「脱毛後、赤みが消えない…」どうしたらいいの?
脱毛後に肌トラブルが起こる可能性があることを知っていますか?
ヤケド/赤み/内出血/毛穴の開き/毛のう炎/硬毛化・増毛化 等
これはエステサロンのミス…?と不信感を持ってしまう人がいるかもしれませんが、数日間の肌トラブルは想定内として捉えたほうが良いです。
脱毛は刺激が全くないということではありませんから、照射時に肌に悪影響が出る可能性は十分にあるのです。
肌のコンディションや日頃のスキンケア、アフターケア、体質等によっては、症状が長引く場合もありますが、どこのサロンでも医療機関と連携していますからきちんと対応してくれます。その辺は安心してくださいね。
ただ、そうは言ってもできるだけ早く症状は落ち着かせたいですよね。
このページでは、肌トラブルの中でも赤みが出る症状についてお話します。自宅でのケアをマスターして、トラブル知らずのお肌を作っていきましょう!
【原因】脱毛後に赤みが出るのはどうして?
赤みの正体は炎症です。
脱毛は黒色に反応するという特徴があり、毛根に繰り返し熱を与える事でムダ毛が生えにくくなるという仕組み。
その熱が皮膚にこもってしまうことが原因で、肌が赤くなってしまうのです。
脱毛サロンやクリニックでは、肌への負担を最小限に抑えて施術を行っていますが、完全にゼロにする事はやっぱり難しいです。
毛が再生する組織を壊していくのですから、それはそうですよね。
そしてもうひとつ気になるのが、いつになったら赤みが引くのか?ということですよね。
これに関しては個人差はありますが、3~7日を目安にしておくと良いでしょう。
基本的に自然と治まっていくものなので、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。
ただし、肌のコンディションによっては、症状の悪化を招いたり、新たな肌トラブルを起こしてしまうので、やるべきことはしっかりやっておきましょう!
【対策】赤みが気になったら、こんなケアをしてみよう
①とにかく冷やす!
ヤケドしたらとりあえず冷やしますよね。脱毛後の赤みもヤケドと同じようにケアしていくのが基本です。
赤みが出ているということは、肌が火照っている状態だと思いますので、落ち着くまでしっかり冷やしてください。
また、同時にヒリヒリ感やかゆみの症状も一緒に現れることもが多いですが、冷やすことでこれらの症状も和らげることができます。
②とにかく保湿する!
脱毛エステでは施術後に保湿してくれますが、その1回だけでは当然足りません。
顔以外の脱毛であっても、顔のお手入れをするように丁寧に保湿していきましょう。
・お風呂のすぐ後に、まずはサッとクリームを塗る
・ボディクリームの前にお手頃な大容量化粧水をつけるのもおすすめ
・ニキビができやすい部位にはクリームの使用を控える
高価なアイテムを使う必要はありませんし、たっぷり時間をかけなくても大丈夫。
大切なのは、習慣化させること、そして正しい保湿ケアをすることです。
参考:「保湿ってどうやるの?」本当に肌が潤う6つの方法
③絶対絶対!日焼けはしない
脱毛に通っている間に紫外線を浴びてしまうと、赤くなるどころではない肌トラブルが待っていますし、脱毛の施術スケジュールにも支障をきたしてしまいます。ちょっとの外出でも油断してはいけません!
紫外線対策については、日頃から頑張っていると思います。
ですが、紫外線対策への誤解は非常に多いです。
特に多いのが日焼け止めクリームを塗っておけば大丈夫という誤解です。
日焼け止めに頼り過ぎてしまうと、肌に大きな負担をかけてしまいますし、塗り方にもコツがあります。
パウダーファンデーションやUVカットできる洋服なども活用する、もしもうっかり日焼けしてしまった時の正しいケア方法も知る必要があります。
参考:これが完璧な日焼け対策!あなたの肌を守るためのQ&A
④ハードな運動は控える
運動は健康と美容に最高ですが、脱毛直後の運動はおすすめできません。
理由は2つあります。
・汗をかくことで菌が繁殖するリスクがあるから
汗をかくと内臓の機能がUPしたり、肌の代謝が良くなったりと健康と美容には欠かせませんが、脱毛後の炎症を起こした肌には辛い試練を与えることになってしまいます。
ひとつ目の試練は、汗は脂を含んでいるので、菌が繁殖しやすい環境を作ってしまうということ。脱毛で敏感になっている肌はこの菌達をブロックする力はありません。
ふたつ目の試練は、汗をかいてそのまま放置をしていた場合に訪れます。
皮膚は汗で水分を含んだ状態のままでいると、ふやけてしまいます。長時間お風呂に入ると指先がシワシワになってしまいますよね。あれと同じです。
この皮膚が柔らかい状態は、ダメージを受けやすい…つまり乾燥を招いてしまいます。脱毛で乾燥して、更に運動で乾燥を悪化させてしまうと、赤みだけではなく、様々な肌トラブルを引き起こしてしまいます。
・体温が上がると、赤みをより強めてしまうから
ヤケドした肌を温めるとどうなるかは想像できますよね。より痛みが増しますし、症状も悪化してしまいます。
運動で体温を上昇させてしまうと、赤みの症状はより強く出ます。
赤みを始めとした肌トラブルの症状が強く出ている、または1週間を経過しても治まる気配がない、そんな時は通っている脱毛エステに連絡してください。提携している医療機関を紹介してくれたり、アフターケアに関するアドバイスをもらえます。
敏感肌の人は、1週間を待たなくても、気になったら早めに相談することが大切です。
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