結婚は男にとってデメリットばかり!?モヤモヤを整理してみた
結婚して温かい家庭を築きたい気持ちがある反面、縛られたくない・結婚は男にとってデメリットばかりだ!という感情もあり…。
どちらも本音だから、選べずに困ってしまいます。
ですが、もしも婚活すると決めたなら、「結婚は最高だ!」という仮説を立てて挑むことをおすすめします。
婚活は出会いが広がる楽しさはありますが、時には落ち込んだりショックを受けるような出来事もあります。
この時、デメリット面に支配されてしまうと、たとえ結婚したい気持ちが残っていたとしても、婚活を続ける勇気もやる気も失ってしまいます。
ここでは、結婚のデメリット面を整理するための情報を集めました。
結婚生活の送り方が中心になるので、これから婚活を始める人には少し先の話になりますが、前向きに婚活に励むためのヒントになればと思います。
目次
デメリット1)自由な時間がなくなるのは無理!
結婚したら自由を奪われてしまうと考えるのも無理はありません。
仕事が終われば後は何をやっても良いという独身時代から、帰宅時間を気にして、家に帰ってからは夫婦で過ごす時間を意識しなくてはいけません。更に家庭での役割を果たさなくてはいけない…という毎日になるので、休日も一日中自分のために使うのは難しくなるでしょう。
男性は自分時間を大切にする人が多いですから、このデメリットを思い浮かべると、結婚はまだいいかな…と逃げ腰になってしまいますよね。
答え >> 結婚は自由がなくなるのではなく、自由の中身が変わる
自由だと感じるのは時間の長さだけではありません。たとえ1時間であっても好きなことを思い切り楽しめば、自由を感じることはできます。
結婚すると自由がなくなるのではなく、自分の時間が短くなるだけと捉えてみてはどうでしょうか。
結婚しても自分時間を充実させるには、次の3つを実践すると上手くいきます。
②会話を大切にすること
③予定を立てること
①自分を犠牲にしないこと
このように思っている人は、自分が我慢したほうが楽だと思う傾向があります。また、人から感謝されることが大きなメリットだと感じています。
短い時間なら、職場だけなら、友達と遊んでいる間だけなら……。自分を犠牲にしても踏ん張れるかもしれません。
ですが、夫婦生活の中で自己犠牲を繰り返してしまうと、逃げ場がなくなり、いつしかストレスで爆発してしまうのは容易に想像できます。
個人の幸せとみんなの幸せ。どちらか一方ではなく、共存できる道を探す癖を身につけていきましょう。
②会話を大切にすること
自分の時間が欲しいのは女性も同じ。お互いのやりたいこと、そしてお互いの自分時間をいつ楽しむか事前に話し合っておく必要があります。
一番身近な人に、肝心なことを話せていなかった……はよくある失敗です。
短い時間であっても、お互いの気持ちを伝え合う機会はこまめに作ることが大切です。
③あえて予定を立てること
多くの男性にとって家とは、ダラーッとしたり、ぼんやり過ごす場所です。休日のぼんやりタイムがあるからこそ、仕事を頑張れるという人も多いですよね。
また、ぼんやりタイムは、実際はぼんやりしているのではなく、男性の右脳がフル回転しているために他の機能が停止しているだけという説もあるのだとか。
女性は手を動かしながら考える器用さを持っていますから、なかなか理解してもらえない特性と言えるでしょう。
そこでおすすめしたいのが、予定を立てることです。ゆっくりしたいのに?と不満に思うかもしれませんが、仕事のスケジュールを組むように細かくする必要はありません。
一日を3つか4つ、ざっくり区切って、夫婦で何をするか決めるのです。
例えば、朝は家事を夫婦で分担する、昼間はそれぞれの自分時間、夜は夫婦の時間を過ごす……という感じ。
こうしたリズムを作れば、自分時間を気兼ねなく取ることができますし、家庭での役割もこなすことができます。
デメリット2)自分で稼いだお金が使えなくなるのは辛い!
独身の今は、給料日前に多少金欠になっても、自分一人の問題なので何とかなります。その日暮らしのような生活は、それはそれで面白かったりしますよね。
ですが、結婚して家庭を築くとなると、計画性のあるお金の使い方をしなくてはいけませんし、自分で稼いだお金も夫婦2人のお金になります。
既婚者の知り合いが、お小遣いが少ないとぼやいていると、自分のためにお金が使えないなんて一体何をモチベーションに働いているんだ?未婚のあなたは疑問に思うでしょう。
答え >> お小遣いだけがあなたのお金じゃない
自由に使えるお金がなくなるのは、結婚生活だけではありません。
例えば……
↓
敷金・礼金・引越し資金の準備が必要
↓
よし、節約しよう!
自由に使えるお金は減りますが、新居を想像すると楽しく節約できると思います。
家庭を築くのもそれと同じです。
マイホームが欲しいから節約する、子供の教育費のために毎月5万円ずつ貯金する等、何かかの理由があって、その結果、お小遣いが減ることもあるというだけで、あなたの稼ぎが奪われてしまうわけではありません。
夫婦共通の目的のために、お金が振り分けられていくのです。
大切なのは、お金の使い方に納得しているかどうか。そしてお金がどこに使われているかを把握することです。次の3つのポイントを抑えておきましょう。
②お金の管理は妻任せにしないこと
③期限と金額を決めること
①愛情に逃げないこと
浪費家だった、生活費を入れない、金銭感覚が違う等、お金の問題で離婚するケースは非常に多いです。
結婚生活は愛情がなければ続けていけませんが、愛情だけで続けることもできません。
お金の使い方に関しては、愛情とは別にして具体的な計画を立てていきましょう。
②お金の管理は妻任せにしないこと
お金の管理を奥さんが行っている家庭は多いですが、おすすめしたいのは夫婦で管理することです。
夫婦で管理すると、話し合う機会が増えますので、金銭感覚の違いも埋められます。また、お小遣いが少なかったとしても、一緒に管理していると自然と納得できるでしょう。
③期限と金額を決めること
目標は具体的であるほど、やる気も出てきますし、より達成する確率を上げることができます。
期限と金額を明確にして書き出してみてください。
書き出すことで、理想や妄想から抜け出し、現実的なプランを立てることができます。
デメリット3)新鮮さがなくなってしまうのは嫌だ
おじいちゃんとおばあちゃんになっても、恋人繋ぎできるような夫婦って素敵ですよね。
結婚は愛する人と一緒にいられる幸せな空間でありながら、日常生活を送る空間でもあります。
結婚生活が長くなると、家族であるという認識は強いものの、男と女としての関わりが薄くなってしまうことがあります。
答え >> 小さな積み重ねで、愛情をより深めていくことができる
付き合い始めのようなラブラブな関係もいいですが、言葉を交わさなくても深く愛し合ってることが滲み出ているカップルもまた素敵です。
共に家庭を築いていく戦友でありながらも、恋人のような愛情溢れた関係を維持していくためのコツは4つあります。
②感謝の気持ちと愛情表現は、言葉と態度で伝えること
③話をよく聞いてあげること
④記念日やイベント事を大切にすること
①毎日のコミュニケーションを大切にすること
コミュニケーション不足だと自覚する頃には、修復が難しいくらい関係が冷え切っていることがあります。
毎日の雑談やあいさつを交わすことは、小さなことのように思えますが、ものすごく大事なことなんです。
ちょっとした日常会話の中から、お互いの気持ちを確認し、時にはゆっくり時間をかけて話し合う。そうすると、夫婦はいつまでも思いやりに溢れた関係でいられるでしょう。
②感謝の気持ちと愛情表現は、言葉で伝えること
感謝や愛情の気持ちがありながらも、あえて表現する必要はないと考える男性は非常に多いです。
『わざわざ言わなくても分かるでしょ』そんな風に思っているかもしれません。
ですが、当たり前でも言葉にしないといけないこともあります。
感謝することや愛情表現は、自分のためにやるものではなく、相手のためですよね。
相手のためであり、更に相手を喜ばせることでもありますから、習慣化しておくと気持ちのすれ違いが起こりません。
③話をよく聞いてあげること
男性であるあなたは、女性から頼られることに喜びを感じると思います。対して女性は、自分の話を聞いてもらいたいという気持ちが強いです。
女性の話は、要点がまとめずに、1~10まで細かく話すことが好き。そして相談のように見えて実は話を聞いて欲しいだけ……ということも多々あります。
話が長いと聞くのも大変だと思いますが、聞き流してはいけません。
聞きたい気持ちがあることを伝えてあげてください。
④記念日やイベントを大切にすること
記念日やイベントは、ほんのひと時ですが、日常生活を忘れて恋人のように過ごせるとても良い機会です。
面倒だと思わずに、色々企画して、楽しんでください。
仕事に追われる毎日でも、1時間くらいならゆっくりできると思います。出来る範囲で構いませんので、自分自身も楽しめるプランを立ててみましょう。
今回紹介した情報の多くは、離婚経験のある人たちが後悔していることを元にまとめました。あの時、これが大切だと分かっていれば……という先輩たちの声は、これから婚活をするあなたにとって、とても参考になるのではないかと思います。
何事にもメリットとデメリットがありますが、デメリット面はそれを小さくするための手立てが必ずあります。
結婚のデメリットも、考え方によっては何かを失うのではなく、別の何かに変化するんだと捉えてみると、違う景色が見えてくるのではないでしょうか。
(参考書籍:ビジネスパーソンのための結婚を後悔しない50のリスト/大塚寿/ダイヤモンド社/2012年)
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