軽自動車に乗っているとモテないのは事実なのか都市伝説なのか

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自動車離れが叫ばれていますし、レンタカーやカーシェアリングといった新しいサービスが登場していますので無理に自動車を保有する必要性は低くなっています。

それでも自動車が便利なものであることは変わらないですし、借りるよりもいつでも使えるし、それでいて維持費も安いしという理由で軽自動車を保有している人も多いのではないでしょうか。

事実、軽自動車の売り上げは普通自動車と比べて好調ですが、「軽自動車はモテない」「軽自動車でデートはしたくない」との女性の声が聞こえているのも事実。

果たしてその言葉は実際の所、どうなのでしょうか？

世代によって変わる部分が大きい

軽自動車の男とデートしたくないと思っている女性は少なからずいるでしょう。

これは間違いありませんので「軽自動車に乗っている男はモテない」との言葉も強ち「デマ」とは言い切れません。

ですが、車に対しての考え方は世代によってかなりバラつきがあるのも事実です。

例えばバブル世代以前、もっと言えば日本がデフレに突入する前の価値観が強い世代の場合、車はステータスでした。

良い車に乗ってこそとの風潮があったのは紛れもない事実です。

年功序列が崩れていない時代は、長く勤めていれば次第にお給料が上がることを意味していましたので、誰もが車を保有出来る時代でもありました。多少無理してでもローンを組んだとしても、次第にお給料も増えてきますので車を保有出来ました。

そのため、「軽自動車なんて安物」「軽自動車なんて車じゃない」といった意識がとても強いのです。

更にはそういった世代でもまだまだ独身の女性もいます。

そうすると、ネット上で「デートで軽自動車なんて考えられない」「女に恥をかかせるのか」という意見が出てきますので、「軽自動車の男はモテない」と錯覚してしまう男性が多いのも決して分からない話ではありません。

現実的な世代ではむしろ…

一方でネットが当たり前になった世代はバブル期を知りませんので、余計なものにお金をかけることを嫌います。

そのため、自動車に対して多少なりとも知識がある場合、「動くなら別に軽自動車で十分」「軽自動車の方がコストパフォーマンスが高いから十分」といったように、軽自動車に対して偏見を持っていない女性も多いのです。

むしろ少し自動車のことを知っていれば、自動車は保有する際にはどうしても税金もかかりますし、高級車で排気量が多ければ多いほど結局は維持費もかかりますので、そんなことで無駄なお金を使うくらいであれば軽自動車で十分との気持ちが強いのです。

そもそも、現実問題だけを考えるのであれば軽自動車であれ他の車であれ、デートの時には二人しか乗らないはずです。

更には高速道路に乗るとしても軽自動車が性能的な面でハンディキャップを感じるシチュエーションは滅多にありません。

ドイツの速度無制限の高速道路（アウトバーン）でも走るのであれば話も変わりますが、日本の道路を走る以上、普通乗用車でも軽自動車でも大して変わらないのが実情です。

つまり、高級車に乗っても結局はその凄さを体感することはそうそうないのです。

車にこだわりを持っている女性であればシートが違うとか、動力がとかエンジン音が…など、軽自動車と高級車の違いにも気付くかもしれませんが、そもそもそのような女性は少数派です。

多くの女性は「乗れれば何でもよい」なのです。

若いとまた話が変わってくる

しかしながら、更に若い女性ともなるとまた話は変わってくるのです。

なぜなら、自動車がお金のかかるものだということを分かっていない点や断片的な情報から「軽自動車は安い」といったイメージを持ってしまっているのです。そのため「デートで来るなら格好良い車で」となるのです。

まだまだ車のことを分かっていない二十歳前後の女性からすれば、安いよりも高い方が良いに決まっていますので、軽自動車よりも格好良い輸入車に乗っている人の方が格好良く見えるのは当たり前の話です。

コストパフォーマンスという点を意識することがないまだまだ実家暮らしの若い女の子からすれば、お金の問題ではないのです。

ブランド物のバッグを持つ感覚同様、車も高級な方が良いと考えているのです。

現実を知らないからこその無邪気な願望なので、いろいろと覚えてくると「それなら軽自動車でいいじゃん」となる可能性もありますが、断片的な情報だけでどうしても「軽自動車は安い」とのイメージを持っているケースが多いので、その世代とのデートで軽自動車に乗っていくと、ともすれば「軽自動車か」と言われる可能性もあるでしょう。

相手との距離感にもよる

相手との距離感によるのも言うまでもありません。

例えばですが、初デートでまだまだ相手のことを知らない中で軽自動車で迎えに行った時、女性が思うのは「軽自動車か」よりも「車が狭い」というものです。

普通車であれば助手席に乗ったとしてもある程度距離感を保てるので安心なのですが、軽自動車は物理的に普通乗用車よりは狭いので、二人の距離もどうしても密着しがちです。

運転席がフラットの場合、助手席の相手と遮るものが何もありませんので、まだまだ慣れていない相手との時間なのに、そこそこの密着感が生まれるので抵抗感がある女性も多いです。

但し、この問題は普通乗用車でも2ドアで狭いタイプの車でも感じますので、「軽自動車だから」ではなく「狭い車だから」と警戒心を持たれてしまう可能性もあります。

但し何度もデートして距離感が縮まっていけばそういったことなど気にしなくなります。

むしろ恋人同士になれれば距離が近い方が良いと感じる可能性もありますので、「軽自動車だからモテない」とは、一概には言えないでしょう。

見栄っ張りな女性には注意

つまるところ、軽自動車に乗っている男性が嫌だという女性は見栄の問題がとても大きいのです。

先にもお伝えした通り、日本国内の道路で軽自動車で困るような道はありません。

むしろ狭い道であれば軽自動車の方が小回りが良いくらいですし、小さい方が運転しやすいのも事実なので、お金持ちでも年齢と共に小さな車を…と考えるようになるケースもあるほど。

それこそ一人でふらっとどこかに買い物に行くのであれば、大きな高級車よりも軽自動車の方が断然楽なのは間違いありません。

ですが、女性としては男性相手に多少なりとも夢を見たい部分もありますので、見栄っ張りな女性からすれば軽自動車で迎えに来られて幻滅するというケースも出てくるでしょう。

そのような女性の場合、軽自動車だけではなく二人で入る飲食店など、すべての面に於いてそういったことが求められるかと思いますので、自動車だけではなく、その他の面でもどうしてもいろいろな形でお金のかかるデートを強いられることになります。

記念のナンバープレートで誤魔化せるかも？

軽自動車は嫌だという女性や、露骨に嫌がっている訳ではないものの、でも軽自動車よりは普通乗用車の方が良いんじゃないかと思っている女性など、やはり軽自動車は普通乗用車よりもどうしても下に見られてしまいがちです。

ですが、そもそも自動車に対して興味のない女性が一目で「軽自動車だ」と分かるものなのでしょうか？実はこれは、多くの女性が形や車種で判断しているのではなく、黄色いナンバープレートで判断しているのです。

黄色いナンバープレートは軽自動車のものです。普通乗用車であれば白いナンバープレートになりますので、車種や形状で判断しているのではなく、単純にナンバープレートの色だけで判断している女性は多いのです。そこでお勧めが記念のナンバープレートです。

東京五輪、ご当地、そしてラグビーワールドカップ。これらの記念ナンバープレートは白です。

少しお金はかかりますが、一度申請する時にかかるだけで、白いナンバープレートだからといって特別維持費がかかる訳ではありません。

そして、この白いナンバープレートは実は軽自動車でも申請可能なのです。

そのため、これらの記念ナンバープレートを申請して取り換えれば、軽自動車であっても白いナンバープレートを装着出来るのです。

車に詳しい女性であれば「軽自動車なのに白いナンバープレートじゃん」と看過するでしょう。

ですが現実的にはそのような女性は少数派です。多くが白いナンバプレートを見て「軽自動車じゃないんだ」と思うでしょう。

この制度を上手く活用してみることによって、軽自動車への偏見を軽減出来るのではないでしょうか。

デートの時だけ見栄を張る？

それでも軽自動車だとどうしても変な目で見られてしまうのではないかと思うのであれば、レンタカーがありますのでそちらを利用してみるのも手でしょう。

もちろんそれを「自分の車」などと嘘を付くのは論外ですが、とりあえず初デートの時にはレンタカーでも借りて相手の反応を見てみるのも良いでしょう。

ここまでいろいろと述べたのですが、女の子がどれだけ車に対して興味を持っているのかは人それぞれです。

親や元カレの影響によって車にやたらと詳しい女の子もいます。

一方では実家に車もなければ、それまでの彼も車に興味がなかったので車に関して何も思っていない女の子が居るのも事実です。

そのような女の子であれば軽自動車であったとしても何も言われることはないでしょう。

ですがこれもどのような相手なのか次第になりますので、いきなり軽自動車で迎えに行って引かれるのかもしれない…と思うのであれば、初回はレンタカーで相手が車に対してどれだけのこだわりを持っているのかをチェックしてみるのも悪くはないでしょう。

結局車はあんまり関係ない？

結論から言えば、軽自動車が理由で「モテない」ということにはならないでしょう。

軽自動車だから急に相手の態度がよそよそしくなった場合、軽自動車が理由なのではなく、何かしら思っていた中で軽自動車によってダメ押しを受けたのであって、たとえどのような車に乗っていたとしてもその後、上手く関係を築けない可能性の方が高いです。

かつてであれば車はステータスでしたので、どのような車に乗っているのかによってある程度の経済力が見えたのも事実ですが、車だけで露骨にそのような反応をする女性の方が珍しい時代なので、軽自動車だからモテないとか、高級輸入車だからモテるといったことの方が珍しい話です。

それならば、あんまり意識せずにいた方が良いでしょう。

むしろ軽自動車だからと嫌な顔をされるような場合、今後も軽自動車だけではなく、見栄っ張りな部分がとっても強まりますので車以外でも苦労させられることが多いでしょう。

そういった女の子のワガママに応えられるだけの経済力があるのであれば良いのですが、もしもそれだけの経済力がないのであれば、自分から願い下げするくらいの気持ちでいても良いでしょうね。

車のせいにするくらいであれば…

軽自動車を保有している男性で、これまで失恋した経験があるとどうしても「軽自動車だったからなんじゃないか」と思ってしまうかもしれません。

あまり車にこだわりはないとしても、やはり軽自動車があんまり好ましいものではなかったのではないか…そのような思いから、軽自動車ではモテないんだなと思わされた、あるいは軽自動車はやっぱりダメだなと実感している男性もいるかもしれませんが、軽自動車だから降られたのではなく、そのような卑屈な気持ちこそ、失恋の原因だと知るべきです。

軽自動車を保有していることなど何も気にせずに、目の前の女の子と楽しむ気持ちこそ、大切なのです。

先にもお伝えしましたが、そもそも国内では軽自動車と普通乗用車のスペックの違いを如実に感じることなどそうそうありません。

それでも「軽自動車だから…」と気にしてしまう人は、軽自動車が原因なのではなく、コンプレックスを持っている自分が所有しているということで軽自動車に対してより大きな引け目になってしまっているのです。

しかしながら、軽自動車に乗りつつもモテている男性だっているのです。

つまりは軽自動車だからモテるとかモテないとかは実際には大した問題ではないので、持っている車を気にしてあれこれ考えるくらいであれば、車ではなく、女の子を楽しませるためにはどういったことが必要なのかを考えた方が断然建設的です。

その点をより意識してみるとよいのではないでしょうか。高級車で迎えに来てくれるよりも、車内で優しい雰囲気を作ってくれる男性の方がモテるものです。

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