「彼女を喜ばせたい!」カップルの記念日はどう過ごす?
記念日はカップルが幸せに過ごす素敵な1日…。というのは幻想かもしれません。
男性からすると…
・忘れていたら、不機嫌になって責められるからプレッシャーが…
・毎月毎月祝うっていうのはちょっと…
・家でゆっくりでも良いんじゃない?
きっと、「うんうん」と頷いている男性は多いでしょう。
記念日は2人で過ごす時間を作るというよりも、女性を喜ばせることが目的になっていますよね。男性はデートプランを評価される側みたいな…。
女性は現実離れしたロマンチックな展開を心のどこかで期待していますから、その期待値はかなり高いと思って良いです。それを上回るデートを、毎年…、下手したら(?)毎月計画しないといけないとなると、出費も大変なことになるでしょう。
ですから、女性の期待値を越えようと努力するよりも、記念日の意味について改めて考えてみることをおすすめします。
ここでは、記念日のデートプランのヒントになるような考え方・情報を紹介しています。
目次
記念日を祝いたい女性の心理&記念日を忘れる男性
男性は記念日よりも日常が大切
釣った魚にエサをやらない…というのは、男性によく言われていることです。
付き合うまでは、意中の女性を落とす為に必死で頑張っていて、付き合い始めたらホッとしていつもの自分に戻ってしまうんですよね。変わったというよりは、元に戻ったという感じでしょう。
ただ、男性には女性とは少し違った価値観もあります。
男性は日常を大切にする傾向があり、記念日もいつも通りに過ごせればそれで幸せ・楽しいという考えを持っています。
そのため、記念日を特別な日にしたいという女性の考えに気乗りしないことが多いのです。
また、男性はエピソード記憶が弱く、出来事や体験を長期的に記憶しづらいという研究結果もあります。
○○記念日だよと言われ、ようやく思い出せるくらいにしか記憶していなかったり、むしろ、言われても「そうだっけ?」と思い出せない場合も少なくありません。
女性は愛情を確認したい
女性は自分の事をどれだけ想ってくれているのかが、とても気になります。
男性の愛情表現が少ないために不安にさせている側面もあるでしょうが、それを差し引いても女性が愛情を確認したい気持ちはとても強いものだと言えるでしょう。
ただ、その愛情があるかどうかのジャッジには、かなり偏りがあります。
例えば、『記念日を祝ってくれれば自分のことを大切にしてくれている、忘れていたら大切ではない』と極端であることが多いのです。
男性からするとただうっかり忘れていただけなのに、女性は重大な問題として受け止めてしまうんですね。
初めて手を繋いだ記念日とか、初めてキスした記念日というように、細かく作っている女性は特に、愛情を確認したがる傾向があります。
ここまで読むと、なんて面倒なんだ!と更に記念日が憂鬱になってくるかもしれませんが、そう決めるのはもう少し待ってください。
祝うことより覚えていることが大事
女性が記念日に求めているのは『気持ち』です。
実際、記念日を忘れてしまった経験がある男性は、祝わなかったことよりも覚えていなかったことで責められたのではないでしょうか?
サプライズを用意していないのなら、ちょっと一言「○○日って記念日だよね、何したい?」と、事前に聞いておくだけでも、喜んでもらえます。
もし、当日に思い出したのなら、映画やご飯へ行く等、何でもOKなので即席デートプランを作ってサプライズな感じを演出しても良いと思います。
残念ながら当日になっても思い出せず、彼女からの指摘でギクッとなった場合は、色々ごまかす方法はありますが、とりあえず謝っておくのが無難でしょう。
中には「ドッキリでした~!本当に忘れたと思った?」なんて言いながら、秒速でデートプランを立てて、ごまかすことに成功した人もいるそうです。
女性はロマンチックなことが大好き
本来、記念日は2人を祝う為にあるものですが、女性が主役だと思って準備をしておきましょう。
女性は基本的に待っている事が多く、2人の記念日と言ってはいるものの、男性からの提案やサプライズを期待してしまうものです。
勝手に期待されて、勝手に幻滅されてしまうというのは、男性からすると納得できないかもしれません。
ですが、女性はロマンチックなことが大好きです。
日常生活には、そうそうロマンチックは転がっていないので、記念日だけでも楽しませてあげようという感覚が男性にあれば、2人の関係は上手くいきます。
ちなみに、韓国では100日目記念日というのをとても大切にしており、カップルリングを作ったりバラの花を贈るそうです。
ですが、忘れてしまうとその事を彼女の友人や家族、彼氏の友達らに伝わり、彼氏としての評判がガタ落ちになってしまうのだとか。同じ男性からすると、ただ忘れただけなのに…?と、とても胸が痛む話ですよね…。
記念日に対する温度差を知ろう
女性は記念日を大事にする、男性は特にそうでもない…というのが、一般的に言われていることです。
ですが、逆の場合もありますし、2人とも関心が薄い、またはどちらも張り切って計画するという場合もあります。
記念日に対しての思い入れは、早い段階で2人の温度差を把握しておいてください。
特に、特に意識していない×猛烈に意識しているカップルは、各々の考えをそのまま優先させてしまうと、大げんかになってしまう可能性はものすごく高いです。
この場合は、歩み寄りが大切です。お互いがちょっと頑張ることで、満足できる記念日を過ごせます。
プレゼントに困った時は…
デートプランについては、彼女の好きなこととか、普段よく行くデートスポットといった情報が役に立ちますが、プレゼントは難しいですよね。
例えば、ネックレスを欲しがっていることが分かっても、彼女が喜ぶデザインが分かる男性なんてほんの一握りです。
センスを必要としなくて、彼女が欲しがっている物が理想ではありますが、付き合い始めだと、リサーチもなかなかできないでしょうから、一般的な情報を集めました。
記念日にはNGなプレゼントたち
記念日にもらってあまり嬉しくなかったものというアンケート結果(SUUMOなんでもランキング)によると、以下のものが挙げられています。
2位:衣服
3位:ぬいぐるみや人形、置物等
他にも、時計やバッグ、靴下やマフラーが上位に入っています。
こうして並べてみるとピンとくると思いますが、どれも好みがある物ばかりですよね。
きっと、「このピアス似合うかも」「彼女がこの服を着たら可愛いだろうなぁ」なんて、彼女に合いそうな物を厳選したことでしょう。
実際に身につけてもらうと似合っているのかもしれません。ですが、女性には細かいこだわりだったり、好みがありますし、全身のコーディネートも考えながら服装を決めますので、ファッションに関係するプレゼントはおすすめできません。
また、上記のアンケート結果にはありませんが、他にもこんなプレゼントがダメだったという声もあります。
・ウケ狙いの物:記念品だから私の事を考えて欲しかった…
・ニオイのついている物:苦手なニオイだった
一生懸命プレゼントを選んだあなたに対して、彼女が喜んでくれる可能性はありますが、やっぱり使える物を贈りたいですよね。
記念日にもってこい!なプレゼントたち
男性からするとプレゼントすると言えば、キレイに包装された物を彼女に渡すシーンをイメージするのが普通ですが、プレゼントは選ぶところから始まっています。
上では記念日に喜ばれないプレゼントとしてアクセサリーが挙がっていましたが、それは男性が独自のセンスで選んだため。
アクセサリーショップに女性を連れて行って、一緒に選べば、アクセサリーは記念日の最高のプレゼントになります。
彼女が好きなブランドを調べておいて、記念日デート当日にサッとお店へエスコートできると、女性が大好きなサプライズになりますし、男性はプレゼントを選ぶ手間が省けて助かる…とメリットもあります。
その他に人気のプレゼントは、定番で言うと花束や手紙、ペアの物がおすすめです。また、予算を多く用意できるのなら日帰り温泉旅行などもおすすめです。
手紙を贈ってみよう
今の時代だからこそ、手紙を贈るというのもありです。
月毎の記念日を祝う習慣があると、毎月プレゼントを買っていると出費が大変なことになりますから、月毎は手紙を贈り合うことにして、1年2年といった大きな節目は少し豪華に…という流れを作れると楽しいと思います。
ちなみに、手紙を贈り合うカップルは長続きするというデータがあるらしいですよ。
どうせなら渡し方までこだわろう
花束の中に指輪が隠されていたり、部屋中にヒントを隠して宝物探しのようにプレゼントを見つけてもらう…なんて凝った演出が喜ばれていた時代もありました。
…が、今それをやってしまうと狙い過ぎて、お互い恥ずかしくなってしまいます。
おすすめなのは…
ポイントはさり気ないけど、びっくりするような演出をすることです。
残念ながら、記念日は会えないという場合は、当日に届くよう宅配便を手配するというのも、とても喜ばれるでしょう。
デートスポットに困った時は…
記念日のデートスポットで目指して欲しいのは、普段は行かないような場所にするとか、よく行く場所であっても少し演出を加えて特別感を出すことです。
記念日にだけ行くデートスポットを作る
ある記念日は動物園、またある記念日はカフェへ行くという過ごし方の良いですが、特別感があって、簡単にデートスポットを決められる一石二鳥の方法があります。
それは、記念日にだけ訪れるデートスポットを作るというものです。
例えば、2人ともカフェが好きだったとしたら、記念日に新しいカフェを巡るのです。
毎月記念日を祝うカップルであれば、予算をそんなにかけられないでしょうし、短時間で済むデートが好ましいですから、カフェはぴったりです。後は公園巡りもいいですよね。
また、年に一度祝う記念日であれば、温泉地や神社巡りなんかも素敵です。
2人の思い出の場所を少しずつ増やしていってください。
同じデートスポットでも工夫できる
いつもと違う所に興味を持ちつつも、あーだこーだと話し合っている内に結局いつもと同じ場所で落ち着くというカップルもいます。
そんな時は、場所ではなくてどう過ごすのかを考えてみてください。
自宅デートなら普段食べないような豪華な料理を一緒に作る、行きつけの居酒屋で飲む場合は高いお酒を楽しむ等、グレードアップさせてみてください。
あとは、普段は車で移動しているけど、あえて電車に乗るとか、歩いてみるといった変化だけでも楽しめるものです。
まとめ
大げさな…と思うかもしれませんが、記念日を祝うかそうでないかは、後々の離婚率に影響すると言われています。
家庭をマネジメントしようという意識のない人は、まず間違いなく記念日を祝いませんが、逆に家庭に積極的に向き合おうとする人は、この記念日を大切にしています。なぜなら、そこに夫婦や家庭を「経営」していく上で重要な要素が隠されていることを知っているからです。
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記念日は、普段は意識していない当たり前のことにスポットライトを当てて、感謝し合う日です。
ただプレゼントを贈ることだけ考えていては、記念日の度にグレードアップさせていくべきかのような感覚に陥ってしまって、関係を深めるどころかストレスにしかなりません。
本来は、日頃の感謝を言葉や形に現すことが目的ですから、何気ない会話の中から相手が欲しい物をリストアップし、その中から今のパートナーに一番ぴったりくる物を選んでみてください。
そのプレゼントは必ずしも物ではないかもしれません。
例えば、激務で疲れている彼女に対しては、一日スケジュールがびっしり詰まったデートプランをこなすのは疲れてしまいます。
それよりもメッセージカードに”一日家事代行券”なんて書いてプレゼントして、一日中彼女にリラックスしてもらうなんてプレゼントはとても喜ばれそうです。
母親とケンカして落ち込んでいるようなら一緒に実家へ遊びに行くとか、一気読みしたい漫画があるならネットカフェで読書に打ち込むなんてことも、ささやかですが嬉しいのではないでしょうか。
記念日を祝うために、さり気なくパートナーをリサーチする時間は、本来の目的を忘れなければ、意外なほど楽しいものです。
豪華である必要は全くありませんので、今の彼女にぴったり合ったプレゼントや演出を考えてみましょう。
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