モテない男が無自覚に行っている女性から引かれる行動
モテない男性は自覚のあるタイプもいれば、無自覚なタイプもいます。
自分では顔も悪くないし性格だって至って普通。
少しその気になれば彼女なんて…と思っているモテない男性は案外多いものです。
しかし、残念ながらそのような無意識なモテない男性は、無意識だからこそ周囲から「モテないだろうな」と思われている行動があります。
その中でも女性から惹かれている行動をいくつかピックアップしてみましょう。
人の話を遮っての自分の話
モテない男性に圧倒的に多いのがこれです。
そもそも、モテるということは女性とのコミュニケーションが上手だということです。
人の話を遮ってような男性がコミュニケーションが上手な訳がありません。
しかし厄介なのは、自分の話を「遮っている」という自覚がありません。
むしろ「いい話をしてあげている」とさえ思っている男性も多いのではないでしょうか。
女性は話を聞くよりも話をする方が好きなものです。
ましてやまだまだそこまで相手のことが分かっていない状態であれば、まずはお互いの距離を縮めなければなりません。
そこで話ばかりを聞かされていては、女性としては「つまらない時間を強制されている」かのような気持ちになってしまいます。
モテない男性はこの点を察知する能力が低く、さらには自分自身を認めてもらいたいとの意識が強く働いてしまいますので人の話に耳を傾ける余裕がありません。
とにかく自分のアピールばかりに気を取られてしまいますが、「アピールしなければ」という気持ちさえも無意識のものでしょう。
残念ながらこれでは女性から「一緒にいて楽しい男性」だとは思われません。
自分のアピールよりも、まずは女性を受け入れることを意識することがモテる男への第一歩です。
有名人や著名人であれば自分の話をしているだけでも相手は喜んでくれるでしょう。
しかし一般の男性が求められてもいないのに、ましてや相手の女性が喋っているのに遮ってまで自分の話をしていては、モテないのも当然です。
しかし、これも二つのパターンがあります。
男友達相手の時には人の話をしっかり聞けるものの、女性を前にするとついつい自分の話をしたくなってしまう男性もいれば、男女を問わずに自分の話をしてしまう男性もいます。
前者の場合、心に余裕を持てば聞き役に回れるでしょう。
しかし後者の場合、モテるモテないの前に、まずは他人とのコミュニケーションとはどのようなものなのかを考えるべきです。
コミュニケーションとは一方的に話を聞かせるものではなく、双方が「交わる」ことです。
特に女性は話をするのが好きな以上、自分の話をしている時間は「相手の楽しみを奪っている」と自覚しなければなりません。
無自覚の「上から目線」
モテない男性はこのタイプも多いです。
自覚しているのではなく、自覚していないからこそタチが悪いともいえるこのタイプ。
具体的には相手の言葉を否定したり、人の話をあざ笑うかのように聞くタイプです。
「自分の方が正しいことを知っている」と言わんばかりの態度で話を聞かれては、いくら話好きの女性でもさすがにゲンナリすることでしょう。
女性は話をするのが好きですが、「ちゃんと話を聞いてくれる相手に」話をするのが好きなのであって、相槌も下手なら常にダメ出しをしたり、あるいは揚げ足を取るかのような言動が多い場合、女性としてはいくら話を聞いてくれるとしても「仲良くなりたくない」と思うことでしょう。
このような態度を取る理由としてはいくつか考えられます。
まずは「自分は分かっている」というスタンスを取りたいことが考えられます。
「知らない」「分からない」が恥ずかしいことだと思っているので、常に「分かっています」「そのくらい知っている」という態度なのです。
いわば理論武装していると言っても良いでしょう。
これでは自分では思っていないとしても相手から「上から目線」だと思われるのも当然です。
また、女性心理を理解していない男性にも多いです。
女性は会話のすべてに結論を求めている訳ではありません。話を聞いていれば「で、何を求めているの?」と突っ込みたくなるようなことも多々あるでしょう。
しかし、そこで実際に「何が言いたいの?」と突っ込んでは女性としては良い気にはならないでしょう。
しかし女性心理が分かっていないモテない男性は、女性心理ではなく言葉だけで考えて結論を導こうとしてしまいます。
そのため、女性の言葉に対して否定的な言葉を投げかけてしまい、女性から「話をしていても面白くない男」と思われてしまうのです。
女性との会話では答えを出すのではなく、まずは女性の気持ちを受け止める「同意」「共感」が求められす。
女性の言っていることが支離滅裂だとしても、「おかしいよ」ではなく、まずは「大変だね」と相手の立場や状況に共感・同意をしてあげることが大切です。
話しかけられるのを待つかのような話
これもまた、モテない男性にとても多いです。
話したいのであれば直接話しかければよいだけのことなのですが、それがなかなかできないのです。
しかし、女性と話したいとの気持ちがあるため、女性の気持ちを引くかのように大きな声で喋り始めたり、直接話しかければよいのに、近くにいるのに「○○さんなら知っているんじゃないかな」と言ったように、「そちらから話に参加してください」的な言動をする男性も多いです。
残念ながら、そのような幼稚な男心は女性からすれば察知しています。
むしろ「面倒な男」にしか映っていません。
男性としては直接話しかけて断られるとプライドが傷ついてしまいますので、自分への予防線としてそのような形で話しかけているのはよく分かるのですが、残念ながらそのような態度は女性が最も嫌うものです。
話をしたいのであれば相手が参加してくれるようにと期待するのではなく、直接話しかければ良いだけです。
そこでつれない態度を取られるようであれば、話しかけ方がまずいのではなく、常日頃自分がその女性に対して不愉快を与えているからです。
逆の立場で考えれば良く分かるのではないでしょうか。
好きな人、あるいはふつうに好印象の人から話しかけられて嫌な気持ちになる人はいません。
しかし、嫌だと思っている人から話しかけられたら不愉快な気持ちになるものです。
モテない男性はどうしても「どのように話しかけるのか」ばかりに気を取られてしまいがちなのですが、それこそ「今日はいい天気だね」でも、好印象の相手と悪印象の相手とで対応が異なるのは男女共に変わりません。
回りくどいことをするのではなく、喋りたい女性がいたら普通に話しかければよいだけです。
もしもそこで嫌な態度を取られた場合、嫌な態度を取られる理由が自分にあると考え、日頃の言動・態度を改めてみましょう。
第三者の文句が多い
人の文句というのは聞いていてあまり良いものではありません。
共感している場合であればまだ分からないものではありませんが、それでもあまりにもひどいものであればあまり良いものではありません。
しかし、モテない男性は無意識で人の文句を言っているケースが多いです。
「文句」との自覚がないだけで、例えばちょっとしたダメ出し等も「第三者」として聞くと少々辛辣なものに聞こえてしまうものです。
当人同士であれば良い関係があるとしても、その関係を知らない第三者が聞けば「悪口を言っている」と思うことでしょう。
さらにこのような男性は、ただ単に文句への悪印象のみならず「他の所では自分の文句を言っているのではないか」との心配を与えしまう点にあります。本人としては悪気がないどころか、ちょっとした受け狙いのケースもあるでしょう。
しかし、聞いている側とすれば「人の文句ばかり」「私も裏で言われているかもしれない」になります。
このような男性とは距離を置きたいと考える女性は多いですし、そもそも女性心理として人の話を聞くよりも話す方が好きです。
ここでポイントは、女性側は人の文句を言うことも珍しくない点です。
そこで自分自身も同調して「おれも実は」などと文句を言おうものなら引かれるだけです。
一緒に盛り上がりたいと思ったのかもしれませんが、女性が求めているのは文句を言い合って盛り上がることではなく、自分の気持ちを聞いてもらいたいだけですので、軽い同意程度に済ませておくべきでしょう。
「それはひどいね」「大変だね」と、否定も肯定もしていないけど、でも共感している。そんな返事が求められます。
これは実はとても大切な部分です。
弱い側への強気
これは女性は敏感です。
部下、後輩、お店の店員など、明らかに自分よりも弱い立場への人間にはとても強いものの、上司や先輩には弱い。
モテない男性は無意識でこのようなことを行ってしまいがちです。
このような行為はただ単に「弱い者いじめ」にしか見えないものです。本人にとっては示威行為のつもりがないとしても、弱い立場の人間にのみ強気でいれば、周りは「嫌なタイプの男」と思うことでしょう。
威張っているところを見せて格好良いと思われると思ったら大間違いです。
これは自分よりも強い側に向き合えばまだ印象も悪くはないでしょう。
部下や後輩には優しいものの、上司や先輩相手には悪い事は悪いと言えるような男性であれば好印象を与えることもできるでしょう。
しかし、言える人間だけには強気で言えない人間にはヘコヘコしているようでは印象が良くなる訳がありません。
そして、周囲はそのような点はよく見ているものです。
だからこそ後輩や部下など、言える相手側への注意の方にこそ気を付けるべきです。
例え正論であったとしても、「立場を利用している」と思われかねません。
特に何かとデリケートな現代社会ではパワハラだと思われるだけです。
強気に言いたいのであれば下の人間にではなく上の人間に。言えないのであれば誰に対しても分け隔てなく接するよう心掛けるべきです。
弱い者いじめのつもりがなくとも、相手次第ではそのように思われかねません。
過度なレディーファースト
モテない男性は女性のことを神聖視している節があります。
女性とて人間です。
辛い事はすべて男が担わなければならない…そんな考えの男性もいますが、女性とて辛い事のすべてから避けたい訳ではありません。
重い物を持ったり雨で濡れたり。
それらは決して女性が「嫌で嫌で仕方がない事」ではありません。
女性とてそのくらいは許容範囲です。
しかし、そんな女性を見て「何とかしたい」との思いからついつい手伝ってしまおうと張り切ったり、過度なレディーファーストを実践したり。
これは、残念ながら女性からすると面倒でしかありません。
男女云々ではなく、人ととして自分でもできることを一々「やってあげるよ」みたいな立場で迫られたらウザいと感じるのではないでしょうか。
また、モテない男性は普段は過度なレディーファーストであるものの、いざという時には女性任せにしてしまう傾向にあります。
例えばどこでご飯を食べるのかなど、何かを決めなければならない時、そこはレディーファーストでと考えるのであれば自ら率先してお店を提案すべきです。
しかし、そんな時に限って「任せる」といった態度をとるのです。
これでは女性としては「肝心な時に役立たない」になるのも無理のない話です。
もちろん女性として意識しなければならない部分があるのも事実です。例えばお手洗いです。
女性にとってお手洗いはメイクの確認もあれば、どうしても時間がかかりますので余裕を持ってあげなければなりません。
しかし、一方では過度に「女性だから」と意識する必要はありません。
モテる男性は女性相手でもフランクに接することで、「男女」の前に、まずは人として仲良くなれるのです。
モテない男性は相手が女性であることを意識しすぎる前に、まずは人として仲良くなるよう考えましょう。
まとめ
モテない男性の「何気ない行動」「無自覚な行動」をいくつか挙げてみました。
「自分は当てはまらないから大丈夫」ではなく、無自覚で行っている可能性もあるだけに、自分の行動を今一度見直してみると良いでしょう。
モテないと嘆いている男性は、実はこれらの行動を無意識のうちに行ってしまっているからこそ、女性から好まれていない可能性もあります。
これらに身に覚えがある場合、すぐに改善しましょう。
改善することで、徐々にではありますが周囲からの視線も変わってくるはずです。
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