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「理想が高いのは悪いこと?」この人だ!と心から思える結婚とは


理想が高いと批判されることがあります。「だから彼氏ができないんだ」「結婚できないんだ」なんて言われてしまうと図星を突かれたような、かと言って素直に受け入れたくないような複雑な気持ちになりますよね。

特に30歳を過ぎて独身だと、既婚者の友達に指摘される機会が多くなってくるでしょう。

果たして、理想が高いのは悪いことなのでしょうか。

ここでは、理想が高い女性の特徴や心理、結婚に繋がる考え方についてお話します。

結婚相手の理想像はありながらも諦めようとしている人、どうしたら婚活が上手くいくのか・・・と悩んでいる人に読んでもらいたい内容になっています。

「理想が高い」のひと言にはどんな意味が込められている?

「理想が高いよ」と言われることがあるとすれば、あなたはこんなことを友達や異性に思われている可能性があります。

『そんな完璧な人、どこにもいないって・・・』

極端な例を挙げると、お金持ちでイケメン。家事が得意であなたのお願いなら何でも聞いてくれる王子様みたいな人・・・という感じです。絶対に見つからないとは断言できませんが、可能性としては相当低いですし、そもそも完璧な王子様がちょうど独身でいる訳がありません。

あなたが掲げている理想像は、現実世界にどれくらい存在しているか改めて考えてみてください。

『自分のことは棚に上げて・・・』

男性に対して、あーだこーだと品定めするのに一生懸命で、肝心の自分自身を高める努力は怠っているとこんな風に思われてしまいます。相手に求めるものが大きければ大きいほどに、あなたは相手に何を与えられるのか?を突き詰めなくてはいけません。

「理想が高すぎ」のひと言は、話の流れでただそう言っただけという可能性もありますが、褒め言葉として使われることはまずないでしょう。

理想が高いことではなく、バランスの悪さが問題

理想を持ち、そのために努力するのは素晴らしいことです。ただその努力の方向性がズレていたり、バランスが悪かったりすると、あなたが求める結果は得られません。

努力の方向性がズレている

ファッションに気を使いたい、キレイに見られたい、年齢よりも若く見られたい。多くの女性が願うことですし、男性からしても理想の結婚相手に当てはまるでしょう。ですが、ファッションの好みが、男性と女性とではズレていることがあります。

モテる女性は、清潔感のあるホワイト系や柔らかいイメージのあるパステル系でまとめたコーディネートが上手です。これは男性の求める女性像にも当てはまります。

ですが、ファッションにはたくさんの系統がありますよね。カッコイイ感じにもできますし、キャリアウーマン風、女優さんのような華やかなファッションもあれば、ハイブランドでまとめたファッションもあります。

もしもあなたがハイブランドで全身固めて婚活に挑んだとすると、男性は「金遣いが荒い人」という印象を強く持つでしょう。

たとえコツコツ一生懸命貯めたお金で買った物だとしても、その裏側を伝えるまでもなく、第一印象ではじかれてしまいます。

バランスが悪い

男性は、若い女性を結婚相手に選ぶ傾向があると分かっていますが、あなたの理想は年下男性を結婚相手にすることだったとします。

ですが、仮にあなたの年齢が35歳だったとしたら?あなたが年下男性に選ばれる可能性は低いと言わざると得ません。

年収は1000万円超えでイケメン&高身長というハイスペックな男性には、当然たくさんの女性からアプローチがあります。その中にはモデル並みの美しさを誇る女性がいたり、ハイスペックな彼を支えられるくらい仕事が出来る女性がいたり・・・と相当な激戦区になるのは間違いありません。

彼を射止めることができるのはたった一人の女性なのに、その中に飛び込んでしまうのは苦労が多いのに結果を出せる可能性は限りなく低い・・・。これもバランスが悪いと言えます。

理想が高い女性の問題点とは

理想が高い女性はこんな欠点を抱えています。

理想から外れる男性は見ようとしない

理想が高いと、その条件に満たない男性に対しては一切興味を持ちません。ポイントを絞りすぎてしまうと、せっかく出会いのチャンスに恵まれたとしても、そのチャンスを掴むことができなくなるのです。

たとえ掲げた条件とは違っていたとしても、人柄に触れ信頼関係を築いていく内に条件なんてどうでもよくなったというケースはいくらでもあります。

全ての条件に当てはまる人と一緒になれば幸せになれると思い込んでいる

結婚生活を送ったことがないのに、一生のパートナーを決めるというのは、悩んだり立ち止まったりすることも多いです。誰と結婚したら幸せになれるのか明確な基準や数字があれば、どんなに楽かと思います。

理想が高い人は、結果的に結婚のチャンスを逃してしまいがちですが、元々は真剣に結婚のことを考えていたからこそ、お相手の理想像を作ったはず。ですが、仮に全ての条件に当てはまる人と結ばれたとしても、幸せになるとは限りません。結婚はしてみないと分からないことだらけですから。

それなのに、条件に当てはまらない男性はどんどん除外するなんてもったいないと思いませんか。

理想の高さがあなたを苦しめているのかも

このように理想が高いということは、あなたを必要以上に苦しめているのに、結果がなかなかついてこないという悪循環を作り出しているかもしれないのです。理想は参考程度に留めるもの。全てにおいての判断基準にしてしまうと何のために結婚するのか分からなくなってしまいます。

結婚相手の理想像を思い描く時に重要なのは、”今のあなたが努力して手が届きそうなのか?”ということです。

「理想の結婚相手」はこうやって方向転換してみよう

理想を掲げて努力するのは素晴らしいことです。結婚は人生をかけた選択ですから、この人しかない!と思える男性と結ばれたいですよね。それに、理想があるから頑張れるし、楽しめるという側面もあります。

ただし、理想を持つなら”そう遠くない内に達成できそうなこと”に限られます。これから婚活を始める人は特に時間を大切にしなくてはいけません。

長引くほどに、焦りや不安が膨らんでいきますし、男性から選ばれない経験を何度もすることになってしまうので、自信を失ってしまいます。

これから、結婚相手の理想的な条件としてよく挙げられることをピックアップしています。それをもっと達成できる方向へ、楽な方向へとシフトしていけるように考えていきましょう。

理想1)恋愛結婚がしたい

数年の恋愛期間を経てお互いのことをよく知ってから結婚・・・という流れは基本であり、今現在恋人がいない人にとっては理想的な展開だと思います。男性は恋人と結婚相手は別だと考える傾向が強いのに対して、女性は恋人とのお付き合いの先に結婚を見ますから、恋愛結婚がしたいと考えるのも頷けます。

ですが、恋愛結婚がしたいということは、結婚の前に好きな人を見つけるというステップが加わりますから、結婚までの道のりが遠くなってしまうのです。

恋愛を楽しんでいる人と、結婚を見ている人には次の違いがあると思いますが、どうでしょうか。

・恋愛は今を重視、結婚は将来を重視する

・恋愛は自分、結婚は家族が中心になる

・恋愛はイベント、結婚は日常生活に重きを置く

・恋愛は刺激、結婚は安心が欲しい

・恋愛は2人、結婚はお互いの家族・親戚と付き合っていく

・恋愛はデート資金、結婚は生活資金が必要になる

「結婚に繋がるご縁とは?」結婚と恋愛の違い6個

結婚生活を送る中で恋愛を楽しむ

10年の恋愛期間を経て結婚したのに、離婚するなんて話は珍しいことではありません。それに、恋愛期間をしっかり設けたからもう結婚しても大丈夫・・・ということでもないのです。

離婚した人に向けた調査では、結婚生活を送る中でこんなことをしなければ良かった・しておけば良かったという後悔を抱えているそうです。

・愛情表現をしておけば良かった

・ケンカのルールを決めておけば良かった

・相手の話をもっと聞いておけば良かった

・面倒だと思わずに記念日を祝えば良かった

・イベント事を大切にすれば良かった

・もっとワクワクするようなことを計画すれば良かった

・浮気をしなければ良かった

・セックスとちゃんと向き合えば良かった など

(参考:ビジネスパーソンのための結婚を後悔しない50のリスト/大塚寿/ダイヤモンド社/2012年)

これらは全て、恋愛中の人にも当てはまりそうなものだと思いませんか?結婚は家族になることですが、元を辿れば男性と女性が一緒になるということは恋人としての側面も持っています。実際、家族になれたけど恋愛を忘れてしまったことが原因で別れる夫婦は大勢いますから、恋人としても機能することは非常に大切なのです。

恋愛してから結婚…は絶対ではない

結婚を目指すうえで恋愛期間を設けることを絶対条件にしてしまうと、時間がかかってしまいます。ですが、年齢的なリミットを感じている人ほど、時間がありません。

結婚は結婚の苦労やハードルがありますので、こまめに夫婦で方向を確認しながら日々を歩んでいきます。それは結婚してからでないと分からないこと。ですが、恋愛を楽しむことは結婚してからもできます。

時間をかけたいけどかけられない。恋愛か結婚、どちらか選ぶこともできない。それなら結婚してから恋愛を楽しもうという考え方にシフトしてみましょう。

理想2)男性の年収は○○○万円以上

結婚が絡んでくると女性は、お金に対してシビアになります。貯金はいくらあるのか、どこに勤めているのか、そして年収はいくらなのかと確認したくなります。

安定した企業に勤めていて高年収なら最高ですが、現実を見ないで希望年収を設定してしまうと、お相手はなかなか見つかりません。

婚活を始めたばかりの女性は、年収500~600万円あたりを希望する人が多いですが、今の時代、平均年収はこのようになっています。

・20代:346万円

・30代:455万円

・40代:541万円

・50代:661万円

(転職サイトDODA調べ)

このデータを参考にすると、女性が設定する希望年収に届くのは40代から。40代で500万円以上の男性で未婚・・・となると、競争率は相当なものでしょう。

年収についての考え方3個

男性に希望する年収については、次のように考えてみるとスムーズな婚活に繋がります。

平均年収を設定する

平均年収は調べてみればすぐに分かります。年代別・男女別・地域別という感じで、色んな視点から検討してみると良いでしょう。男性にある程度の年収を求めることは、安定した結婚生活を送るために必要です。ですが、高すぎる基準を設定するあまり、お相手が見つからないのは元も子もありません。

共働きで人生設計を立て直してみる

年収は低いけど、話が合って一緒にいて楽しい。そんな男性が見つかったら共働きの可能性について考えてみましょう。フルタイムにするのか、それともパートタイムとして働くのかは相談のうえ決めていけばいいですね。共働きになると生活も安定しますし、節約と工夫次第では貯金も可能です。

お金の使い方について見直す

収入を増やして浪費してしまうなら意味がありません。世帯年収は相当なものなのに、全く貯金できない家庭はたくさんあります。お金は増やすことも大切ですが、それ以上にどう使うかが重要なんです。

今は独身ならではのお金の使い方をしていると思いますが、それを将来のために貯金をしよう、自炊中心に生活をしてみよう、固定費を見直してみよう・・・という感じで考えてみてください。きっと無駄な部分が多く見えてくるでしょう。

男性に収入の保障を求めてしまうと婚活は難航しますが、あなた自身が何をできるのかを考えてみると一気に可能性は広がります。

理想3)イケメンがいい

結婚して毎日顔を合わせるなら、やっぱりイケメンのほうがいいと思うのは自然な気持ちです。見た目が素敵な男性であればあるほどに、ときめいて結婚願望も高まっていくものです。

ですが、そういう考え方でOKなのは恋愛をしたい時です。結婚したいなら容姿を無視しろ・・・とまでは言いませんが、少なくとも容姿だけで除外するのはやめてください。

まずはお話してみるのが婚活の鉄則

好みのタイプではない男性にデートを申し込まれて、断るのも申し訳ないから・・・と渋々了承して会ってみたところ、容姿なんかどうでもいいと思えるくらい優しい性格で価値観も合うので一緒にいて楽しかった、という話はよくあります。

好きになれば格好良く見える角度や仕草もどんどん見えてきますし、そもそも容姿なんてすぐに見慣れるもの。

第一印象は大事ですが、それだけでは分からないこともたくさんあります。

「いいなと思ったから会ってみる」ではなく「嫌じゃなければ会ってみる」というように、初めてお会いする時のハードルは極力下げてみてください。それだけで出会いのチャンスは一気に増えるはずです。

まとめ

今回は3つの理想を例に挙げて方向転換するための考え方についてお話しましたが、まとめるとこういうことです。

・結婚相手の理想像は目安にはなるが絶対ではない

・条件に合っていなくても一度はしっかりお話してみる

・相手にだけ求めるのではなく、自分に出来ることも考える

理想にぴったりの素敵な男性は、あなたを幸せにしてくれるかもしれません。ですが、「この人がいるから私は私らしくいられる」と思える男性もまた素敵ですよね。

理想はあくまで理想であって、人間関係を築いていけるかどうかは別の話。理想を掲げることが返って婚活の妨げになっていないか。一度立ち止まってこれまでを振り返ってみてください。


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