出会い系サイト「YYC」にサクラは潜んでいるのか？

偽客と書いてサクラと読みます。

もちろん当て字なのでスマホやPCで変換しても出てきませんのでユーザー登録しておいてください。

なぜ偽客にサクラの当て字がついたのかというと、サクラのようにパッと咲いて場を盛り上げ、他の本当の客が夢中になる頃にはパッと散っているから、というのが理由。

昔の人は上手いこと言います。ステルスマーケティングよりもよほど粋ですね。

もっとも、偽客（サクラ）につられる本当の客側に立つと感心ばかりしていられません。とくにYYCを始めとする出会い系サイトは偽客を必要としていないのに勝手に入り込み、出会い以外の目的で使うのですからタチが悪いといえます。

そこで今回は「出会い系サイト「YYC」にサクラは潜んでいるのか？」と題し、老舗の優良出会い系サイトとして定評のあるYYCに潜むサクラもどきと業者について説明します。

1 出会い系サイトのおける「サクラ」とは？
- 1.1 悪徳業者が運営していると思われる出会い系サイトは絶対に出会えない！
- 1.2 YYCのキャッシュバッカーとデリヘル業者は間接的な偽客（サクラ）
2 YYCで偽客（サクラ）を見分ける方法
- 2.1 YYCへ入会と同時に関心を示す機能が届いたら要注意！
- 2.2 ハート多用の女性画像は偽客（サクラ）の可能性大
3 まとめ

出会い系サイトのおける「サクラ」とは？

最初に断っておきますが、出会い系サイト「YYC（ワイワイシー）」側が用意した偽客（サクラ）は存在しません。

偽客（サクラ）の起源は江戸時代にあります。当時、芝居小屋が歌舞伎の舞台を盛り上げるために、木戸銭をタダにする代わりに役者へ声を掛けるという演出が始まり。その後、露天商や的屋などが商売の売り上げを増やすために偽客（サクラ）を雇ったという経緯があります。

したがって本来の偽客（サクラ）は運営側と結託していることが条件となります。

最近ではマクドナルドがクォーターパウンダー販売開始時に大阪心斎橋近くの店舗で3000人の行列を作ったとか、ファミリーレストラン新装開店時には窓際に偽客（サクラ）を座らせるなど、現在も盛んに行われており、ネットの世界ではサクラのステマが当たり前のように横行しています。

では、出会い系サイトはどのような状況になっているのでしょうか？

悪徳業者が運営していると思われる出会い系サイトは絶対に出会えない！

出会い系サイトは前述したYYCを始めとする老舗の優良サイトと偽客（サクラ）しかいない悪徳業者の2タイプに大きく分かれています。

悪徳業者は出会い系サイト運営において必要なインターネット異性紹介事業の認可を受けていません。では完全に違法なのかというとそうではなく、悪徳業者は利用規約に「当サイトを通じて異性が実際に出会うのは禁じています」とか「当サイトは出会い系サイトではありません」などと記述しており、出会い系規制法から逃れる手段を取っています。

つまり実際には「出会えない」のに、出会い系サイトを装っているのです。

訴求対象は男性になりますが、女性がいなければ課金を取ることができず商売になりません。そこで偽客（サクラ）の登場となるわけですね。

出会い系サイトを装っている悪徳業者の偽客（サクラ）は強烈です。入会と同時に大量のメールが女性会員から舞い込みますが、その内容はすぐにセックスすることを連想させる内容ばかり。もっとも、これは実際に女性が送っているわけではなく、用意されたテンプレメールなのですから悪質度合いも際限がありません。

悪質業者の出会い系サイトに登録するとロクなことがありません。たとえ偽客のメッセージに返事を出さず課金を取られなかったとしてもメールアドレスを取得されて迷惑メールが毎日、山のように届きます。遊び気分でも登録しない方が賢明です。

YYCのキャッシュバッカーとデリヘル業者は間接的な偽客（サクラ）

老舗の優良出会い系YYCには偽客（サクラ）がいない、と前述しました。

確かにYYC側と結託している偽客はいないのですが、じつはYYCには女性専用のキャッシュバックシステムがあり、これを目的とした通称メールレディが存在するのです。YYCは女性会員と結託して偽客にすることはありませんが、男性会員の気を惹かせるための巧みな戦略を取っているともいえます。

つまりメールレディは自主的な偽客になるわけですね。ネットの中にはあえて「YYCでキャッシュバッカーになれば遊びながら稼げる！」なんてサイトもあるくらいです。

YYCのキャッシュバックシステムは男性にメール1通送信すると3マイル、投稿を見られると3マイルつきます。このマイルは換金することはできないものの、楽天のスーパーポイントやEdyに変換することができるので、貯まれば実際に買い物ができるようになります。

3000マイル貯めると1200ポイント（1200円）に変換できます。

メールの送信だけで計算すると、YYCで3000回メールを送らなければ1200円相当になりません。男性側から考えるとかなりの労力が必要で、そこまでしてマイルを貯めたいのかと思いますが、やはりメールレディを進んでやるような女性はセコいと言われようとも、男性よりもお金の方が好きなので続けられるのでしょう。

メールレディと並んで厄介なのがYYCのデリヘル派遣業者です。

YYCは最近、男女ともに出会い系サイト初心者でも恋活や婚活に利用しやすいようにアダルト色を排除しています。

しかし、それでもデリヘル派遣業者は一般女性を装って会員登録し、とくに新規登録した男性会員を目当てにメッセージを送りつけてきます。

厳密に言うとデリヘル業者はサクラには該当しませんが偽客であることは確かです。YYCはデリヘル派遣業者を発見すると即刻強制退会させますが、すぐに新しいYYCのアカウントを取得するのでイタチごっこを繰り返しているのが実情です。

YYC公式へ（18禁）

YYCで偽客（サクラ）を見分ける方法

YYCのメールレディは実際に出会える可能性が極端に低く、デリヘル派遣業者は確実に出会えますが発展性がなく費用が発生します。どちらもYYCの男性会員にとってあまり嬉しくない偽客（サクラ）ですね。

せっかく女性と出会えた、と思った矢先にサクラだと判明するとYYCを使いたい気持ちも失せてきます。

YYCはけっして偽客ばかりというわけではなく、実際には男女会員ともに恋活や婚活のために登録している人が大多数で、メールレディやデリヘル業者はわずかしかいません。そのわずかな邪魔者のために出会いのチャンスを諦めてしまうのはもったいない話です。

逆に言えば、YYCの偽客（サクラ）を回避すれば出会いのチャンスは確実に広がるということになります。

偽客回避の方法はとても簡単。メールレディやデリヘル業者を判別し、それらの女性から来たメールだけでなく、関心を引くさまざまな機能を無視すればいいのです。

YYCへ入会と同時に関心を示す機能が届いたら要注意！

YYCには異性のプロフィールや掲示板を見て気に入った時、すぐにメールを出すのは気が引けるというユーザーのために関心を持っていることを伝える機能がいくつも揃っています。

「いいね！」や「あしあと」「タイプ」、さらに一歩進んだ「ウィンク」がありますが、これらが入会と同時や久しぶりにログインした時に送られてきたら要注意、ほとんどが偽客（サクラ）だと思って間違いありません。

YYCなど出会い系サイトに登録する男性のほとんどは彼女がいないという前提ですね。

その男性が入会と同時に、しかも複数の女性から好意を持たれるなんてことがあり得ると思うでしょうか？よほどイケメンでお金持ち、一流企業に勤めているとか親が富裕層だとか、そんな理由でない限り、いきなり複数女性から好意を持たれることはありません。もっとも、そんな男性はあえてYYCに登録しなくても周囲には女性がたくさんいるはずですけれど。

したがって、入会と同時あるいは久々のログインで大量のメッセージ機能が届いた時は一切無視した方が無難です。

とはいっても、女性から痕跡を残されると嬉しくなるのが男性の性（さが）で、女性経験の少ない男性ほど偽客（サクラ）に引っかかりやすいのも事実。

そんな男性はメールを送る前に冷静になって、まずは相手のプロフィールを見てください。続いては画像で偽客（サクラ）の判別方法を説明します。