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「略奪愛で結婚した人は幸せになれる?」今悩んでいるあなたに伝えたいこと


略奪愛で結婚した有名人がいると、快く思わない人は多いです。幸せになるなんて許せないと思う人、悪い行いしたら不幸が降りかかるという因果応報を信じている人もいます。

人を不幸にしておいて自分は幸せになろうとしているなんて許せないと思う気持ちは分かりますが、因果応報って本当に存在するのか気になります。

ここでは、人のものを奪う選択肢の前で悩んでいる人に向けてお話しています。

略奪愛からの結婚は幸せになれるのか、そもそも略奪愛は悪いことなのか、相手も同じ気持ちなのか…。色んな方向から考えてみましょう。

目次

【略奪愛の定義】恋仲を引き裂くひどい人?

略奪愛とは、すでに結婚している、もしくは恋人がいる相手の恋仲を引き裂き、自分と恋愛関係に持ち込むこと。(Wikipediaより引用)

「恋仲を引き裂き…」という表現からして、関係する全ての人に大きな波風が立つのは避けられないという印象です。

一般的…というか、よく聞く方法ですと、意中の人がパートナーと喧嘩して落ち込んでいるタイミングを狙って告白するとか、悪質なものだとパートナー側に嫌がらせをするといったものがあります。

色々ある略奪愛のタイプ

略奪愛といえば、言葉のままだと人のものを奪うというイメージが強いですが、実際にはいくつかのタイプに分けることができます。

・パートナーに対しての不満を、他の相手で解消するタイプ
・既婚者(つまり人のもの)を魅力的に感じるタイプ
・恋愛に依存的なタイプ
・既婚者、もしくは彼女がいることを秘密にされて、いつの間にか巻き込まれるタイプ
・結婚していなければ略奪愛はOKと考えるタイプ
・人のものを奪うという刺激が欲しいタイプ

あなたに当てはまるものはあるでしょうか。

こうして見ると、どのタイプも幸せに繋がる希望がなかなか見つからないように思えます。身近な人に知られてしまうと反発も大きいでしょうから、やはり中途半端な覚悟では進めない道です。

【略奪愛に対する考え方】本当に悪いことだと断言できる?

略奪愛に対する一般的な意見は「最低」「大切なものが犠牲になってしまう」などマイナスなものが多いですが、中にはそこまで悪いこと?という声もあります。どんな意見があるか見ていきましょう。

略奪されてしまう程度の関係だったのでは?

夫婦でも恋人でも、その形だけで2人が上手くいっているわけではありません。どちらかが、またはどちらも問題を抱えていて溝を作っていることもあります。

中には一緒にいる人生を思い描くことができないのに別れることを選択しないケース、問題を解決しようとせずに一緒に居続けることだけは当たり前だと思っているケースもあるわけです。

形だけ…つまりすでに関係は壊れている。それなら略奪するのもアリなんじゃない?という考え方ですね。

気持ちはどうにもできないし…

これまでずっとパートナー一筋で生きてきた人も、生涯一人の人を愛することができるかなんて、誰にも分かりません。

一目惚れして一気に心を奪われてしまうこともあれば、元カノに再会して火がつく展開になる可能性もゼロではないですよね。

このように自分ではどうにもできない、必死に抵抗しても消えないのが気持ちです。気持ちが強いほど、衝動的な感情に支配され、コントロールできなくなってしまいます。

略奪愛は悪いことだけど、気持ちに逆らうことなんてできないという考え方です。

運命の人なのかも

略奪愛は世間から冷たい目で見られます。既婚者の場合は経済的な責任を負ったり、子どもとの関係が悪化が心配ですし、仕事を失ってしまうリスクだってあります。そして奪ったという罪悪感ももしかしたら一生消えないのかもしれません。

略奪愛へ突き進んだ人たちがどんな試練を与えられているのかを知っていながらも、それでも略奪愛を選択するのは、運命の人だからではないか?という考え方です。

傷つく人がいるのは略奪愛に限ったことではない

略奪愛がいけないことだと定義されるのは、言うまでもなく、人を裏切り傷つけてしまうからです。妻子持ちの既婚者であれば、パートナーだけではなく、子供、親御さんや兄弟たちも巻き込んでしまいます。

ですが、誰かを傷つけてしまうという部分だけ切り取ってみたら、略奪愛に限ったことではないないようにも思えます。

略奪でも何でもなく、皆から祝福される形で付き合い始めたカップルに対しても、辛い感情を抱く人はいるかもしれません。

たとえば、片思いしていてこれから頑張ってみようかなと思っていた矢先に、その意中の人が誰かと付き合ったら、それはもうショックですよね。

誰も傷つけずに、自分の気持ちのままに生きるというのは、とても難しいというか、無理に近いともいえるのではないでしょうか。

【略奪愛のリスク】ここまでして人のものを奪うことはできる?

誰かのパートナーを奪う側に立っているのなら、様々なリスクがあることはある程度予想していると思います。ここでは、今よりももう少しリアルに略奪愛のリスクについて考えていきたいと思います。

既婚者はリスクだらけ

あなた自身、もしくは相手が既婚者である。それかどちらも既婚者である…。2人の間に既婚という言葉が入っていれば、この略奪愛はリスクだらけです。

・子供と会えなくなるかもしれない
・子供に辛い思いをさせてしまうかもしれない
・慰謝料・養育費を払うことになるかもしれない
・生活水準が下がってしまうかもしれない
・財産を失うかもしれない

その人の状況や立場によってどんなリスクを負うかは変わってきますが、問題になるのは「子供」と「お金」です。それぞれ可能な限り細かく想像しておいたほうがいいでしょう。

たとえば、彼に子供がいた場合。

子供との交流は続けたいと思うのが親心ですから、慰謝料や養育費も払っていくと思います。そして離婚が成立したとしても、子供との関わりを持つなら元妻とは関わり続けていくことになります。

略奪愛が成功したとしても、この先ずっと彼の気持ちが変わらないとは断言できませんよね。過去の話であっても一度は一生添い遂げようと思った元妻。また女性として見るようになって、ヨリが戻ってしまうかもしれないという不安がないと言い切れるでしょうか?

そしてもうひとつがお金の問題です。

慰謝料は配偶者にも請求できますが、不倫相手にも請求できる可能性があるのです。不倫が原因で離婚に至った場合、配偶者に請求できる慰謝料は200~300万円が相場だといわれています。また、慰謝料や養育費に加えて、離婚するなら財産分与もしなくてはいけませんから、経済的な負担は大きいです。

元妻とヨリを戻してしまうのではないかという不安は、子供がいなかったとしても続くものです。お金に関しても、生活水準が下がると大きなストレスになりますから、略奪愛が成功しても手放しでは喜べない現実が待っています。

友達に相談できない

略奪愛や不倫に抵抗がないというか、共感できる部分を探してくれる友達というのは、そう多くはないでしょう。略奪愛にはたくさんの不安が悩みが押し寄せてきます。それはもしかしたら幸せを感じる時間より長く、数が多いかもしれません。

本来なら仲のいい友達に恋愛相談に乗ってもらいたいけど、軽蔑されるのでは…反対されるのでは…と怖くなってしまうものです。

脳内で、その友達に打ち明けてみたら…というシミュレーションをしてみても、恐らく「やっぱり話すのはやめよう」となってしまうでしょう。

もしも「奪われたほうの気持ちを考えなよ!」と言われてしまったら、何と返せばいいのでしょうか。

あなたは「そんなことは分かってる!」としか言えませんし、そうしたら「じゃあやめなよ!」と言われるだろうし…。相談どころか一生の友達を失う危機に直面してしまうかもしれません。

人に恨まれる

略奪愛は、人に強く恨まれる可能性が高いことは、容易に想像できるでしょう。まず思い浮かぶのは相手の恋人・配偶者です。それから既婚者で子供もいるのなら、親を奪ったということになります。

さらに、奪われた側には家族や友達もいます。一人の人を奪うことで、会ったことがない人からも非難されてしまうのです…。誰かから恨まれてしまうことは分かっていたとはいえ、その現実に直面するとやはり辛いものがあります。

一生罪悪感と付き合わなくてはいけない

誰かの大切な人を奪ったのです。その罪悪感はいつ消えるのか分かりません。

ある時は仕方なかった、どうしても抑えることができなかったのだから…と慰めの言葉を自分にかける日もあるでしょう。

またある時は、なんてことをしてしまったのだろう…と奪われた人の心情を思い、胸が締め付けられてしまう日もあると思います。

この不安定な気持ちは、長いこと…もしかしたら一生消えないものかもしれません。

罪悪感が2人の関係性に亀裂が生じてしまうこともあります。もしそれが原因で別れてしまったら、略奪愛は別れに繋がる道でしかないのかもしれませんね。

信頼関係を築いていくことが難しい

略奪愛へと向かっている最中は、情熱的な愛と勢いで立ち止まる余裕はなかったと思います。この道しかないと思い込み、イノシシのように突き進んでいくものです。

ですが、略奪愛に成功して落ち着きを取り戻すと、現実的な問題が押し寄せてきます。その中でも一番耐えがたいのが、信頼関係の構築です。

略奪に成功した人の多くは、『誰かに奪われてしまうかもしれない』という不安に襲われます。他に魅力的な人が見つかればそっちに行ってしまうのでは…と、いてもたってもいられなくなり、疑いの目を向けるようになるのです。

残業で遅くなると言われても信じられず、同性の友達飲みに行ってくると言われても本当は浮気しているのでは…というように、感情の暴走が止められなくなってしまいます。

何年かかるか分からない

相手が既婚者だった場合は、離婚成立まで時間がかかってしまうことがあります。特に子供がいるなら長期戦は覚悟していたほうがいいです。

中には5年も10年も待った末に、結局別れてしまったという人もいます。ですが、自分で待つと決めたのなら、相手を恨むのは筋違いです。自分が責任を持てる範囲内でどれくらい待てるのか考えてみましょう。

【既婚者の覚悟】あなたはともかく、相手も同じ気持ち?

特に既婚者に多いのですが、現実から目を背けたくて浮気をする人たちがいます。

家庭を持つと、お金のこと、子供のこと、お互いの親のこと、将来のこと…と、考えなくてはいけないことが山積みなわけです。そんな中で、家庭に自分の居場所がない、癒しがないという孤独感を抱えていたとしたら、現実逃避をしたくなる気持ちは分かります。

現実逃避をしたいと思うのと、実際に現実逃避をしてしまうのとでは、全く違います。ですが、タイミングと偶然がいくつも重なってしまったら、誰でも現実逃避を実行に移してしまう可能性はあると思います。

それくらい、家庭における責任は重いものです。

ですが、どんなに重い責任を抱えていたとしても、それを手放す気がない人もいます。つまり、浮気は一時的な気晴らしのようなもので、家庭を壊す気はないということです。

”一時的な相手”になっていませんか?

相手から愛の言葉をたくさん囁かれて、本気で好きになって、色んな覚悟をして、色んなものを捨てて…。それなのに、肝心の相手は何も捨てる気がなかったという話はいくらでもあります。

癒されるためなら、愛されるためなら、どんな言葉でも囁く…。疲れて心が麻痺している人は、ひどい嘘をつくことがあります。そうしないと、自分を保っていられないという心境なのでしょう。

だけど、どんなに複雑で辛い事情があっても、あなたの人生が誰かの一時的な止まり木として使われ、捨てられていいわけがありません。

相手のことを心から信じていたとしても、もう一度だけ気持ちをリセットして、相手の言動や行動、態度を振り返ってみてください。

2人が同じ覚悟を持って進んだとしても、略奪愛は厳しい道のりです。だからこそ、本当に一緒に人生を歩んでいける相手か見極めていきましょう。

たとえばこんな既婚者は、あなたとの関係を遊びだと思っている可能性が高いです。

①あなたからの連絡やお誘いには応じない

もしあなたを都合の良い女だと認識していたとしたら、自分が話したい時に連絡をして、会いたい時だけ会うという状況になる可能性はとても高いです。

自分が寂しい時だけ、暇な時だけ、もしくは性欲を満たしたい時にだけ連絡してくる人は、あなたに本気ではありません。

本気なら、あなたの連絡やお誘いに応じる努力をするはず。もし思い当たる部分があるのなら、今は愛されていると感じていても、対等な関係ではありませんし、捨てられてしまうのも時間の問題です。

②優先するのはいつでも家族

家族との予定がない時にだけ、あなたと会うという状況であれば、本気度は低いと思っていいでしょう。家族にバレないように行動することを最優先にしているということですから。

本気で好きになると、家族との時間よりもあなたと過ごす時間を大切にしますし、バレるかどうかのギリギリでの危ない橋も渡って見せるでしょう。本気になると、情熱的な気持ちを制御することが難しくなっていくものです。

③特別な日に何もしない

出会った日、誕生日、付き合った記念日、クリスマス、バレンタインなどなど。イベントの日や2人の間にある特別な日を、大切にしてくれる人は本気度が高いです。

「大切にしてくれる」というのは、たとえば記念日を覚えていたり、贈られたプレゼントがとても気合の入ったものであったり、ロマンチックな演出をしてくれたりといったことが挙げられるでしょう。

あなたのことを遊び目的で振り回している場合は、特別な日なんてただの平日と同じ。プレゼントにお金や手間をかけませんし、安く済ませることばかり考えています。

④家族への愚痴は多いが、離婚の話は全く進んでいない

「離婚しようと思っているけど、今は時期ではない」というような事を言ってくる人は、離婚する気はないと思ってください。きっといつまで経っても、離婚する時期とやらはやってこないでしょう。

離婚の話を進める気がない人に限って、家族に対する愚痴は多いようです。その愚痴を信じて家庭が機能していないんだなと思っていたら、実際はそうでもなかったというケースは珍しくありません。

⑤会う日=エッチをする日になっている

性欲を満たすためにだけに、あなたと会っているとしたら、当然体の関係を求めてくるでしょう。それがいつまで経っても「会う=エッチ」という状況なら、ただの遊び相手としてあなたを選んでいると思ったほうがいいです。

考えてみてください。恋人同士が一緒に過ごすとなると、エッチがない日だって多いと思います。純粋にデートを楽しんだり、2人で過ごす時間に癒されたり。

そういったことが皆無であれば、相手の言葉を鵜呑みにしてはいけません。性欲を満たすためなら、愛の言葉を囁くなんて簡単にできるものです。


 

既婚者は不倫関係を築くズルさはあっても、家族を捨てる勇気はなかなか湧いてきません。

特に男性は恋愛と結婚を別ものとして考える人は多いですから、あなたに囁く愛の言葉は、あくまで恋愛用のものと区別しているかもしれません。

結婚するというのは、色んなものを一緒に背負って生きていくという契約です。

だからこそ、相手が本当に家族を手放すつもりなのかは、言葉だけではなく、態度や行動も見るべきです。略奪愛を選択する覚悟は、簡単にできるものではないのですから。

【略奪愛からの結婚】幸せになるための秘訣6個

1.最後にもう一度引けないか考える

ここまで略奪愛については、応援するような内容はあまりなかったと思います。やはり略奪愛のリスクはとても大きいですから、最後に略奪愛を手放す選択肢について最後にもう一度考えてみてください。

相手の勢いに流されているだけではないか?この状況に酔っているだけではないか?…と思いつくだけ自分に問いかけてみて欲しいのです。その中でひとつでも引っかかるものがあれば、その理由が分かるまでは、行動に移してはいけません。

引っかかっているものが何なのかを突き止める冷静さを持ってください。

2.相手を急かさない

あなたの覚悟は決まったけど、相手も同じタイミングで覚悟が決まるとは限りません。そんな時は説得したり怒りをぶつけたりとあらゆる方法でこちらへ振り向かせたくなると思いますが、待つのは慣れっこくらいになっていないと、略奪愛は失敗に終わるでしょう。

相手の覚悟が決まっていないのに、あなたがグイグイ引っ張って奪ったとしても、上手くいきません。ただでさえ、やっぱりやめておいたほうが良かったかも…と思うリスクが高い道です。

相手にも十分に考える時間を与えてください。いずれは結婚したいと考えているならなおさらです。

3.正式なお付き合いは別れた後

すでに体の関係は持っている、頻繁に会っているという人も多いでしょうが、略奪に向けて具体的に動き出すと2人で決めたのなら、2人の時間は一旦後回しにしたほうがいいです。

お相手が、パートナーとお別れするための時間をたっぷりと取ってあげてください。

4.相手を信じるための言動・行動を心がける

辛い選択を2人で乗り越えて、やっと一緒にいられるようになったのに、相手を失う怖さから疑いの気持ちが膨れ上がっていくケースはとても多いです。奪ったものは誰かに奪われてしまうかもしれないという感覚があるのでしょう。

ですが、明らかな証拠や疑いの材料も見つかっていないのに、漠然と不安になってしまうのはあなた自身の問題。相手を信じるための言葉や行動を心がけてください。

・自分自身の選択を信じる
・2人の絆を信じる
・疑問に思う点があれば疑うのではなく、質問する
・相手が嘘をついていたら、自分が嘘をつかせていなかったかと考える
・一人でも生きていける強さを持つ
・期待する気持ち、理想を求める気持ちはほどほどにする
・一人だけでもいいので味方を見つけて相談に乗ってもらう
・相手を悪者にしない・攻撃しない
・自分の置かれた環境を変える

つまり、相手を信じるためには、自分の軸をしっかり持つ必要があるのです。日々の小さな言動や行動の積み重ねで、相手を信じる気持ちを育てていくことができます。

5.幸せになる覚悟を持つ

因果応報とは、良い行いをしたら良い結果になって、悪い行いをしたら悪い結果になるという意味ですが、これを略奪愛に当てはめて、不幸になると断言する人たちは多いです。真面目な人はきっとこの言葉を鵜呑みにして、幸せになってはいけないんだと思い込んでしまうでしょう。

ですが、本当にそれでいいのでしょうか。

不幸になるためなら略奪なんてしなければ良かったのでは?

そう思いませんか。

因果応報がどれだけ世の中で実際に起こっているかは分かりません。ですが、この考え方は使いどころを間違えてしまうと人生を狂わせてしまうくらいの力を持っているのは確かです。

たとえば、相手にキツい言葉を投げかけてしまった後に車に引かれそうになってしまったとしたら、それを因果応報だと思ってどうなるのでしょうか。どちらかが、もしくはどちらも注意を怠ったから、危ない目に遭ったというのが事実です。

この言葉は真面目な人ほど、呪いの言葉になります。

略奪愛が幸せになれないのは、幸せになってはいけないと当人たちが強く思っているからです。

人を傷つけたこと・悲しませてしまったことは、仕方がなかったとはいえ、申し訳ない気持ちを持つのは大切です。

ですが、そのことと自分たちが幸せな人生を捨てることとは、決してイコールではないのです。

因果応報との正しい付き合い方

略奪愛が悪いことか良いことかと問われたら、「悪いことだ」と答える人が大半だと思いますが、もっと掘り下げて考えてみてください。

人を騙し、振り回し、苦しめて、傷つけて…という行為をした末の略奪愛は「悪いこと」に近いといえます。それが意図的であればさらに悪質です。

ですが、人のものを奪ってしまうことに対して、心から謝罪をし、謝罪の具体的な形を表現し、時間をかけて話をする機会を持ち…というように、傷つけてしまった人の心に寄り添えたとしたら、「悪いことだ」とは断言できないと思います。

悪いことをしたら悪い結果がやってくるとおびえるのではなく、やってしまったことに対してどう責任を取るかを考える。そのほうが何百倍も意味のある時間を過ごせるのではないでしょうか。

自分に悪いことが降りかかってくるとおびえるよりも、傷つけてしまった人たちの心が一日でも早く癒えるようにと願う人生をあなたには歩んで欲しいです。

6.罪悪感との付き合い方を考える

罪悪感を大きくするのも小さくするのも、あなたの考え方や行動次第です。

罪悪感は大きすぎると立ち止まって動けなくなってしまうので、あなたが抱えて生きていける程度には小さくする努力をしていきましょう。

たとえばこのような事を実践してみてください。

謝罪の気持ちを形にする

略奪愛によって誰かを傷つけてしまったのなら、謝罪の気持ちを形にして示すことで罪悪感をいくらか手放すことができます。

一番分かりやすいのはお金です。お金で解決する問題ではないにしても、謝罪の気持ちを込めることはできると思います。

人に話を聞いてもらう

罪悪感は自分一人で抱えていても、消えるものではありません。むしろ存在感をどんどん増していくでしょう。

マイナスな想像はどこまでも広がっていくものですから。そんな時、ストッパーになってくれる存在がいればありがたいですね。

近くにあなたの味方になってくれる友達や家族はいませんか。彼らに話を聞いてもらうことで、罪悪感を少し軽くすることができると思います。

許してもらわなくていい

謝罪や補償など、あなたにできることは全てやったとしても、許してもらえないことはあります。むしろ略奪愛ですから許してもらう日なんて来ないと思ってください。それは仕方のないことです。

ですが、許してもらえないことは、あなたの問題ではなく、傷つけられた側の問題です。あなたにはどうすることもできないのが現実なのです。

許してもらいたいという考えを捨てることで、罪悪感はまた少し和らぐでしょう。

許してもらわなくてもあなたは前に進むことができます。


 

価値観や考え方を変えるのはとても難しいですが、一日一日の積み重ねで少しずつ方向を変えていくことはできます。自分の価値観に飲み込まれては、幸せにはなれません。

まとめ

略奪愛をするにあたっていくつか覚悟すべきことはありますが、最も難しいのは「幸せになる覚悟」と「罪悪感と付き合う覚悟」ではないでしょうか。

略奪愛に成功しても、幸せになってはいけないという気持ちがどうしても抜けずに、不幸になるような道をわざわざ選んでしまう人は多いはず。

そうならないように、あなたにできること、2人でできることを考えていくことが、略奪愛から結婚して幸せになるための秘訣です。


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