復縁は奇跡が起きないと無理?復縁する前にチェックしたい心理状況
恋人との別れは付き合っていた期間の長さを問わずに辛いものです。それまで当たり前のように一緒にいた人がいなくなるのです。
当然、それまで恋人として当たり前のように行っていた数々の時間がなくなります。
寝る前のちょっとしたメッセージのやり取りや休日のデート、更には喧嘩さえ別れた後には貴重な時間だったと振り返ることも珍しくありません。
その思いが高じて復縁を考える人も多いのではないでしょうか。一方で、復縁はとても難しいとも言われています。
新しい人との出会いが0からのスタートであれば、復縁はマイナスからのスタートです。相手は貴方にマイナスイメージを持っているからこそ別れたのです。
自分自身は復縁したいと思っても、相手が同じ気持ちでない限り願いはかないません。
そもそも、すぐに復縁出来るようであれば「別れ」という結論に至っていない可能性もあるでしょう。新しい出会いよりも難しいとされているのはその点にあります。既にお互いどのような人間なのか分かっています。
良い部分もあれば、悪い部分もあるでしょう。その「悪い部分」がどうにもならないと判断されたがために、別れという結論に至ったはずです。
復縁するのであれば、現実的に「悪い」という結論に至った部分を改善しなければならないためですが、一方で復縁を考える人の多くは「マイナスの改善」をすることなく復縁を考えてしまうものです。
残念ながら、そのような考えの人はまず復縁は無理と思った方が良いでしょう。復縁は決して不可能ではありませんが、自分自身の心理状況を考え、下記の状態に当てはまるのでれば復縁に向けて動く段階ではありません。
寂しいけど他に相手がいない
恋人と別れるとどうしても寂しさは出るものです。それまで二人で一緒にいろいろなことをしたでしょう。楽しい思い出も多々あるでしょう。予定を立てたり連絡が着たり。
付き合っている時はついつい面倒だと思っていたことも、別れてから思い起こすと楽しい時間だったなと実感するケースも多いかと思いますが、その反動で寂しさを覚えるものです。
別れた問題が解決していないにも関わらず、ただ「寂しい」という理由で復縁を目指しても残念ながら不可能でしょう。奇跡は起こりません。
寂しさに耐えるのもまた、失恋の運命なのです。
プライドの問題では?
これは特に振られた側が抱えるのですが、復縁したいうというよりも、振られたことで傷付けられたプライドを取り戻したいという思いが、「復縁」に走らせるケースもあります。むしろこれはとても多いです。
現実を受け入れているつもりでも、自分自身のプライドの問題なのでしょう。
そのため、条件反射で復縁を求める人は多いのですが、このような状況もまた、復縁は難しいでしょう。
なぜなら、先の項同様、何も変わっていないからです。
更に、振られた事実から復縁を迫る場合、復縁そのものが答えであって、では復縁した後楽しい恋人としての時間を過ごせるのかというと、案外そうではないのです。
振られてプライドを傷付けられただけの人は、復縁して再び自分を受け入れてもらうことだけが目的なので、仮に奇跡でも起きて復縁となったとしても、結局はすぐに別れる可能性が高いのです。
よくよく二人での時間を思い出し、あまり楽しいことが思い浮かばないものの、別れは受けいれられないと思っている人は、復縁したいのではなく、プライドを傷付けられたので憤慨しているのであって、プライドを取り戻す方法が「復縁」なのです。
すがっているだけの可能性も
復縁をと考える人の中には、ただ単に相手にすがっているだけの人もいます。他に出会いがない、新しい恋人を作るのが面倒。また0から相手と知り合うと思うと億劫…。
それなら復縁した方が良い。そもそも恋愛の対象が元恋人しかいない。
このような状況に陥ると、ついつい復縁を…と考えてしまうのも分からない話ではありませんが、こちらも成功する可能性は低いでしょう。
この場合、元恋人が良いからではなく、「他に対象がいない」から復縁という選択となっているだけです。
例えば、学校や仕事等で多々出会いもあり、新しく多くの異性と知り合う機会もあり、より親密になってメール等をやりとりするようになりました。
それでも「やっぱり元恋人と復縁したい」と思ったら、それはすがっているのではなく、元恋人が良いから復縁をと思うのでしょう。
ですが他に選択肢がないのに復縁というのは、少々厳しい言い方をすると「すがっているだけ」です。
美化され過ぎてしまっている可能性もある
思い出は得てして美化されていくものです。付き合っている時は良いこともあれば悪いこともあったでしょう。
ですが人間不思議なもので、別れてしまい、少し時間が経つと悪い部分よりも良い部分だけを懐かしく感じてしまうものです。
そのため、ついつい未練が湧いてきて復縁をと考えてしまう人もいるのですが、一度冷静に考えてみると良いでしょう。
それでも良い部分しか出てこない人は、むしろ復縁は諦めるべきです。
悪い部分も出てきたけど、「それでも復縁」と考える人は相手のことを受け入れた上で復縁をと考えているのですが、良い部分しか思い浮かばないという人は、相手を見ているのではなく、楽しかった思い出を見ているだけです。
復縁を目指したところで実現する可能性は低いですし、仮に奇跡的に復縁出来たとしても現実を見て再び別れという選択を取る可能性さえあります。
シビアな言い方ではありますが、上記に当てはまった人は復縁を考えるべきではありません。
復縁を目指したところで上手く行かない可能性の方が断然高いです。ですがこれらすべてに対して「私は違う」と思った人は、改めて復縁出来るか否か可能性を探ってみると良いでしょう。
もちろん、当てはまらなかったからと言って復縁出来るという話ではありませんが、少なくとも当てはまる人よりは復縁の可能性は高いですよ。
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