モテない男性が意味を勘違いしやすい女性の誉め言葉とは?
モテない男性は、少々シビアな言い方をすると女性経験が豊富ではありません。
そのため、モテる男性と比べると女性が何を考えているのかがよく分からなかったり、真意を理解することができなかったがために良い関係を築けないままでいることも珍しくありません。
そこで、モテない男性がよく見落としている女性のサインについて、いくつか解説していきましょう。
これらの言葉を発せられたことがある男性は、いわば「大きな魚」を逃している可能性があります。
目次
「真面目」「紳士」という言葉
「真面目だよね」「紳士だよね」という言葉を女性から言われた場合、モテる男性とモテない男性とでは受け取り方が全くことなることでしょう。
モテない男性であれば、言葉を額面通りに受け取って「そんなことないよ」と思うことでしょう。
しかし、モテる男性は違います。
女性からのサインだと確信し、行動に移ることでしょう。
女性が二人きりで男性相手に「真面目」「紳士」という言葉を発するときは、「もっと刺激が欲しい」です。例えば夜、二人きりで飲んでいるのに何もせずに解散する。
モテない男性からすると、それがスマートだと感じることでしょう。
そのため「紳士」「真面目」だと言われれば悪い気がしないどころか、むしろ相手から好印象を抱かれているとさえ勘違いしてしまうことでしょう。
しかし、女性の本音としては「なんでそこで誘ってくれないの」です。
モテる男性はその点をよく理解していますので、女性からそれらの言葉が発せられたら、即座に「そうじゃない部分見せようか?」と言わんばかりに「男」として接してくれることでしょう。
つまり、女性の「紳士」「真面目」という言葉は、適切な評価を下した言葉ではなく、少々大げさに言えば欲求不満を意味しています。
しかし、女性とするとなかなかストレートに「欲求不満だ」「誘ってよ」とは言いにくいので、相手を傷つけないようにとの配慮から「紳士だよね」「真面目だよね」とといった言葉になるのです。
もしも一緒にいる女性にこのような言葉を使われたら、「そんなことないよ」と謙遜して悦に浸るのではなく、むしろ女性が求めていることを満たせていないと自覚し、すぐにでもアクションを仕掛けたほうが良いでしょう。
「一緒にいると楽なんだよね」という言葉
これもまた、言われたことのあるモテない男性は多いのではないでしょうか。
一見、褒められている感があるかもしれませんが、実はこの言葉、良い意味ではなく悪い意味で使っている女性もいます。
褒めてくれている言葉にしか思えない男性も多いことでしょう。
確かに、素直に文面を受け取るのであれば「一緒にいて楽」というのは誉め言葉に思えますが、女性としても波風立たせたくはありませんので、言い回しくらいは工夫します。
では具体的に、この言葉をネガティブな意味で発する女性が深層心理で何を考えているのかといえな「退屈」です。
安心感があるからこそとの解釈もできるのですが、何も気を使わない、つまりは平凡だということです。
この言葉は少々難しく、決して「不満100%」を意味している訳ではないのですが、一方で大きく満足しているわけでもありません。
むしろもっと刺激が欲しい時ですとか、そういった言葉を投げかけることで相手に対して自分に「悪い相手じゃないんだから」と言い聞かせている節さえあります。
なぜなのか、その答えの一つに、いわば「刺激を求める女性心理」が挙げられます。
女性としてもやはりある程度は刺激を求める物です。
しかし、刺激がない。
心が揺れ動くことがないので、「楽」になるのです。
この言葉の問題点として、言われた男性が「自分は相手にとって大切な存在になっている」と錯覚してしまう点にあります。
冒頭でもお伝えしたように、言葉だけを考えたら決して悪い言葉ではありません。
むしろ女性が素の部分を出せているのだと思ったら、良い気分になる男性がいても決しておかしな話ではないのですが、女性は素直ではありません。
ましてや文句や不満はオブラートに包む傾向にありますので、この言葉を投げかけられた場合、心のどこかで刺激を求めているのだと把握し、女性に対していつもとは違うこと、あるいは変化球的なデートをしてあげると良いでしょう。
「いい人だよね」という言葉
この言葉もまた、言われたことのあるモテない男性は多いことでしょう。
「いい人」という言葉は、ポジティブな言葉ですので、言われた男性としては悪いものではないでしょう。
しかし、「いい人」という言葉は、決してポジティブなものではありません。
むしろ男性の解釈としては悪い側と考えても良いでしょう。
なぜなら、「いい人」という言葉は、「都合のいい人」です。それもそのはず、相手のためを思ってだったり、あるいは相手に嫌われないよう相手の望むことを頑張って応えようとするモテない男性は珍しくありません。「NO」を告げるのではなく、できる限り努力したり、相手を尊重したり。
モテない男性にとっては「優しさ」だと感じてもらいたい部分でしょう。
しかし、女性とすれば悪い言葉を使うと「YESマン」にしか思っていません。少々シビアな現実ではありますが、女性とすれば、いわば「自分のいうことを聞いてくれる人」「自分のために頑張ってくれる人」であり、「自分にとって都合のいい人」です。
もちろん決して嫌っているわけではなく、どちらかといえばポジティブな印象を抱いているのは間違いないのですが、では本命にしてもらえるのかというと、別問題です。
女性はいわば「猫」とされています。
追われると逃げてしまいがちですが、逃げられると追いたくなるのです。
そして、相手のためにと思って頑張っている男性は、女性からすれば「追われている」と感じることでしょう。
追われる女性の気持ちは悪いものではない一方で、いわば「保険」として考えてしまう女性もいます。
「一人いるから本命男性にアプローチする」「本命男性にアプローチしてもこの人がいる」といった考えもあれば、「恋人になる気はないけど、自分のいうことを聞いてくれるからキープしたい」「とりあえず今の関係を維持しておけば、自分は悪い気はしない」といった思いで、男性と接し、つなぎとめておくこと場として「いい人」だと感謝している女性もいます。
つまり、端的に言えば「なめられている」のです。
この言葉を発せられたら、存在を軽んじられている可能性もありますので、時には「NO」を突き付けることも大切です。
もしもですが、一度の「NO」で関係が破綻するようであれば、女性は相手の男性のパーソナリティーに魅力を感じていたのではなく、まさに自分にとって「都合のいい人」だっただけだということです。
「恋人がいないなんて信じられない」という言葉
この言葉は、恋人関係ではなく、恋人になれそうな時に発せられる言葉です。
モテない男性に中には、この言葉をかけられた男性はとても多いことでしょう。
そして、言葉を真に受けて勘違いしてしまう男性も珍しくありませんが、女性はこの言葉は本命男性には発しません。
他に褒めるところがないから適当にと考えているケースが多いです。
決して「なんでこんなに魅力的なのに」などと考えているわけでもなければ「私を恋人にしてもらいたい」と考えている訳でもありません。
しかし、モテない男性はこの言葉を真に受けて「自分は魅力的なんじゃないか」「自分の魅力が相手にも伝わっている」とポジティブな勘違いをしてしまう傾向にあります。
自分に自信を持つことは決して悪いことではないのですが、「相手は自分に良い印象を持っている」との勘違いは、いわば傷つくだけでしかありません。
むしろその言葉を真に受けて「落とせるんじゃないか」と突っ走って玉砕する男性の方が圧倒的に多いでしょう。
それもそのはず、先にもお伝えしたように、女性は決して魅力を感じているから発した言葉ではなく、ただ単に間を埋めるためだけの言葉でしかないのです。
その言葉を真に受ける方がおかしいという話ですが、モテない男性はそこまで女性心理を把握していませんので、勘違いして玉砕しがちです。
この言葉をかけられた場合、「自分の魅力を理解してくれている」ではなく「魅力が届いていない」と把握しておきましょう。
「優しいよね」という言葉
この言葉は単純に文字だけで考えたらとても魅力的な言葉だと解釈してしまいがちなのですが、実際にはほとんど意味は含まれていません。
女性にとっては「おはよう」「こんにちわ」程度です。
しかし、言われた男性側は「自分のことを分かってくれている」と解釈してしまい、女性に対して心を奪われてしまいがちです。
恋人関係であればまだしも、まだまだ恋人関係になっていない段階でのこの言葉は、女性にとって「お腹空いた」程度の意味合いでしかありません。
その点はモテる男性であればよく理解しているのですが、モテない男性は言葉を字面通りに受け止めてしまい「自分のことを分かってくれている」「自分のことが好きなんじゃないか」「もしかしたら彼女なりのアピールなんじゃないか」と曲解し、こちらも同じように突っ走って玉砕してしまう傾向にあります。
「優しい」という言葉は、女性からすれば「相手を傷つけない言葉」という程度です。
決して「好きって言葉は言えないから遠回しに」といった、男性漫画のヒロインが思っているようなことではありません。
男性にとっては少々シビアな現実かもしれませんが、女性は敵意のない男性に対しては「優しいね」くらいは頻繁に使います。
ともすると「その程度の言葉で軽くコロっといくから男はチョロい」と思っているあざとい女性もいることでしょう。
「感謝している」という言葉
この言葉もまた、素直に言葉だけを捉えるのであればポジティブな言葉なのでモテない男性が好意的に解釈してしまうのも仕方ない部分ではありますが、この言葉を発する女性の真意は「ありがたい気持ちはあるけど恋愛感情ではない」です。
残酷ではありますが、人としてはありがたいと思っているものの、異性として魅力を感じているわけではないケースが多いです。
本当に好きであれば、感謝という言葉ではなく、より具体的だったり、あるいは羞恥心からそこまでストレートに気持ちを伝えることはできないのが女性というものです。
つまり、「感謝している」と声に出して言われるということは、異性として見られていない点でありながら、かつ都合の良い存在なのでできれば近くにはいてもらいたいという女性のわがままそのものです。
しかし、言われた男性からすると「脈ありなのではないか」との勘違いから、さらに相手との距離を縮めようと頑張ってしまいます。
女性からすれば、いわば「このままの距離感でいよう」という意思表示なのですが、好意的な言葉から、「脈あり」「押せばいけるんじゃないか」「少なくとも好意は向けられている」と解釈し、誤解から玉砕をしてしまうケースが多いです。
残念ながら、感謝しているという言葉は「異性としては見れないんです」という意思表示に近いものだと覚えておきましょう。
「尊敬できる」という言葉
恋人同士であればまだしも、まだ恋人関係になっていない段階でのこの言葉は、少々危険です。
なぜなら、この言葉を発する女性としても、「尊敬されて嫌な人間などいない」と分かったうえで言葉を発しています。
つまり、相手に対して嫌悪感は持っていないものの、決して「好意」ではありません。
実はここがポイントです。人としての敬意と異性としての好意は、女性にとっては別物です。
男性の場合、敬意(リスペクト)と愛情は近い部分があるのですが、女性の場合、男性ほど近くはありません。
むしろ本当に尊敬している場合、異性云々というよりも、「近寄りがたい」といった印象を持ってしまうケースもありますので、「尊敬」という言葉を投げかけられて「押せばいける」と勘違いするのは控えましょう。
むしろこの段階で押しても敗北は目に見えています。
まとめ
モテない男性が勘違いしやすい女性の言葉をいくつかピックアップしてみました。
言葉というのはとても難しいもので、同じ言葉であっても全く違う意味で用いられることも珍しくありません。
特に男女関係の場合、恋愛感情も絡んだり、あるいはモテない男性特有の勘違いから好意的解釈をしてしまいがちなのですが、シビアな現実が待っているケースもありますので気を付けましょう。
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