「別れる時って最後に会うべき?」お互いが心から納得できるサヨナラとは
別れを切り出された側のショックは計り知れないものがあるでしょうが、別れを切り出す側も辛いものです。仕方ないにせよ、相手を傷つけてしまう罪悪感でいっぱいになってしまいます。
相手に対してひどい仕打ちだとは分かっていながらも、会わずに別れる事ができれば・・・というのが本音だったりします。メールや電話でも気持ちは話し合いできるわけですし・・・。
この記事は、これから恋人に別れを告げようとしている人に向けての内容になります。恋愛トラブルに発展しない、最終的にはお互いが笑顔でさよならできる方法を探っていきましょう。
目次
やっぱり別れ話するなら、最後に会うべき?
会うか・会わないかで言えば、会ったほうが良いに決まっています。お相手だけではなく、あなたにとっても大切な儀式になりますから。
会って話ができれば、お互いに未練を残さず別れる可能性はうんと高くなります。顔を見て言いたい事が言えて、感謝の気持ちも直接伝えられて、納得できるまで話し合えれば、より納得できるでしょう。
別れる時に一番大切なのは、前へ進める結末を迎える事です。
特に、振られる側にとっては寝耳に水という場合もありますから、時間を置いたり、何度かに渡っての話し合いになるかもしれません。
ゴールは別れる事ではなく、お互いに前へ進む事。そういう空気を作っていくためには、自分の主張よりも相手の気持ちや言い分に耳を傾けているという姿勢を持ってください。
自己主張と自己主張がぶつかってしまうと、言わなくても良い暴言が飛び出すわ、感情的になるわ・・・で、良い事は何ひとつありません。
会って話すデメリットも把握しておこう
直接会っての話し合いは必要ですし、良い面もたくさんありますが、状況によっては悪い面が強く現れる場合もあります。
会って話すとこんなリスクも・・・
・暴力を振るわれてしまった
・感情的になって話し合いどころではなくなった
・直接顔を見ると、言いたい事が言えなくなってしまった
特に暴力を振るわれてしまうリスクについては、気をつけなくてはいけません。
女性は力勝負になると、どうしても不利になってしまいますから、過去に一度でも暴力行為があった場合は絶対に2人きりになってはいけません。
会うにしても共通の友達など、第三者も交えた話し合いのほうが、お互い冷静になれるでしょう。
「お互いが納得するために・・・」最後の話し合いの時にやるべき事7個
別れる理由はハッキリと伝える
相手に悪いと思ってしまい、別れる理由を言えないでいると、相手は納得できないでしょう。
他に好きな人ができた等、どんなに言いにくい理由であったとしても、ハッキリと伝えなくてはいけません。
ただし、あなたにとっては別れるに値する理由であっても、相手からすると大した問題ではない、一緒に乗り越えられると判断されてしまう可能性はあります。
例えば「仕事に集中したい」という理由で別れたい場合、仕事ができる環境を作っていけば別れる必要はないと思われるかもしれません。
もしも相手が、別れる理由に納得できていないなら「もう好きではない」という台詞をきっぱり言っておきましょう。
とても辛いひと言ですが、修復できると思われている内は、前を向いて別れる事はできません。
これまでの不満や文句は封印する
別れる理由はハッキリ言うべきですが、過去に起こった揉め事を感情的になって蒸し返してはいけません。
例えば、お相手の浮気が原因で別れたいという場合だと「時間が経っても浮気された事を消化できなくて・・・」という言い方なら冷静に話し合えるかもしれませんが、こんな言い方なら大喧嘩に発展する可能性大です。
そんな言い方をしてしまったら「お前だって~!」と、修羅場になってしまうのは目に見えていますよね。
言うべき事(別れを選んだ理由)はハッキリと、過去のマイナスな感情は水に流すのが鉄則です。
これからも付き合っていく道を選ぶなら、あなたか相手、どちらかを悪者にするのも場合によっては有りかもしれません。
ですが、別れる道なら、どちらかを悪者にしてはいけないのです。
相手に期待を持たせるような事は言わない
理想を言えば、お互いに思いやる言葉だけでお別れができれば良いのですが、現実はそうもいきません。
例えば「一生忘れないと思う」なんて言われようものなら、相手はひょっとして時間を置けば復縁できるかも・・・と期待を持ってしまいます。
思いやりと優しさに溢れた言葉を用いる時は、くれぐれも期待も持たせる事のないよう気をつけてください。
それが本当の優しさというものです。
昼間に会うのがポイント
あなたも身に覚えがあるかもしれませんが、夜ってやたらとネガティブな想像でいっぱいになってしまうものです。悩み事がより壮大になってしまった経験は誰にでもあるかと思います。
夜はマイナス思考になりやすいと言われているのですが、これは幸せホルモンとも呼ばれているセロトニンの分泌が関係しています。
セロトニンは、不安な恐怖心を和らげ、心と体をリラックスさせてくれる作用があります。このセロトニンは、夜に近づくにつれ減少し、メラトニンという睡眠ホルモンが代わりに増えていきます。
精神的な病気を抱えている人は、お昼までは調子が良い事が多く、夕方になると病気特有の症状が現れやすいという事が分かっていますので、明らかにセロトニンの影響を受けています。
だから、別れ話をするなら昼間が良いのです。
どうやっても重く辛い話し合いになるのですから、それならせめて心と体が安定している時間帯を選びたいですよね。
人の気配がある場所で話を切り出す
車の中やどちらかの家で別れ話・・・となると、込み入った話をするにはもってこいです。
ですが、2人きりだと感情が高ぶってしまいますし、振られる側にしてみれば追い詰められたような気持ちになりますから、逃げ場を失ってしまう事にもなります。
さすがに混んでいるカフェとかで話せる内容ではありませんが、人がまばらな公園など、ある程度の距離感が保てる場所を選ぶようにしてください。
感謝の気持ちを伝える
これまで助けてもらった事や、一緒にいてくれた事への感謝の言葉も忘れてはいけません。
別れる時・・・というか、どんな状況においても言えるのですが、自分がやってあげた事よりもやってもらった事を言葉にするほうが人間関係は上手くいきます。
自分は恵まれているな・・・と感じられるのでストレスも溜まりません。
普段「ありがとう」と言ってこなかった人は特にですが、後悔を残さないよう感謝の気持ちを伝えてください。
別れ際は笑顔が大切
別れる時にはお互いに辛い気持ちを抱えてしまいますが、異性として好意を寄せるようになって、付き合う事になって、たくさんの思い出を作って・・・と、幸せもたくさんありましたよね。
こうした幸せな思い出を胸に、笑顔でさよならを言えたら、時間の経過とともに「いい恋愛だったな」と振り返れるようになります。
振られた側だってその時は辛い思いをしますが、笑顔のさようならは救いになるはずです。
相手に「会いたくない」と言われたらどうする?
別れる時は会って話す・・・が基本ではありますが、別れを予感したお相手が「どうせ別れるなら会いたくない」というように、会う事を拒否しているのであれば、無理強いはしないでください。
恐らく、別れを切り出す前にそういう予兆を感じ取っていたでしょうし、あなたも素っ気無い態度を取ったりして表現してきたでしょう。
勘が鋭い人は、別れを切り出される事を予感して心の準備ができます。
ですが、別れを切り出されるその瞬間まで相手が全く気付いていないという場合も少なくありません。特に男性はこういう予兆に気付くのが遅くなってしまう傾向があります。
会いたくないと言われたなら、別れようかどうしようかと悩んだ末に結論を出したあなたとは違って、お相手は気持ちの整理がついていないのでしょう。
終わりが怖くて受け入れられないという相手の気持ちを無視して、別れ話に持ち込んでも上手くいきません。
こんな時は、時間を置いて相手から連絡がくるのを待つか、相手が会わずに別れる事を希望しているならそれに応じるのも選択肢としては有りだと思います。
別れを選んだとしても、愛情が全くなくなってしまったのではないと思います。一緒にいる内に身内のような、友達のような愛情に変わってしまったから、恋人としては見れなくなってしまったというケースは実際に多いです。
恋人としての愛情とは違うけど、相手には幸せになって欲しい・・・。
言い方は変ですが、最高の別れ話ができるといいですね。
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