「本当は気付きたくないけれど…」恋愛の引き際はどうやって見極める？

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恋愛論は星の数ほど存在しますが、その人や状況に合った情報を探すのは大変です。

多くの場合、自分の為になる…というよりは、自分に都合が良い情報を優先的に取り入れますから、結果的に役に立っていなかったという場合もあるでしょう。

例えば、恋愛の引き際について。

諦めたくないと願えばどうやったら振り向いてもらえるか調べたくなります。

逆に、諦めたいから誰かに背中を押してもらいたいと思えば、ひとつの恋にすがるリスクや引き際の美学を知りたくなります。

どうしても今の心境を優先してしまいますから、客観的な判断はなかなか難しいのです。

ですが、諦めたくない反面、苦しくて辛い日々を送っているなら、選択肢になくても、引き際について考える時期に差し掛かっているのかもしれません。

辛い恋愛、片思いをしているなら、諦めた先の未来を一度想像してみましょう。

「いくつ当てはまった？」引き際のサイン７個

①折り返しの連絡がこない

連絡がこない、折り返してこないのであれば、恋愛対象として興味がない、もしくはあなたの気持ちを知っているからこそ距離を置いている可能性があります。

相手がマメな性格ではなかったとしても、全く音沙汰ないのは、連絡を取る優先順位が低いと言わざるを得ません。

参考：「失恋から立ち直りたい」なら３ヶ月待とう！やる気の出し方と忘れ方

②デート後に連絡が取れなくなる

①よりも脈がない可能性が強まるのがこのケース。
「デートしよう」となるのは、程度の差こそあれ、相手を知りたいという気持ちがあるからです。

デートが楽しかったとか、もっとあなたを知りたい欲求があれば、次の約束を取り付ける事ができますし、連絡もデート前より増えるのが普通です。

でもそれがないのなら、これ以上の進展は難しいと考えたほうが良さそうです。

③恋愛相談をされる

好きな相手から恋愛相談されるのは、相当なショックを受けます。

あなたが信頼されているからこそ、相談を持ちかけられているとは言え、恋愛対象ではない事も同時にはっきりしてしまいますから。

ただ、この場合の救いは”現時点では…”という意味であって、今後はどうなるか分かりません。

相手の恋を応援して自分は身は引くのか、恋愛対象として意識してもらうためにぶつかっていくか…を選択する必要があります。

④友達を紹介しようとする、もしくは紹介して欲しいと言われる

「彼氏（彼女）がいないなら、友達を紹介するよ」
「誰かいい人いたら紹介してよ」
こんな事を言われたら、②と同様で今は恋愛対象外ということになります。

この場合も、恋愛対象として見てもらうための努力をするか、それ以外の道を選ぶかは、あなた次第です。

⑤好みのタイプが全く当てはまらない

相手に好きなタイプの異性を質問してみて、あなたにはまるで当てはまらない答えが返ってきたら、恋愛対象外です。

あなたを恋愛対象として意識しているのであれば、それとなくアピールしてくるものです。

もしかすると、あなたの気持ちを知っていて牽制するために真逆の事を言っているのかもしれません。

⑥告白したけど返事は曖昧。でも好意的に接してくれる

この場合、恋愛対象ではあると思いますが、キープされている可能性も高まります。

特に、アプローチどころかはっきり告白しているにも拘わらず、はっきりとした返事がないというのは、諦める要素としては十分と言って良いでしょう。

返事はないのに、好意的。

”好意的”の陰に隠れて見えにくいですが、あなたの事を想った行動ではありません。
断りにくいとか、キープとして残しておきたいと言った、相手の都合だけが優先されています。

頑張ればどうにかなるかも…と思ってしまう分、かなり諦めにくい状況ではありますが、続けると苦しい恋になってしまう可能性大です。

⑦友達はみんな反対している

恋は盲目状態になってしまうと、相手にどんなにひどい事をされても、そこには何か意味があると思ってしまったり、それがあの人の愛情表現なんだと、必死でポジティブに受け止めようとします。

いつの日か盲目状態から抜け出せたら、一体何をしていたんだろう…と気付けますが、問題はいつ気付くのかという事ですよね。

ひとつのきっかけとなるのは、複数の友達が揃って反対している時です。

友達は客観的な意見を言ってくれますし、あなたの歪んでしまった思考を指摘してくれますから、ぜひ参考にしてください。

７つの引き際のサインを紹介しましたが、当てはまる項目が多いほどに、手放したほうがあなたの為である可能性は高くなります。

引き際を見失って過ごす期間が長くなればなるほど、あなたの自尊心は低くなり、恋愛だけではなく、生きていく事自体が辛いものになってしまいます。

引いたほうがいいのは分かってるとは感じていて、行動には移せないという事であれば、仮でも良いです。

１カ月は何が何でも連絡を取らないとか、期間を決めて、自分自身を見つめる時間を作ってみるのです。

相手が近くにいると想いが募ってしまいますが、物理的に距離を置くと、意外に気持ちは落ち着くものです。

あなたの人生は恋愛が全てではありません。幸せになるための道をじっくり考えてみましょう。

しっかり失恋できれば、次へ進める

引き際だと思わせる要素は、相手の行動や言動・態度によって用意される事が多いですが、あなた自身で作る事もできます。

最も分かりやすいのは、告白して返事をはっきりもらう…です。

振られると予想ができていて告白するのは相当な勇気が必要ですし、決定的な引き際と言えます。諦めたくない気持ちが強いほどに、終わるのが怖くて仕方ないでしょう。

ですが、はっきり想いを伝えたという事実は、後になって少しずつあなたの心を穏やかなものにしてくれるはずです。

確かに、失恋した直後は、無気力、絶望、悲しみといった辛い感情が押し寄せてきますし、日常生活がままならないくらい落ち込んでしまう人もいます。

でも、こう考えてみてください。

失恋直後の感情が１００として、１年後も２年後も１００のまま維持できる人はまずいません。

失恋すると「時間が解決してくれるよ」というアドバイスを送られたり、送ったりしますが、本当にその通り。

あなたが一日一日生きているだけで、良い感情もそうでない感情も少しずつ風化していきます。だから、安心してぶつかってください。

失恋という分かりやすい引き際を作ることは、未練を断ち切って未来に向かうためにも大切な事です。

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