「保湿ってどうやるの?」本当に肌が潤う6つの方法
保湿が大事!とはよく聞きますし、何よりあなた自身が実感していると思います。
ムダ毛の処理を安全&キレイにしたいなら、肌に潤いがあることは必須条件ですし、肌の老化や肌荒れ、角栓、べたつき…。
お肌のあらゆる問題は、正しい保湿ケアで改善します。
ですが、保湿が大事だと理解することと、正しい方法でスキンケアができるかどうかはまた別の話で、保湿した”つもり”になっている人は大勢いるでしょう。
・長時間コットンパックをする
・夏は化粧水だけで十分保湿できる
・化粧水をつける時、顔を叩いて染み込ませている
・特に乾燥していないので保湿の必要がない
・若い内はスキンケアしなくても大丈夫
これらはどれも、保湿をしているとは言えません。
ドラッグストアに行けばたくさんの保湿できるアイテムは並んでいますが、知識が追いついていないために活かせないのは非常にもったいないですよね。
このページでは、本当の保湿とは何なのか?をテーマに、顔と体のスキンケアの方法を紹介しています。
顔脱毛を検討している人は、ぜひ読んでください。
目次
【脱毛】脱毛サロンでも保湿はしてくれるよね?
脱毛サロンやクリニックを利用することもメリットのひとつが、プロにお任せできる安心感ですよね。
自己処理だとトラブルばかりだったのに、サロン通いを始めてから肌のコンディションがどんどん良くなっていったという人は多いです。
ですが、いくらプロに任せていると言っても、基本的に2カ月に1回の頻度で通うわけですから、毎日のスキンケアは当然自分でやっていく必要があります。
・施術時の痛みを和らげることができるから
・本来の脱毛効果を得られるから
・乾燥がひどい場合、施術を断られる可能性があるから
・ヤケドするリスクがあるから
・施術後は肌が乾燥しているから
・施術後の肌は熱を持っているから
脱毛は自己処理よりも肌に優しいのは間違いありませんが、それでもノーダメージとはいきません。
ムダ毛が生えてこないように組織を破壊していくのですから、どうしても肌に刺激を与えることになってしまいます。
脱毛サロンでも施術後に保湿ローションを塗布してくれますが、それだけでは間に合いません。
安全に、キレイに脱毛するために、日頃から保湿ケアをしっかり行いましょう。
参考:【敏感肌向け】肌に負担をかけずに脱毛する方法
【ボディ用】体の保湿ってどうやるの?
顔の保湿に力を入れることはもちろん大切ですが、同じくらい体全体の保湿にも気を使ってあげましょう。
特に脱毛は肌がダメージを受けている可能性が高いですから、念入りにケアする必要があります。
①お風呂の後すぐ!がポイント
おすすめなのは、すぐに…それもお風呂場の中でボディクリームを塗ること。
お風呂場はちょっとしたサウナになるので乾燥を防ぎますし、水分が肌に残っているので、クリームがよく伸びます。
お風呂から上がった後も、乾燥が気になる部位はもう一度クリームをつけましょう。
②クリームの前に化粧水もおすすめ
また、乾燥肌で悩んでいるなら、ボディクリームの前に化粧水をたっぷり塗ってください。
化粧水は、大容量で1,000円もしないような安い物で構いませんので、たっぷりつけます。
乾燥がかなりひどいという場合は、ボディオイル+クリームを混ぜて使ってみるのも◎。乾燥が進むと肌表面が固くて保湿成分が浸透しないので、オイルで皮膚を柔らかくしましょう。
③部位によって量を調整する
ボディクリームをどこにでもたっぷり塗る…はNGです。
背中や胸元は皮脂の多い部位なので油分を与え過ぎてしまうとニキビが出来やすくなるため、クリームは少量にするか、水分を多く含んだミルクタイプを塗るといった工夫をしましょう。
④生活習慣で気を付けることも…
顔は優しく洗うのに、体はゴシゴシこすってしまう…なんてことありませんか?
体はニオイや汚れが気になりますから、気持ちは分かりますが、乾燥を招いてしまうので控えてください。優しく洗っても十分キレイになります。
また、入浴して体をしっかり温めること(※脱毛後は火照りがなくなるまで控えたほうが良い)、睡眠時間をしっかり確保することも大切です。
【初心者向け】保湿って何から始めたらいいの?
これまでスキンケアに気を使ったことがなかった、何をやっても肌トラブルが絶えないという人は、保湿の基本を知る必要があるでしょう。
スキンケア初心者さんに知って欲しいのは、次の3つです。
①毎日続けることが大事
肌は、正しい保湿ケアでこんな嬉しい変化が起こります。
・敏感肌・乾燥肌・混合肌が改善する
・化粧ノリがUPする
・肌にツヤが出る
・ニキビが改善する
・美白に繋がる
保湿がスキンケアの基本なのは誰でも知っていますが、具体的にどんな変化が起こるのかを知ったら少しやる気が湧いてきませんか?
保湿は一日一日の積み重ねが大事。時間がかかるとか、難しいことは何もありませんので、習慣化できるよう頑張りましょう!
②洗い過ぎに注意する
スキンケアのスタートは、汚れを落とすことです。これがちゃんと出来ていないと、肌トラブルが起こりますし、この後に使用する基礎化粧品の効果を発揮できません。
ですが、汚れを落とすことばかり考えてもNGだということを知っていましたか?
洗浄力が強い洗顔料で洗ってから、後から保湿をすれば問題ないと考える人も多いですが、洗いすぎによって肌のバリア機能が低下し、回復するまでに最低でもひと晩、長くて数日かかるのです。
バリア機能が低下すると、乾燥はもちろん、外部からの刺激を直接受けてしまうので、次の点に注意して洗顔を行いましょう。
・よく泡だてて優しく洗う
・乾燥しやすい目元、口元は特に優しく。泡を乗せるだけで十分
・すすぎはしつこいくらい丁寧に
・顔をこすらない
・洗顔後はすぐに化粧水をつける
③基礎化粧品の役割・使う順番を知る
基礎化粧品って何種類もありますし、使う順番やタイミングが分からなくて困ってしまいますよね。
それぞれの役割と順番をまとめました。
順番 | 基礎化粧品 | 役割 | 注意点・ポイント |
---|---|---|---|
1 | 化粧水 | クレンジングや洗顔で失われた保湿成分を補う/肌のコンディションを整える/この後に使う基礎化粧品の浸透率をUPさせる | 洗顔、または入浴後すぐにつける |
2 | 美容液 | 肌の悩み(乾燥、シミ、くすみ、ニキビ、シワ、たるみ等)を集中的にケアする | 肌の悩みが複数あるからと言って、美容液を何種類も重ねづけしない |
3 | 乳液 | 洗顔で失われた皮脂膜が再び作られるまで肌を守る/化粧水の保湿成分を閉じ込め、肌の奥まで届ける/油分を補う | オイリー肌の人はTゾーン等、テカリやすい部分は少量つける、さっぱりタイプの物を選ぶ/乾燥しやすい部位には重ねづけする |
4 | クリーム・オイル | 油分を補う/皮脂膜の役割をして肌を保護する | 美容液や乳液に油分が含まれている場合は、特に必要ない |
使う順番を守ること、それぞれの役割を知ることはスキンケアの基本です。
【即効性】明日までに肌の乾燥をどうにかしたい!
すぐに効果が現れる保湿の方法を探している人は、肌の乾燥でとても困っているのでしょう。
女性は毎日のようにメイクをしますから、乾燥していると仕上がりが悪くなりますし、肌トラブルも起こりやすくなりますから、急いで助けてあげなくてはいけません。
一晩で!とか、今すぐに!といった保湿ケアをしたいなら、次の2点を大事にしてください。
肌が十分に潤っていて健康な状態であっても、一日の活動(メイク・外部からの刺激・クレンジング・洗顔等)を通して水分をキープする力は弱まっていくのが普通です。
この水分保持力を取り戻すために必要なこと、ひとつ目は「睡眠をしっかり取る」です。
私たちが眠っている間に肌は回復しようと頑張ってくれるので、睡眠不足になってしまうと回復のきっかけを掴めません。
そしてもうひとつ重要なことは「シンプルなスキンケアを心がける」です。
乾燥肌だと、何種類もの基礎化粧品を揃えることで解決すると思っている人は多いですが、それは間違いです。
肌が乾燥しているということは、疲れている・弱っている状態だと言えます。
それなのに、色々な美容成分を詰め込もうとしても、到底受け止めることはできないのです。
むしろ乾燥が改善するどころか、アレルギーやシミの原因にもなりかねませんので注意してください。
おすすめしたいのは、セラミドが配合されている基礎化粧品です。
角質層の中で、細胞と水分を繋げているのがセラミドであり、肌のバリア機能を高める。
セラミドが不足すると、外側からの刺激を受けやすくなり、乾燥をはじめとした肌トラブルを起こしやすくなる。
セラミドは、自力で生成することも可能ですが、28日周期で生まれ変わるターンオーバーを待っていては即効性があるとは言えませんよね。
もちろん、ターンオーバーを正常にしていくためのスキンケアを習慣化させることも重要ですが、ダメージを受けた肌を応急処置するなら、セラミド入りの保湿クリームでパックがおすすめです。
シートタイプのパックもありますが、乾燥肌さんなら肌の奥まで浸透しやすいクリームタイプしたほうがより高い効果を発揮します。
ちなみに、セラミドによる保湿効果は最大で24時間くらい維持できると言われています。
【年代別】自分に合った保湿ケアを探しているなら…
年齢を重ねていくと、肌が少しずつ変化していきます。
よく見られるのは、ハリがなくなる、毛穴が開く、たるんでくる、シワができる、シミ・そばかすができるというもの。
これらの老化現象は、保湿によって遅らせることができますし、既に症状が現れていても改善させることも可能です。
その他にやるべきことも色々ありますが、どのスキンケアも保湿という土台がしっかりしていなければ意味がありません。
年代別・保湿のポイント
年代 | 年代別の特徴 | 保湿のポイント |
---|---|---|
20 | 年齢的には若くても肌の老化は少しずつ進んでいると認識して。この年代でスキンケアを怠ると30代を迎えてから様々な肌トラブルを引き起こす可能性が高い | 20代は肌が強いので、無理をさせてしまいがち。こすらない・汚れや洗顔料の泡をしっかり落とす・UVケアをする等、肌に過度な刺激を与えない。基礎化粧品はプチプラでも良いので毎日きちんと保湿すること |
30 | 肌の老化が実感として分かるようになる年代。ホルモンバランスの乱れや生活習慣といった内側からの刺激、摩擦や紫外線、気候といった外部からの刺激に弱くなる。20代と比べると、皮脂量が減少し、乾燥しやすくなる | 基礎化粧品の成分をチェックし、肌の悩みに合わせて選ぶ |
40 | シワやたるみが目立ち始める40代。ターンオーバーも乱れやすいため、ここで間違えると50代になる頃には周りと大きな差がついてしまう。高い保湿効果のあるセラミドでケアを続けるのももちろん重要だが、マッサージや紫外線対策等、肌への刺激を抑えると言ったトータルケアを重視して。また、生活習慣の改善も必須 | ある程度、自分流のスキンケア法が固まっているが、過去に流行った間違った美容法を実践している人が多いので、改めて基本的なスキンケアを心がける。出費は大きくなるが、エイジングケアができる基礎化粧品を選ぶ |
【保湿成分】一番潤うのはどれ?
化粧水だけでも数えきれないくらいの種類があって、それぞれ配合されている成分もバラバラ。
だけど、パッケージのキャッチコピーを見るとどれもすごく潤いそうですよね。
そこで、代表的な保湿成分を紹介します。
保湿力 | 成分 | 保湿効果 |
---|---|---|
高 | セラミド | 保湿力が非常に高く、保湿と言えば必ずその名が挙がるほど。細胞間脂質の約40%がセラミドで、水分を挟みこんで蒸発を防ぐ。人の肌からセラミドがなくなると水分が80%も低下すると言われる |
中 | ヒアルロン酸 | 1gで2~6リットルの水分を保持できるほど、高い保湿力を誇る。ヒアルロン酸も保湿成分として有名。セラミドよりは肌に馴染みにくいが、水分の蒸発を防ぎ、弾力のある肌を作る。最近では低分子のヒアルロン酸も開発されており、浸透率がUPしている |
コラーゲン | セラミド、ヒアルロン酸と並んで三大保湿成分と言われるのがコラーゲン。肌の弾力を高め、水分を維持する働きがある。ヒアルロン酸と相性が良く、組み合わせて使う事でより高い保湿効果が期待できる | |
エラスチン | 乾燥が気になる季節でも、水分をキープしてくれる。肌のハリを維持するのに欠かせない成分 | |
低 | 天然保湿成分(NMF) | 保湿力はそこまで高くないものの、サラッとした使い心地になるので、化粧水に使われることが多い |
保湿成分は3つのグループに分けることができ、保湿力の高い順で、水分を挟み込む→水分を抱え込む→水分をつかむ…になります。
セラミドは水分をサンドイッチのように挟むので、水分をキープする力が最も強い成分ですし、安全性も高いので、敏感肌で悩んでいる人も安心して使用できます。
化粧水で水分を補給→油分でフタをして水分をキープするといった保湿ケアは、よく言われていることでしたが、この考え方は見直されています。
何故なら、乳液やクリーム、オイルに配合されている油分は、水分保持力としては頼りないからです。
どれだけ油分でしっかり蓋をしても、絶対にすき間があるので、そこから水分は蒸発してしまうんです。
保湿で重要なのは、肌本来の機能を助けることです。
肌は、自力で水分を生みだすことができますし、その水分を蓄える力も備わっているので、セラミドやヒアルロン酸をはじめとした保湿成分を与えることでより活性化します。
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