迷走するのは今日でおしまい!あなたの婚活が上手く行かない理由を徹底分析
何事も客観的に分析できれば突破口は自然と見えてきます。
でも、私たちは人間ですから、時に事実よりも根拠のない感情に支配されてしまう時がありますよね。
婚活をしていると、尚更コントロールできない気持ちが湧きあがってしまうものです。
例えば、お見合いをして3回連続フラれてしまったら…と想像してみてください。
もし同じ内容で友達から相談を受けたら「そんなのたまたま!気にしちゃダメだよ~」なんて笑顔で励ましてあげられるでしょうが、自身のこととなると一転して「結婚どころか恋愛すら一生無理…」と悲観的になってしまう人たちは、少数派ではないはず。
これって正に周りが見えていない状態ですよね。
このページでは、ネガティブな感情に支配された時の対処法を紹介します。
そして、あなたの婚活が上手くいかない理由を、一緒に分析し、次の出会いに備えましょう。
目次
事実はひとつだけど、真実はいっぱい!ネガティブになる仕組みを知れば失敗は怖くない
Q「真実」と「事実」の違いを答えられますか?
この質問に答えられない人は、ネガティブな感情を引き寄せやすい人だと言えます。
辞書でこの2つの言葉を調べてみると、こう書かれていました。
事実→実際に存在する事柄
真実→嘘偽りのないこと、本当のこと
例を挙げて、もう少し詳しく説明すると…
ポジティブな人は、自分の身に降りかかった出来事を事実としては受け止めますが、真実としては楽観的に捉えていることが多いです。
対してネガティブな人は、事実と真実がごっちゃになってしまい、自分の中で湧きあがっている感情が全てだと思い込んでしまうのです。
事実は誰から見ても同じですし、ひとつしかありませんが、真実は人それぞれ。
真実には、その時の気持ちや性格が大きく関係しているために、無限大の解釈があります。
お見合いで3回連続お断りされた
・一生結婚できないかも→このままずっと断られ続けるのかという怖い想像が渦巻いている
・ま、いっか!次に期待しよう→既に次を考えている
・今日のご飯は何にしようかなぁ→何も考えていない
・お断りされたのは何故だろう?→断られた理由を分析したいと思っている etc.
婚活が上手くいかないと悩んでいるあなたに、突き詰めて欲しいのは「事実に対してのポジティブな分析」です。
これが出来るようになると、ネガティブな感情に押しつぶされない健康な心を取り戻せます。
失敗に学べ!婚活が上手くいかない理由を分析してみよう
婚活で上手くいかないと感じたということは、何かしらの出来事があったはず。ここでは、よくある失敗談をピックアップし、ひとつひとつ分析していきます。
思い当たる項目があれば、自分はどうだったかなと振り返ってみてください。
①積極的に会話を盛り上げているのに、いつも振られてしまうAさん
どうにか楽しい時間を過ごしてもらおうと、とにかく沈黙にならないように話のネタを提供した。退屈させたつもりはなかったし、当然色んな話をしたけれど、振られ記録を更新中。
【分析】努力の方向性を確認してみる
話のネタを提供するのは良いことですが、問題なのはどういった努力をして会話をしてきたのか…です。
会話のキャッチボールをしようと心がけているのなら、このまま努力を続けていけば、コツも掴めていくでしょう。
でも、Aさんからの一方通行な話でその場を持たせていたとしたら、お相手からするとかなりキツイ時間になっていたでしょう。
また「お相手は皆無口だった」ということですが、それも本当のところはどうだったのか気になります。
Aさんが間髪いれずに話し続けたせいで、お相手の人は話をする機会を失っていたかもしれません。
【改善策】間を作ろう
沈黙が怖い、自分がこの場を盛り上げないと!と思っている人は、一方通行な会話になりやすいです。
周りからは、せっかちさんだと思われているでしょう。
そんなあなたにやって欲しいのは、間を作ることです。
人とのコミュニケーションは、話を途切らせないようにとにかくしゃべるのではなく、心地の良い間…こそが大切なんです。
間は、相手の話を聞き終わった後に、あなたなりにその内容を噛み砕いてから、思った事を口にするまでの時間です。
そして「あなたのお話をちゃんと聞いていますよ」という無言のメッセージになっているということも重要なポイント!
間が怖くて話し続けるという行為は、返って自分自身をピンチに追い込んでいることを自覚しなくてはいけません。
口下手な相手を目の前にした時は、自分ばかり口を開くのではなく「あなたに関心があります!」「あなたの話をもっと聞きたいです!」という気持ちを表に出すように心がけてください。
そして、沈黙の中でも焦らないスキルを身につけていきましょう。
初めの内は相手の反応の薄さに気まずい思いをするかもしれませんが、間を味方にできれば、相手に安心感を与えられますし、何より楽しい会話のキャッチボールができるようになります。
②メール・LINEで交流し始めると、いつもフェードアウトされるBさん
実際に会ってみると、好感を持ってもらえているという手応えが確かにあったのに、連絡先を交換して電話やLINEでやり取りを始めると、徐々に応答率が下がってしまう。そして、最後には理由も告げられず音信不通になるというのがお決まりのコースとなっている。
唯一ちゃんと別れを告げられた人からは「返信を強要されているみたいで怖い」と言われた経験あり。
返事をくれないから、どうなってるの?と何度か聞いただけなのに…。
【分析】ストーカーめいた関わりをしている可能性あり
気になるのは「返事をもらえないから、何度か連絡した」という部分。
相手から返事をもらっていないのに、どんどんメッセージを送ったために、しつこいと思われてしまったのかも。
特にBさんのように、まだ仲良くなっていない段階でこうした関わりをしてしまうと、敬遠される可能性が高まってしまいます。
【改善策】コミュニケーションツールの怖さも理解しよう
メールやLINEは言うまでもなく、素晴らしいコミュニケーションツールですよね。特にLINEはより気軽にテンポ良く会話ができるので、活用している人はこれからもどんどん増えていくでしょう。
ですが、関係性をしっかりと築けていないなら、使い方には慎重になったほうが良いです。
メールやLINEにもデメリットはありますから。
まずひとつに、顔が見えない・声のトーンが伝わらない為に誤解を招いてしまうことも多いですよね。あなたも少なからず経験があるはず。
また、返信するのが当たり前という感覚があるので、返信がなかったり遅れたりすると、不信感に近い感情を持ってしまうものです。
携帯やPCの普及・進化で、遠くにいる存在をとても身近に感じられるようになりましたが、やっぱり顔を見て話をするのに勝るコミュニケーションはありません。この手間を惜しんでは、深い関係は築けないのです。
出会って間もない内は、メールやLINE=用事がある時だけ…の最小限に留め、内容は簡潔に。返事は気長に待ちましょう。
そしてなるべく早くデートの日取りを決めるのがポイントです。
③両親を紹介しようとすると振られてしまうCさん
お見合いしてからのお付き合いだったので、言うまでもなく結婚を前提としたお付き合いという意味であり、お相手も同じ認識はあった。
そこで話は早いほうが良い…と思い、1回目のデートで早速自分の両親との顔合わせをセッティング。後日そのことを伝えるとお相手は焦るやら怒るやらで、言い合いになってしまい、結果振られてしまった。
確かにデートの予定を勝手に立ててしまったのは反省すべきだけど、結婚前提なんだから両親と会ってとお願いするのはそんなにイケないこと?どうも納得いきません…。
【分析】いくら前提があっても先走り過ぎ
結婚前提だから両親に会ってもらうというのは、何の違和感もありませんが、「1回目のデートで両親と対面」と「承諾なしにセッティング」は絶対にやってはいけないことです。
いくら結婚前提であっても、お互いのことはこれから知っていく訳ですし、2人の関係を深めていく前に両親を間に入れてしまうのは、かなり先走った行動と言えます。
それに、いくら結婚を意識していたとしても、相手方の両親との対面はすごく緊張するものですし準備もありますから、その辺も配慮してあげる必要がありますよね。
【改善策】どんな前提があろうが、順序を守る
いくら結婚が前提であっても、結婚を焦っていたとしても…。物事には順番がありますから、それをすっ飛ばしてはいけません。
結婚までの道のりを2人で歩んで絆を深めていく過程を大事する事こそが、重要なんです。
両親への紹介はその後でも遅くありません。
結婚したい気持ち、相手を想う気持ち、人生設計等々…。2人の考えが初めからピッタリ重なっている訳がありませんよね。
お付き合い期間は、それぞれの気持ちをピッタリ合わせていく為の時間として過ごしてください。
どんな時でも順序を守っていくことが、信頼関係の土台となります。
④一番だと思える人を探し続けているDさん
誰よりも婚活に励んできたという自負があるし、美容や習い事、教養を深める等、自分磨きも一生懸命にやってきた。
最高の人と結婚するために自分自身が魅力的でなくてはいけないと、これまで努力してきた。
婚活も一番成婚率の高い結婚相談所で、毎月5回はお見合いしているし、スケジュールが空いたら婚活パーティーにも参加するようにしている。
努力の甲斐あってか、恋人がいない時期はほとんどないが、プロポーズされていよいよ結婚か…という段階になると決まって、腰が引けてしまう。
結婚できるチャンスは何度もあったのに、結局こちらからお断りしてしまう…の連続で、自分が悪いとは分かっていながら、結婚に妥協できずに悩んでいる。
【分析】最高の相手探し…がいつの間にかアラ探しになっていた
最高の結婚相手=非の打ちどころがない人物だと思っていると、こうした失敗が起こります。
お付き合いし始めの頃は、新鮮さもあってドキドキ・ワクワクと刺激的だったけど、結婚の話を進める段階になると、相手の事もある程度分かってくるので、一旦気持ちが落ち着きます。
このタイミングで、慎重に考えるあまり、あら探しに走ってしまう女性は結構多いのです。
1の問題を10のように捉えてしまって、今後の結婚生活が不安になり、もっと他に良い人がいるのでは…と考えてしまいます。
【改善策】ひとつひとつのご縁を大切にする
婚活中は、たくさんの出会いがあります。
出会いを重ねていくと、いつか出会えるはずの「一番の男性」に近づいているような気持ちになるでしょう。
ですが、次々と出会いを果たしていたら自分が求める男性が見つかるか?と問われれば、そうとも言い切れないのが婚活の難しい所です。
これから舞い込んでくるご縁は、お断りするのも関係を深めていくのも自由、可能性も無限大ですが、既に失くしてしまったご縁を取り戻すのはとても難しいです。
他に良い相手がいるのでは?という漠然とした気持ちで、今目の前にあるご縁を絶つのはとてももったいないことです。
というか、お相手の問題点が見つかる度に、他を探すのであれば、あなたは結婚に向いているとは言えません。
だって、問題が起こる度に男性を取り替えようとしているんですよ?
どんなに気が合う相手でも、考え方の違いは長くいれば必ず出てくるのが普通なのに、あら探しをしてはご縁を断ち切る…では、結婚生活どころではありません。
巡り合ったひとつのご縁を大切に育てると、充実した婚活ライフが送れます。
完璧な人を求めるのではなく、この人とならどんな荒波も乗り越えていけるという人を探してください。
⑤結婚相手に求める条件が厳しすぎるEさん
私が結婚相手に求める条件は3つ。
年収1,000万以上であること・義両親との同居はしない・子どもは作らない…です。
どれも私の人生設計に必要不可欠なので、諦めることはできませんが、3つの条件に当てはまる男性が見つからず、婚活が難航中です。一体、どうしたら条件に叶う人が見つかるでしょうか。
【分析】こだわり過ぎで婚期を逃すタイプ
結婚に妥協したくない気持ちは分かりますが、条件にこだわり過ぎてしまうと、相手を一人の男性として見れなくなってしまいます。
やっと条件に合った人が見つかったとしても、それだけで結婚が上手くいく保証はどこにもありません。
性格や考え方、何を希望するのか等々、見るべきポイントはいくつもありますから。
条件ありきの婚活をしてしまうと、出会いのチャンスを大幅に削ってしまうのです。
【改善策】条件の幅を広げてみよう
絶対に年収1,000万円じゃないと生活していけないのでしょうか。工夫次第では家族との同居も許せるかもしれませんし、子どももいつか欲しいと切望する日がくるかもしれません。
つまり、あなたが今求めている条件は、今後の人生経験や時間の経過で変わりゆく可能性は十分にあります。
そこで提案したいのは、条件に幅を持たせてみてはどうか?ということ。
・義両親との同居→介護が必要などの特別な事情があったら検討する
・子どもは作らない→結婚後3年は子どもの事は考えずに生活したい
100%条件に見合う人を探すのではなく、できるだけ100%に近づけていこうという考え方ですね。
こうして幅が広がるだけで、あなたの出会いのチャンスも一気に広がります。
⑥出会いに恵まれないFさん
婚活歴としてはまだ半年ほどだが、いい出会いは未だ一度もなくて困っている。
性格が合わなかった、自分勝手な言動が目立った、第一印象からこの人とは合わないなと感じた等、お断りする理由は色々だが、高いお金を払って結婚相談所に登録しているのに、問題のある人ばかりを紹介されてスタッフにも不信感が募っている。
今は、退会して別の結婚相談所へ行ったほうが良いかと真剣に検討しているところだ。
【分析】自分の非はまるで考えていない
本当にお相手側に問題がある可能性もありますが、半年間、真面目に婚活をしていて一度もいい出会いがない…となると、お見合いの失敗を自分以外のせいにしているという線が濃厚です。
話が合わなかったり、不快・気まずい思いをするのは、どちらか一方に原因があるというよりは、お互いに問題があったと捉えるほうが自然ですから。
Fさんは、自身の振る舞いを顧みないことで、出会いに恵まれないという結果を招いています。
【改善策】自分の発言や態度を振り返ろう
必要以上に自分を責めても状況は変えられませんが、問題点を見つけたら反省し次へ進む足がかりにしていく為には、時折、振り返ることは必要。
お見合いが失敗した時は、相性的な部分ももちろんありますが、コミュニケーションに何らかの支障をきたしていた可能性も高いです。
もしかしてあの発言が相手を白けさせてしまったかな?こんな態度では怒っていると勘違いされたかな?など、自分自身に問題がなかったか探ってみてください。
それから周囲にアドバイスも求めるのも手。
Fさんの例で言うと、結婚相談所に登録しているということですから、担当のアドバイザーが色々と意見してくれます。または何でも言い合える仲の良い友達にズバッと言ってもらうのも勉強になります。
お相手の非を探すよりも、自分自身の非を見つけ成長したほうがずっと大きな成長につながるのです。
婚活は時に軌道修正を必要とします。
どんなに頑張っても、頑張り方を間違えていたら、結婚までの道のりが遠ざかる一方です。
ちなみに、今回紹介している失敗談は、婚活歴が長引いて結婚の気配が人の特徴によく似通っている部分があります。…ということはつまり、当てはまる人は婚活が長引く予備軍だということ。
もしも、あなたが失敗続きの婚活をしているのなら、失敗例をいくつも経験したという事ですから、分析してみましょう。
そこに軌道修正のチャンスがきっと隠れているはずです。
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