モテない男性が恐れる無言の間はどのように対処するのが良いのか?
モテない男性は、女性と一緒にいる時にあれこれ考えすぎる傾向があります。
もちろんある程度考えた方が良いこともあるのですが、モテない男性は考えすぎるあまりになにもできなかったり、あるいは言いたいことを言えずにアピールに失敗したり、逆に考えた末にアピールして自爆してしまったり。
その点、モテる男性は考えていないわけではないものの、ある程度自然体で接して女性と楽しめています。
モテない男性からすれば何とも羨ましい話でしょう。
だからこそ、モテる男性にとってはモテない男性が恐れている「とあること」も無縁です。
それは、「無言の間」です。
目次
お互いが無言という空間
お互いが無言の空間。
これはモテない男性にとっては拷問に近いのではないでしょうか。
ふとした時にお互いが言葉を発することがなくなってしまい、無言になる。
「無言だ」と意識すればするほど、自然体ではいられなくなり、「何かを話さなければ」という気持ちが強まれば強まるほど、無言の空間が居心地の悪い物へと感じることでしょう。
そして焦りが募り、さらに言葉がでなくなるという悪循環も待っています。
次第に気まずさも感じるようになり、自然と言葉を発することができなくなる…。
これこそ、モテない男性が何よりも恐れていることなのではないでしょうか。
女性との会話の際も、会話を楽しんでいるのではなく、無言の間になるのが嫌なので何とかして会話を埋めているモテない男性もいるでしょう。
確かにお互いが無言で、さらになかなか話すきっかけがないと、次に発言するタイミングが余計分からなくなり、かえって発言しづらい空気になってしまいます。
そして、何をすればよいのか分からなくなってしまって延々と無言の間が続いてしまうケースもありますが、無言の間を回避、あるいは解決するためには何が必要なのかを覚えておくことが大切です。
無言の間を回避するのは、裏を返せばお互いが無言になってしまった際の対処法が分からないからこそ、何とか回避しようと頑張っているのではないでしょうか。
仮にですが、無言の間ができてしまったとしても、回避できる方法さえ分かっていれば焦ることもありません。
つまり、裏を返せばどうすれば良いのかさえ理解していれば、恐れるものではないということです。
そもそもなぜ無言になるのか
無言になってしまうのを恐れる気持ちはよく分かるのですが、そもそもなぜお互い無言になってしまうのか。
理由を知っておくことである程度回避できるのも事実です。
お互いが無言になってしまう理由としてまず挙げられるのが、相槌が下手という点です。
モテる男性は相槌が上手とも言われていますし、モテるためには自分が喋るよりも、女性に喋ってもらうことが大切。
つまりは聞き役になるということですが、聞き役とは決して相槌だけを打つのではなく、いわば「相手が話をしやすい空気を作る」を意味しています。
「ふーん」「へー」だけでは、いくら相槌を打っているとしても、「もっと話したくなる」という気持ちにはならないのではないでしょうか。
しかしながら、「相槌が大切」という点ばかりがクローズアップされてしまうので、相槌なら何でもよいと思っている人も多いようですが、相槌とはただ単に会話の中で相手の話に対して反応するだけではありません。
相手が喋りたくなる雰囲気の演出が「相槌」です。
逆の立場で考えてみてください。
自分の話に対し、笑顔で「なるほど」「それでそれで」と興味深く聞いてくれているのが分かる相槌と、ぶっきらぼうな表情で、それこそスマートフォンを見ながら「へー」「それで」と、まるで義務かのようなつまらなそうな相槌。
同じ「相槌」ではあっても喋っている側の気持ちは全く異なるのではないでしょうか。
もしもですが、自分が楽しそうに喋っているのに、後者のような相槌が続けば、次第に喋ろうとする気持ちもなくなることでしょう。
つまり、無言になってしまう理由の一つに、「相槌が下手」という点が挙げられます。
相手の会話を遮っていませんか?
会話とは、どちらかがペースを握って行われることが多いです。
ケースバイケースなので、話の最中常に同じ役割というわけではなく、話題によって主に話す側と聞き役が入れ替わることは決して珍しくありません。
そのため、会話はテンポも大切になるのですが、相手がいわば「メイン」となって喋る側になっているときに、相手の会話を遮るかのように自らが話していると、相手としても次第に
「話を聞いてくれない」
「話をしたところで腰を折られる」
と思ってしまい、会話そのもののモチベーションが低下して沈黙となり、お互いが無言に…となってしまうケースが挙げられます。
聞き役として積極的な相槌はとても大切ではあるのですが、話の腰を折るような相槌は意味がありません。
先にもお伝えしたように、相槌とは「相手が会話のモチベーションを高めるための演出」であって、言葉だけで適当に相槌をしたところで意味がありません。
しかし、一方であまりにも積極的過ぎて、相手がしゃべっているのに相手を遮るかのように自らで喋りだしてしまうのは論外です。
相手が発した話題に対して、自らが知っているからといって、相手から「会話の主役」の座を奪うかのような態度では、相手としてもつまらない気持ちになるでしょう。
そして、会話そのものが面倒になって押し黙り、結局お互い沈黙…という形になってしまいます。
これを避けるためには、相手の話の最中には腰を折るかのように話を邪魔しないことが大切です。
句読点でいえば「、」の段階で喋るのではなく、相手に「。」まで喋ってもらうようにしましょう。
「。」まで喋れば相手もある程度は区切りがつきますし、決して「邪魔された」にはなりません。
もちろん「。」まで話してもらったからと言って、やる気のない相槌では相手の気持ちも違ったものになりますが、それとこれとはまた微妙に別問題。女性が話している時には、少なくとも「、」で終わらせるのではなく、「。」まで。
この点を徹底しましょう。
言葉が見当たらないことによる無言
これもまた、モテない男性には多いことでしょう。
決して相槌を邪魔するでもなく、しっかりと「。」まで喋ってもらっているものの、上手い相槌が出てこないため、結果的に何もリアクションできず、無言となってしまい、「まずい、何か喋らなければ」という気持ちが強まって更に無言の空間のプレッシャーが強まるという悪循環。
これもまた、よくある話かと思いますが、この問題の根底にあるのはいわばボキャブラリー・情報不足です。
相槌は決して言葉だけではありません。
「そうだね」「なるほど」だけではなく、如何に相手にもっと喋ろうと思ってもらうのかが大切なので、時には少し突っ込んだ内容の相槌が求められます。
例えば料理の話であれば女性が「この前食べたお店が美味しかった」と言葉を発したら、「そうなんだ」ではなく、「どんなお店?」になりますし、そこでジャンルを言われたら、そこからいわば自分自身のボキャブラリーや情報が問われます。
例えば知っているお店や、あるいは興味のあるジャンルであれば話も盛り上がるでしょう。
しかし、知らないお店、興味のないジャンルの場合、話を広げようにもなかなか難しいのではないでしょうか。
つまり、人間知っていることであれば、意識せずともは無しを広げることができますが、知らないことは意識してもなかなか話を広げることができません。
裏を返せば、様々なことに興味があれば、女性の会話にもある程度は対応できることでしょう。
モテる男性は女性が興味を持っているであろうことに敏感です。
お洒落等、様々な話題に対して興味を持っていますので、女性との会話もスムーズですが、モテない男性で、女性が興味を持つようなジャンルに対して特に興味を持っていない場合、会話はどうしても広がりません。
多少なりともシンクロする部分さえあれば話は別ですが、全く興味がなければ、それこそ話を聞いているだけでも苦痛なのではないでしょうか。
その点では、無言の空間を生み出すのはモテない男性の、無知が招いている部分もあります。
女性と接するのであれば、女性そのものだけではなく、女性が興味を持ちそうなことにも興味を持つことも大切です。逆の立場で考えてみてください。
自分の興味のあることを知っている女性相手であれば、話も盛り上がることでしょう。
また、無言の空間も生まれにくいのではないでしょうか。
言葉で埋めようと考えてしまうからこそ
無言の空間となってしまう理由として、言葉で間を埋めようとするからでもあります。
言葉で埋めようと思いつつも、適切な言葉が浮かばないので無言になる…。
「仕方ないじゃないか」と思うかもしれませんが、二人の空間は、必ずしも言葉で埋めなければならないものではありません。
表情や仕草で埋めることも可能です。むしろ、それらの手法を覚えるだけでも女性とのコミュニケーションの幅が広がります。
顔芸をしているのではと思われるようなオーバーリアクションでも良いでしょう。
毎回同じような言葉で相槌を打つよりも、時には驚いた表情を見せることで、相手もまた、違った気持ちになるのではないでしょうか。
もちろん毎回リアクションだけでは、相手の女性とすれば「人の話を真剣に聞いているのか」と思ってしまうでしょう。
そこで、時にはリアクションも取り入れることで、相手を飽きさせないという効果もあるでしょう。
無言になってしまった時のことも考える
あれこれ考えても、どうしても無言の空間ができてしまうと悩んでいるのであれば無言にならないようにと考えるのではなく、無言になってしまった時にどうするのかを考えてみるのも良いでしょう。
無言になってしまった時、どうしても「何か喋らなければ」というプレッシャーが、さらに言葉が出てこないという悪循環を生み出すことになりますので、無言の空間になってしまったら、例えば表情で相手に訴えかけたり、ふと何かを思い出した振りをしたり、あるいはスマートフォンを取り出してみたり。
いくつかの候補を考えておくだけで、いざという時に困らないでしょう。
急に「あ!そういえば」と思い出すだけでも、無言の空間を埋めることができますし、あるいは外が見えているシチュエーションであれば、外を見ながら、「あの車、格好いいね」「あのお店の看板面白いね」など、景色に頼ってみるのも良いでしょう。
外的なものを頼れば、話のネタが尽きてしまうこともないでしょう。
メニューを見返してみたりなど、無言の間を埋める方法はいくらでもありますが、その際、決して「何とかしなければ」という空気を出さないことが大切です。
あくまでも自然に「あ!思い出した」といったように、「無言の間がつらいので頑張っています」ではなく、あくまでも思い出したというスタンスでいることが大切です。
無言を「悪いこと」だと思わない
モテない男性は、無言になってしまうことを「悪いこと」だと思っている節があるのではないでしょうか。
だからこそ、お互い無言になってしまうことに対して「どうにかしなければ」「相手に迷惑をかけているのではないか」などと思ってしまいがちなのですが、決して悪いことではありません。
ただ単に会話が途切れただけで会って、友達同士の会話でも時には途切れることもあるのではないでしょうか。
そのような時には決して居心地の悪さなど感じていないはずです。
つまり、無言でいることに対して、「女性を前にして無言になるのは悪いこと」だと思っているからこそ、「悪いことをしているから何とかしなければ」という意識が働くのではないでしょうか。
その意識を改めて、お互い少し無言になってしまっても、いわば「自然現象」であって、あまり気負うことなく、次のアクションをするという軽いスタンスをもっても何ら問題ないでしょう。
まとめ
無言になってしまうことは決して悪いことではありません。
しかし、モテない男性は「悪いこと」「女性を前にして、決してしてはならないこと」といったイメージをお持ちなのではないでしょうか。
実際、あまり深く考えなければ、実はそこまでおかしなことではありませんし、今回お伝えした項目をいくつか実践できるようになれば、無言になってしまっても決して怖くはないはずですので、これらを覚えておくと良いでしょう。
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