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【喧嘩しないカップルは別れる】と聞いてドキッとした女性、集まれ!


喧嘩をしないカップルは別れるというジンクスを聞いて、「え、うちのこと?」と心配になる人は少なからずいます。あなたもその一人なら、なぜそう言われているのか、原因を知りたいですよね。

どう考えたって、喧嘩するカップルのほうが別れそうなのに、世の中には”喧嘩するほど仲がいい”なんてことわざがあるし、実際、喧嘩ばかりなのに長く続いているカップルって身近に結構います。

喧嘩ばかりのカップルは、相手への期待が大きくて、自分の気持ちばかり主張する。冷静に話し合いはできないし、謝る素直さもない…はず。

その点、喧嘩のないカップルは思いやりがあって、穏やかに話し合いができて、束縛もしないというのが、共通点としてよく挙がってきます。

それなのに、喧嘩をしないカップルが別れると言われてしまうのはなぜなのか…。それは「ケンカにならない原因」を解き明かしていくと見えてきます。

この記事は、次の不安を抱えている人のための内容です。

・喧嘩しないと本当の意味で分かり合えないのでは…
・もし喧嘩になったらどうなるんだろう…
・お互い本心を見せていないだけなのかも…

解決策を見つけ、今まで以上に彼と仲良く、幸せになる秘訣を10個紹介します。

【喧嘩をしないカップル】と【喧嘩をするカップル】比較して分かったこと

まずは喧嘩をしないカップルと喧嘩をするカップルの特徴的な部分を挙げて比較していきます。人それぞれの部分も多いですが、そういう傾向があると捉えてもらえればと思います。

さて、どんな違いが見えてくるでしょうか。

喧嘩をしないカップル

メリットデメリット
冷静沈着本音が言えない
思いやりがある言い争いができない
感謝の言葉が言える気を使い過ぎている
謝罪できる我慢強い
尊重し合える主従関係がある
束縛しないマンネリしている
精神的に自立している興味・関心が薄い
距離感が程よい不満を言えない
間違いを許せる欠点を見せられない
尊敬し合っている嫌われるのが怖い
違いを受け入れ合う
関係が安定している

喧嘩をするカップル

メリットデメリット
本音で話せる嫉妬深い
関係の軌道修正ができる相手に期待しすぎている
トラブルに対処できる自分の気持ちを押し付ける
ストレスをため込まない感情的になる
信頼し合っている約束を破る
絆が強くなる懐疑心が強い
違いを受け入れられない
頑固
間違いを許せない
束縛する
謝罪ができない

赤字は、喧嘩をしないカップルのデメリットで、青字は喧嘩をするカップルのメリットになります。

赤字部分はないほどいいですし、さらに青字部分の要素も持っていれば理想的なカップルですよね。喧嘩をする必要がない関係を築けているということですから。

あなたがそういうお付き合いをしているなら、周りの意見に惑わされることはありません。自信を持って今の関係を大切にしてください。

問題は赤字にドキッとしてしまった人です。

赤字ばかりの人は「喧嘩をしないカップル」ではなく「喧嘩ができないカップル」である可能性が高いです。

上の赤字を元に、どんな差が生じているのが具体的に見ていきます。

どちらか一方が我慢している

今は女性も言いたいことが言えるのが当たり前の時代ですから、そこに男女差が見られることは少なくなりました。だけど、そうでなかった時代もあったことは知っていますよね。

現代でも少数派ではありますが、古風な考えを持っている人はいます。彼が黒といえば、絶対に黒。自分の意見は言わないし、文句も言わない。そういう女性がパートナーであれば、喧嘩はできません。

もしくは、古風でなくても、男性が女性に逆らえないという関係性のカップルもいるでしょう。

このように、どちらか一方が我慢する形で成立しているカップルには様々な問題を抱えることになってしまいます。我慢はいつまでも続きませんから。

夫の定年退職後に、妻が離婚を切り出すというケースが増えてきたといいますが、我慢の積み重ねが修復できない溝を作ってしまったのかもしれません。

気を使ってばかり

・相手を傷つけてしまうかもしれないから、言いたいことが言えない
・嫌われたくないから、理想的なパートナーを演じてしまう
・自分のことはいつも後回しにしてしまう

どちらか一方、もしくはお互いがこんな考えを持っていたら、当然喧嘩にはなりません。ですが、気を使い過ぎているのであれば、いつまで経っても本音で話し合うことができませんし、気疲れで心がすり減っていってしまうのが容易に想像できます。

興味・関心がない

喧嘩をする理由のひとつに、自分の気持ちや価値観を知ってもらいたいというのがありますが、この欲求を失ってしまったカップルには、喧嘩は必要ありません。

お互いの誕生日も祝う気がないくらいの倦怠期であるとか、別れていないだけで関係は既に壊れているとか、他に好きな人ができたなど。

お互い、もしくはどちらか一方が、関心や興味を示さなくなった場合、喧嘩にはなりません。

刺激を感じない…トキメキを感じない…。これが倦怠期!?魔の倦怠期の乗り越え方

本音が言えない

本音が言えない人たちには、こういう共通点が見られます。

・自分に自信が持てない
・批判・否定されるのが怖い
・嫌われるのが怖い
・自分で自分の気持ちが分からない
・本音を言って嫌な思いをしたことがある
・相手に負担をかけたくない気持ちが強い
・プライドが高い
・自意識が強い

本音が言えない人の多くは、自意識の強さや自信のなさから、本音を封印してしまいがち。自分が持つ価値観や考え方を、自分自身が否定している状態です。

本音が言えるだけで全てが解決できるとは言えません。ですが、パートナーにだけは自分の悪い部分や汚い部分、弱い部分を見せることも大切です。

これからもずっと一緒にいたい、結婚したいと思っているなら、なおさら重要になってきます。結婚したら生活を共にするのですから、喧嘩というイベントがなかったら愛情は長続きしません。

 


 

もし、『わたし達は喧嘩ができないほうのカップルかも…』と思い当たる部分があるなら、これからお話することを実践してみてください。軌道修正は今からでも間に合いますから、ひとつひとつスッキリさせていきましょう。

 

【喧嘩ができないカップル必見】すり減らない心の作り方10個

喧嘩ができないカップルは、心をすり減らしてしまっている可能性が高いです。自覚がある人もいれば、まるで気付いていない人もいるでしょう。

心がすり減ると、焦りや怒り、悲しみといったネガティブな感情に支配されていきます。自分を愛情を持てなくなるので、周りにも愛情を与えることができなくなり…。いつの日かリフレッシュする気力すらなくなっていくでしょう。

喧嘩ができないカップルは、心のエネルギーを奪い合う関係になっていきます。

そうなる前に、彼との恋愛関係を徹底的に見直して欲しいのです。

これから10個の解決策をピックアップするので、エネルギーを消耗し合う関係から、与え合う関係にシフトしていきしょう。

①本音を伝える練習をする

本音を言うのは決して悪いことではありません。時に相手を傷つけたり、不快にさせたりすることもありますが、それらを避けて通れないことだってあります。黙っていたせいで関係が悪化してしまうこともあるわけですから…。

恋人同士なら、なおさら本音が言える関係性でなくてはいけません。やってもみない内から、性格的に無理だよ…なんて言わないでくださいね。

まずはこんな練習をして、本音を伝える力をつけていきましょう。

本音が言えない理由を話す

本音でぶつかろう!なんて、最初からハードルの高いことは言いません。ですが、本音を言えない理由は一日も早く伝えてあげましょう。

なぜなら、本音が言えずに黙っている人は、とんでもないメッセージを大切な恋人に送っている可能性があるからです。

とんでもないもの…というのは、「話したくない」「知られたくない」といった、まるで彼氏の介入を阻止しているかのようなもの。

本音は言葉だけではなく、態度にも現れるものですが、態度だと中途半端に伝わってしまう欠点があります。

たとえば「嫌われるのが怖くて本音が言えない」場合。彼が受け取るのは「本音が言えない」という部分だけでしょう。

もしかすると「言えない」ではなく「言いたくない」という、より否定的な解釈をしている可能性すらあります。この差はかなり大きいですよね。

そして肝心の「彼に嫌われたくないから」という動機の部分は、態度だけではなかなか伝わらないものです。

つまり、本音を言えずにダンマリしていることで、相手は勘違いをし、傷ついているかもしれないのです。

だから、本音が言えないのであれば、せめて言えない理由だけは、いち早く伝えてあげましょう。

余計なことを言ってみる

本音を100%伝えるには、色々な要素を詰め込まなくてはいけませんから、もう少し小分けにして「余計だと思われる部分」を伝える練習をしてみてください。

例1)
彼「今年の記念日はどう過ごしたい?」
あなた「あなたに任せる」

これでは会話がプツンと途切れてしまいますよね。ではこれならどうでしょうか。

例2)
彼「今年の記念日はどう過ごしたい?」
あなた「あなたに任せる。あ、でも去年行ったお店は上品すぎて料理の味も分からないくらい緊張しちゃったから、もっと庶民的な所がいいかも」

このように、話すネタなんて何でもいいんですよ。ただの雑談ですから。こんな話しなくてもいいよな…なんて思わずに、思うままに話してみてください。

あなたの言葉が増えていくのに比例して、彼に伝わる情報が増えていきますから、決して意味のない会話ではないのです。

相手の本音を聞き出すために、自分の本音を言う

あなたが本音を言えない人なら、恐らく相手も本音は言いにくいでしょう。こちらから笑いかけると相手も笑顔になるのと一緒で、鏡の法則が適用されるのです。

本音を伝える重要性がまたひとつ分かったところで、ここからは本格的に本音を伝える練習をしていきましょう。

次は、自分のために本音が言えないのなら、相手のために本音を言ってみてください。

いきなり「本音を聞かせて?」と言っても、彼氏は面食らってしまいますよね。だから「私は〇〇だと思ってるの。あなたはどう思う?」という形で質問するのです。

彼氏の本音を知りたいなら、自分の本音から話す。たとえそれが不満であってもです。たったこれだけで話しやすい空気を作ることができます。

聞き手は受け身であってはいけない

真剣に聞くという行為は決して受け身ではありません。もっと知りたい、もっと教えて欲しいというメッセージを込めるには聞く姿勢に積極性がなくてはいけませんから。

彼はあなたが真剣に聞いてくれていると分かると、安心して本音が話せるでしょう。そしてあなたも彼が本音を話してくれるから安心するという相乗効果も得られるのです。

ちなみに真剣に聞くコツは「急かさない」「話に割り込まない」「相槌を打つ」の3つを大事にしてください。

②続かない我慢はしない

我慢を全くせずに生きていくことは無理ですが、許容範囲を超える我慢をしてはいけません。心と体の悪い影響を与えてしまいますし、本音が言えないという問題をより大きくしてしまいます。

ただし、何でも言っていいということではなくて、大切なのは、我慢する場面としなくてもいい場面を振り分けて、メリハリをつけることです。

たとえば、彼から3回目のドタキャンを告げる連絡があったとします。この時に…

・感情的になったら落ち着くまで少し待つ
・深呼吸してリラックスを心がける

この2つをやってみても、イライラやモヤモヤなどの不満で心が埋め尽くされているなら、彼がどんな理由でドタキャンしたにせよ、自分の気持ちを伝えてみるのです。

待つ→深呼吸のコンボで、まぁいいかと思えるくらいまで気持ちが落ち着いたなら、ひとまず我慢を選択するという感じで、自分の気持ちを振り分けていきましょう。

この習慣が身に付くと、我慢によるストレスと上手に付き合えるようになります。

③恋愛に主従関係をもちこまない

彼、もしくはあなたが、全てにおいて主導権を握っているのであれば、喧嘩どころか言いたいことも言えなくなってしまいます。水面下でどんどん問題が増殖していき、いつか爆発してしまうでしょう。

そうならないためには、対等な関係を築いていく必要があるものの、簡単にはいかないので、時間をかけて軌道修正していく必要があります。

これまで主導権を握っていた側は、自分の立場が脅かされると感じ、やたらマウントを取ろうとしてくるでしょう。

従っていた側は思ったことを伝えるのが怖くて仕方ないと思います。

→主導権を握っているなら…
・強要しない
・相手の気持ちを尊重する
・依存関係から抜け出す
・相手の短所ではなく長所を見る
・他人の評価に振り回されない
・他人と比べない
→従っているなら…
・強要に応じない
・自分の気持ちを大切にする
・依存関係から抜け出す
・断る勇気を持つ
・自分に自信が持てることをする
・マウントを取ってきても受け流す

主従関係を解消するのは簡単ではありません。解消するためには別れるしかなかったカップルもいるくらい大変です。2人で築いてきたものが土台から壊れていくような感覚があるでしょう。

ですが、”喧嘩しなくても分かり合えるカップル”を演じるにも限界があることは分かっているはずです。

最初の一歩はものすごい勇気が必要になりますが、また一歩、もう一歩…と進んでいく内に心は少しずつ軽くなり、2人の距離感も心地よいものになっていくでしょう。

大変なのは最初だけです。

④喧嘩を怖がらない

「言い合いなんて無理」「喧嘩になるくらいなら我慢したほうがマシ」

こうやって、喧嘩から逃げることはできますが、問題はずっとあなたたちを追いかけてきます。放置すればするほどに大きく膨らんでいくでしょう。破局のカウントダウンが始まる前に何とかしなくてはいけません。

喧嘩に恐怖心を抱いているのは、過去の出来事が影響している可能性があります。子供時代にヒステリックな母親に毎日怒鳴られていたとか、元カレが言葉の暴力を浴びせてくる人だったとか…。

上の例は2つとも、あなたを思い通りに動かそうする人間が仕掛けてきた喧嘩ですから、恐怖心が長く留まってしまうのも無理はありません。

ですが、本気で向き合うための喧嘩は全く怖いものではありません。むしろ信頼関係を築いていくためのイベントのようなものだと捉えてください。もしくは刺激を与え合う儀式ともいえます。

喧嘩にも質があります。誰よりも大切な存在である彼との喧嘩は、最高級の品質にしていきたいですよね。

⑤質の悪いケンカをしたって構わないと考える

喧嘩にも質があると言いましたが、何も初めから高品質にこだわる必要はありません。というか、無理です。最初はグダグダでドロドロの言い争いになるものですから。

明らかに相手を非難するためのだけの言葉を使ったとしても、後で一生懸命謝るとして、とりあえずは良しとしてください。

自分の気持ちや感情を伝える習慣がない人にとって、伝えることは本当に大変なんです。

いざ本音をぶつけようと思ったら、感情が暴走してしまいます。涙が溢れてきたり、怒鳴ったりといったことはよくありますし、その様子は、冷静さを取り戻すと滑稽だなと思うでしょう。

ですが、上品な言葉遣いで、相手の気持ちも尊重して、お互いにいい気持ちで和解できるなんて相当難易度が高いです。すぐに出来るようになるなんてことはあり得ないのです。

滑稽で情けない自分がいてもいい。それを恋人にだけなら見せてもいい。

隠し続けて、心にモヤモヤを抱えてしまうよりは、ずっと健全です。

仲直りスキルを高めよう

喧嘩と仲直りはセットです。意地を張って無駄な時間を過ごすのはもったいないですし、喧嘩は長引いても良いことはひとつもありません。

喧嘩をするためにはたくさんのハードルを越えなくてはいけませんが、仲直りは素直になるための行動をしていくだけです。喧嘩をするよりもずっと簡単です。

ごめんねが言いにくいなら、感謝の言葉も言ってもいいと思います。たとえば、彼が朝のゴミ出しをしてくれたら「ありがとう」と声をかけてみるのです。それだけでも空気は一気に柔らかくなります。

謝罪と感謝の気持ちを言い合うのは、カップルが長続きする秘訣です。

「ケンカしたらどっちから謝る?」仲直りしたいけど素直になれない時の対処法

⑥最初から分かってもらおうと思わない

男女差やそれぞれの性格の違い、趣味、考え方、価値観、友人や家族との関係など、あなた達カップルはこれまで何度となくお互いの違いを見てきたと思います。

この違いは、なかなか埋められないものです。

趣味をひとつ取っても、インドア派とアウトドア派に分かれてしまえば、デートの予定もなかなか決まりませんし、分かってもらうのも分かることも難しいのです。

あなたが伝えたいことは、必ずしも100%伝わるとは限りません。付き合いたてであればなおさら、誤解されるのは当たり前。どんなに一生懸命話しても、何度話しても伝わらない時は伝わりません。

信頼関係がしっかり築けていたって、理解してもらえる保証はないのです。

とはいえ、伝え方は無限にあります。どの方法が相手に刺さるのかを試行錯誤していく姿勢が大切になってきますが、喧嘩ができない人は諦めるのが早いという特徴があります。

相手に不快な思いをさせてしまうこと、相手が怒ってしまうのでは…という葛藤と闘うのは簡単ではないでしょう。ですが、諦めたらたくさんの可能性を捨ててしまうことになります。

我慢はしなくていいけど、粘り強さは必要です。

⑦自由に話していいし、自由に受け取っていい

気持ちが伝わらないと感じた時の反応は人それぞれです。

ある人は相手が聞いてくれないせいだと思い、またある人は自分の言い方が悪かったんだと思います。

誰のせいかといえば、「どちらも悪くはない」というのが、上手くいく秘訣であり、答えです。

あなたは自分の気持ちを自由に伝えてもいいし、相手はあなたの気持ちを自由に受け取ってもいいのです。

上手に話す必要はない

人ともっと仲良くなりたいなら、2つの方法があります。

ひとつは、自己表現の機会を出来るだけ多く作ること、そして、相手の気持ちを理解する機会を出来るだけ多く作ることです。

これらの機会を増やしていけばいくほどに、あなたは成長していきます。どうせいずれは上達するのですから、今は上手に話すこと、上手に聞くことに重点を置かないでください。

それをやってしまったら、成長するよりも、どちらが悪いかの論争にエネルギーを使う原因になってしまいます。

理解して欲しいことがあるなら、諦めないで伝え続けるしかありません。理解したいと思える人がいるなら、耳を傾けることから逃げないでください。

⑧彼の「言葉」ではなく「気持ち」を聞く

「忙しいからしばらく会いたくない」

もし彼からそう言われたら、会えなくなること以上に「会いたくない」と言われてしまうことに傷ついてしまうのではないでしょうか。もっと他に言い方があるんじゃないの?と。

この時、彼の言い方にムッとしてそこから喧嘩になってしまうのも無理はありませんが、こんな質問で彼のちょっとひどい台詞の真意を知ることができるかもしれません。

「会えないのは分かったよ。仕事大変そうだね。体調は大丈夫?」

残業が多い彼は、ストレスの蓄積や疲労感があったり、体調を崩しているかもしれません。休みもろくに取れていないかもしれません。そこを心配することで、彼はあなたに色々話したくなる可能性があります。

男性は情けない姿を誰にも見せたくないと考える人が多いですから、簡単には打ち明けてくれないかもしれません。

ですが、近くに理解者がいてくれる心強さを感じるでしょう。

ちょっとした言い方で、「あなたの気持ちを聞く準備はできていますよ」というメッセージを送ることで、男性ならではのプライドを傷つけずに寄り添うことができます。

相手の言葉を鵜呑みにしない

人は言葉を介してのコミュニケーションが主ですが、それだけに頼ると傷つかなくていいところで傷ついてしまいますし、不信感を募らせてしまいます。

言葉は相手に伝えるために使われますが、言葉の組み合わせ方というのは、その人の精神状態を表していることもあるのです。

次の3つのセリフを読んでみてください。

①「色々あって、しばらく会いたくない」
②「忙しくて残業が多いから、しばらく会いたくない」
③「忙しくて残業が多いから、一週間は会えない」

①は理由も分からないし、会いたくないという言い方から、心のシャッターを閉めてしまっている感があります。

②は理由を話してはいるものの、自分の殻に閉じこもっている感じはします。

③は理由も伝えているし、どれくらいの期間仕事に集中したいのかも分かります。あなたをはねつけるような言い方もしていません。

自分のことでいっぱいいっぱいの時期というのは、自分中心になってしまいがちです。①はあなたを気遣う余裕も、自分の状況を分かってもらう努力もできないくらい余裕がないのかな?と受け取れますよね。

彼が心ない言葉を言ってきたとしても、それがあなたに対する攻撃とは限りません。いつもと違う感じであれば、何か抱えているのかもと考える視点を持ってください。

心の状態があまり良くないのかもという視点を持つと、「大丈夫?」という気遣う言葉が自然と出てきます。攻撃とは受け取らないので、許容範囲を超えた我慢を強いられることもありません。

対して、我慢を重ねてしまう人は、言葉をそのまま受け取ってしまう上に、何も言わずに飲み込んでしまいます。

「会いたくない」と言われたら、納得していないし、傷ついてもいるけど「分かった」と納得したように見せてしまうのです。

この違いはとても大きいですよね。

⑨怒りの感情が出てくる原因を知る

怒りは、外界の出来事や周囲の人の言動をきっかけに起こります。そのため、周囲のせいで怒らされたと思いがちですが、じつは、自分が自分を怒らせているのです。

(引用:自分の気持ちをきちんと<伝える>技術 人間関係がラクに自己カウンセリングのすすめ 平木典子/PHP研究所/2007年

たとえば、彼が浮気をしてしまったとします。あなたにとっては非常に大きな問題であり、非常に辛い出来事です。別れの危機を感じるはずです。

この時、自分がどうすべきか分かっている場合は、怒りを感じません。大問題であることは変わりませんが、落ち着いて対応できるでしょう。

では、浮気をされたことが寝耳に水の出来事で、対応する力もない人はどんな気持ちになるでしょうか。

対応できない場合、2パターンの反応が考えられます。

①浮気されたことで受けた傷をごまかす
②浮気されたことを辛い・悲しいと素直に伝える

2パターンある内、怒りを覚えるのは①のごまかす方法です。

浮気されたことが10のダメージだったとしたら、それをごまかそうとするために、20も30も大きなダメージを相手に与えようとします。自分に襲い掛かってくるダメージを振り払うにはそれしかないと思い込んでいるためです。

これが怒りの正体です。

あなたが誰かに対して、怒りを感じたエピソードを思い出してみてください。この法則が当てはまってはいませんか?

だから我慢は続かない

辛い出来事をごまかすことが怒りになるとお話しましたが、そこにはもうひとつパターンがありますよね。我慢をすることです。

脅威をごまかしたとしても、怒りで自分を表現できるなら、まだ健全なほうです。

我慢は、自分の気持ちだけではなく感情までも封印してしまうので、非常に厄介です。長続きしないからいずれは感情の大爆発を起こしますし、いつまでも耐えていたら、それはそれで病んでしまいます。

⑩怒りは小出しにする

怒りは大きくなってしまった末に爆発すると、自分を制御できなくなってしまいます。自分でも何を言っているのか分からないし、相手にも伝わらないし…。莫大なエネルギーを消耗するのに、得られるものがないというのでは、辛いですよね。

怒りは小出しにするのがひとつ目のルールだと覚えておいてください。その他のルールは以下の通りです。

①怒りは小出しにする
②一次感情を伝える
③相手にやってもらいたいことを伝える
④相手の考え・気持ちに耳を傾ける

→一次感情って何?

辛い・苦しい・悲しい・痛い・疲れた・怖い・心配・不安・虚しい・寂しい

これらは全て、一次感情と呼ばれています。怒りはこの一次感情を伝えることが目的で現れる感情です。彼がデートに遅刻してきたら、怒るよりも「寂しかった」「忘れられたのかと不安になった」と伝えたほうが、彼も怒りの理由が具体的に分かります。

既に解決したことは持ち出さない

怒りを小出しにすること、一次感情を伝えることと同じくらい大切なことがもうひとつあります。それは、過去にあった解決済みの喧嘩を持ち出さないことです。

たとえば、去年は誕生日を忘れられてしまい、ものすごく悲しい思いをしたとします。男性は脳の仕組み上、誕生日のような一大イベントでもうっかり忘れてしまうことが多いので、こういう経験をした女性は多いです。

ですが、今年も一緒にいるのなら許したということですね。

それならば、今まさに怒っている喧嘩には持ち出さないことです。女性は記憶力が高いですから、喧嘩の内容を当時の感情とともに詳細まで覚えています。そのために、終わった過去の喧嘩を何度となく持ち出してしまうところがあります。

たとえ彼が全面的に悪いことでも、過去は過去。水に流してあげる努力は必要です。

 

まとめ:目指せ、喧嘩する必要がないカップル!

今までは友達に「ケンカらしいケンカをしたことがない」と言おうものなら、「それ、大丈夫?」と心配されていたかもしれません。その心配が伝染したかのように、あなたの心もザワザワしてしまったりして。

ですが、近い内にこのザワザワはきっとなくなります。「ケンカする必要がないから、うちは!」と堂々と自信を持って言える日がくるでしょう。

ケンカをするカップルもたくさんの問題を抱えています。心配していたはずの友達が一転して相談に乗って欲しいと頼んでくるかもしれません。

喧嘩の多いカップルには長続きするorすぐ別れるカップルがいる!?気になるその違いとは

2人の関係性を見直すことがどれだけ大変か…そこは計り知れません。

ですが、今の関係が上手くいかないと分かっているのなら、見直す選択をしたほうが、あなたの心は格段に楽になります。そして2人の恋愛はもっともっと幸せになります。


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