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「結婚の決め手に欠けるんだよな・・・」と思ったら考えてほしいこと


「この人じゃなきゃ結婚したくない!」というほどではないし、トキメキもそんなになければ、情熱的に愛した記憶もなし・・・。だけど、それだけでは別れる決め手にはなりません。

特に長く付き合っている場合は情も出てきますし、多少の不満はあってもお互い様なんだろうなと思うと、結婚って感じはしないけど別れたいわけでもない・・・とモヤモヤしてしまいます。

あなたの理想通りで非の打ち所がないプロ彼氏・プロ彼女なんてまずいません。こうした別れる決め手、結婚する決め手に欠ける相手とお付き合いをしている人は案外多いのではないでしょうか。

中でも婚活は、恋愛感情よりも結婚相手としてふさわしいかどうかでお付き合いを決めることが多いですから、気持ちが追いつきません。

この記事は、結婚の決定打を一生懸命探している人向けの内容になっています。周りの意見やデータも参考に自分の考えをまとめてみましょう。

自分の本心が分からないときにやってみてほしいこと【基本編】

まだ結婚なんて全く考えていなかった10代、20代前半の恋愛を思い返すと、後先考えない行動や発言が目立っていたのではないでしょうか。あまりにも情熱的すぎて空回りしたり、ロマンチックな展開を求めたりして、黒歴史に認定している恋があるかもしれませんね。

昔の恋愛を思い出すと、恥ずかしいやら笑えるやらでとにかく勢いがすごかった!という人は多いでしょう。

この勢いは、人生経験を積み重ねていくうちに徐々に落ち着いていくものです。年齢を重ねていくと何をやるにもメリットデメリットを考えますし、自分の立場や将来のことで頭の中がごちゃごちゃになってしまって、何が何だか・・・となってしまう人は多いのです。

この場合、慎重に考えてしまうあまり、自分の気持ちに鈍感になっている可能性があります。本能よりも理性ばかりが勝つのは大人になった証でもある反面、本心に気付けないというデメリットも忘れてはいけません。

結婚の決め手に欠けると悩んでいるのなら、すっかり姿を隠してしまった本能を呼び戻しましょう!

まずは休息!本当に大事!

自分の本心が分からない人の多くは、心と体が疲れています。残業続きで忙しい、人間関係で問題を抱えているなど、ストレスと疲労が溜まっていると心のゆとりがなくなってしまうため、まずは充電することから始めましょう。

大きな問題・・・たとえばストレスが蓄積されやすい職場で働いているなら転職を考えるというように、思い切った方向転換ができれば理想ですが、現実はそうもいきません。

ですから、プチ気分転換・プチ休息を心がけるようにしましょう。

・通勤・帰宅する道を変えてみる
・いつもは行かないようなお店に入ってみる
・朝早起きして美味しい朝食をゆっくり食べる
・有休を取って知らない土地へ行ってみる

小さなことなら数分でプチ休息になります。とにかく休もうと心がける気持ちが大切。視野が広がり、恋人とどんな未来を思い描いているのか今よりもはっきりと見えるようになるでしょう。

休むことを軽視してはいけません。どんなにメンタルが強いと思っていても、若くても疲れるときは疲れます。自分をいたわる気持ちを忘れてはいけません。特に男性のみなさんは、心の疲労に鈍感ですからくれぐれも気を付けてください。

自分の気持ち優先で動いてみる

年齢を重ねていくと考えてから行動するのが当たり前になり、感じたままに行動する機会は減っていくものです。突発的な行動は失敗も多くなりますし、時にはワガママ・自己中心的と受け止められることもありますが、それでも大切です。

何を感じたか?よりもどうあるべきか?ばかり考えている人は、だんだん今何を感じているか分からなくなってしまいます。

恋人の間でなら、多少のワガママも許されると割り切って自分の気持ち優先の行動・発言をしてみてください。といっても、ちょっとしたことでいいんです。今食べたいもの・やりたいこと・嫌なこと・嬉しいこと、これらを口にしてみるのです。

恋人には中華料理を食べようと言われたけど、気分じゃなければ「パスタがいい!」と言ってみてもいいですし、インドア派の恋人に「BBQ行きたい!」と言ってみてもいいんです。恋人の希望は次に叶えてあげようと思えば、気も楽になるでしょう。

こうした小さな「やりたいこと」が言えるようになってくると、大きな「やりたいこと」も分かってくるはず。

すぐに行動するのが難しいなら、「悔しい」「悲しい」「嬉しい」「楽しい」「もっと一緒にいたい」「早く帰りたい」など何を感じたのか手帳などに書き残す習慣を作ってみるのもおすすめです。

たとえ誰にも言えなかったとしても、自分の気持ちなのですからせめて自分だけは分かってあげてください。

「やってはいけない」「やるべき」から開放される

人は誰もが自分の立場や環境を考えて、「やってはいけないこと」「やるべきこと」をいくつも掲げているものです。たとえば、親が悲しむから35歳までに結婚しなくてはいけない、女性として生まれたからには子どもを産まなくてはいけない・・・といった考えを持つ人は多いでしょう。

ですがそれらを、「自分の人生なんだから親のために結婚しなくていいんだ」「子どもを産まない選択肢もあるんだ」と自分の価値観を軸に言い直してみてください。

そうすると、いつの間にか心が縛られていたんだなということに気付けると思います。

子どもに結婚して幸せになって欲しいというのは、多くの親が持つ本心ですが、それはあなたの幸せを願ってこそ。仮に結婚しなくてもあなたが別の道で幸せを見つけているのなら、いつか親も納得してくれます。

大きなことだと、なかなか”すべき思考”から脱することができないかもしれません。そんな時は、小さなことから開放されてみましょう。

たとえば金銭感覚を養うために無駄遣いはしない生活を心がけているなら今日はいくらまでなら好きなことに使っていいと決めてみるとか、夜中のデザートを禁止しているなら今日だけはOKにするとか、それくらいなら罪悪感なく開放的になれるでしょう。

誰かのためにとか、状況や立場を考えなくては・・・というフィルターを外してみると、世界は一気に違って見えますよ。

結婚の決め手を探すために問いかけてほしいこと【恋愛編】

ここまでは本心を引き出すための土台作りをしてきました。次は恋人との未来を具体的に考えるために自問自答していきましょう。これらを実践できるようになると、あなたの心はすっかりほぐれ、気持ち新たに恋人と向き合うことができるようになります。

自分の価値を感じていますか?

恋人と一緒に過ごすうえで、このような考え方を持っていたら危険です。

・自己犠牲をともなうのが当たり前
・自分の意見なんて後回しでいい
・恋人に尽くさないと生きている意味がない
・本心を言ったら振られてしまう
・自分の性格を変えてでも相手に合わせないといけない

期間限定であれば、こうした考え方で幸福感を得られるかもしれませんが、長くは続けられません。自分の価値を相手にゆだねたり無視する行為は、少しずつ心と体を蝕んでいくからです。

そして尽くすこと・自己犠牲が愛情表現だと思いこんでいる人は、もっと尽くしてほしい、支配したい、甘えたいといった人ばかりを恋愛対象として選んでしまいます。何度もこうしたお付き合いを繰り返してしまうとあなたの心は傷つき、結婚を考えるどころではなくなってしまいます。

もしもあなたが、こうした不幸体質であると感じるなら、現恋人との関係を修正していくのは本当に大変です。

共依存の関係になっている場合、カウンセリングや友達など外部の力を借りて関係修復を目指していかないと難しいでしょう。もしかするとお別れを選択することになるかもしれません。

理想が全て現実になるなら、どんな恋愛がしたいですか?

恋愛経験が豊富になってくると、理想像を追いかけるよりも「所詮はこんなものよね・・・」と世知辛い現実から抜け出せないと思うようになります。

ですが、もし理想が全て現実になるとしたらどんなお付き合いがしたいでしょうか?考えてみてください。

・辛いときこそ2人で笑って乗り越えたい
・記念日や誕生日、イベント毎にはささやかながらもプレゼントを贈り合ったり、一緒にご飯を食べたりしたい
・言葉にしなくても相手の気持ちに気付けるようになりたい
・相手の痛みを自分の痛みとして感じたい

こうして理想を挙げてみたら、次は完璧に理想通りとはいかないものの、それに近い出来事があったか思い返してみてください。

彼氏が転職活動で悩んでいた頃、一緒にカラオケへ行っては思い切りはしゃいだなぁとか、付き合ってはじめての誕生日にすごくクサイ演出で祝ってもらったなぁとか、何かしら思い出すことはあるでしょう。

所詮は現実なんて・・・と思っていたはずのお付き合いが、急に色づいて見えてきませんか?

10年先、20年先も一緒にいることを想像できますか?

結婚の条件や世間体、立場といったものを全て排除して心を空っぽにした時、10年先も隣にいることを想像できる相手ですか?

結婚するしないは一旦置いておいて、一緒にいるかどうかだけ考えてみてください。たとえ交際期間が短くても長く一緒にいそうな相手は直感で分かることも少なくありません。

未来を想像したときに、笑い合っている幸せな2人が見えてくるなら、何の根拠がなくても結婚相手として家族として選ぶ価値はあります。

そんな簡単なことで?想像だけで?と不安になるかもしれません。ですが、未来を想像できない相手とは2人の関係性を見直すでもしない限り、結局別れてしまうことが多いです。

仮に、彼氏の仕事が上手くいっていない・経済力がないから結婚は難しいと思っていたとしても、未来が想像できるなら自然と回避策を考えることができます。

転職活動を応援しようとか、私も働こうとか、節約を心がけようなど、結婚の条件が満たされていなくても考え方次第でお金はどうにでもなると良い意味で開き直ることができるのです。

この「考え方次第で乗り越えられる」という気持ちは、これからも一緒にいることを思い描けてこそ芽生えるもの。わざわざ目に見える根拠を探さなくても既に答えが出ているのではありませんか?

まとめ

結婚して家庭を持つことは重大な決断ですから、たくさん考えて結論を出したいと考えるのは普通ですし、その気持ちもよく分かります。ですが、考えすぎてしまうと返って自分の気持ちが分からなくなってしまうものです。

考えすぎて頭の中がごちゃごちゃしてるなと感じているなら、しばらくは考えるよりも心のままにお付き合いしてみてください。

恋人として充実した時間を過ごした先に、新たな考え方や未来が見えてくることも少なくありません。結婚の決め手ははっきりとした姿ではなく、案外気付きにくいぼんやりしたものかもしれませんね。


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