイト選びの参考にどうぞ。

【婚活女子へ】この人と結婚するのは無理かも…と思った時に考えて欲しいこと3選


「仕事は安定していそうだけど、数年経てば絶対にハゲちゃうよね…」
「優しい人だけど、いつも受け身なんだよなぁ…」
「いい人だとは思うけど、それにしても無口だなぁ…」

長所の後に短所を述べると、どうしても短所のほうが強い印象になってしまいます。

逆にしたら全然違うのに、婚活に励んでいる女性たちは長所→短所の順番で相手を評価しがち。そのせいで出会いの数をいくら増やしても「この人との結婚は考えられないなぁ」と早々にチャンスを手放してしまいます。

ですが、その判断は自信を持って、正しいと言えるのでしょうか。

この記事は、いい出会いがなくて…もしくは失敗続きで「結婚は無理かも」と諦めの境地にいる婚活女子に向けての内容になります。

「共感の嵐?」婚活女子が結婚は無理かもと思う瞬間とは

婚活に励んでいる女性たちは、「結婚は無理かも…」と思う瞬間が高確率で訪れます。これまで経験してきた恋愛とは勝手が違う部分もありますし、利用している婚活サービスとの相性もあります。

普通に生活しているよりも、新しい出会いの数は桁違いに多くなるはずですが、そんな中でも、結婚は無理かも…という絶望感に浸ってしまうのはなぜなのでしょうか。

婚活女子が、結婚は無理かも…と思った時、目の前にはこんな壁が立ちはだかっているようです。あなたも同じ悩みを抱えているなら、共通点は多いと思います。

女友達の壁

婚活パーティーに一人で参加するのは勇気がいりますから、友達と一緒に挑戦してみるというケースはよくありますし、その気持ちも分かります。

ですが、友達と一緒に婚活を始めてしまうと、どうしても競争しているような感覚になってしまうんですよね。

ただでさえ、友達に先を越されると焦りや不安でいっぱいになるもの。それなのに、一緒に婚活をするとなったら、何としても先に決めなければ!とムキになってしまうのです。

もしも、一緒に婚活を始めた女友達が、あなたよりも男ウケが良かったとしたら、あなたの心は余計に荒んでしまいます。

婚活を始めるに当たって、女友達の存在はいいライバルとはいえません。もし友達が先にゴールインしようものなら、悔しさと劣等感で「私には結婚なんて無理…」と本来なら味わうはずのなかった絶望感でいっぱいになってしまいます。

年齢の壁

晩婚化が進んでいるとはいえ、何歳でも結婚できるかといえば、そういうわけではありませんよね。年齢を重ねていく内に、男性から声をかけられる機会が減ってきたと感じる女性は多いです。

40歳を迎えても、50歳を過ぎても絶対に結婚できないということはない。だけど、道のりの遠さを感じてしまうと、無理だという気持ちを持て余してしまいます。

「婚活をものすごく頑張ったとして、いいなと思う男性と出会えるまでに何カ月かかるんだろう」
「気になる男性と食事に行けたとして、何回デートをしたら付き合えるのだろう」
「付き合えたとして、恋愛期間はどれくらい必要なの…?」

こんな風に年齢がコンプレックスになっていくと、逆算して考えては時間がない…早くしなくては…と焦りを募らせていきます。

「生涯未婚率ってこんなに高いんだ…じゃあ私はやっぱり…」「アラフォーは結婚出来る確率がこんなに低いんだ…」など、終いには自分が余計に落ち込んでしまう情報収集に励むようになってしまうでしょう。

若い女性には叶わないという気持ちが強くなる

若い女性よりも、年齢を重ねた女性のほうが魅力的な部分はたくさんあります。たとえば、社会人として培ってきたマナーや常識、大人の女性としての色気。上品さと清潔感、落ち着いた雰囲気というのは、若い子にはなかなか出せません。

恋愛経験もそうですし、精神的・経済的に自立している面も、年齢を重ねたからこそ手に入れられたものです。

ですが、大人の色気や経験値の高さで若い子と勝負できると考えるのは、何歳まででしょうか。

30歳半ばを過ぎたら年齢が劣等感に変わるという人もいれば、40歳を過ぎたら自信をなくしてしまう人もいます。

婚活は20代、30代前半の女性も活動していますから、一度年齢に壁にぶつかってしまうと、若い子と比べては落ち込むという流れから抜け出せなくなってしまいます。

チャンスの壁

チャンスの壁というのは、大きく分けて2つの特徴があります。

「チャンスを作り出せない壁」と「チャンスがあってもモノにできない壁」です。ひとつずつ見ていきましょう。

チャンスを作り出せない壁

・婚活パーティーに参加しても、男性への苦手意識が強くて誰にも話しかけられなかった
・マッチングアプリ・婚活サイトに登録したけど、どんなメッセージを送ったらいいか分からない

つまり、0を1にすることができないタイプの人です。

原因として考えられるのは、恋愛経験の少なさや人見知りな性格、あとは利用している婚活サービスとの相性が悪いといったことです。

チャンスをものにできない壁

・1回目のデートは叶うけど、いつも2回目はない
・初対面の人と仲良くなるのは得意だけど、いつも友達止まりで終わってしまう

人懐っこい性格、積極的な行動で男性と仲良くなるまではそんなに難しいとは感じないけど、そこから本気のお付き合いには発展しないというタイプです。

このタイプは、告白しては振られるを繰り返してしまう場合もあり、女としての自信を失ってしまった人もいます。

元カレの壁

・5年以上付き合った彼氏と別れた
・婚約までしたのに、結婚直前で破談になった

男性は、結婚と恋愛は別物だと考えるタイプが多いのに対して、女性は恋愛の先に結婚を見ると言われています。つまり、女性はお付き合いの期間が長くなるほどに、結婚を意識するようになるのです。

そういう傾向がある中で、長年付き合った彼と別れるのは、たとえ女性本人の決断だったとしても大きなショックと喪失感を伴います。

付き合ってきた年月が長かったということは、それだけ多くの修羅場を乗り越えてきたということです。

人と深い関係を築くために努力してきた末、結局別れてしまったという事実は、新しい彼氏を作る気力を奪ってしまいます。

世間の壁

・飲み歩いていた友達が続々と結婚していった
・この人に先を越されることはないだろうと思っていた同僚が寿退職した

結婚していないことに焦りや不安を覚えるのは、周りの人と比べるからです。比べるべきではないといくら言い聞かせても、気になってしまうのが人間の心理ですし、比較することに意味がないと分かっていても止めることはできません。

ですが、この比べてしまう心理は、放っておいたら悪いことばかりが起こります。焦り・不安・苛立ち・絶望感・無気力感…と、ネガティブな感情のフルコースかというくらいしんどい思いをしてしまうんです。

そんな中で婚活をしていくわけですから、素敵な男性と出会えてもどうしても笑顔が引きつってしまうでしょう。おまけに焦りからがっつき感まで出てしまって、自分の魅力を引き出せるようなコンディションではなくなってしまいます。

ひとりの壁

・一人暮らし歴が長い
・自分の生活スタイルが完璧に出来上がっている

精神的・経済的に自立している人というのは、一人暮らしをエンジョイしています。友達と遊んだり、趣味を楽しんだり、仕事も責任あるポジションであったり。

家に帰るとペットが出迎えてくれて、オシャレなインテリアに囲まれ、キレイに片付いた部屋があれば、一人の生活も寂しいと思う暇がないでしょう。

『結婚はしたいけど、この自由な生活を手放すのは惜しいな』なんて思うと、いまいち婚活にも力が入りません。

このように精神的・経済的な自立を果たしている人は、現状に満足しているため、そんな自分自身を『結婚には不向きな性格かも…』と思ってしまいます。

理想の壁

・婚活歴が1年以上ある
・生涯の伴侶を探すのだから妥協はせずに、理想の男性と結婚したい

理想を持つことは大切ですが、ひとつ覚えていて欲しいことがあります。それは、理想通りの相手と結婚しても、幸せになれるとは限らないということです。

収入は低いよりも高いほうがいいし、背は低いよりも高いほうがいい。イマイチな容姿よりもイケメンがいい。そう思う気持ちは分かりますが、年収や身長、容姿といったスペックでははかれないものが結婚生活にはあります。

それは、きちんと話し合いができる相手であったり、お互いを思い合う気持ちであったり、一緒にいて安らぎや癒しを得られることだったりするわけですが、どれも目に見えるものではありません。

そうなると、あなたが掲げている結婚相手への理想はどんな意味があるのでしょうか…。

終わりが見えない壁

・結婚は無理かもと思っているけど、婚活をやめるのは怖い
・仕事と婚活の両立がきついと感じるようになってきた

婚活の終わりを決めるのは自分自身です。自分で決められる自由というのは、時としてやめようにもやめられない状況を作ってしまいます。

結婚できないかもという絶望感に襲われながらも、婚活を頑張らないと将来が怖くて一生懸命になっている人は少なくありません。

きっと「はじめましてー」と男性と挨拶を交わすその表情は、暗くなっているでしょうし、疲れも隠せていないはず。心と体のコンディションが悪い中での婚活は、余計に上手くいきません。

やめられないのに、もう頑張ることができない…そんな悪循環に陥っている状態です。


 

こうしてザッと挙げてみるだけで8個も見つかりました。これらの壁は、いつ出現するか分かりませんし、あなたが自覚しているかどうかも分かりません。

目の前のことに一生懸命で、ゆっくりする時間が取れていないのなら一度立ち止まって、自己分析に時間を割いてみてはどうでしょうか。

「結婚できるかも…!」と思えるようになるメンタルの作り方3選

婚活に慣れた女性が最も気を付けて欲しいのは、男性をデータだけで振り分けてしまうことです。そうしたほうが効率的なのは分かりますし、感情に振り回されないので冷静な判断もできるでしょう。

ですが、それでは結婚は無理かも…という絶望感から抜け出すことはできないのです。

確かに、結婚を決める時はお相手のデータは大切です。年収はもちろん、安定して働ける会社に勤めているか、喫煙者か、何歳か…どれも生活にかかわる重大なものです。

ただし、それはあくまで結婚が決まった時に考えること。

結婚よりも前…出会ってから恋愛に発展するまでは、お相手のデータというのはあまり意味を持たないのです。

恋愛に発展するのは、お相手の収入が良いからではありませんよね。大企業で働いているから、身長が高いから…どれも魅力的ですが、結局はプラスアルファでしかありません。

土台となるのはやっぱりお互いの気持ちです。

・何となく一緒にいて楽しい
・理由もなく一日に何回も思い出す
・昨日会ったばかりなのにもう会いたくなった
・メールや電話があるととても嬉しい

大人になると恋愛絡みで感情的になるのは恥ずかしい、情けないと思うものです。若い頃のような当たって砕けろ精神で挑むことはなかなかできません。

ですが、恥ずかしさを捨て勇気を振り絞れる相手としか、夫婦にはなれないのです。

これからお話するのは、「結婚できる気がする!」と思えるメンタルを手に入れる方法です。

根拠はなかったとしても、状況は何ひとつ変わっていなくても、夢や希望を持つと、エネルギーが湧いてきます。

そのエネルギーが本来のあなたの魅力を取り戻してくれますから、まずはしっかり充電しましょう。

①「効率的に行動する」のデメリットも知る

効率化することのメリットは、よく理解していると思います。時間を有効に使えますし、少ない労力で大きな成果を手に入れることができます。

実際、婚活も効率化できるサービスが人気で、中でもマッチングアプリや婚活サイトを利用する人は増えています。どこにいても男性会員とメッセージのやり取りができるというのは、忙しい現代人にぴったりです。

出会いの数を見てみると、お見合いなら1回につき一人が基本ですし、婚活パーティーでも数人と連絡先を交換できたら良いほう。

その点、マッチングアプリや婚活サイトは、一度に何人もの男性と同時にコミュニケーションが取れます。まずはメッセージ機能や電話で数人と話してみて、気に入った人がいればそこで会ってみるというのはとても効率的ですよね。

お見合いや婚活パーティーは、出向いてみないとどうなるか分かりませんから、会う前にある程度の情報を得て、仲良くなれるのもメリットのひとつです。

忙しい人ほど、マッチングアプリなどを活用して、効率的に動くことにこだわっていると思います。もちろんそれ自体は悪いことではありませんが、効率化のデメリットも知るべきです。

これからお話するのは、マッチングアプリや婚活サイトに潜むデメリット面についてですが、決してこれらのサービスを利用すべきではないと言いたいのではありません。

デメリットの影響を受けないように気を付けて活用してください。

本来の目的を見失ってしまうかも

出会いの数を増やしていけば、いい人に出会える可能性は上がるはず。プロフィールを予めチェックしておけば、理想の男性を手早く見つけられるはず。

どれも正解ではありますが、無駄を省きすぎると本来の目的を見失ってしまうリスクがあります。

出会いの数を増やしていくことに集中するあまり、一人ひとりの男性とじっくり向き合う時間を疎かにしてはいませんか?相手をよく知ろうとせずプロフィール欄に書かれている情報だけで、全てを分かった気でいませんか?

これまでの行動を思い出してみてください。

重要なことを捨てているかも】

効率的に婚活するとは、無駄を省いて重要なことに力を入れるということですよね。この「無駄」と「重要」の振り分けが正しいと自信を持っていえるでしょうか。

無駄だと思って省いていたものが、実は婚活には重要だったりもしますし、その逆もあり得るのでは?と振り返ってみたことがない人は、効率化のデメリットにはまっている可能性があります。

【無駄なことの中にある素晴らしさに気付けていないかも】

無駄なことは、必ずしも効率化する上ので敵とは限りません。一見無駄だと思えることが、結果的に必要な情報に昇格することもあるんです。

たとえば、仕事関係の飲み会。本当なら家でゆっくりしたいし、明日を考えると休んだほうがいいに決まっています。だけど、参加してみると有益な話ができたり、普段会話する機会がない人と仲良くなれたりするかもしれません。

いちいちおめかしして、いい人と出会えるかどうか分からない婚活パーティーに参加するのは憂鬱かもしれません。

ですが、素敵な人に出会えるかもしれないという期待を込めて頑張ったスキンケアやメイクは自分磨きになりますし、実際に会って話してみないと分からない相手の魅力に気付ける可能性もあるわけです。

無駄を徹底的に省いて婚活をしてきたのなら、あえて無駄を取り入れてみると、心境の変化が訪れるかもしれません。

②女友達と”比べないスキル”を手に入れる

他人と比べてばかりいると、次第に自分の気持ちが分からなくなるでしょう。劣等感や焦り、不安が募っていき、自分で自分を追い詰めてしまいます。

特に同世代+独身の女友達は、あなたにとって友達であり結婚を目指すライバルだと認識しているでしょう。

良きライバルとして一緒に頑張っていけたら理想ですが、比較ばかりしていると、その女友達よりも先に結婚することが最重要事項になってしまいます。

これでは目的が完全にすり替わっていますよね。

恐らくはじめは、どんな人とどんな家庭を築いていきたいかを思い描いていたはず。だけど、他人との比較を習慣化させてしまうことで、気持ちが歪んでいってしまったのです。

とはいえ、比較しても仕方がない、意味がないことは百も承知のうえでこの悪循環から抜け出せずにいる人が大半だと思います。

そこで、女友達と比較しないスキルを手に入れるためのコツをいくつか紹介します。

失敗よりも成功、短所よりも長所を見る

女友達との比較でネガティブな感情が膨らんでいるなら、まずは自信回復に努めましょう。真っ白な紙に、あなたがこれまでの人生で成功してきたこと、長所だと思うこと、これまでの人生で誇らしいことをどんどん書いていってください。

多ければ多いほどいいですし、どんなに小さなことでも構いません。

他人と比較する時って、なぜか他人の長所と自分の短所を見比べてしまうものですが、それってフェアではないですよね。他人の長所を並べるなら自分も長所を並べなくては。

困難なことに直面した時にどう乗り越えたのか…とか、誰からに感謝された時のエピソードとか。あなたの人生には、たくさんの自慢話があるはずです。

それらは全てあなたの力になってくれます。

原点を探す

他人と比較するのは、誰にでも覚えがあると思いますし、自然の流れともいえます。ですが、比較してばかりというのは、何か別の問題が潜んでいるかもしれません。

なぜ比べるの?どんな人(誰)と比べているの?どんな欲求があるの?相手にどんな感情を持っているの?1年後はどうなっていたい?3年後は?5年後は?

…という感じで、思いつくままに自問してみてください。その答えは恐らく、あなたが他人と比較する原点となっているものです。

同世代の中でも高校の同級生とばかり比較している事に気づいたのなら、高校時代にさかのぼってみると何か分かるかもしれません。

自問していくとなぜか母親の顔ばかり思い浮かぶ人は、もしかすると母親が、あなたと誰かを比較してばかりいることを気に病んでいるのかもしれません。

たとえ結論が出なかったとしても、こうして自分のことを考える時間を定期的に作っていくことで、あなたは少しずつ変わっていくでしょう。

自分が何をどう感じているのか、どうやって生きていきたいのか。

答えを出すのは難しいですが、考えている内に他人と比較しても意味がない、大切なのは自分自身の気持ちだということに気付くことができます。

比較して苦しむのではなく「取り入れる」

これまでは女友達に彼氏ができたら、比較することからくる悔しさや焦りでいっぱいになっていたかもしれません。でもこれからは、その女友達をアドバイザーとして自分の心に迎え入れるイメージをしてみてください。

「どうやってアプローチしたの?」「最近キレイになったと思っていたけど何か特別なことはしているの?」などと尋ねてみて、いいなと思ったものはどんどん取り入れてみるのです。

すると、敵視する気持ちが和らいでいくのが実感できるでしょう。女友達は”友達”なのですから、本来はあなたの味方です。味方として見たいなら、相手の成功を称えること、素敵な部分を「いいね」と褒めることが大切です。

歩く(できれば30分以上)

ウォーキングをすると考え方が前向きになるって知っていますか?特に女性はそういう傾向があるそうです。考え方を改めるのは大変ですが、歩くだけでなら今すぐにでも始められますよね。

毎日歩ければベストですが、最優先すべきは長く続けることなので、3日くらいサボっても問題なし。4日目に歩けばOKと緩く考えてください。

ポジティブな思考は、つい比較してしまう衝動を抑えてくれます。

結果にこだわるのをやめる

結婚できるかどうかにこだわり過ぎてしまったことで、他人と比較ばかりするようになったケースは多いです。結婚するために婚活をしているのですから、結果を求める気持ちは分かります。

ですが、婚活は過程も大切です。

どういうことかというと、たとえば結果重視だと「告白→振られた」とあなたの気持ちがまるでなくなってしまいますよね。

告白に至るまでに様々な葛藤があったこと、勇気をふり絞ってやっとの思いで自分の気持ちが言えたこと…。これらは全てあなたの未来に活かされていくものですが、結果重視だとこうした過程(ストーリー)も心に留めておくことができません。

これまでどんなことを、どんな風に頑張ってきたのか、振り返ってみましょう。

すでに手にしているものを数える

他人と比較している時は、自分にないものを数えては落ち込むというパターンを繰り返しますが、自分のないものを挙げれば無限に出てきます。いくらでも出てくるからどんどん落ち込んでいくでしょう。

そんな時に見るべきは、すでにあなたの手中にあるものたちの存在です。

仕事を頑張ったご褒美として購入したブランドバッグでもいいですし、幼稚園からずっと一緒にいてくれる大親友、家族との良好な関係、キレイな髪の毛、脚の長さ、整った爪の形…と本当に何でもいいので、あなたがすでに手に入れているものを思い浮かべてみてください。

「すでに手に入れているもの」も無限にあると思いませんか?

比べるなら過去の自分と

「昨日は腕立てが5回できたから、今日はそれ以上を目指そう」「先月は10冊本を読むことができたから、今月は倍の20冊読んでみたい!」

そんな風に過去の自分と比較できるようになると、比較することそのものがあなたの成長に繋がります。

他人と比べていると自分がどんどんレベルダウンしていく気がするのに、自分自身と比べると上へ行こうと思えるのが人間なんです。不思議ですよね。

③何もせずに事態を好転させる

これまでの人生を振り返った時、数え切れないほどたくさんの悩み事を抱え、解決してきたと思います。その解決を目指す過程の中で、こんな経験をしたのではないでしょうか。

・悩みに悩んで答えにたどり着いた
・とにかくがむしゃらに頑張っていたら解決した
・何もしていないのに解決した

困難が目の前に立ちはだかった時、悩みまくって解決するのは王道ですし、とにかく頑張って事態を好転させていったのも頷ける。ですが、何もしていないのに解決していた…というのは、不思議ですよね。

実は、これは偶然でも何でもなく、何もしないことが正解だったから問題が解決したのです。

考え過ぎるとこんな落とし穴がある

何もしていないのに事態が好転したというケースは、その前に考え過ぎて悩みすぎて、自分を見失っている人に起こりやすいといえます。

人はあーでもない、こーでもないと頭の中だけで延々と考え込んでいるとこのような落とし穴にハマってしまいます。

・不安や焦り、怒りが蓄積されていく
・自己否定感が強くなる
・常に緊張状態にある
・体を動かす用事を避ける
・気力がなくなる

これらの落とし穴に落ちてしまった人にとっては、何もしないことこそが最良の解決策になるのです。

考え過ぎた時の悩み事というのは、かなりの比率で幻を含んでいます。

心配事が現実に起こったかのように錯覚し、男性と会話する自分を脳内でシミュレーションしては失敗し、それも現実に起こっていると錯覚する…取り越し苦労だと気付くことができずに、延々と自分の頭の中で不幸なストーリーをでっち上げてしまうのです。

こんな辛い時間はありません…。

結婚したいと思えば思うほどに、この落とし穴に何度もハマってもがいて動けなくなって、心も体も疲れ果ててしまうのですから。

あなたは予言者でも占い師でもない

男性と上手く会話ができるように脳内シミュレーションをする意味も気持ちも分かります。きっと自分ならこう言うだろうと予測もできるでしょう。ですが、男性があなたにどんな言葉をかけるのかは想定できません。

職場の同僚や友達ならともかく、婚活で初めて会う男性に対していくら脳内シミュレーションをしても分かりっこないのです。

それなのに、勝手に男性に台詞をつけているというのは、相手の思考を勝手に読んで、決めつけているということ。そんな一方通行なコミュニケーションで婚活を充実させることはできません。

「何もしない」とは

何もせずに解決するといっても、本当になーんにもしないというわけではありません。要は悩みの根源には触れないということ。結婚願望は変わらずあるのに、結婚なんて私には無理かもと思ってしまうと、心のバランスが崩れてしまいますから、一旦放置してしまうのです。

その代わりとして、婚活に使っていた時間とお金を仕事や遊び(趣味)、休息に充ててください。

目の前のことだけ、自分がすでに持っているものだけ、今この瞬間だけを大切していくという感覚を持ってみるのです。

考え過ぎている人は、自分を見失っている状態です。婚活はお休みして今あるものに集中することで、本来の自分が見えてくるようになる可能性があります。

まとめ:学生時代の恋愛を思い出してみて

学生時代の恋愛を思い出してみてください。

最初はただのクラスメイトだと思っていたのに、いつの間にか目で追うようになり、近くにいなかったらどこに行ったのかと探すようになり、相手の恋愛事情が気になり、好きかもと思った途端に話しかけることができなくなり、友達に相談していると好きかもが確信に変わり…。

自分の気持ちを見つめているからこそ、それが少しずつ育っていき恋愛感情を持っているんだという結論にたどり着きます。

これって婚活中の女性にも必要な過程ではないでしょうか。一生一緒にいることを決意するためには、自分の気持ちを省くことなんてできません。

気持ちは意思に関係なく変わりゆくものですから、結婚するなら一時の感情をアテにはできないという考え方もあります。

ですが、変わりゆく気持ちを止めることが出来なかったとしても、気持ちを育てていくことは自分の意思で出来ます。

結婚できないかもという絶望感は、失敗経験から自分ではどうにもできないことだと思い込んでしまうからです。だとすれば、あなたが見るべきは「自分の力で変えられること」ではないでしょうか。

今回紹介した「結婚できるメンタルを育てる秘訣」は、あなたの意思で変えられるものばかりです。気持ち新たに婚活を再スタートさせるためにも、ぜひ実践してみてください!


  関連記事